X-T1 を買ってから稼働率が激減したので、愛着を感じつつも売却しようと思った X-E2。それでも旅先などに Xマウント一式を持っていった場合には 2台使いが便利だと思い直して、しばらくまた手元に置いておくことにしたことを前回書きました。
■ X-E2を売ろうと思っていたけれど今後も2台体制で 〜キャンペーン中でもあるし、X-E2と8ヶ月の感想を改めて【前編】
X-E2 そのものに関しては以前も書いたとおり、個人的には X-T1 より愛着があるというか、気に入っている部分も少なくありません。絶対的な性能、機能では X-T1 に軍配が上がるのは言う間でもないですが(値段も違うしね)、バランスの良さを感じるところがあります。
それに何度も言っているように、富士フイルム機というのは(特徴ゆえのコスト高があったとしても)値頃感ゼロ、はっきり言って高いし、販売値段がなかなか下がらないので、今回の2万円キャンペーンは魅力。
これでようやく値段と中身のバランスが取れる感じもあるので、気になっているという奇特な人がいるなら良いタイミングかもしれません。
■ Xシリーズ夏のキャッシュバックキャンペーン | 富士フイルム
それに X-E2 だけでなく、前回コメントいただいたように、安くなっている富士フイルムのフラッグシップ機である X-Pro1 が8万円前後で売られていることを思えば、X-Pro1 が6万円前後で買えるわけですから、これはかなり魅力です。
光学ファインダーと EVF のハイブリッドファインダーという唯一無二の特徴をもって、見た目カメラ、雰囲気カメラとしては最上ですし、画質も富士フイルム現行機 X-E2、X-T1 と大差ありませんから(ある意味3年近く画質的にはあまり変わっていないとも言えますが)、この実質価格は魅力的です。
(おかげで8万前後で売られている店の X-Pro1 はあちこち捌けていっているようですが…)
ハイブリッドファインダー搭載の X-Pro1 はどうしてもボディが大きくなりますが、EVF のみの X-E2 はそこそこコンパクトなボディサイズで、富士フイルム機最初の一台としてはベストチョイスなのではないかな、と思います。
前回記事で書いたように、上位機を買ったとしてもサブ機として使っても画質面で差がないのも良いです。まぁ操作性については富士フイルムらしく機種間で全く統一が取れていませんが……
■ X-E2を売ろうと思っていたけれど今後も2台体制で 〜キャンペーン中でもあるし、X-E2と8ヶ月の感想を改めて【前編】
X-E2 そのものに関しては以前も書いたとおり、個人的には X-T1 より愛着があるというか、気に入っている部分も少なくありません。絶対的な性能、機能では X-T1 に軍配が上がるのは言う間でもないですが(値段も違うしね)、バランスの良さを感じるところがあります。
それに何度も言っているように、富士フイルム機というのは(特徴ゆえのコスト高があったとしても)値頃感ゼロ、はっきり言って高いし、販売値段がなかなか下がらないので、今回の2万円キャンペーンは魅力。
これでようやく値段と中身のバランスが取れる感じもあるので、気になっているという奇特な人がいるなら良いタイミングかもしれません。
■ Xシリーズ夏のキャッシュバックキャンペーン | 富士フイルム
それに X-E2 だけでなく、前回コメントいただいたように、安くなっている富士フイルムのフラッグシップ機である X-Pro1 が8万円前後で売られていることを思えば、X-Pro1 が6万円前後で買えるわけですから、これはかなり魅力です。
光学ファインダーと EVF のハイブリッドファインダーという唯一無二の特徴をもって、見た目カメラ、雰囲気カメラとしては最上ですし、画質も富士フイルム現行機 X-E2、X-T1 と大差ありませんから(ある意味3年近く画質的にはあまり変わっていないとも言えますが)、この実質価格は魅力的です。
(おかげで8万前後で売られている店の X-Pro1 はあちこち捌けていっているようですが…)
ハイブリッドファインダー搭載の X-Pro1 はどうしてもボディが大きくなりますが、EVF のみの X-E2 はそこそこコンパクトなボディサイズで、富士フイルム機最初の一台としてはベストチョイスなのではないかな、と思います。
