「Apple製品は値下がりしないので増税前に買っとくか」気分で買った iPad Air を思いのほか愛用していています。特にかなりの頻度で持ち出すようになったのは、本当に予想外でした。

さて、そんな iPad Air ですが、普段はスマートカバーだけで、背面は裸で使っています。というか、昔から「iPad に背面ケースは普段付けない派」です。理由は、分厚くしたくないから。

iPad の場合は、背面ケースを付けなくても大きな傷を付けたこともないし、滑って落としそうになったこともないので、斜めに立てかけてる時に背面側の滑り止めが欲しくなるくらいで、それもスマートカバーを背面に回したら何とかなることが多いので付けていません。

ただ、予想外に持ち出してるので、カバンの中へ放り込む際は他のものと当たる可能性があるため、薄手のケースに入れたりします。

しかし、そうするとケースからいちいち取り出す、しまう手間がかかります。モバイル時に車内で短時間使う時などは、そういう手間も最小限にしたいものです。

となると、必要な時だけ薄手の背面ケースを付ければ、iPad Air をそのままカバンに放り込める、ケース要らずで持ち運びできるな、と。

iPadAir_EasyHardCase09
(カメラバックの隙間にそのままタブレットを突っ込んで入れる時も多い)


つまり、

普段はスマートカバー以外はケースなしの裸利用派だけど
たまの利用に気軽に脱着できる薄い背面ケースが欲しいなぁ


というわけです。

とにかく「普段は背面ケースは付けない、必要な時だけ付ける」というスタンスは変えたくありませんから、
  • スマートカバーと併用可能
  • できるだけ薄手の背面ケース
  • できればケースを付けてる感の少ない透明なクリアケース
  • 脱着が簡単で、脱着時に本体へ傷つける恐れができるだけ少ないもの

という条件になり、これはちょっと贅沢すぎる条件かなぁ〜と思っていたのですが、ヨドで展示品を試しながら探していたら、意外とあっさり見つかりました。コレ↓





一見、ポリカーボネート素材っぽい透明さであり、下記写真のように、見た目はポリカ素材のクリアケースとあまり変わりません(透明度は若干低いのと、将来的に透明度が落ちやすいかも)。

iPadAir_EasyHardCase02


厚みもポリカーボネートの極薄ケースほど薄くはないものの、 シリコンケースのように厚くはありませんし、TPU ケースと同程度。人によっては十分常用できる程度の厚さかと思います。

そして、見た目はポリカーボネートっぽいのですが、実際に触ってみるとポリカーボネートほど硬質ではありません。かといって、シリコンケースのような柔らかさでもありません。その中間。

ただ、見た目はポリカーボネート素材のクリアケースっぽいのですが、若干柔らかさがあるため、

iPadAir_EasyHardCase03


こんな感じで少し曲げることができます。これがこのケースの特長。

ポリカーボネートだとここまで曲げると割れてしまいます。反面、曲げられるといってもシリコンケースと比べると曲げきることはできません。あくまで “少し曲げられる柔らかさ” です。

しかし、少し曲げられるくらいの柔軟性、素材の柔らかさがありますから

ケースの脱着は非常に楽


ですし、素材が柔らかいと言うことは、iPad 本体にも傷が付きにくいことを意味します。

ポリカーボネート素材だと、どうしても四隅のハメコミは本体を傷つけないように気を使いますし、ケースを外す時は装着時より余計に気を使います。ポリカ素材だと、下手にケースを曲げると割れてしまいますからね。

しかし、このケースの場合、少し曲げられるくらいの柔らかさがありますから脱着時にケースを少し曲げ込んでも問題ありません。そして多少なりとも柔らかさがあるのでケース脱着時に本体へ傷も付きにくいわけです(比べて触れば判る)。

シリコンケースのように柔らかく分厚いがゆえの衝撃吸収能力もないですが、脱着の楽さや本体への傷つきにくさはポリカーボネート素材よりは断然良いです。それでいてシリコンケースほどケースに厚みがなく、見た目もクリアでポリカーボネートのケースっぽいのが◎。

TPUケースと厚みは似ているのですが、よりクリアかつ柔らかくて傷つきにくい、と感じます。

iPadAir_EasyHardCase04
(装着しての、ぱっと見はポリカ素材のハードケースと変わらない)

iPadAir_EasyHardCase05
(造りは基本を踏襲。ポリカ素材のケースと同じ造り)

iPadAir_EasyHardCase06
(一応、側面はエッジ部分まで保護しているが、厚さの増加は最小限クラス)

iPadAir_EasyHardCase07
(もちろん、スマートカバーと同時使用可能)


最初に書いたように、普段はケースを外していていて必要な時だけ、持っていく前にサッと装着して、帰ってきたら外しています。その脱着も楽勝で気を使うこともなく、iPad 本体に傷を付けることもありません。

厚みも極薄とは言わないまでも、背面ケースを付けてるならしゃーないか、というレベルです。まあ、それでも iPad Air の薄さをスポイルしているので、普段は背面ケースを付けないですけどね。

あと、実際に使用していて唯一の難点と言えば、

静電気が発生しやすい


ということですね。これはポリカーボネート素材でもありますが、似たようなところがあります。難点はこれくらい。

iPadAir_EasyHardCase01
(クラリティ素材というらしい)


といった感じで、このクラリティ素材のケースはポリカーボネート素材のケースとシリコンケースの中間的でありながらも、TPU よりクリアさ加減と柔らかさ(脱着時の傷つきにくさ)が良さそうで

付けたい時だけ付ける背面ケース


としては、かなり気に入っています。

既に購入から3週間になり、その間に付けて持ちだしたことは4〜5回なのですが、普段は背面ケースを付けないだけに脱着のしやすさは大満足です。出かける前に数秒で装着、帰ってきて即外すという行為がホント簡単ですね。

「クリアなハードケースが欲しいけれど、脱着時に本体へ傷が付きにくいケースが欲しい!」という欲望にはピッタリのケースです。

普段あまり背面ケースを付けたくないからこそ、重宝する背面ケースです :-)


  
(クリア以外に白、黒、ピンクがある)