国内の格安モバイル通信サービスもドコモの MVNO だけとはいえ、数多くのサービスが提供されるようになり、ここ1〜2年で質の向上と実用性の高さも相まって、MVNO という言葉の認知度も広がったように思います。
そんな中、日本通信は「いつまで経ってもサービスの質が上がらないね」という感じで廉価データー通信サービスの選択肢としては消えつつあった“昔の名前で出ています”状態だったのですが、唯一売りになっていたのは、音声通話付きサービスを提供していることでした。
格安モバイル通信サービス花盛りな昨今でも音声通話付きサービスを提供しているのは少なく、大手では日本通信と so-net くらい。
「日本通信はデーター通信が激遅くて嫌だけど、音声通話付きは日本通信くらいしかないからなぁ」
MVNO に興味を持ちながらそう思っていた人も少なくなかったでしょうが、今回待望の
することが発表されました。月額基本料は(音声分だけで)千円+税。
■ IIJmio:音声通話機能付きSIMカード提供開始のお知らせ
と同時に、従来からある廉価データー通信プランでも 4月からバンドルクーポン(高速通信利用権)が増量されることになりました。
また、ライトスタートプランでは通信規制値が 3日あたり120MB と非常に厳しかったのですが、これが MVNO で一般的な規制値、3日あたり366MB に変更されいます。
■ IIJmio:サービス仕様改定のお知らせ(IIJmio高速モバイル/Dサービス)
基本的には従来通りのデーター通信プラン3種類があり、それに音声通話のオプションを追加するという形式となります。ただ、当然ながら従来ユーザーの SIM はそのまま使えませんので、SIM カード交換するか新規契約となります。
おおまかな内容をまとめると以下のとおり。
となっています。詳しくは以下のページで。
■ サービス概要 - プラン・料金
直接ライバルとなるであろう日本通信の「スマホ電話SIM フリーData」と比べると
となります。月額基本料だけを見ると日本通信の方が 400円近く安いですが、IIJmio の方は月間 1GB の高速通信利用が可能です。
音声通話だけが必要でどうしても安くしたいというのでなければ、
でしょうね(日本通信を使った経験があれば判るはず ;-)。
音声通話付きサービスという牙城があった日本通信は、これでどうするんでしょうねぇ。データー通信の質向上を今度こそやるのか、またプレスリリース芸を見せつつ、お茶を濁すような新サービスの発表が来るのでしょうか :-)
あとは、OCN が音声通話付きサービスに手を出してくるかどうか。さすがに NTTグループ会社に甚大な影響を与えるサービスは出してこないような気がしますが、さて……
■ mio高速モバイル/D - サービス概要
■ てくろぐ: IIJmio 音声通話対応&クーポン増し増し
■ 日本通信 b-mobile の通話可能な廉価データー通信 SIM「スマホ電話SIM フリーData」、通話専用 SIM「携帯電話SIM」発売開始
(SMS不要のデーターSIMなら安定のOCNが今は上記価格より2割引で安い!)
そんな中、日本通信は「いつまで経ってもサービスの質が上がらないね」という感じで廉価データー通信サービスの選択肢としては消えつつあった“昔の名前で出ています”状態だったのですが、唯一売りになっていたのは、音声通話付きサービスを提供していることでした。
格安モバイル通信サービス花盛りな昨今でも音声通話付きサービスを提供しているのは少なく、大手では日本通信と so-net くらい。
「日本通信はデーター通信が激遅くて嫌だけど、音声通話付きは日本通信くらいしかないからなぁ」
MVNO に興味を持ちながらそう思っていた人も少なくなかったでしょうが、今回待望の
安定の IIJmio 高速モバイル/D に音声通話機能が提供開始!
することが発表されました。月額基本料は(音声分だけで)千円+税。
■ IIJmio:音声通話機能付きSIMカード提供開始のお知らせ
と同時に、従来からある廉価データー通信プランでも 4月からバンドルクーポン(高速通信利用権)が増量されることになりました。
- ミニマムスタートプラン: 500MB → 1GB
- ファミリーシェアプラン:2GB → 3GB
また、ライトスタートプランでは通信規制値が 3日あたり120MB と非常に厳しかったのですが、これが MVNO で一般的な規制値、3日あたり366MB に変更されいます。
■ IIJmio:サービス仕様改定のお知らせ(IIJmio高速モバイル/Dサービス)
基本的には従来通りのデーター通信プラン3種類があり、それに音声通話のオプションを追加するという形式となります。ただ、当然ながら従来ユーザーの SIM はそのまま使えませんので、SIM カード交換するか新規契約となります。
おおまかな内容をまとめると以下のとおり。
- 月額基本料金は、各データー通信プラン+ 1,080円
(一番メジャーで安価なミニマムスタートプランなら、データー通信部分 972円 + 1,080円 = 2,052円) - SIMが3枚まで利用可能なファミリーシェアプランでは複数の SIM とも音声通話対応にできるが、音声通話 SIM 1枚毎に 1,080円が必要になる
- 国内向け通話発信料金は 21.6円/30秒(日本通信などと同じ)
- SMS 受信は無料、国内への送信 3.24円/1通、国外への送信 50円/1通
(従来の SMS 対応 SIM と同じ) - 音声通話機能付きの SIM カードを発行するには、本人確認手続きが必要
(本人確認対象書類の画像アップロードが必要となる。業界ルールだから仕方ない) - 高速通信容量を追加するための追加クーポンの購入は従来通り可能(324円/100MB)
- 本日からパッケージ先行発売だが、契約申し込みは来週3月13日午前11時から
(パッケージに SIM は入ってない。初期手数料をどこで払うかだけの問題。イオンとビックカメラで販売) - 従来ユーザーの SIM カード交換も 3月13日から受付可能
(交換手数料 1枚 2,160円) - MNP 転入については 4月中旬に対応予定
となっています。詳しくは以下のページで。
■ サービス概要 - プラン・料金
直接ライバルとなるであろう日本通信の「スマホ電話SIM フリーData」と比べると
日本通信 スマホ電話SIM フリーData | 月額 1,685円 | 高速通信権なし |
IIJmio 高速モバイル/D | 月額 2,052円 | 月1GBの高速通信権付 |
となります。月額基本料だけを見ると日本通信の方が 400円近く安いですが、IIJmio の方は月間 1GB の高速通信利用が可能です。
音声通話だけが必要でどうしても安くしたいというのでなければ、
400円弱の差なら IIJmio 一択!
でしょうね(日本通信を使った経験があれば判るはず ;-)。
音声通話付きサービスという牙城があった日本通信は、これでどうするんでしょうねぇ。データー通信の質向上を今度こそやるのか、またプレスリリース芸を見せつつ、お茶を濁すような新サービスの発表が来るのでしょうか :-)
あとは、OCN が音声通話付きサービスに手を出してくるかどうか。さすがに NTTグループ会社に甚大な影響を与えるサービスは出してこないような気がしますが、さて……
■ mio高速モバイル/D - サービス概要
■ てくろぐ: IIJmio 音声通話対応&クーポン増し増し
■ 日本通信 b-mobile の通話可能な廉価データー通信 SIM「スマホ電話SIM フリーData」、通話専用 SIM「携帯電話SIM」発売開始
(SMS不要のデーターSIMなら安定のOCNが今は上記価格より2割引で安い!)
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