持ち出すつもりはないと言いつつ、SIMロックフリー機を購入した iPad Air。16GB モデルを買ったのは大失敗でしたが、遊びの部分を削れば何とか不満なく使えています。まあ、次はボッタクリ価格設定でも 32GB か、64GB モデルに戻そうと思いますが。

さて、そんな iPad Air、再三書いているように想定外の持ち出し率になっているわけで、そうなると昨日の記事で書いた「普段は背面ケースをしない主義だけど、場合によっては欲しいかもだから脱着簡単で厚み控えめのクリア背面ケースでも探してみるか」となり、さらに

久しぶりにデカ iPad に戻ってきたら仮想キーボードが意外と使えているけど
これだけ外でも使うならキーボードカバーも一応買っとくか?


と思って、iPad Air 購入から一週間後くらいには注文していました。

過去記事をいちいち挙げないものの、iPad 2 の頃からアレコレと多くのタブレット用キーボードカバー、キーボードケースを購入してきました。そこで得た結論は「高くてもロジクール製品安定」であります。

もちろん、コストパフォーマンス的に他の製品の方が良さげに見える場合もありますが、キー配置やタイプフィーリングを考えると、「やっぱりロジクールが一番ええなー」と思うことばかりでした。まあ、いわゆる一つの “個人の感想です” ってヤツですから、この考え方が絶対とは思ってませんが。

で、iPad Air も発売から時間が経っていますので、ロジクールからキーボードカバー製品が出ています(分厚くなるので背面までカバーしたキーボードケース製品はかいません。ロジクールだと Folio シリーズとか)。



これを買おうかなぁ、これを買っとけば安定だろう、と思ったのですが、今回のデカ iPad 復帰で「仮想キーボードが意外に使えるなぁ」と思ったのも事実。

過去の iPad 利用でキーボードカバー/ケースを常用したがために、分厚くなりすぎて持ち出し率が落ちて行った反省もあり、今回はキーボードカバーの使用率は以前ほど高くない(高くしない)、と判断。

ですので、良い製品だけどそれなりのお値段のロジクール製品は止めて、安価なキーボードカバーにしようと思ったのですが、なにせ過去の経験で、激安キーボードカバー/ケースには必ず欠点があります。薄くて軽くて良くてもキー配置がちと変態だったとか……

ということもあって、色々ネットを見て回った末に購入したのがコレ↓



Amazon 界隈ではモバイルバッテリーで著名な Anker ブランドの iPad Air 用キーボードカバー。

モバイルバッテリーの評判が良いから&私も使っていて満足しているからといって、全然ジャンルの違うキーボードが良いとは限りませんが、全く知らないノーブランド製品よりは期待できそう、という気がしたわけです。

本製品の価格は3千円台前半(記事執筆時)であり、iPad用キーボードカバーにはもっと安い製品は幾つもあります(幾つもあるといっても大元は同じだったりしますが)。ただ、他のジャンルとはいえ過去に Anker 製品を使って満足していることと、見て回った評判、そして写真で見たキーボード配列で判断して購入しました。

(キーボード配列はたまに罠みたいな配列があるので、必ず確認した方が良いです。まあ Acer みたいに予約購入したら公式ページの製品と違う酷い配列で、金返せ馬鹿野郎!と言いたくなった罠もありましたが ^^;)

AnkerKeyboardCover_iPadAIr11
(Ankerのキーボードカバーはブラックしかないのでホワイト iPad とは合わないのが残念)


で、この3週間、時々持ち出して使ってみた感想をざっくり言うと

細かい不満はあるが、ちゃんと使えるキーボードカバー


です。

100%満足とはいきませんし、ベストとは思いません。が、決定的にこれは使いにくいわー、というのはありませんし、使っていてストレスが溜まりまくるほどの欠点はありません(キーボードカバーゆえの不便はありますけど、それは他製品でも同じ)。

ロジクールの TF715 と比べると(私は)ロジクール製品の方がまだ使いやすいと思います(理由は後日記事で)。しかしながら、お値段は倍以上違います。

ロジクール製品と比べて若干劣る部分はあっても
値段が半分以下ならコストパフォーマンスは断然良い


と感じます。お買い物的には満足度が高い一品です。

AnkerKeyboardCover_iPadAIr02
(同梱物一式)


以前のように iPad とキーボードカバーを常にペアで持ち歩くならば、多少高くてもベストと思えるロジクール製品を買ったでしょうし、そういう人はロジクール TF715 を選んだ方が良いと思います。

(実際には個人差があるので、量販店店頭で試せるロジクール製品は実際に触ってみるべきですが)

ただ、さほど使用頻度が高くない、たまに使うだけ、というならば、コストパフォーマンス的にこちらの Anker 製品を選んでも問題ないと思います。


というわけで、先に結論を書いてしまいましたが、本製品の細かな使用感やロジクール製品と比べた場合の長所短所などを続編記事で列挙していきたいと思います。