前回記事で書いたように、上位機を買ったとしてもサブ機として使っても画質面で差がないのも良いです。まぁ操作性については富士フイルムらしく機種間で全く統一が取れていませんが……
正直言って富士フイルム機を買う人、今から X-E2 を買おうと思っている人は、画質や色、もしくは単焦点レンズ群の魅力に惚れて検討している人でしょうから、ウンコブログで今さらどうこう言う人はないと思います。
もっとも、ミラーレス用マウントとしてはレンズ、単焦点レンズが豊富といっても、100mm オーバーの望遠系は全くレンズが揃ってないですから、あくまで広角〜中望遠域までの話ですし、
というのはあります。やっぱり X-E1/E2 クラスはキットズームの XF18-55mm や単焦点レンズ群でも XF14mm、XF18mm、XF27mm、XF35mm といったレンズが似合いますね。
XF55-200mm や XF23mm F1.4 R だと X-T1 をバランスが微妙で使いたくなります。レンズ鏡胴がはみだして三脚へ据える時に干渉することもありますしね。
また、同じ EVF 内蔵の NEX-6/7、α6000 や E-M10 と比べると多少大きく、野暮ったいところもありますし、ホールディングも NEX と比べるとデカい割にはイマイチ、後付けのグリップもかなり微妙…とか思えば、私自身、富士機というのは「割高でも買いたい人が買う」カメラであり、迷うくらいなら再検討したら?と思うくらいです。
(そういったカメラがいつまで続くかは疑問だけど)
X-E2 は X-T1 という最上位機種が直後に発表されてしまったがゆえに、ちょっと過小評価というか陰に隠れまくっていますが、EVF は NEX、α6000 や E-M5/10 といったライバル機にひけは取りませんし、高感度性能はミラーレス機トップクラスです。
AF / 連写性能についてはスペック上 X-T1 の方が上ですが、正直なところ実際の動体撮影能力にどこまで差があるかなぁ…というのが両方を使って(というより、それに期待して X-T1 を買ってみて)の私自身の実感ですから、そこに実戦で有意に思えるほどの差は感じていません。
X-E2 も X-T1 も動体相手の AF-C は微妙すぎて、AF-S で置きピン撮影以外はちょっと…というのは変わらないので、その点について X-E2 より X-T1 を期待するのは無駄といっても良いでしょう。20万近くはたいて得られた結論 :-)
縦グリップも確かにあると便利なこともありますが、以前も書いたように X-T1 の縦グリップは前後ダイアルがあるのに、その前後ダイアルで露出補正もシャッター速度変更もできないマヌケ仕様なので、2万5千円もするわりにはイマイチ使えない縦グリップです。
EOS では縦グリップを外すことはない(or 外れない)私ですが、X-T1 は使うにつれ、縦グリップを付けることがなくなってしまいました。そして X-E1/E2 で縦グリップ・オプションがないことに多少不満を感じていたのもなくなりました(諦めたとも言う ^^;)。
縦グリップのグリップ形状そのものはお気に入りなのですが、ちょっと露出補正をしようと思ったら手を伸ばして軍艦部へ、シャッター速度や ISO 変更しようと思ったら手を伸ばして…とやっていると、縦グリップ無しでボディを立ててるのと同じじゃん、と思ってしまうんですよねぇ。
(富士フイルム機はレンズの絞りも軍艦部の露出補正/シャッター速度その他のダイアルは全て電子式であり、スマホのリモコンアプリから各種露出操作できるくらいなので、縦グリップの前後ダイアルで露出補正やシャッター速度調整などをやろうと思ったらできるはずなのですけどねぇ)
というようなこともあって、X-E2 → X-T1 で期待した幾つかの項目のうち、AF/連写性能や縦グリップについては「別に X-E2 でも変わらなかったなー」と思っています。
一般的に、下位ボディ機と上位機は画質的には差がなくても撮れる範囲に差が出るものですが(画質差はむしろレンズの上下でしょう)、
ので、宣伝文句ではどうであれ、そのあたりで X-T1 を選ぶ理由はないかなぁ、と両方使っていて思います。
ただ、X-E2 で一番残念であり、X-T1 にあって便利な機能は
