機能/性能的には X-E2 の完全上位互換と言っても良い X-T1。X-E2 にあって欲しかった機能があり、欲しかったアクセサリーがあります。
数字上も見かけ的にもコンパクトな X-T1 だからこそ、場合によっては X-E2 は売ることも…と考えていましたが、実際に X-T1 を購入して使ってみると、X-T1 と X-E2 を使う感覚は全く別物で、「X-T1 も X-E2 も両方要るなぁ」というのが、前編記事でも書いた、この半月の結論。
ただ、撮影して出てくる画像はほぼ全く同じと言っても良いですから、X-E2 と X-T1 の差はあくまで機能差・性能差だけ(何度も書いているように、私は X-T1 のデザインや UI については高い評価を感じていないので)。
個人的に X-T1 と X-E2 で機能/性能の差を感じるのは
といったところ。将来の X-E2 のファームウェア・アップデートで改善される点があるかもしれませんが、現状はこのあたりに差を感じます。
防塵防滴仕様は対応レンズがない現状では、宝の持ち腐れとまでは言わなくても現状は有意な差を感じる場面がありません(それでも先週末のシトシト雨中観戦での撮影ではカバーしつつも少し安心感があったのは事実)。
そして上記の差のうち、X-T1 最大の売りとも言える素晴らしい EVF については誰が見ても判るわけなんですが、実際に使い始めて、X-E2 と併用していると、両者の EVF については2つの感想が出てきます。
X-E2 を使っていれば前者の感想が、X-T1 を使っていれば後者の感想が出てきます。矛盾しているようですが、X-E2 の EVF も不満が多々あるというものではないので、率直にそう感じてしまうのです。
ただ、半月(というかもう3週間)使ってきてハッキリ言えるのは、
ということ。X-E2 であったり、それまで使ってきた X-E1 や NEX-7、さらにそれ以前使ってきた機種と比べると、明らかに差を感じます。
EVF そのもののサイズだけではなく、リフレッシュレートなど細かな改善もあるのでしょう。発売前の試し撮りでは単に「デカいね、見やすいね」だったのですが、しばらく使うと目の負担が違うことに気づかされます。
X-E2 の時は「集中して撮ってると、EVF は1〜2時間でもかなり眼が疲れるわー」という思いが拭えませんでした。X-T1 でもさすがに光学ファインダー並みとは言いませんが、従来使ってきた EVF よりは眼の負担、疲れの軽減を実感します。

(他と比べてもアイピースに埃が付きやすすぎるのは気になる)
そして、もう一つ言えることは
ということ。
まあ、買える人は一度手にとって試したら買ってる人も多いとは思いますが、なにせ「マニュアルフォーカスなんか、しないことに越したことはないね」なんて言っている私が
なんて真逆なことを思ってしまうくらいです。
EVF そのものの大きさ見やすさもありますが、いつしか2画面モード+ピーキング赤色にすっかり馴染んで「俺でもサクサク MF できる!」という感じ。楽、という意味も含めて、楽しい。
もっとも、微妙な部分まで厳密にピント合わせする場合は従来通り通常一画面モードのノーマル拡大表示で合わせていて、その時は EVF が大きくなっても従来機と解像度が変わらないことを実感しますから、以前も書いたように、デカくなった分だけ更なる解像度を求めてしまいます。
他にも、ノーマル表示ではフル表示に比べてライブビュー画面が一回り小さくなるなら情報表示部分も合わせて内側で表示してくれれば見やすいのに、とか、2画面モードで全体表示と拡大表示が逆もありじゃないか?とか、細かい点で幾つか思うところはあります。
とはいえ、
は思いの外でした。購入前は「ふーん、面白そうだけど実際に便利かどうかよく判らん」程度にしか感じてなかった2画面モードが、こんなに便利だとは思っていませんでした。
