昨日のフルサイズ・ミラーレス機「α7」「α7R」の余韻が大きい昨今で、今日はニコン D5300 の発表などもありますが、個人的に今週のデジカメ新製品で一番注目していた「LUMIX DMC-GM1」が発表になりました。

■ DMC-GM1K|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
とにかく注目すべきは、そのサイズ。
レンズ交換式カメラでボディだけを比較するのは無意味であることは NEX を使ってきて重々承知なわけですが、それでも
のは驚きです。キットレンズも 24〜64mm 相当で厚さ 24mm! 軽さ 70g というのは、これまた凄い(おまけに手ぶれ補正内蔵。フォーカスリングはないけどね…)。
になっています。
実際、各種コンパクトデジカメや PENTAX Q、NEX と比べてみると、以下の通り。
“コンパクト”デジカメとは到底呼べないほどゴツい XZ-2 や MX-1 はもとより、RX100M2 よりも小ぶりで、ハイエンド・コンパクトデジカメとしては比較的軽量薄型の PowerShot S120 や自社 LUMIX LF1 より小さいのは、何度も繰り返すように“ボディだけ”だとしても特筆すべきサイズ。
また、極小センサーを使った超ミニ・レンズ交換式カメラとして有名な PENTAX Q のボディと同程度のサイズ!ですし、キットの標準ズームレンズの長さも同程度なのはセンサーサイズの違いを考えると、やはり凄いモノです(小さく遊べるレンズが揃っているとはいえ、PENTAX Q も存在意義を問われるところ)。
最初にも書いたように「レンズ交換式コンパクトデジカメ的な方向」というのは、マイクロフォーザーズ生き残りの方向性の一つとして正しいように思います。
と思っています。まぁ異論はあるでしょうし、ハイエンド動画デジカメの方向に行くのも、OM-D のような方向に行くのも有りでしょうが、α7 のような存在が出てくれば、必然的に行き先はそちらしかない、少なくとも一般層に売るためにはそれしかないと思います。
もちろん、APS-C センサー搭載ながら驚異的に小さなボディの NEX シリーズを使ってきているだけに
というのは判っていますが、そこはそれ、ズームレンズを極小にするのは大得意なパナソニックが GM1 に合う薄型ズームをまた出してきましたので、これはこれで悪くありません。
というか、「シグマ DP シリーズを持ち歩くことを思えば、レンズ込みでも十分小さい」と感じられるので、ワタシ的にはコンパクト+αな感じで十分有りです(DP シリーズは他にサイズ云々を別にして代えがたい魅力がありますけど)。

この GM で他に目を惹くところと言えば、
となっているほか、
のは残念なところ。あくまでサイズ最優先というところで、このサイズなら納得できますけれど…
あと、一番気になるのは
のは間違いないところ。ボディがツルピカではなく滑りにくそうではありますが、純正オプションとして

こんなものを用意して、発売時のキャンペーンプレゼント製品になっている時点で、ホールディングはダメだろうことが推測できます。何もかもがサイズ優先ですが、コンパクトデジカメ以下のサイズにされてしまうと「まぁしゃーないか」と思えてしまいます。
昨日の「α7」は凄く良さそうに見えつつも、あまり買いたい衝動は起きなかったのですが、
と思っています。パナ機は結構値落ちが早いので予約買いするようなことはないですが、様子見て買いたいかもなぁ…と思います。富士フィルム X-E2 が微妙っぽいだけに、買うならこちらかなぁ…なんて。
マイクロフォーサーズは初号機 DMC-G1 や、オリンパスの初号機 E-P1 を始め、何度も買っては売るの繰り返しでしたが、そろそろまた使ってみたいという気がしていますので…
まぁ、EVF なし、外部で付きもしないミラーレス機は本来興味ないのですが、ここまで小さければ有りかもなぁ、と思って購入候補ですね。オレンジが良い感じです。すぐには買いませんし、買うかどうかも判りませんが…
■ DMC-GM1K|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
■ LUMIX G VARIO 12-32mm|交換レンズ|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

Panasonic デジタル一眼カメラ ルミックス GX7
(EVF 内蔵、ボディ内手ぶれ補正内蔵の GX7 も魅力的なんですけどねー)