に尽きます。これも散々言っていますが、半年経とうが、8ヶ月経とうが、不便ですね。
X-E2 に対する一番の不満点ですし、他メーカー同クラスのモデルと比べて「高いのに付いてないの?」と思われてもしゃーないだろうなー、と思うし、友人知人から相談されて薦めることがない理由の一つでもあります。
画質の差、色の差はあれど、普通に使っていてそういった部分の “好みの差” よりもバリアングルモニターの有無の方がずっと重要だと思いますしね。そこが判ってないからこそ、マスに売れないんでしょうけど。
また、EVF については前述のとおり他メーカー同クラスのモデルと比べて全く見劣りしませんが、
になるのはホント不満です。光線状態によって EVF/LCD 切り替えのアイセンサーが全く機能せず、EVF を覗いていても背面液晶でライブビューになるのは辛いですね。
似たようなアイピースの NEX-7 の時とは比べものにならないくらいストレスが溜まるので、このあたりも富士フイルムの作り込みの甘さを感じますね。
X-E2 の EVF は X-T1 と比べると確かに見劣りしますが、ファインダー倍率(大きさ)の差はあれど EVF 解像度は変わらないので(見やすさ、疲れやすさに差があれど)しっかり撮っていると一見の差ほどの違いはありません。
ただ、X-T1 では撮影情報を表示していてもライブビュー画像と文字情報がかぶらない仕様が良いので、X-E2 で EVF 内の情報表示オンオフを切り替えて撮影するのが X-T1 ではその必要がないのが良いですね。
(X-T1 を縦持ちしたら EVF も縦表示になる、というのを特長として挙げていて、高く評価しているレビュー記事も散見しましたが、正直あれは善し悪しだし、EVF が縦表示になるなら十字キーのキーアサインも90度変えるべきだし、何よりフォーカスエリアの記憶も縦横別にしろ、と言いたい)
まあ、X-E2 と X-T1 の十字ボタン周りのボタンアサインの違いもそうですが、X-E2 でもファームウェア・アップデートでできることはあってもやらんのだろうなぁ、と思うことは多いですね。昔は期待していましたが、今はそんな気持ちもありません。
操作性を機種ごとにコロコロと変えて、それが必ずしも改善だけではなく斜め上に進んだり、時には「本気でこれが使いやすいと思ってるの?」と思う方向になったりするのを見ていると、富士フイルムにデジタル操作性の良さを望むのは無理だと思うので、そこは割り切るしかありませんね。
つーか、アナログダイアルがあれば操作性が良いとか言う間抜けな風潮は、いい加減何とかして欲しいのですけれども。
ところで、画質は X-T1 と同じ、と前回記事でも今回記事でも言ってきましたが、厳密に言うと
というのがあります。
順光だと X-E2 でも EVF の見え方やヒストグラムどおりに撮影されるのですが、逆光・半逆光だと X-E2 は撮影前の EVF の見え方(ヒストグラム)と撮影画像に露出差があることが多いです。この点は X-T1 だと比較的見た目どおりです。
X-T1 と X-E2 の両方を併用していて一番戸惑うのは、X-E2 の十字右ボタンに割り当てがないことと、光線状態によっては X-E2 の EVF の見え方と露出に差があることですね(X-T1 が良好だけに)。
X-E2 だけなら慣れの問題ですが、DR100 にしていても逆光時の露出の取り方は癖があるので、そこは気になりますね。

とまぁ、X-E2 のことを書きつつ X-T1 の文句みたいになってしまいましたが(笑)、X-T1 に比べると X-E2 は完成度の高いカメラだと思います。
X-T1 で実現した、改善された部分をもう少し X-E2 にフィードバックしてもらえれば、もっと良いカメラになると思うのですがねぇ(右手だけで設定変更がもっとできるようになって欲しいし)。
いずれにせよ、売却せずにまだしばらくは手元で使っていくことにしたので、X-T1 のサブ機というだけではなく、コンパクトなバッグに収めて持っていく時に、また使っていくことになると思います。とりとめなく、この辺で。
■ X-E2を売ろうと思っていたけれど今後も2台体制で 〜キャンペーン中でもあるし、X-E2と8ヶ月の感想を改めて【前編】