加えて、ピーキング機能に着色が可能となり強弱も選べるようになったのも、私には頼もしい機能アップ。NEX の着色ピーキングに慣れていたので、富士フイルム従来機のピーキング機能は今ひとつ見づらく使ってなかったのですが、着色&強めで
と、どこぞの「飲むだけでダイエットできる薬」とか「睡眠学習で学力アップ」にあるような、あなたも X-T1 を買えば MF 自由自在!的な宣伝文句を言いたいくらいです(笑)
まあ昔からマニュアルフォーカスで写真を撮ってきた人たちには、アホか今さらナニ言ってんの?的なレベルでしょうが、従来 MF 消極派だった自分だからこそ、
「X-T1 はマニュアルフォーカス入門機としても非常に良いカメラではないかなぁ」
と思えますし、
を素直に賞賛歓迎したいものであります(ピーキングの着色機能は X-E2 時点であって欲しかったけど)。
とまぁ、X-T1 の EVF については購入前の印象より、実際に使い始めてからの方が色々と良さを実感しています。
AF で使っていても、飛行機をこの一瞬で撮りたい!というような、タイミングを計って一発撮りという場合は X-E2 でいささか苦労していたのがマシになりました。
もちろん、従来よりシビアなものが撮れそうに思って突っ込んでいくと EVF のタイムラグがまだまだあって、特にサッカー撮影では到底使えるレベルにはないですが(レンズも AF もだけど)、シビアな条件でなければ十分満足できる EVF です。
ただ、最初に書いたとおり X-E2 の EVF が(不満はあっても)決して悪いわけではありませんし、ライカスタイルであのサイズに収めるなら仕方ない部分もあります。使い方、撮り方によっては X-E2 で何ら問題のない場合も少なくないでしょう。
それは EVF だけではなく、他の X-T1 の優位性もそうです。当たり前ですが、人それぞれの使い方、撮り方によって X-T1 の優位性への評価は変わります。
私自身も、X-T1 で MF がすごくやりやすい、楽しいと感じたところで、そうそう MF 率が高いわけでもありません。EVF で恩恵を受けるのは長時間使用時の眼の疲労軽減と、飛行機撮りが多少やりやすくなったこと。
もっと言えば、自分が X-T1 に感じる利点のうち
といった点も、動きモノ(飛行機)相手でのメリットです。
自分が撮る範囲では動きモノ相手以外だと、適当日常スナップと旅スナップくらいですから、そういった時に X-T1 の優位性がどこまで必要かというと「あれば嬉しい」程度。前編記事で触れたようにサイズ感の違いもあるので、常に X-T1 が相応しいわけでもありません。
そして、私にとっての X-E2 から X-T1 への優位性の多くが動きモノ(飛行機)相手でのメリットとはいえ、実際に飛行機撮りで満足できるモノを X-T1 + XFレンズが持っているかと言えば否ですし(※)、スポーツ撮りは論外ですから、それを思うと
「自分の使い方で、この差に 15万出したのは結構お大尽モードだったかなぁ」
という気持ちもあります(^_^;)
Nikon 1 V3 と同時に 190-800mm 相当のレンズがでるという噂を耳にすると「X-T1 よりそっちに投資すべきだったか」なんて気持ちが全くないと言ったら嘘になります。
(※ X-T1 の動体撮影に関しては後日記事を書きますが、飛行機相手で言えば、今までの「シーンを選べば撮れるかもしれない」から「外しても泣かない覚悟なら撮れないこともない」くらいにはなったでしょうか。レンズもなく、向かないカメラなのは変わりませんが)
それでも、X-E2 を置き換えるつもりが併用せざるを得ないと判断したことも含めて、若干想定外(当てが外れたと言ってもいい)のことはあったにも関わらず、不思議と「X-T1 を買って良かった」という気持ちは揺らがない3週間でした。
多少無理して買った反省はあるし、飛行機相手はもう少しやれるかと思ってたけど…的な思いも、X-E2 で頑張ってレンズを買えば良かったという気持ちもあるのですが、それ以上に
