先日、富士フイルムのデジタルカメラに関するインタビュー2題を取り上げましたが、昨日発売のデジタルカメラマガジン1月号に載っている恒例のメーカーインタビューの富士フイルム編では、もっと踏み込んだ発言・内容がありました。


どうやら

来年のXマウントは一眼スタイルの新ボディと大三元クラスなどのズーム


が主役になるようです。防塵防滴新ボディと、それに合わせた防塵防滴 F2.8 通しズームの存在の噂は確実視されていますが、インタビュー内容もそんな感じ。近いうちに発表なら年末進行を考えれば公然の秘密状態でしょうしね。

従来の Xマウントとは方向性が変わった〜という人も多く出てきそうですが、変わるというより拡大させていくのでしょう。今年は下へ展開し、来年は(満を持して?)上へ展開。オリンパス E-M1 に続きたいという感じでしょうね。

もっとも、画質も上々、撮影能力も富士フイルムと違って万能性に秀でて、それでいてサイズはずっとコンパクトな E-M1 と対抗してもどこまでやれるかは(新ボディの性能にも依るでしょうが)しっかりとした進歩がないと厳しいのではないかなぁ、と思っていたりもします。ま、どうなりますやら。

個人的にも、一眼レフスタイルボディ+大口径ズームとなってくると、今まで EOS & EF レンズと使い分けができていた部分がかぶってくるわけで、

EF システムとの兼ね合いをどうするか(金銭的にも)悩む年


になるかもしれません。

現状(そして将来も)富士フイルム機では撮れない写真というのは存在しますし、カメラは決して画質だけでモノを語るものではありませんから、メインマウントより使う頻度が多いサブシステムという立場は変わらないと思います。

それとまぁ、一眼レフスタイルのボディだの大口径ズームだのと言うなら

真っ当な望遠ズームレンズを早よ出してくれ


というのがあります。

たった一本の望遠レンズ XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS がダメとは言いませんし、良いレンズだとも思いますが、
  • 所詮バリフォーカルレンズ(本当のズームレンズではない)
  • デカい重いわりには F値変動
    (他社同等ズームより半段明るいのは、実効感度の差で実質吸収みたいなもの)

という点がありますから、本当のズームレンズで、F値一定で、手ぶれ補正が流し撮り対応の望遠ズームを出してくれると期待しています。

(富士フィルムが F2.8 通しの望遠ズームを作ったら、APS-C 専用レンズなのに EF70-200mm F2.8L IS と大差ない大きさ重さになりそうで怖いが…)

個人的な希望としては、真っ当な望遠ズームの発売予定を1年後と発表しつつも、やっぱり遅れて発売は 1年半後…という毎度のパターンになって「望遠レンズでないなら一眼スタイルボディも二代目が出てからでええわー」となって、今年こそ EOS 7D Mark II と新型 EF100-400、今年 Xマウントに手を出してできなかった EF70-200 F2.8L IS の新型買い換えへ…

ええ、取らぬ狸の皮算用ですが、まぁユーザー的にはそれもまた愉し、であります(^_^;)

X-E2 Test Shot (26)
(X-E2 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)


さて、前置きが長くなりましたが、前回の X-E2 インプレ記事では「良いとこ編」として、従来機から X-E2 が良くなったと感じたところ、買って良かったと思ったところをまとめました。

富士フイルム X-E2 ファーストインプレ【7】 〜良いとこ悪いとこ→良いとこ編

で、良いところを書いたら悪いところも書かなければ…ということで、今回はダメだし回「ここは直して欲しい」「ここはこうして欲しい」編です。

もちろん、私個人の感じ方に過ぎませんし、好みの問題も含まれていますが、以下列挙。


▽ ブラケット撮影後にファイル書き込みの間は他のことが何もできない間抜けカメラは、いい加減卒業して欲しい

今は 2013年末、来年は 2014年ですよ。


▽ 連写していると、レリーズボタンを離してしばらくしてからシャッターが切れることがある

AF が合焦し切れてない間にレリーズボタンを離すと、その後合焦したらシャッターが切れるっぽい。間抜けすぎます。AF-C の時に頻発。

レリーズボタンから指を離して、そして EVF から目を離してから “お釣り” の一枚が切れること多すぎて、ちょっと閉口してます。


▽ 撮影画面などの状態からボタンを押してからメニューや設定画面へ入るレスポンスが、まだ微妙に遅い

マシになったけれど、もう少しレスポンシビリティが欲しい。あらゆる場面でモッサリというわけではなく、MENU ボタンを押してメニューに入ったり、各種設定ボタンを押して設定画面に入るタイミングなど、幾つかの場面で若干鈍く、まだサクサクな操作感には達しない。

