今年になって確定的な噂が流れていた Nikon 1 の新機種「Nikon 1 V3」が発表になりました(本体のみ9万円、ズームキット 10万円)。
■ Nikon 1 V3 | ニコンイメージング
前モデル Nikon 1 V2 が発表されたのが 2012年10月ですから、約1年半ぶりのモデルチェンジ。デジタル一眼レフならこれでも早い方というか、中級機以下のクラスでの通常ペースですが、ミラーレス機では遅い印象ですね。
売れ行きがパッとせず、下位モデルは投げ売りの常連機種になってしまい、ニコンのカメラ部門における不良債権の一つとまで言われた Nikon 1。個人的には長らく
でありましたし(最近 E-M1 が出ましたが)、
という Nikon 1 ならではの特長があったのに、今後はどうなるのだろう……?と心配していましたが、無事後継機が発表されました。
が、

おおおおおおおおーーーーい、EVF はどこへ行ったんじゃ、まともなグリップはどこへ行ったんじゃーーーー
こんなの V シリーズじゃねーだろ。売れ行き不振で Jシリーズと Vシリーズの2ラインを統合したのかも知れないけれど、これはないだろうよ……orz
噂には聞いていたけれど、こうやって発表されるとちょっと萎えますな。せっかく超望遠レンズが出たというのに(;´д`)
あと、メモリーカードスロットが microSD スロットになったというのも、ちょっと意表を突かれました。これは買うとまた出費が嵩むパターン……
■ Nikon 1 V3 | ニコンイメージング
前モデル Nikon 1 V2 が発表されたのが 2012年10月ですから、約1年半ぶりのモデルチェンジ。デジタル一眼レフならこれでも早い方というか、中級機以下のクラスでの通常ペースですが、ミラーレス機では遅い印象ですね。
売れ行きがパッとせず、下位モデルは投げ売りの常連機種になってしまい、ニコンのカメラ部門における不良債権の一つとまで言われた Nikon 1。個人的には長らく
ミラーレス機で動体がまともに取れる唯一のカメラ
でありましたし(最近 E-M1 が出ましたが)、
望遠レンズ込みでも驚くほど小さい
という Nikon 1 ならではの特長があったのに、今後はどうなるのだろう……?と心配していましたが、無事後継機が発表されました。
が、

おおおおおおおおーーーーい、EVF はどこへ行ったんじゃ、まともなグリップはどこへ行ったんじゃーーーー
こんなの V シリーズじゃねーだろ。売れ行き不振で Jシリーズと Vシリーズの2ラインを統合したのかも知れないけれど、これはないだろうよ……orz
噂には聞いていたけれど、こうやって発表されるとちょっと萎えますな。せっかく超望遠レンズが出たというのに(;´д`)
あと、メモリーカードスロットが microSD スロットになったというのも、ちょっと意表を突かれました。これは買うとまた出費が嵩むパターン……
EVF もグリップもなくなったとは言え、曲がりなりとも V シリーズを名乗るからには、オプションで外付け EVF、後付けグリップ(バッテリーグリップではない)があり、それらがセットになった「Nikon 1 V3 プレミアムキット」(13万5千円)なんてのもあります。

が、「外付け EVF は無駄に嵩張るだけだから嫌」と思っている人は少なくないと思いますし、Nikon 1 の特長は何かと言えば、
ですから、望遠・動きモノ狙いの人が外付け EVF、後付けグリップを歓迎するとは思えないんですがねぇ。後付けグリップだすなら縦グリ出せよ、と。


EVF なしの時のサイズダウンを計ったのでしょうけれど、今さら LUMIX GM に対抗しても一般層に Nikon 1 なんて無理でしょうよ(偉そう)。Nikon 1 AW と同じくニッチ用途一本だと思うのですが……
おまけに、
という間抜けな状況になるわけで、こんなんだから Nikon 1 は売れなかったんじゃないのかなぁ…という気がしてなりません(;´д`)

