高倍率ズームレンズと言えばタムロン。という時代があったわけですが、そういう意味でもニコンに APS-C 専用ズームで 300mm 域を先に到達されてしまったので「タムロンはどうくる?」という感じだったのですが、

広角 16mm から望遠 300mm
35mm換算 24〜450mm の 18.75倍ズーム


を発表しました。

TAMRON|ニュース|フルサイズデジタル一眼レフ対応。さらに進化した高倍率ズーム誕生。 『28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)』

現行モデルが 18-270mm で、ニコンが 18-300mm の出したので、それに追随して 300mm は達成するだろうと思っていましたが、広角側も広げてきましたか。最近のトレンドに沿ったものですが、いやはや凄い。

おまけにタムロンお得意の最大撮影倍率も確保して 1:2.9 の簡易マクロ的な使い方も可能であり、

真の「コレ一本」的な何でもあり高倍率ズームレンズ


という感じです。



また、フルサイズ用の鉄板高倍率ズームであった 28-300mm も久しぶりのリニューアル。倍率はそのままに、高倍率ズームの欠点とも言えるテレ側の画質修正と小型化とともに、昨今のタムロンのウリである、超音波モーター PZD と手ぶれ補正 VC を搭載。

TAMRON|ニュース|フルサイズデジタル一眼レフ対応。さらに進化した高倍率ズーム誕生。 『28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)』

EOS 6D や D600/D610 といった廉価フルサイズ一眼レフも登場して普及していますから、そういった層への便利レンズの需要としても歓迎されるのではないかと思います。

そしてこっそり注目すべきは

両レンズとも簡易防滴構造を採用


していること。あくまで簡易ですけれど、鏡胴が伸びるレンズにおいてそういう配慮は有りがたいですね。

MLIT Civil Aviation Bureau's SAAB2000
(EOS 7D + 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD / Model B008)


私は従来モデルの 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008) を持っていますが(最近殆ど使ってないけれど)、作品を撮るようなレンズではないかも知れませんが、一眼レフでの旅カメラとしてはやっぱり便利です。

画質はそれなりというか、望遠側では決して良くないのですが、ミラーレス機を持っていくのとはまた違う良さがありますが、このあたり今後ユーザーにどう選ばれていくのかなぁ…というのは、私自身興味のあるところです。

ミラーレス、ミラーレスと言われていますが、意外にも年齢層が高くなると逆にフルサイズ一眼率が高いですからねぇ。いま一番お金を持っている層というのはあると思いますが。

ただまぁ、

16-300mm (Model B016) の方は、また一層デカく重く


なりましたねぇ。前モデル 18-270mm (Model B008) から比べると

φ74.4x88 mm → φ75×99.5mm
450g → 540g

となり、フィルター径も 62mm から 67mm とアップ。ここまで来ると、もうとても気軽なレンズという感じではなくなりつつあるような気がします。

私自身はもう一眼レフ用の高倍率ズームレンズを買うことはないでしょうが(18-270mm ですら何度も手放そうと考えたことがあるくらい)、ミラーレス機なら有り得る話ですので、タムロンも次はまたミラーレス機向けに手を打ってくるのかなぁ?なんて期待していたり。

the deer into evening light (1)
(NEX-7 + 18-200mm F3.5-6.3 Di III VC / Model B011)


Eマウントの 18-200mm F3.5-6.3 Di III VC(Model B011)はしばらく使っていましたが、なかなか良い便利レンズでしたし、愛用もしていましたからねぇ。

いずれにせよ、最近は動き物相手以外だとミラーレス機ばっかり持ち出しているけれど、たまには縦グリップを外した一眼レフと高倍率ズームレンズ1本で出かけてみるのもええかもしれんなぁ…と思ったりした発表でした。