もっとも、ミラーレス用マウントとしてはレンズ、単焦点レンズが豊富といっても、100mm オーバーの望遠系は全くレンズが揃ってないですから、あくまで広角〜中望遠域までの話ですし、
XFレンズも大きめレンズが増えたので、そういったレンズは似合わない
というのはあります。やっぱり X-E1/E2 クラスはキットズームの XF18-55mm や単焦点レンズ群でも XF14mm、XF18mm、XF27mm、XF35mm といったレンズが似合いますね。
XF55-200mm や XF23mm F1.4 R だと X-T1 をバランスが微妙で使いたくなります。レンズ鏡胴がはみだして三脚へ据える時に干渉することもありますしね。
また、同じ EVF 内蔵の NEX-6/7、α6000 や E-M10 と比べると多少大きく、野暮ったいところもありますし、ホールディングも NEX と比べるとデカい割にはイマイチ、後付けのグリップもかなり微妙…とか思えば、私自身、富士機というのは「割高でも買いたい人が買う」カメラであり、迷うくらいなら再検討したら?と思うくらいです。
(そういったカメラがいつまで続くかは疑問だけど)
X-E2 は X-T1 という最上位機種が直後に発表されてしまったがゆえに、ちょっと過小評価というか陰に隠れまくっていますが、EVF は NEX、α6000 や E-M5/10 といったライバル機にひけは取りませんし、高感度性能はミラーレス機トップクラスです。
AF / 連写性能についてはスペック上 X-T1 の方が上ですが、正直なところ実際の動体撮影能力にどこまで差があるかなぁ…というのが両方を使って(というより、それに期待して X-T1 を買ってみて)の私自身の実感ですから、そこに実戦で有意に思えるほどの差は感じていません。
X-E2 も X-T1 も動体相手の AF-C は微妙すぎて、AF-S で置きピン撮影以外はちょっと…というのは変わらないので、その点について X-E2 より X-T1 を期待するのは無駄といっても良いでしょう。20万近くはたいて得られた結論 :-)
縦グリップも確かにあると便利なこともありますが、以前も書いたように X-T1 の縦グリップは前後ダイアルがあるのに、その前後ダイアルで露出補正もシャッター速度変更もできないマヌケ仕様なので、2万5千円もするわりにはイマイチ使えない縦グリップです。
EOS では縦グリップを外すことはない(or 外れない)私ですが、X-T1 は使うにつれ、縦グリップを付けることがなくなってしまいました。そして X-E1/E2 で縦グリップ・オプションがないことに多少不満を感じていたのもなくなりました(諦めたとも言う ^^;)。
縦グリップのグリップ形状そのものはお気に入りなのですが、ちょっと露出補正をしようと思ったら手を伸ばして軍艦部へ、シャッター速度や ISO 変更しようと思ったら手を伸ばして…とやっていると、縦グリップ無しでボディを立ててるのと同じじゃん、と思ってしまうんですよねぇ。
(富士フイルム機はレンズの絞りも軍艦部の露出補正/シャッター速度その他のダイアルは全て電子式であり、スマホのリモコンアプリから各種露出操作できるくらいなので、縦グリップの前後ダイアルで露出補正やシャッター速度調整などをやろうと思ったらできるはずなのですけどねぇ)
というようなこともあって、X-E2 → X-T1 で期待した幾つかの項目のうち、AF/連写性能や縦グリップについては「別に X-E2 でも変わらなかったなー」と思っています。
一般的に、下位ボディ機と上位機は画質的には差がなくても撮れる範囲に差が出るものですが(画質差はむしろレンズの上下でしょう)、
X-E2 から X-T1 にしても撮れる対象は広がらない
ので、宣伝文句ではどうであれ、そのあたりで X-T1 を選ぶ理由はないかなぁ、と両方使っていて思います。
ただ、X-E2 で一番残念であり、X-T1 にあって便利な機能は
チルト稼働する背面液晶
に尽きます。これも散々言っていますが、半年経とうが、8ヶ月経とうが、不便ですね。
X-E2 に対する一番の不満点ですし、他メーカー同クラスのモデルと比べて「高いのに付いてないの?」と思われてもしゃーないだろうなー、と思うし、友人知人から相談されて薦めることがない理由の一つでもあります。