という思いが強かったりします。
世間で評価される操作性については決して良いとは思ってないし、改善要望点も多々あるのですが、
“X-E2 に足りなかったもの、X-E2 のパッケージングでは得られなかったものが、X-T1 にはある”
という点だけで満足してしまっています。
逆に X-T1 のパッケージング(サイズ)では X-E2 のようなハンドリングは難しいですし、併用するとなると「X-E2 がもう少しコンパクトならなぁ」という思いが再び強まっていますが、自分だけの理想カメラが世に出てくるわけではありません。
常にどこかで妥協しながら、折り合いを付けながらカメラを買って向き合っていくことになるのですが、そういう意味では私にとって X-E2、X-T1 は、ともに十分向き合っていけるカメラです。
■ 富士フイルム X-T1 と X-E2 の狭間に思う徒然【1】 〜中身は同じ、でも使い方は変わる2つのカメラ
数字上も見かけ的にもコンパクトな X-T1 だからこそ、場合によっては X-E2 は売ることも…と考えていましたが、実際に X-T1 を購入して使ってみると、X-T1 と X-E2 を使う感覚は全く別物で、「X-T1 も X-E2 も両方要るなぁ」というのが、前編記事でも書いた、この半月の結論。
ただ、撮影して出てくる画像はほぼ全く同じと言っても良いですから、X-E2 と X-T1 の差はあくまで機能差・性能差だけ(何度も書いているように、私は X-T1 のデザインや UI については高い評価を感じていないので)。
個人的に X-T1 と X-E2 で機能/性能の差を感じるのは
- 大きく見やすく使いやすい EVF
- 背面液晶のチルト機構
- 本体グリップの有無、バッテリーグリップオプションの存在
- 被写体追従時の連写速度が秒3コマ→8コマになった
- ピーキング機能に着色と強弱が付けられるようになった
といったところ。将来の X-E2 のファームウェア・アップデートで改善される点があるかもしれませんが、現状はこのあたりに差を感じます。
防塵防滴仕様は対応レンズがない現状では、宝の持ち腐れとまでは言わなくても現状は有意な差を感じる場面がありません(それでも先週末のシトシト雨中観戦での撮影ではカバーしつつも少し安心感があったのは事実)。
そして上記の差のうち、X-T1 最大の売りとも言える素晴らしい EVF については誰が見ても判るわけなんですが、実際に使い始めて、X-E2 と併用していると、両者の EVF については2つの感想が出てきます。
「お気軽スナップする程度なら、別に X-E2 でも十分なんだよなぁ」
「やっぱり、X-T1 の EVF はいいわあ。情報表示に邪魔されずにしっかり撮れるし、目に優しい気がする」
X-E2 を使っていれば前者の感想が、X-T1 を使っていれば後者の感想が出てきます。矛盾しているようですが、X-E2 の EVF も不満が多々あるというものではないので、率直にそう感じてしまうのです。
ただ、半月(というかもう3週間)使ってきてハッキリ言えるのは、
X-T1 の EVF は長時間撮っていても従来機より眼が疲れにくい
ということ。X-E2 であったり、それまで使ってきた X-E1 や NEX-7、さらにそれ以前使ってきた機種と比べると、明らかに差を感じます。
EVF そのもののサイズだけではなく、リフレッシュレートなど細かな改善もあるのでしょう。発売前の試し撮りでは単に「デカいね、見やすいね」だったのですが、しばらく使うと目の負担が違うことに気づかされます。
X-E2 の時は「集中して撮ってると、EVF は1〜2時間でもかなり眼が疲れるわー」という思いが拭えませんでした。X-T1 でもさすがに光学ファインダー並みとは言いませんが、従来使ってきた EVF よりは眼の負担、疲れの軽減を実感します。

(他と比べてもアイピースに埃が付きやすすぎるのは気になる)
