とうとう発表されたソニーのフルサイズ・ミラーレス機。いずれ、どこかのメーカーはミラーレス機もフルサイズを商品化するだろうことは確実視されてきましたが、その一番手はやはりソニー。
■ α7R・α7 イントロダクション | ソニー
去年のフルサイズ・コンパクト RX1 が発売されてからは、「次はフルサイズ・ミラーレス機」と期待されていたわけですし、その通りになりました。来月11月15日発売。
そして、リリースされたモデルも
の2機種を揃えてきて、意欲的。さらに
となると、この先フルサイズ機、特にフルサイズのミラーレス機を考えているところは結構厳しいような気がします。発売から一年が経った EOS 6D の実売価格と同程度、最近マイナーチェンジした D610 がずっと高いですからねえ。
フルサイズ・ミラーレス FEマウント対応のレンズも
と一気に4本、それも望遠ズーム以外は全てカールツァイス銘を付けたレンズばかりを揃えてくるという気合いの入れよう。それに唯一の望遠レンズも 70-200 F4 通しの Gレンズ。
です。それに
となっているので(APS-C クロップモード)、NEX との互換性も抜かりなし。もちろん、マウントアダプターでαレンズを付けられるのも従来の NEX 同様(NEX ユーザーはマウントアダプターを買い直しだけど)。
EVF も最新デバイスですし、最速シャッター速度も 1/8000秒と手を抜いていません。従来の α / NEX シリーズの各種機能、追加アプリ「PlayMemories Camera Apps」にも対応していますし、従来の NEX シリーズで用意されてこなかった縦グリップも有りと、抜かりありません。
また、
な上に
というのもポイント。このあたりはセンサーも自社で開発しているメーカーの強みかも知れません。いずれにせよ、スマートフォンでもデジタルカメラでも昨今のソニーの勢いそのままな感じです。
いずれにせよ、ソニーが「α」事業を買収して7年。
感じですね。それは型番を見れば明らかです。
■ α7R・α7 イントロダクション | ソニー
去年のフルサイズ・コンパクト RX1 が発売されてからは、「次はフルサイズ・ミラーレス機」と期待されていたわけですし、その通りになりました。来月11月15日発売。
そして、リリースされたモデルも
- 像面位相差AF 対応 2,430万画素でお値段15万円とリーズナブルな「α7」
- 3,640万画素ローパスレスのフラッグシップ機「α7R」
の2機種を揃えてきて、意欲的。さらに
初のフルサイズ・ミラーレス機なのに、いきなり 15万円
となると、この先フルサイズ機、特にフルサイズのミラーレス機を考えているところは結構厳しいような気がします。発売から一年が経った EOS 6D の実売価格と同程度、最近マイナーチェンジした D610 がずっと高いですからねえ。
フルサイズ・ミラーレス FEマウント対応のレンズも
- Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
- Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA
- Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
- FE 70-200mm F4 G OSS
と一気に4本、それも望遠ズーム以外は全てカールツァイス銘を付けたレンズばかりを揃えてくるという気合いの入れよう。それに唯一の望遠レンズも 70-200 F4 通しの Gレンズ。
全部高いけど、レンズラインナップも魅力的
です。それに
NEX用 Eマウントレンズも装着・撮影可能
となっているので(APS-C クロップモード)、NEX との互換性も抜かりなし。もちろん、マウントアダプターでαレンズを付けられるのも従来の NEX 同様(NEX ユーザーはマウントアダプターを買い直しだけど)。
EVF も最新デバイスですし、最速シャッター速度も 1/8000秒と手を抜いていません。従来の α / NEX シリーズの各種機能、追加アプリ「PlayMemories Camera Apps」にも対応していますし、従来の NEX シリーズで用意されてこなかった縦グリップも有りと、抜かりありません。
また、
防塵防滴
な上に
フルサイズセンサー初の回折低減処理搭載
というのもポイント。このあたりはセンサーも自社で開発しているメーカーの強みかも知れません。いずれにせよ、スマートフォンでもデジタルカメラでも昨今のソニーの勢いそのままな感じです。
いずれにせよ、ソニーが「α」事業を買収して7年。
ようやく、ソニーが本気で作った「α」が出てきた
感じですね。それは型番を見れば明らかです。