メニュー側の反応というよりも、ボタンそのものの押下時の反応という節もあるが、いずれにせよ、もう一歩頑張って欲しい(目指す基準の一つは、リコー GR のレスポンス)


▽ ホワイトバランス選択で OK を押すと決定ではなく微調整に入るのはおかしい

フォーカスエリア移動で OK ボタンを押すと中央戻りになるおかしな仕様は直ったが、ホワイトバランス設定のボタン挙動はおかしいまま。右ボタンで微調整に入るのだから、OK ボタンでは選択確定で良い。これは直して欲しい。

X-E1 の時から言っているが、Xシリーズ全体の操作体系として基本的なボタンの動作統一はしっかり取るべき。富士フイルムにはユーザーインターフェースのポリシーに欠けている(だいぶマシになってきたけれど)。

▽ ISO Auto の上限を変えるのが従来と比べて非常に面倒になってしまった

ISO Auto の上下限とシャッター速度下限値を設定できるようになったのは、非常に有り難い。が、おかげでクイックメニューから簡単に ISO Auto 1600 と 3200 と 6400… が切り替えられなくなり、ISO Auto の上限を変えるのにメニューの奥底へ行かねばならなくなって、非常に手間。

従来どおりの ISO Auto 800 / 1600/ 3200 / 6400 があって、それに加えて ISO Auto Custom を作ることができなかったのかな…と思う。現状素早く切り替えるのはカスタム設定に頼るしかない。

せめてクイックメニュー全体の話として、項目上で背面ダイアルをプッシュするとメインメニュー上の各項目のサブメニューへ飛ぶようにできないものか。そうすれば1ステップくらい ISO 上限設定への手間が減るけれど…


▽ カスタマイズで動画やアドバンストフィルター、多重露出をボタン割り当てして一発切り替えた後、またボタン一発で元に戻した時にドライブ設定が戻らない

ボタンに RAW 撮影を割り当てた場合は、フィルムシミュレーションブラケットや ISO ブラケット、DR ブラケット時にボタン一発で RAW 撮影にするとシングル撮影になり、またボタン一発で元の JPEG 撮影に戻すとブラケット撮影が復活する。

しかし、動画やアドバンストフィルター、多重露出に切り替えた場合は、ボタン一発でも元の撮影モードに戻してもドライブ設定が戻らず、シングル撮影になってしまう。この場合でも元のドライブ設定を戻して欲しい。

この手のものは条件次第で挙動が変わることはできるだけ避け、期待に対する妥当性のある動作をして欲しい。細かなところから気をつけることで、トータルとしての判りやすさが増すと思う。


▽ 再生画面で等倍表示にできない

写真は等倍で見る物じゃない!という主義なのかも知れないが、タブレットやパソコンで見られるんだから意味ないし、理由なくしない意味もない。厳密なピントチェックさせてよ。


▽ カスタム設定が7種類もあるのに番号だけでは判りにくすぎる!

イベント時にも富士フイルムの方に直接(強く)お願いしたのですが、カスタム設定の名前付け。これは本当に何とかして欲しい。

7種類もあるのは有り難いのですが、パッと見の区別はフィルムシミュレーションのアイコンだけで、あとは1〜7の数字だけなのは使いづらいです。7種類も用意されているのを最大限活用するためにも、よろしくお願いします。



▽ カスタム設定をメモリカードないし Wi-Fi 経由でバックアップさせて欲しい

ファームウェア・アップデートで消えるなら尚更。Wi-Fi 設定その他も含めてバックアップさせて欲しいくらいだ。

X-E1 のカスタム設定その他を見ながら全ての設定をしこしこ X-E2 へ移行して、X-E2 なりに調整しなおして、そしてファームウェア・アップデートで全て消える。きっついよ、富士フイルムさん…


▽ そもそもファームウェア・アップデートで設定は極力消さないようにして欲しい

X-E1 購入以降のアップデートの際に設定は消えなかったから、今回(2013/12/19付け)は油断した…

消えるならダウンロードページにでっかく注意書きしておいて欲しい。注意書きされても消えちゃうけど、心の準備が(笑)


