周知の通り、昨日 2014 FIFA ワールドカップ ブラジル大会が開幕しました。時差の関係で試合時間は午前1時〜7時キックオフの試合になり(日本 vs コートジボワール戦だけが特別)、テレビ観戦するにしても深夜から早朝と、なかなか厳しいものがあります。

ただ、昨日未明の開幕戦ブラジル vs クロアチアにせよ、本日未明行われた注目の一戦(前回大会の決勝戦の組み合わせ)スペイン vs オランダにせよ、頑張って4時5時に起きた甲斐のある試合で、まさにワールドカップが始まったなぁ、という思いを開幕2日目にして満喫しています。

また、日頃は抽選モノに全くカスることさえない私ですが、今回は JAL の「SAMURAI BLUE キャンペーン」で日本代表レプリカユニフォームや JAL × SAMURAI BLUE のタオルマフラーが当たったばかりか、NHK の 8K スーパーハイビジョンのパブリックビューイングも当たって、かなりテンションも上がっています :-)

帰宅したらSAMURAI BLUE応援事務局なるところから宅急便が届いてた。はて?と思って開けたら、日本代表のレプリカユニとJAL×代表のタオマフ。メッチャ嬉しい!!


そして、明日はとうとう日本代表の初戦、コートジボワール戦。グループリーグ突破のためには明日の試合が非常に大きな比重を占めているのは私如きが言うまでもありませんが、それだけにワールドカップが始まったという実感とともに、どこか緊張してしまいます。

私自身は気がつけばサッカー観戦歴もそこそこの年月になっていますが、ベースはあくまでガンバ大阪ですし、何よりも理屈理論を並べ立ててサッカーを語れるものも、ワールドカップについてあーだこーだ言えるものも持ち合わせていません。

ただ、今回の日本代表、今後の日本代表サッカーを思う時、いま思うことが一つあるので、過去の自分を振り返るメモとして少し記しておきたいと思います。将来、万が一自分が手のひら返ししても、その証拠として残るように……(^_^;)



日本人として、日本のサッカーファンとして、いつも Jリーグで見慣れた西村主審を始めとする日本人審判団が開幕戦を担当し、W杯開幕のスタジアムに、選手を先導して最初に入ってくる姿にちょいと感動しつつ始まった 2014 ワールドカップ。

(PK の物議なんて、いつものことだから当事国以外が騒ぐようなことでもないし、ましてや一個の日本人が誰かに謝るとかアホな話だ。笛の基準は“いつもの西村”だったし、それで FIFA が選んだのだから、そのとおりに笛を吹いて当然)

帰宅が遅くて2時間睡眠で見た本日未明のスペイン vs オランダは、うたた寝しながら見始めたのをぶっ飛ばすようなビックリ試合で、いやホント驚きました。

攻撃サッカーのオランダが5バックという守備的陣形を採用し、(ベストメンバーではなかったとは言え)昨秋の親善試合で日本に 2点も取られるザルっぽかった守備が完璧にスペインを押さえ込み、ファンペルシーやロッベンのトップ2枚の凄まじい破壊力で王者スペインを粉砕したのは、完全に作戦勝ち。衝撃でした。

思えば、オランダとはレベルも戦術も何もかも違うとは言え、前回南アフリカ大会での日本もワールドカップ用に戦術を完全に作り直していたなぁ、と。

大会直前まではパスサッカー、攻撃サッカーを標榜してやっていた日本代表も、直前合宿で戦術を完全に一転させ、守備第一カウンターサッカーに代えて(危ぶまれていた)グループリーグを突破しました。

そのことは決して批判されることではなく、結果として出たのですから監督の手腕は賞賛されるべきものでした。結果が出なければ何を言っても始まらないのは世の常、社会の常。

反面、今年の日本代表はあくまで日本のサッカーを貫く決意とともにブラジル大会に挑んでいます。W杯に向かう選手の最終選考にも、そのことは顕著でした。

アジアでも勝てない「高さ」は思い切って捨てて、どこまでも走って、献身的に動いて、ボールも人も動いて打開して点を取る。良いですね。

日本は日本人の体格という不利、制約から逃れることはできません。ならば、日本が、日本人が持つ利点をもってして不利を跳ね返す。

「ああ、日本代表にはこういうサッカーで行って欲しかった、こういうサッカーが観たかった」

そういう気持ちがあります。

もちろん、2点取られても3点取って勝つ、というスタイルは、全盛期ガンバ大阪のスタイルでもあって歓迎はするものの、決して良いことではありませんし、ワールドカップでそのまま通用すると信じるわけではありません。

昨秋からの流れは若干できすぎな嫌いもありますし、W杯直前の親善試合では決して強いところも当たっていませんから、2点取られても3点取れるようなことが可能とは思っていません(期待はするけど)。

今朝未明のスペインのように入り方を間違えれば、カウンターくらいまくって爆死する可能性だってある。

実際、明日のコートジボワール戦の入り方一つ、そして勝てるかどうかで今大会の流れが決まってしまいそうな、そんな不安もあります。

グループリーグ突破できる実力はしっかりあるにせよ、それだけで勝てないのがワールドカップですし、グループリーグを突破できる、ベスト8だって絵空事じゃない、と思っているものの、突破できるかどうか聞かれれば(今の段階では)5分5分なのが本音です。

ただ、一つだけ心から言いたいのは、

今大会どのような結果になろうとも
この4年間培ってきた日本代表のスタイルを否定したくはない


ということ。

勝負事は結果が全て、結果があってこその内容だけれども、初めて日本が日本らしいサッカーでしっかり挑める大会だと思うから、ここで良い結果が出た時だけでなく、たとえそうでなかったとしても、

日本サッカーが進む道は変えて欲しくないなあ


と思っています。

弱者の戦いに戻っても未来はないし、もうワールドカップに出ることが目的の国ではなくて、ワールドカップに出るのは当たり前で、ワールドカップという本番の戦いでアジア以外の国々とも互角以上に戦って上を目指す国なのだから、そうなれば「日本スタイル」を改善しつつ積み重ねていくしかない。

日本代表が初戦を迎える前だからこそ、そのことを敢えて記しておきたかったので書いてみました。


それにしても明日午後には福岡にいなければならないのですが、試合時間は10時キックオフ。いつもの飛行機では試合後半が観られませんし、どうしたもんですかねぇ……