そして、もう一つ言えることは
Xマウントユーザーで MF を多用する人は X-T1 を買うべき
ということ。
まあ、買える人は一度手にとって試したら買ってる人も多いとは思いますが、なにせ「マニュアルフォーカスなんか、しないことに越したことはないね」なんて言っている私が
X-T1 だと積極的に MF 使いたくなる
なんて真逆なことを思ってしまうくらいです。
EVF そのものの大きさ見やすさもありますが、いつしか2画面モード+ピーキング赤色にすっかり馴染んで「俺でもサクサク MF できる!」という感じ。楽、という意味も含めて、楽しい。
もっとも、微妙な部分まで厳密にピント合わせする場合は従来通り通常一画面モードのノーマル拡大表示で合わせていて、その時は EVF が大きくなっても従来機と解像度が変わらないことを実感しますから、以前も書いたように、デカくなった分だけ更なる解像度を求めてしまいます。
他にも、ノーマル表示ではフル表示に比べてライブビュー画面が一回り小さくなるなら情報表示部分も合わせて内側で表示してくれれば見やすいのに、とか、2画面モードで全体表示と拡大表示が逆もありじゃないか?とか、細かい点で幾つか思うところはあります。
とはいえ、
「全体表示でピントをサッと合わせて、拡大表示で最後を詰める」
ことが切り替えなしの一画面でできる快適さ
ことが切り替えなしの一画面でできる快適さ
は思いの外でした。購入前は「ふーん、面白そうだけど実際に便利かどうかよく判らん」程度にしか感じてなかった2画面モードが、こんなに便利だとは思っていませんでした。
加えて、ピーキング機能に着色が可能となり強弱も選べるようになったのも、私には頼もしい機能アップ。NEX の着色ピーキングに慣れていたので、富士フイルム従来機のピーキング機能は今ひとつ見づらく使ってなかったのですが、着色&強めで
こんな俺でも迅速なマニュアルフォーカスが可能に!
と、どこぞの「飲むだけでダイエットできる薬」とか「睡眠学習で学力アップ」にあるような、あなたも X-T1 を買えば MF 自由自在!的な宣伝文句を言いたいくらいです(笑)
まあ昔からマニュアルフォーカスで写真を撮ってきた人たちには、アホか今さらナニ言ってんの?的なレベルでしょうが、従来 MF 消極派だった自分だからこそ、
「X-T1 はマニュアルフォーカス入門機としても非常に良いカメラではないかなぁ」
と思えますし、
技術の進歩と、富士フイルム開発陣のアイデア
を素直に賞賛歓迎したいものであります(ピーキングの着色機能は X-E2 時点であって欲しかったけど)。
☆
とまぁ、X-T1 の EVF については購入前の印象より、実際に使い始めてからの方が色々と良さを実感しています。
AF で使っていても、飛行機をこの一瞬で撮りたい!というような、タイミングを計って一発撮りという場合は X-E2 でいささか苦労していたのがマシになりました。
もちろん、従来よりシビアなものが撮れそうに思って突っ込んでいくと EVF のタイムラグがまだまだあって、特にサッカー撮影では到底使えるレベルにはないですが(レンズも AF もだけど)、シビアな条件でなければ十分満足できる EVF です。
ただ、最初に書いたとおり X-E2 の EVF が(不満はあっても)決して悪いわけではありませんし、ライカスタイルであのサイズに収めるなら仕方ない部分もあります。使い方、撮り方によっては X-E2 で何ら問題のない場合も少なくないでしょう。
それは EVF だけではなく、他の X-T1 の優位性もそうです。当たり前ですが、人それぞれの使い方、撮り方によって X-T1 の優位性への評価は変わります。
私自身も、X-T1 で MF がすごくやりやすい、楽しいと感じたところで、そうそう MF 率が高いわけでもありません。EVF で恩恵を受けるのは長時間使用時の眼の疲労軽減と、飛行機撮りが多少やりやすくなったこと。