▽ 露出補正ダイアルが硬くなったのは良いが、いささか硬すぎる

電源スイッチも露出補正ダイアルも誤動作防止のために動きが硬くなったのは歓迎ですが、個人的に露出補正ダイアルの方は少々硬くなりすぎたと感じています。

使っていくうちに慣れる/多少は緩くなるのかもしれませんが、EVF 覗きながら親指だけで動かす時に結構力が要るようになってスムースさに欠けるなぁと思います。


▽ レリーズが深く重い

これも個々の好みでしょうし、私自身が浅く軽い方が好み(EOS 1D系や GR ではレリーズ調節に出している)ということはありますが、それを差し引いても X シリーズのレリーズはもう少し浅く軽くして欲しいと思っています。

X-E2_09


深め、重めなのはブレを誘発しますし、良いことなんてないと思っているので、有償でレリーズ調整できるなら、そういった部分へのお金は惜しまないので検討して欲しい。それも“プレミアム”な施策の一つでしょう ;-)


▽ AF-Lock ボタンを親指 AF が使える仕様にすべき

して欲しい、というよりは、すべき、と言ってしまいます。現状の AF-Lock ボタンの仕様は
  • AF-Lock ボタンを押している間、フォーカスロックする
    (レリーズボタン半押しのフォーカス独立ボタン版みたいなもの)
  • AF-Lock ボタンを押すたびに、フォーカスロック、アンロックを切り替える

の、いずれか。

でも、独立ボタンでこういうフォーカスロックを使っている人って、そんなに多いのかなぁ。少なくとも一眼レフでは
  • AFボタンを押している間だけ、フォーカス動作をする

という親指 AF のやり方をする人の方が多いと思うし、その方法を導入して欲しいと思いますね。これは X-E2 発売前イベントの時に富士フイルムの係員の方に挙動を説明して要望しておいたけれど。

もちろん、その場合は AF(-Lock) ボタンの位置がまた重要になるわけですが。


▽ Qボタンは位置も悪くなり、ボタンも小さくなって、さらにクイックじゃなくなった

AF-Lock、AE-Lock のボタンが独立した関係で Qボタンの位置が移動したが、個人的には以前の方がまだマシと感じる。むしろ、Q ボタンと再生ボタンの位置を逆にした方が良かった気もする(ソニーみたいになるけど)。

X-E2_06


サムグリップ上の2つのボタンも含めて今ひとつと思うボタン配置は多いが、レイアウトがなかなか難しいのも理解できるし、ソニーみたいに出す機種出す機種でボタンもクイックメニューも様々な操作体系が変わる節操のなさも困るしねぇ…


▽ できれば、十字ボタンの左右も機能カスタマイズさせて欲しい

現状メニュー内操作以外で左右ボタンを使うのは、シャッター速度を 1/3段刻みに調整を行う時に使われているのと、アドバンストフィルターの選択くらいでしょうか(私の常用範囲ではそんなものかな?)。

シャッター速度の 1/3段毎の調整は絞り環のあるレンズを使っているなら背面ダイアルでできますし、そうでない場合もシャッター速度ダイアルの1段毎で十分な場合も少なくありません。なので、他に割り当てられた方が自由が効くなぁ、と思います。

Xマウントボディの場合、クイックメニューはあるものの数が多い上、項目選択に上下左右の操作が必要であまりクイック操作とは感じませんから、ボタンカスタマイズでの直接操作は魅力的なのですよねぇ。X-E2 でカスタマイズボタンの数は増えましたが、欲望は尽きません ;-)


▽ ピーキング機能は色を変えられるようにして欲しい

被写体的に白じゃない方が良い方が断然判りやすい場合もあるので、検討して欲しいねぇ。


▽ Wi-Fi がカメラに内蔵されたのだから写真アップロードはカメラ内から直接行うべき

写真のアップロード設定は従来どおりカメラ内ではアップロードのチェックマークを付けるだけで、パソコン用ソフトを使わないとアップロードできないが、カメラ内に Wi-Fi が内蔵されたのだから直接行えるようにすべき。

ま、富士フイルムのことだからすぐには無理だと思うが、パソコン用ソフトを通して…という時代じゃない。スマートフォン経由ないしカメラから直接アップロードの時代。個人的にも Eye-Fi を使っているから直接アップロードのメリットは重々承知済み(旅先でのクラウドバックアップは便利かつ安全)。


▽ 写真アップロード先に自社サービスがないのはおかしい(できればアップロード先は増やして欲しい)

以前も書いたが「Fotonoma」という立派なクラウド写真サービスを持っていて自社ネットプリントとも連動できるのに、何故対応させないのか不思議すぎる。まず、自社サービスへの対応、プリントへの誘導をきっちり行うべきだろう(商売的にも)。

そして、富士フイルムの製品登録ユーザーならば現行のアップロード写真の自動リサイズを止めて、オリジナルファイルを保存できるようにしてもらいたいところ。そうすれば有料オプションを申し込むユーザーも増えるはず。

また、現状のアップロード先は Youtube、Facebook、mixi となっているが、静止画写真のアップロード先は実質後者2つのみ。Facebook はともかく、もはや mixi という時代ではないのだから他を考えて欲しい(Flickr という時代でもないけど追加されれば個人的には嬉しい…が Picasa あたりが妥当か?)