画質の差、色の差はあれど、普通に使っていてそういった部分の “好みの差” よりもバリアングルモニターの有無の方がずっと重要だと思いますしね。そこが判ってないからこそ、マスに売れないんでしょうけど。
また、EVF については前述のとおり他メーカー同クラスのモデルと比べて全く見劣りしませんが、
眼鏡ユーザーだと右からの斜光線時にアイセンサーが役立たず
になるのはホント不満です。光線状態によって EVF/LCD 切り替えのアイセンサーが全く機能せず、EVF を覗いていても背面液晶でライブビューになるのは辛いですね。
似たようなアイピースの NEX-7 の時とは比べものにならないくらいストレスが溜まるので、このあたりも富士フイルムの作り込みの甘さを感じますね。
X-E2 の EVF は X-T1 と比べると確かに見劣りしますが、ファインダー倍率(大きさ)の差はあれど EVF 解像度は変わらないので(見やすさ、疲れやすさに差があれど)しっかり撮っていると一見の差ほどの違いはありません。
ただ、X-T1 では撮影情報を表示していてもライブビュー画像と文字情報がかぶらない仕様が良いので、X-E2 で EVF 内の情報表示オンオフを切り替えて撮影するのが X-T1 ではその必要がないのが良いですね。
(X-T1 を縦持ちしたら EVF も縦表示になる、というのを特長として挙げていて、高く評価しているレビュー記事も散見しましたが、正直あれは善し悪しだし、EVF が縦表示になるなら十字キーのキーアサインも90度変えるべきだし、何よりフォーカスエリアの記憶も縦横別にしろ、と言いたい)
まあ、X-E2 と X-T1 の十字ボタン周りのボタンアサインの違いもそうですが、X-E2 でもファームウェア・アップデートでできることはあってもやらんのだろうなぁ、と思うことは多いですね。昔は期待していましたが、今はそんな気持ちもありません。
操作性を機種ごとにコロコロと変えて、それが必ずしも改善だけではなく斜め上に進んだり、時には「本気でこれが使いやすいと思ってるの?」と思う方向になったりするのを見ていると、富士フイルムにデジタル操作性の良さを望むのは無理だと思うので、そこは割り切るしかありませんね。
つーか、アナログダイアルがあれば操作性が良いとか言う間抜けな風潮は、いい加減何とかして欲しいのですけれども。
ところで、画質は X-T1 と同じ、と前回記事でも今回記事でも言ってきましたが、厳密に言うと
EVF の見え方と露出の整合性は X-T1 の方が適正なことが多い
というのがあります。
順光だと X-E2 でも EVF の見え方やヒストグラムどおりに撮影されるのですが、逆光・半逆光だと X-E2 は撮影前の EVF の見え方(ヒストグラム)と撮影画像に露出差があることが多いです。この点は X-T1 だと比較的見た目どおりです。
X-T1 と X-E2 の両方を併用していて一番戸惑うのは、X-E2 の十字右ボタンに割り当てがないことと、光線状態によっては X-E2 の EVF の見え方と露出に差があることですね(X-T1 が良好だけに)。
X-E2 だけなら慣れの問題ですが、DR100 にしていても逆光時の露出の取り方は癖があるので、そこは気になりますね。

とまぁ、X-E2 のことを書きつつ X-T1 の文句みたいになってしまいましたが(笑)、X-T1 に比べると X-E2 は完成度の高いカメラだと思います。
X-T1 で実現した、改善された部分をもう少し X-E2 にフィードバックしてもらえれば、もっと良いカメラになると思うのですがねぇ(右手だけで設定変更がもっとできるようになって欲しいし)。
いずれにせよ、売却せずにまだしばらくは手元で使っていくことにしたので、X-T1 のサブ機というだけではなく、コンパクトなバッグに収めて持っていく時に、また使っていくことになると思います。とりとめなく、この辺で。
■ X-E2を売ろうと思っていたけれど今後も2台体制で 〜キャンペーン中でもあるし、X-E2と8ヶ月の感想を改めて【前編】
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