もっと言えば、自分が X-T1 に感じる利点のうち
- 本体グリップの有無、バッテリーグリップオプションの存在
- 被写体追従時の連写速度が秒3コマ→8コマになった
といった点も、動きモノ(飛行機)相手でのメリットです。
自分が撮る範囲では動きモノ相手以外だと、適当日常スナップと旅スナップくらいですから、そういった時に X-T1 の優位性がどこまで必要かというと「あれば嬉しい」程度。前編記事で触れたようにサイズ感の違いもあるので、常に X-T1 が相応しいわけでもありません。
そして、私にとっての X-E2 から X-T1 への優位性の多くが動きモノ(飛行機)相手でのメリットとはいえ、実際に飛行機撮りで満足できるモノを X-T1 + XFレンズが持っているかと言えば否ですし(※)、スポーツ撮りは論外ですから、それを思うと
「自分の使い方で、この差に 15万出したのは結構お大尽モードだったかなぁ」
という気持ちもあります(^_^;)
Nikon 1 V3 と同時に 190-800mm 相当のレンズがでるという噂を耳にすると「X-T1 よりそっちに投資すべきだったか」なんて気持ちが全くないと言ったら嘘になります。
(※ X-T1 の動体撮影に関しては後日記事を書きますが、飛行機相手で言えば、今までの「シーンを選べば撮れるかもしれない」から「外しても泣かない覚悟なら撮れないこともない」くらいにはなったでしょうか。レンズもなく、向かないカメラなのは変わりませんが)
それでも、X-E2 を置き換えるつもりが併用せざるを得ないと判断したことも含めて、若干想定外(当てが外れたと言ってもいい)のことはあったにも関わらず、不思議と「X-T1 を買って良かった」という気持ちは揺らがない3週間でした。
多少無理して買った反省はあるし、飛行機相手はもう少しやれるかと思ってたけど…的な思いも、X-E2 で頑張ってレンズを買えば良かったという気持ちもあるのですが、それ以上に
ええカメラ、買ったわ
という思いが強かったりします。
世間で評価される操作性については決して良いとは思ってないし、改善要望点も多々あるのですが、
“X-E2 に足りなかったもの、X-E2 のパッケージングでは得られなかったものが、X-T1 にはある”
という点だけで満足してしまっています。
逆に X-T1 のパッケージング(サイズ)では X-E2 のようなハンドリングは難しいですし、併用するとなると「X-E2 がもう少しコンパクトならなぁ」という思いが再び強まっていますが、自分だけの理想カメラが世に出てくるわけではありません。
常にどこかで妥協しながら、折り合いを付けながらカメラを買って向き合っていくことになるのですが、そういう意味では私にとって X-E2、X-T1 は、ともに十分向き合っていけるカメラです。
■ 富士フイルム X-T1 と X-E2 の狭間に思う徒然【1】 〜中身は同じ、でも使い方は変わる2つのカメラ
コメント
コメント一覧 (4)
毎日更新楽しみにしております。
X-T1・・・とても分かる評価です。
私もX-E2からの買い増しで、X-E2を手放そうかどうか思案した上で
使い分けようと結論づけました。
本気撮りはX-T1、ライトなスナップはX-E2・・・とありきたりですが。
レンズはXFの23、27、35、60、18-55、55-200しか持っておらず、
いわゆるオールドレンズは持っていません。
好きな花撮りの際には60と55-200をよく使いますがその際はMFが普通になりました。
X-E2の頃はMFはほとんど使わなかったんですけどね。
出てくる絵は同じなので、買う必要があったのかと自問することも有りましたが、
MFの使い勝ってで満足しているのも同様です。
使い分けすると決めましたが、今後新しいレンズが欲しくなったりしたら、
その資金確保のためX-E2を手放す日が来るかも・・・と悩ましい日々ではあります。