(シャッターボタンが2つ……間抜け&無駄すぎる)
とまぁ、いきなり disり加減から始まってしまいましたが、それも Nikon 1 V3 に夢を抱いていた既存ユーザーの戯れ言と聞き流していただきたいものです。
それでも今回の V3 では当然色々改良されていて、V2 と比べても
といった点が変わっています。
動画を撮る人にとっては 720p で 120fps のハイスピード撮影が可能というのは魅力的な人もいるのではないかと思います。ハイスピード撮影ができるデジカメは多けれど、従来は殆ど低画質での話でしたからね。静止画切り出しがフルサイズでできるのも嬉しい。
また個人的には、像面位相差AF のエリア拡大と、電子シャッター使用時の連写コマ速が秒20コマにアップしたのは魅力的です。像面位相差AF のエリアは元から上下には広かったのですが左右にはあまり広くなく、縦位置の時に物足りなさを感じていましたが、これで解決です。
連写速度も飛行機くらいなら10コマもあれば十分なのですが、スポーツ撮影はとにかくコマ速は欲しいですからね。秒10コマの間、0.1秒の間でも物凄く動きがありますので、少しでも速い方が歓迎です。数字だけの AF しか出せないメーカーと違いますから信頼もできますしね。
ただ、相変わらず1インチセンサーであるなか、
という心配はあります。同じ1インチセンサーでもソニーの RX100 シリーズとは異なり、ISO 800 で既に崩れてくる画質でしたからねぇ。
その分、位相差センサー素子とニコンのアルゴリズムが優秀でミラーレス機で唯一動きモノを撮る気になるカメラでしたが、やはり画質は心配です。せめて初代 RX100 くらいの画質なら、よっしゃ買うぜ!と言えるのですが……
また、今回の発表では Nikon 1 V3 本体に加えて、2本の 1 NIKKOR レンズが発表になりました。特に

189-810mm 相当の超望遠ズームレンズが来たあああ!
というのは、V3 本体の発表より嬉しいかも知れません。スーパーED、ナノクリスタルコート採用とニコンの上位技術が盛り込まれていますし、フォーカス制限スイッチ、三脚座(別売)もあり、と不満ありません。
それにテレ端開放 F5.6 というのも良いですね。純正レンズのくせに安易にテレ端開放を F6.3 とかにしてしまうメーカーが多い中、やはり N と C はそこをこだわってくれますから。

■ 1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6 | ニコンイメージング
フィルタ径 62mm、o73mm×長さ108mm、550g というのはミラーレス機のレンズとしてはかなり大きいでしょうが、
と思えば(個人的には)楽勝ですね(XF55-200mm は o75mm×118mm、580g)。800mm 域をカバーするレンズと思えば玩具みたいな小ささです。
従来は動体は撮れるけど 300mm 域までしかなくて寄れない分、苦しいところもあったのですが(少しでも感度が上がると等倍じゃ使えない画質だし)、800mm まで寄れるならトリミングするようなこともなく、1800万画素と合わせて縮小して見られる画質になるかなぁ?なんて期待もあったりします。
また、センサーサイズの小ささゆえ、最大撮影倍率 0.41倍とで殆どハーフマクロですから、寄って撮りたい場合にも魅力的です(三脚必須になるでしょうが)。

あと何気に、新しい標準ズームレンズは
ということで、これもまた魅力的です。ただし、フードもフィルターも付けられない、超割り切り仕様ですが、キットレンズで割り切るのは嫌いじゃないです。
■ 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM | ニコンイメージング
標準添付のレンズキャップを普通のものにして、自動開閉対応のレンズキャップをオプションでええ値段で売ることで少しでも見せかけは安くしつつも儲けようとするメーカーとは違いますな。
今回 V3 本体に関しては色々と思うところはあるものの、新しいレンズ2本はどちらも魅力的!って感じです。
ただまぁ、超望遠レンズ 70-300mm を使用するとなれば、V3 では外付け EVF とグリップが必須な上、しっかりしたものでないと、とてもきちんとホールドして狙えません。
そこは(キヤノンとともに)超望遠域の実績あるニコンですからぬかりはないと信じたいのですが、いずれにせよ、
といったあたりが納得できないと買えませんね。
値段的にも本体は9万円とかいっても、グリップと EVF は必須ですから結局 13万5千円。そして超望遠ズームが 13万弱で、結局 25万円コース……
って感じですな。とりあえず、前向きに様子見ではありますが、富士フイルム XF レンズを揃えるのとどっちがいいかは迷いますな。
画質が RX100 Mark II を超えるほどに良ければ X-T1 は要らない子になる可能性もあるわけですが、それはないですな。
■ Nikon | ニュース | 報道資料:世界最速のAF追従連続撮影速度を実現した、レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1 V3」を発売
■ Nikon | ニュース | 報道資料:世界最小・最軽量の超望遠ズームレンズ「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」を発売
(現状はこの組み合わせでも 600mm F6.7 相当ですからねぇ。値段は同じくらい)