▽ アイセンサーの反応距離が長い

結構 EVF から離れたところでもアイセンサーが反応して背面液晶から EVF に切り替わってしまう。マージンを取っているのだと思うが、他社機と比べても長すぎやしないかと思う。


▽ EVF の露出が実際の露出傾向と異なる

違うのは当たり前と言えば当たり前なのだが、全体的に暗い明るいではなく、暗い時には実際より明るく、明るいモノは実際より暗く見えるので、傾向が掴みにくくて EVF の見た目で露出を頼ると結構痛い目に遭っている。まだ傾向を掴みきってなかっただけ、とも言えるが…うーん。

もちろん、EVF の質としてまだまだ向上の余地があるのは言うまでもありませんが、それは富士フイルムだけでできることではありませんからね…


▽ スリープ解除から再起動してくるまでの速さは、ハイパフォーマンスモードを基準にして欲しい

通常モードの目覚め具合は、もっさり。遅い。ハイパフォーマンスモードだとバッテリー消費が激しいが、スリープ解除からの起き具合(と AF 速度)が違うので常用してしまう。次機種ではハイパフォーマンスモードと同等以上の起床速度を通常時に見せて欲しい。
FUJIFILM デジタルカメラ用バッテリー F NP-W126
FUJIFILM デジタルカメラ用バッテリー F NP-W126

(おかげで X-E2 で予備バッテリーを1個追加することに…)


▽ バッテリーチャージャーはケチらず、プラグ内蔵式にしていただきたい!

いやホントに価格最優先の廉価機ではないのだから。こういったところも使い勝手ということを、よく考えて欲しい。富士フイルムの人は、自分でカメラを旅先に持っていく時に何も感じないのだろうか…
ELECOM 電源プラグ ノートパソコンACアダプタ直結用 2pin-2pin 垂直 T-PCAD22V
ELECOM 電源プラグ ノートパソコンACアダプタ直結用 2pin-2pin 垂直 T-PCAD22V

(X-E1 も X-E2 も付属 AC ケーブルは使わず、コレ一択…)


▽ 相変わらずのパッケージング

開梱して使い始めたら、今さらなことですが、プレミアム云々言うなら、1〜2万円のデジカメと変わらないチープなパッケージングはもう少しどうにかした方が…

X-E2_02 X-E2_03


十万円前後のカメラで高級感を出せとは言わないし、富士フイルムの言う “プレミアム” はカメラの中身でそんな点じゃねーよ、というのは判っていても、質感だのデザインだのと言うならば、最初に箱を開けた時の見せ方がもう少しあっても良いんじゃないかなぁ、と思うのですよ。


▽ イマイチな後付けハンドグリップ

アクセサリー類が全て X-E1 用を流用できるのは良いのですが、文字通りの取って付けた感のあるハンドグリップは(次の X-E3? では)改善して欲しい。

グリップ付きボディも縦グリップも一眼レフスタイルの新ボディへどうぞ、なのかもしれませんが、そうでないボディへの後付けも大切にして欲しい。バッテリーやメモリーカード交換ができなくなる対価としては微妙すぎます。
UN FUJI FILM X-E1用サムグリップ UNX-9123
UN FUJI FILM X-E1用サムグリップ UNX-9123

(サムグリップも考えたけれど、親指側は大きな不満はないので…)


▽ 相変わらず「無線LANの設定はネット見ろ、終わり」のマニュアルは…

どうかと思いますねぇ。これで一般層を狙うとかはないでしょう。

私は F900EXR での経験があったからすぐに判りましたが、F900EXR の時は「はあ?マニュアルは飾りかよ」と思いましたし、パソコンへの転送設定は結構判りづらかった。設定が終われば簡単だけど、他メーカーに比べるとちょっとね。