私もオールドレンズは持ってないというか殆ど興味はないのですが、ミラーレス機を使い始めてすぐに「全然レンズが揃わん〜」というのを少しでも解消するために、仕方なくですがMFレンズで代用しています。
FマウントやEFマウントだけ使っていた時にはレンズ不足を感じることもなかったのですが、最近は新しいマウントに手を出しまくっているので、マウントアダプターさえあれば(MFだけど)利用できるレンズは使い回しができて、NEXの時も富士でも重宝しています(フルサイズでも使えますし)。
なので、MFと言ってもVoigtlanderとかそのあたりなので、いわゆるオールドレンズの味を云々……みたいなのはサッパリ判りません(^^;)
現状の富士フイルムだと APO-LANTHER 90mm F3.5 を結構使っています。135mm相当のレンズがないのと、55-200mmがデカすぎるので「念のために長めのレンズを持っていこうかな?」という時には、隅に入れておけるサイズなので重宝してます。
あとはX-T1資金で泣く泣く欲しがっていた友達に売りましたが、Super Wide-Heliar 15mm F4.5は小さく軽くて超広角レンズとして愛用してました(超広角なのでMFも楽ですしね)。XF14mmをすぐ買う予定で手放したのですが、若干後悔はしてます(^^;)
オールドレンズの中古を鑑識眼がないので、そちら方面には手を出しにくいのですが、X-T1のMFのやりやすさはあるので、XFレンズにない焦点域や癖玉のMFレンズは今後買っていきそうで散財度合いが怖いです。。。
いつもながら、色々と共感できる記事で参考になります。
実は結局、X-Pro1を手放して、X-T1とX-E2の運用に切り替えました。
フィールドでも結構撮影をしているのですが、仰るとおりEVFの差が歴然としていますね。
X-T1のEVFを見た後にX-E2のEVFを見ると、「ちっさ!」となります。(笑)
大きさだけならまあ良いのですが、MFのピント合わせが段違いですね。
それと、ピーカン下での見やすさもだいぶ違うように思いました。
また、操作もすぐに慣れて、今ではX-E2よりも早くサクサクと設定変更が出来るようにまでなってしまいました。^^;
何だかんだ言われますが、このカメラは色々な事が考えられているなと個人的には思っています。
X-E2の方はというと、ストリートスナップやポートレート撮影時に持っていきます。
街中ではX-E2の方が溶け込みやすく、また威圧感も少ないので人を撮る時にはX-E2を選びます。
この2台、棲み分けがバッチリ出来てとてもいい感じです。
今は兎に角、レンズが欲しいです。
春に向けて60mmマクロが欲しい・・
それと、フジには200mmF2.8みたいな望遠単を出して欲しいところです。
X-T1 ご購入おめでとうございます。相変わらず文句の多い私でも X-T1 の EVF だけは(現状のデバイス技術を思えば)ケチの付けようがない素晴らしいもので、使えば使うほどに実感します(^^)
X-T1 と X-E2 の使い分け方は人それぞれだと思うのですが、私も他のユーザーの使い分け方を色々知って参考にしたいな、と思っています。確かに“撮られやすさ”は X-E2 かもしれませんね。撮影者のテンションを高めるのは X-T1 かもしれませんが。
60mm マクロはハーフマクロですから、いっそツァイスの50マクロに行かれてはどうでしょうか?(笑)桜の季節に間に合うかどうかは判りませんが……
X-E1 で使った時はトロすぎてお蔵入りしていた 60mm マクロも X-E2 / X-T1 では快適で、フードを外すとコンパクトなので最近は重宝しています。
望遠馬鹿の私としては、超望遠ズームの跡には望遠単が是非欲しいですね。その前に 135mm F2 相当のレンズを何故出さないのか不思議でしかないですが……。レンズ側でAF速度を考慮したサンヨンが欲しいですけど、Xマウントユーザーにはあまり需要なさそうで期待はしていません。。。