ようやく一つの仕事が片付きながらも次の案件をガリガリとやりつつの日々ですが、とにかくこの夏はお盆も何もなく、ひたすらコンピュータとにらめっこ状態でした。

特に客先で詰めて仕事している時は椅子もパソコンも有り物でやらねばならないアウェイゲームであり、コンピューター系の会社ではない分、そういった環境に配慮されることもないので、必然的に腰痛と肩こりと眼精疲労が Max Heart な状態になるわけです。

こういうことに慣れてるといえば慣れているのですが、慣れてると言っても辛いことには変わりありません。東京在住時代は良い整体師さんが近くにいたので、治療費が高くて通えなくても完全にダメだ〜な時にはお金で解決はできたのですが、最近はなかなか良いところがなくて大変です。

と思っていたところ、ふと、こんな記事↓を目にしました。

家電製品ミニレビュー - 痛すぎるのに気持ちいい!! 5,000円台で買える全身マッサージャー - 家電Watch

商品はコチラ。



普段なら「こんなもんが俺の身体に効くはずもないし、安かろう悪かろうかもしれんしなぁ」などと思ってしまうのですが、腰痛も肩こり(というか首こり)も眼精疲労も目一杯な状態が続いていましたので、

「ちょっとでもマシになるかもなら、ダメ元で買ってみるか。5千円台ならダメでも諦めがつくだろ」

と思って購入しました。

結論から言うと、

全身マッサージャーは言い過ぎ、使える部位も効果も限られるが
もみ圧はなかなか強いし、5千円台でこれなら買って良かった!


という感じで、実際に日々使っていて愛用しています

ただ、

好みと使う環境に大きく左右される商品


であることは間違いないので、そのあたりの注意点も含めて、以下に簡単な感想を記しておきます。



商品は↓こんなのです。

MomiTimePro1


椅子の上に載せてあり、大きさ比較のために iPad Air を置いてあります。真ん中に揉み玉があるヤジロベエみたいな感じでしょうか。まっすぐに伸ばすと約 1m で、幅は場所に依りますが十数cm〜20cm くらいです。左右の部分を曲げて首や腰、足に当てて使うわけです。



こういったハンディマッサージ製品では一般的な構造なのですが、それゆえによく言われるのが、

「マッサージする時にはマッサージ機を両手で持って自分で患部に押さえつけるのが面倒、疲れる」

というもの。製品写真などを見れば確かにそういう使い方が正当なので、その意見ももっともです。

もっとも個人的には、首を除き、

「椅子に座って背もたれに寄りかかったり、ベッドで横になって、自重で自然とマッサージ機に身体を押し付ける体制にすれば面倒でも疲れもしない」

と思っているので、私はそこまで面倒とか疲れるということは感じていません。

MomiTimePro3


椅子にこんな感じで置いて寄りかかりながら腰をマッサージしていたり、脹ら脛などの足をやる時はベッドで寝ながらこのマッサージャーに足を載せるというやり方でやっています。

このやり方が良い使い方かどうか分かりませんから、勧めもしないし、保証もしませんが。

ただ、椅子に寄りかかって自重に頼る場合、首とか背中の上の方をやるには背もたれの高い椅子がないと無理ですし、その他にも

  • もみの幅が変えられないので、凝っているツボや筋にうまくフィットしきれないことは間々ある

  • もみ圧も変えられない(もみの速度は二段階あるが、変化は微妙)

  • マッサージチェアのように勝手にもみの位置が移動してくれるわけではないので、ずっと同じところをやることになるので、自分で動かしてもみの位置を変えてやる必要がある

  • 首などを部位によっては、自分の腕で両端を掴んでマッサージ器を揉みたい部分に押しつけないともみ圧が強くならない場合もある

  • 構造上当たり前だが、足は両足同時にできずに片足ずつというのはちょっと辛いし、時間がかかる

  • AC アダプターから本体までのコードは 1m くらいあって、コンセントより少し離れていても使えるが、電源コードを本体に差し込むプラグ部分が抜けやすい


といった欠点・難点はあります。

MomiTimePro4
(使用説明書から)


もみの幅が変えられないこともあって、肩はどうやってもダメでした。苦労してやるほど益はないので諦めました。ただ、首はそれなりに揉めるので、肩凝り軽減に効果はあります。

(首を揉まれるのが苦手な人はダメでしょうが、コンピューターと睨めっこしすぎて凝りが酷くなるとむしろ首にくるので、私には悪くないです)

また、首の下、肩甲骨の内側をコリコリやって欲しいと思ってもできません。このあたりは

あくまでハンディタイプの制約


があります。

MomiTimePro5
(コントロールできるのは、もみ速度、ヒーター機能、振動機能の3つ)


5千円台で買えるハンディマッサージャーと割り切って買えるかどうか、高望みしないかどうかが、買ってからの納得感、満足感を左右すると思います。

また、もみ圧の強さが変えられるわけではないので、もみ圧が強いのは困る人、とにかくお任せでやりたい人は無理でしょう。
この手のマッサージャーでは当たり前ですが、

ある程度自分で工夫して使う必要はある


という印象ですね。

ただ、個人的にはもみ圧がそれなりに強いので気に入ったというのはあります。肩凝り&腰痛持ちですから、首や腰はよくやっていますが、それより脹ら脛がしょっちゅう張っているので、朝起きた時や寝る前に脹ら脛をマッサージにするのに愛用しています。

この手の商品は安易に他人へ勧めることはできませんので、特にお薦めとかではないのですが、個人的にはなかなか気に入りました。今後どれだけ使えるかにもよりますが、コストパフォーマンスは悪くなかったと思っています。

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