▽ ぶっちゃけ他社と比べると PC への転送が不安定すぎる

ペアリングしているのに繋がらない(パソコンが認識しない)、繋がっても途中で止まる、そういったことが多すぎですね。ホント多い。使っているのは Mac版ですけれども。


▽ 三脚穴が光軸上にない

X-E1 のボディ使い回しだから仕方ないけど、三脚穴が光軸上にないと、三脚はともかく一脚はすげー使いにくい。ハンドグリップを装着すると穴が光軸上になるけど、そういう問題ではない。

ボディサイズ的にレンズマウントの下には作りにくいのは判るけれど、使いにくいのは使いにくいからね(キヤノンやパナはミラーレス機でも頑張って光軸上にあるし)。


▽ 【追記】何と言っても、バリアングルモニターをケチったこと

いやホント、ボディデザインの流用で諸々アクセサリーの使い回し互換性を重視したり、早期の開発を考えたりしたのでしょうけれども(要はコストダウン)、ケチったことには変わらず、残念な点すぎます。

バリアングルモニターは一度使うと便利すぎてねぇ…。最近、出し惜しみのキヤノンの二番手は富士フイルムだと感じてます。出し惜しんでるわけではなく、出せないだけなのかも知れませんが…



以上、色々と書きましたが X-E1 の時に比べると細かい点が中心になってきたなぁ、とは思います。

上記の内容は、“善し悪し”と“好き嫌い”と“単なる要望”が混在しているので良くない列挙ではありますが、それでも敢えて言うなら

まだ使い勝手に多少癖のあるカメラ


であると思います。

メーカー毎に使い勝手の「違い」はありますし、カメラとして他にない特徴は必要ですが、直感的な操作から一般的に期待されるであろう動作とは異なる「癖」は減らすべきだというのが(カメラに限らず)コンシューマー商品だと考えています。

その点では従来機からは多くが改善されたものの、もう一歩頑張って欲しいな、という気がします。

(まぁ何度も言うように、X-E1 初期の頃を思えば断然、使っていて/撮っていてストレスのないカメラになりましたけどね…)

X-E2_04
(X-E2 パッケージ同梱物一式)


あと、ごく個人的な話で言えば、「GR と X-E1/X-E2 のフォーカスエリア選択ボタンの位置が似て非なるので間違えまくる」ので、(自分で)何とかしないとなぁ…とは思っています。両者を併用していることが多いだけに、結構な頻度で間違えます。

(GR は左ボタンがフォーカスエリア選択、Xシリーズは下ボタン)

感覚的には Xシリーズのように下ボタンがベターですが、GR 同様にホワイトバランス設定を下ボタンに割り当ててフォーカス選択は Fn ボタンに…と思うのですが、X-E1 の時に試して慣れなかったので、どうしたものかと…

Fn ボタンを押すより下ボタンの方が操作が一瞬速い、グリップ時の動きが少ないので、一番使う機能は下ボタンに置きたいわけですが、両方好きで愛用しているカメラだけに悩ましいです。

X-E2 Test Shot (25)
(X-E2 + XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)


使い始めて三週間経ちますが、X-E1 と変わった点、改善された点で未だに気づくことがあり、この先もまた気づいて善し悪しが追加で出てくるかもしれません。

まぁ色々とブログで書くものの、伝えたいことは直接伝えるようにしているわけですが、メーカーがどう捉えるかもメーカーの勝手、都合であり、自分の意見が受け入れられるとは思っていません。ユーザーとしては妥協しつつ、よりベターを捜すしかないものです。

とはいえ、まぁこういった場末ブログで書いていくと自分のガス抜きだけではなく、冷静に整理確認もできるので、自分自身にとっても悪くないかな、なんて思っています ;-)


富士フイルム X-E2 ファーストインプレ【1】 〜X-E1 ユーザーの私が X-E2 を購入した唯一つの理由と、その結果
富士フイルム X-E2 ファーストインプレ【2】 〜X-E2 を買うにあたって気になった“次”機種
富士フイルム X-E2 ファーストインプレ【3】 〜発売前イベントで感じた印象と購入後の体感差
富士フイルム X-E2 ファーストインプレ【4】 〜尖りカメラが特長そのまま万人に勧められるカメラへ
富士フイルム X-E2 ファーストインプレ【5】 〜なんだかんだ言いつつ気に入って使っている新機能
富士フイルム X-E2 ファーストインプレ【6】 〜メモリーカード書き込み速度は従来機よりどれだけ速くなったか?を検証
富士フイルム X-E2 ファーストインプレ【7】 〜良いとこ悪いとこ→良いとこ編