が、「外付け EVF は無駄に嵩張るだけだから嫌」と思っている人は少なくないと思いますし、Nikon 1 の特長は何かと言えば、
画質に目をつぶったら小型軽量で望遠・動きモノが撮れるミラーレス機
ですから、望遠・動きモノ狙いの人が外付け EVF、後付けグリップを歓迎するとは思えないんですがねぇ。後付けグリップだすなら縦グリ出せよ、と。


EVF なしの時のサイズダウンを計ったのでしょうけれど、今さら LUMIX GM に対抗しても一般層に Nikon 1 なんて無理でしょうよ(偉そう)。Nikon 1 AW と同じくニッチ用途一本だと思うのですが……
おまけに、
後付けグリップを付けると横位置でシャッターボタンが2つ
という間抜けな状況になるわけで、こんなんだから Nikon 1 は売れなかったんじゃないのかなぁ…という気がしてなりません(;´д`)

(シャッターボタンが2つ……間抜け&無駄すぎる)
とまぁ、いきなり disり加減から始まってしまいましたが、それも Nikon 1 V3 に夢を抱いていた既存ユーザーの戯れ言と聞き流していただきたいものです。
それでも今回の V3 では当然色々改良されていて、V2 と比べても
- 連写速度が秒15→20コマにアップ(もちろん被写体追従 AF-C 時)
- AFポイント数が位相差 73→105点、コントラスト 135→171点と増え、像面位相差AF の範囲がだいぶ広がった
- 画素数が1400→1800万画素に増量、ローパスフィルターレスになった
- 動画撮影中でも 5232×3488pixels の静止画撮影が可能(これは良いなぁ)
- 720p HD ビデオで 120fps 撮影が可能な HDスローモーション動画
- 動画撮影時の電子手ブレ補正機能搭載(光学手ぶれ補正と併用可能)
- 3つの Fn カスタムボタンを含めて、操作性は随分と普通になった(V1 の尖りようと言ったら… ^^;)
- デジタル水準器搭載(今どき当たり前だが Nikon 1 シリーズ初搭載)
- 露出のハイライト表示もようやく可能に
- 液晶のタッチ操作が可能になった
- 背面液晶がチルト式になり、液晶左側のボタンは液晶とともに動く
(昔の COOLPIX みたいだけど使いやすいのかなぁ?) - Wi-Fi 内蔵
- 何気に重要な現行の Capture NX 2 対応(夏以降の新機種は非対応だろうからね)
- 思わず見過ごしてしまいそうな対応メモリーカードの microSD 化
- オプションの EVF はアイセンサー付き、定価 33,000円
- オプションのグリップはバッテリー非内蔵で縦位置用ではないが、シャッターボタンや Fn ボタンが本体とは別に付き、さらにサブコマンドダイヤルも装備。定価 17,000円
- バッテリーはまた変わった(EN-EPL20a)
といった点が変わっています。
動画を撮る人にとっては 720p で 120fps のハイスピード撮影が可能というのは魅力的な人もいるのではないかと思います。ハイスピード撮影ができるデジカメは多けれど、従来は殆ど低画質での話でしたからね。静止画切り出しがフルサイズでできるのも嬉しい。
また個人的には、像面位相差AF のエリア拡大と、電子シャッター使用時の連写コマ速が秒20コマにアップしたのは魅力的です。像面位相差AF のエリアは元から上下には広かったのですが左右にはあまり広くなく、縦位置の時に物足りなさを感じていましたが、これで解決です。
連写速度も飛行機くらいなら10コマもあれば十分なのですが、スポーツ撮影はとにかくコマ速は欲しいですからね。秒10コマの間、0.1秒の間でも物凄く動きがありますので、少しでも速い方が歓迎です。数字だけの AF しか出せないメーカーと違いますから信頼もできますしね。
ただ、相変わらず1インチセンサーであるなか、
従来機の画質もキツかったのに、また画素数が増えて大丈夫なのか?
という心配はあります。同じ1インチセンサーでもソニーの RX100 シリーズとは異なり、ISO 800 で既に崩れてくる画質でしたからねぇ。
その分、位相差センサー素子とニコンのアルゴリズムが優秀でミラーレス機で唯一動きモノを撮る気になるカメラでしたが、やはり画質は心配です。せめて初代 RX100 くらいの画質なら、よっしゃ買うぜ!と言えるのですが……
☆
また、今回の発表では Nikon 1 V3 本体に加えて、2本の 1 NIKKOR レンズが発表になりました。特に