■ DMC-GM1K|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
とにかく注目すべきは、そのサイズ。
レンズ交換式カメラでボディだけを比較するのは無意味であることは NEX を使ってきて重々承知なわけですが、それでも
ボディだけなら RX100M2 どころか S120 よりも小さい!
(あくまでボディだけの話)
(あくまでボディだけの話)
のは驚きです。キットレンズも 24〜64mm 相当で厚さ 24mm! 軽さ 70g というのは、これまた凄い(おまけに手ぶれ補正内蔵。フォーカスリングはないけどね…)。
レンズ交換式コンパクトデジカメ的な方向
になっています。
実際、各種コンパクトデジカメや PENTAX Q、NEX と比べてみると、以下の通り。
DMC-GM1 | 98.5×54.9×30.4mm (キットレンズ厚 24mm) | 204g / 274g |
PowerShot S120 | 100.2×59.0×29.0mm | 217g |
LUMIX DMC-LF1 | 102.5 x 62.1 x 27.9mm | 192g |
Cyber-shot RX100M2 | 101.6×58.1×38.3mm | 281g |
OLYMPUS XZ-2 | 113.0×65.4×48.0mm | 346g |
PENTAX MX-1 | 122.5×60.0×51.5mm | 391g |
PENTAX Q7 | 102.0×58.0×33.5mm (キットレンズ厚 23mm) | 200g / 237g |
NEX-5T | 110.8×58.8×38.9mm (キットレンズ厚 29.9mm) | 276g / 392g |
“コンパクト”デジカメとは到底呼べないほどゴツい XZ-2 や MX-1 はもとより、RX100M2 よりも小ぶりで、ハイエンド・コンパクトデジカメとしては比較的軽量薄型の PowerShot S120 や自社 LUMIX LF1 より小さいのは、何度も繰り返すように“ボディだけ”だとしても特筆すべきサイズ。
また、極小センサーを使った超ミニ・レンズ交換式カメラとして有名な PENTAX Q のボディと同程度のサイズ!ですし、キットの標準ズームレンズの長さも同程度なのはセンサーサイズの違いを考えると、やはり凄いモノです(小さく遊べるレンズが揃っているとはいえ、PENTAX Q も存在意義を問われるところ)。
最初にも書いたように「レンズ交換式コンパクトデジカメ的な方向」というのは、マイクロフォーザーズ生き残りの方向性の一つとして正しいように思います。
センサーサイズが小さいんだから、レンズもボディも小型軽量じゃないと意味がない
と思っています。まぁ異論はあるでしょうし、ハイエンド動画デジカメの方向に行くのも、OM-D のような方向に行くのも有りでしょうが、α7 のような存在が出てくれば、必然的に行き先はそちらしかない、少なくとも一般層に売るためにはそれしかないと思います。
もちろん、APS-C センサー搭載ながら驚異的に小さなボディの NEX シリーズを使ってきているだけに
レンズ交換式はボディが小さくても、レンズの出っ張りで結局嵩張るんだよねぇ
というのは判っていますが、そこはそれ、ズームレンズを極小にするのは大得意なパナソニックが GM1 に合う薄型ズームをまた出してきましたので、これはこれで悪くありません。
というか、「シグマ DP シリーズを持ち歩くことを思えば、レンズ込みでも十分小さい」と感じられるので、ワタシ的にはコンパクト+αな感じで十分有りです(DP シリーズは他にサイズ云々を別にして代えがたい魅力がありますけど)。

この GM で他に目を惹くところと言えば、
- GX7 と同じセンサー、エンジン
(それ以前のパナソニックセンサーより改善されているので、これならまずまず) - 金属外装で、デザインも無難に良い感じ
(富士フイルムの X系デジカメみたいなデザインだけど) - 上面の3つのダイヤルはアルミ削り出しなど質感にこだわってるっぽい
- ただし、数少ないダイアルの一つが、大して動体に強くもない、そして EVF もないミラーレス機で AF-S/AF-C/MF 切り替えになっているのは勿体ない。優先順位がおかしい
(そこをモードダイアルにして、モードダイアルの部分を露出補正にすべきだった) - とはいえ、操作性はそう悪くなさそう?カスタム可能なファンクションボタンが、ハードウェアボタンで1つ、ソフトウェアで5つある
- 電子水準器、フォーカスピーキング、Wi-Fi など今どきの機能は完備
- ボディ内手ぶれ補正はない
となっているほか、
EVF もないのに液晶モニタが可動式ではないし
ホットシューがなく、外部 EVF も当然付けられない
ホットシューがなく、外部 EVF も当然付けられない
のは残念なところ。あくまでサイズ最優先というところで、このサイズなら納得できますけれど…
あと、一番気になるのは
どう見てもホールディングが悪い
のは間違いないところ。ボディがツルピカではなく滑りにくそうではありますが、純正オプションとして

こんなものを用意して、発売時のキャンペーンプレゼント製品になっている時点で、ホールディングはダメだろうことが推測できます。何もかもがサイズ優先ですが、コンパクトデジカメ以下のサイズにされてしまうと「まぁしゃーないか」と思えてしまいます。
昨日の「α7」は凄く良さそうに見えつつも、あまり買いたい衝動は起きなかったのですが、
このサイズ感ならちょっと欲しいなぁ
と思っています。パナ機は結構値落ちが早いので予約買いするようなことはないですが、様子見て買いたいかもなぁ…と思います。富士フィルム X-E2 が微妙っぽいだけに、買うならこちらかなぁ…なんて。
マイクロフォーサーズは初号機 DMC-G1 や、オリンパスの初号機 E-P1 を始め、何度も買っては売るの繰り返しでしたが、そろそろまた使ってみたいという気がしていますので…
まぁ、EVF なし、外部で付きもしないミラーレス機は本来興味ないのですが、ここまで小さければ有りかもなぁ、と思って購入候補ですね。オレンジが良い感じです。すぐには買いませんし、買うかどうかも判りませんが…
■ DMC-GM1K|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic
■ LUMIX G VARIO 12-32mm|交換レンズ|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)|Panasonic

Panasonic デジタル一眼カメラ ルミックス GX7
(EVF 内蔵、ボディ内手ぶれ補正内蔵の GX7 も魅力的なんですけどねー)
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