既に先週段階で確定的な噂が流れていましたが、富士フイルム初の防塵防滴レンズであり、高倍率ズームレンズである「XF18-135mm F3.5-5.6 R LM OIS WR」が本日発表になりました。

「Xシリーズ」の交換レンズラインアップに、幅広い撮影領域に対応する高倍率ズームレンズが登場!「フジノンレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR」世界最高5.0段の手ブレ補正効果と、防塵防滴構造でさまざまな撮影シーンで威力を発揮 新発売 : ニュースリリース | 富士フイルム

F値が F3.5-4.8 とテレ端が明るくなるという噂もありましたがそんなことはなく、お値段の方は XF56mm F1.2 R 並みになるという噂どおりの 10万円超え。

XF18-135_Release


いやー、高倍率ズームレンズでも相変わらずの強気高値路線。まあ、防塵防滴の高倍率ズームレンズというのも珍しいですし、

今回の “世界最高” は手ぶれ補正効果5段


だそうですから、「うちのフジノンレンズはこんなに凄いんだから高くて当たり前、ほら、お前ら買えよ」ということなのでしょう。

私はもう無理ですので、信者の方々を始め、皆様買っていただいて富士フイルムに今後とも貢献していただきたいものです。



個人的には色々突っ込みたいところがあるのですが(そもそも鏡胴が伸縮するレンズで防塵防滴は…)、購入するテンションはもうなくなってしまっているので、そのあたりは買われる方に任せておこうかと思います。

それよりも

X-T1+XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WRキャッシュバックキャンペーン | 富士フイルム

という X-T1 と XF18-135mm を組み合わせて買った時の新たなキャッシュバックキャンペーンが始まっていて、これが 8月31日まで続くところを見ると

噂の X-T1 後継機?上位機?は(キャンペーンが終わった)9月まで出ないんじゃね?

という気がしなくもないのですが、どうでしょうかね。

元々フラッグシップ機を数ヶ月でモデルチェンジするなどという暴挙は、ニコンやキヤノンならまず有り得ない話として失笑スルーする以前なのですが、なにせ富士フイルムは、アクセサリー類の節操がないリリースを見ても「商品企画はなんかおかしくない?」という印象はあるので、富士フイルムだと有り得なくないよなぁ、と感じる人は少なくないのでは?と思います。

いずれにせよ、さすがにこのキャンペーンを見れば……と思いたいですし、Photokina で上位 EVF を入れてみた展示がある、という流れだと思うんですけど、さてどうなりますやら。生暖かく見守りたいと思います。


そういや、UK あたりで XF18-135mm は X-T1 ユーザーにディスカウントがあるとかないとかいう噂がありましたが、それはこのキャッシュバックキャンペーンのことだったのだなぁ、と今さら思ってみたり。まあ、どうでもいいですけど。

それから大阪で X-T1 + XF18-135mm の発売前体験イベント&トークショーがあるらしいので、興味ある人は行かれたら良いんじゃないかと思います。

プレミアムミラーレスカメラ「X-T1」体験イベント&トークショー in大阪: X Special Talkshow | FUJIFILM

それからそれから、Xマウントカメラのファームウェア・アップデートは XF18-135mm に合わせて 6月末ごろにアップデートの提供があるようですね。新レンズ対応だけっぽいですかね。

フジノンレンズ XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR | 富士フイルム


(ボディと合わせて 25万コース。凄いですね(棒))