189-810mm 相当の超望遠ズームレンズが来たあああ!
というのは、V3 本体の発表より嬉しいかも知れません。スーパーED、ナノクリスタルコート採用とニコンの上位技術が盛り込まれていますし、フォーカス制限スイッチ、三脚座(別売)もあり、と不満ありません。
それにテレ端開放 F5.6 というのも良いですね。純正レンズのくせに安易にテレ端開放を F6.3 とかにしてしまうメーカーが多い中、やはり N と C はそこをこだわってくれますから。

■ 1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6 | ニコンイメージング
フィルタ径 62mm、o73mm×長さ108mm、550g というのはミラーレス機のレンズとしてはかなり大きいでしょうが、
富士の望遠ズーム XF55-200mm より若干軽量小型で 800mm 相当!
と思えば(個人的には)楽勝ですね(XF55-200mm は o75mm×118mm、580g)。800mm 域をカバーするレンズと思えば玩具みたいな小ささです。
従来は動体は撮れるけど 300mm 域までしかなくて寄れない分、苦しいところもあったのですが(少しでも感度が上がると等倍じゃ使えない画質だし)、800mm まで寄れるならトリミングするようなこともなく、1800万画素と合わせて縮小して見られる画質になるかなぁ?なんて期待もあったりします。
また、センサーサイズの小ささゆえ、最大撮影倍率 0.41倍とで殆どハーフマクロですから、寄って撮りたい場合にも魅力的です(三脚必須になるでしょうが)。

あと何気に、新しい標準ズームレンズは
電動レンズバリア搭載の薄型ズーム
ということで、これもまた魅力的です。ただし、フードもフィルターも付けられない、超割り切り仕様ですが、キットレンズで割り切るのは嫌いじゃないです。
■ 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM | ニコンイメージング
標準添付のレンズキャップを普通のものにして、自動開閉対応のレンズキャップをオプションでええ値段で売ることで少しでも見せかけは安くしつつも儲けようとするメーカーとは違いますな。
今回 V3 本体に関しては色々と思うところはあるものの、新しいレンズ2本はどちらも魅力的!って感じです。
☆
ただまぁ、超望遠レンズ 70-300mm を使用するとなれば、V3 では外付け EVF とグリップが必須な上、しっかりしたものでないと、とてもきちんとホールドして狙えません。
そこは(キヤノンとともに)超望遠域の実績あるニコンですからぬかりはないと信じたいのですが、いずれにせよ、
画質はどこまで改善されているか?
外付け EVF とグリップの使い心地はどうか?
外付け EVF とグリップの使い心地はどうか?
といったあたりが納得できないと買えませんね。
値段的にも本体は9万円とかいっても、グリップと EVF は必須ですから結局 13万5千円。そして超望遠ズームが 13万弱で、結局 25万円コース……
いくら小型軽量な 800mm セットとはいえ
25万出すには相応の画質と使い勝手がないとねぇ
25万出すには相応の画質と使い勝手がないとねぇ
って感じですな。とりあえず、前向きに様子見ではありますが、富士フイルム XF レンズを揃えるのとどっちがいいかは迷いますな。
画質が RX100 Mark II を超えるほどに良ければ X-T1 は要らない子になる可能性もあるわけですが、それはないですな。
■ Nikon | ニュース | 報道資料:世界最速のAF追従連続撮影速度を実現した、レンズ交換式アドバンストカメラ「Nikon 1 V3」を発売
■ Nikon | ニュース | 報道資料:世界最小・最軽量の超望遠ズームレンズ「1 NIKKOR VR 70-300mm f/4.5-5.6」を発売
(現状はこの組み合わせでも 600mm F6.7 相当ですからねぇ。値段は同じくらい)

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