従来のソニーミラーレス機はご存じ NEX。私も所有していますが、今回
であること。つまり、今後はミラーレス機が α 本流であること、おそらく全面的なミラーレス機移行を示唆していると言えるでしょう。
(ソニー的には α99 の下位モデルが α7R、APS-C 一眼レフ α77 の下位モデルが α7 などと言ってるが、どうみても寝言レベルの苦し紛れな言い訳)
従来ソニーのミラーレス機は NEX シリーズであり、NEX も α の1系統とされてきましたが、今回は NEX という冠すらなく、
という感じであります。
既にトランスルーセントを採用してファインダーが EVF 化された時点で、もはや従来のα一眼レフからは離れていったわけですが、動体撮りに適した EVF も AF も解決されていない時点で移行していくつもりか、という感じです。
まぁ、そんなの撮る人は無視しても良い、どうせ元々ニコンかキヤノンへ行く層だからスルーしておくわ、ということかもしれません。
そして、もう一つ、型番で注目したいのは
ということ。
それに αシリーズにおいては、二桁「77」も三桁「700」も使っていますし、四桁「7000」はα初号機ですから、もはや後のない番号。背水の陣で渾身一擲の「α7」という印象です。
それだけ、ソニーのこの機種にかける意気込みは凄まじいものがあるでしょうし、確かに時代を切り開く一歩でもあるとは思います。出し惜しみ内内容やレンズラインナップを見ても納得です。
ソニーの爪の垢を煎じてキヤノンに飲ませてやりたいと思うわけですが、いやホント、今後キヤノンやニコンはどうしていくのでしょうか。キヤノンはいくらでも値下げ勝負できる体力はありますが、ニコンは D600 → D610 にモデルチェンジしたばかりですし、どうしますかねぇ。
という感じで超魅力な α7、個人的には、以前なら「即予約や!」と言っていたと思うのですが、
なんですよね。自分でも不思議なくらい、「あー凄いねー、みんな買ってねー見せてねー」という感じ。
確かに EOS 5D でフルサイズを知っているだけに、フルサイズにいつか戻ろうとは思っているのですが、なんかソニーをメインマウントにする気は未だ起きないというか。手持ちのレンズの問題もありますけど、他人事な感じです。いや、かなり魅力的なのは間違いないんですけどね。
ま、デザイン的には
というのはあります。オリンパスみたいにデザインのためのペンタ部じゃなさそうなので仕方ありませんが、NEX-6/7 のようにスマートに収めるのがソニーだろうよ…とは思います。
それに、フルサイズセンサーを収めてこのボディでは EVF を入れるところがなかっただけでなく、「α」シリーズを名乗るからには
なのかもなぁ、と思わなくもないです。
でも、NEX-7 もそうですが、ボディが小さく薄い分だけ、レンズがデカく感じることも多いし、EVF の接眼部が後ろにはみ出すのはカバンの収まり上、結構気になるんですよねぇ…
あと、
もどうですかねぇ。NEX とも、従来のαとも、RX1 とも違う操作系。
こんなにコロコロ変えてるようじゃいけないと思うんですけどね。信者は色々理屈つけて擁護しますが、N/Cと本気でやり合うなら、そういった部分を大切にしないと、と思います。
今これを書いてる時に、早速 αCafe ユーザー限定の先行体験会の DM が来ましたが、東京だけですか…。一般の体験イベントは全国5箇所で行われるようで、うーむ、行ってみたいような、行ったらマズいような笑い
とまぁ、勝手なことを書きましたが、次のフルサイズ・ミラーレス機はどこになるんでしょうかね。富士フイルムは以前否定してなかったようですが、また NEX vs Xマウント機のように、無駄に高いわりにはモッサリな高級機路線でしょうか。
その前に富士フイルムは X-E2 が間もなく出てくるようですし、パナソニックの発表もありますから、今週は色々とデジタルカメラが大変な週になりそうです。
個人的には α7 よりパナソニックの新しい小型機の方が気になるんですよね…
P.S. 事前予告の時から「誰も作らなかったカメラ」という宣伝文句を出してますが、それはどうなんですかねぇ。
■ α7 | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー
■ α7R | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー
■ 商品ラインアップ | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ) [Eマウント] | ソニー
ソニー α7【ボディ】ILCE-7/デジタル一眼
(α7 の予約価格は概ね 148,000円、安いねぇ)
ミラーレス機だけど NEX ブランドではなく「α」だけ
であること。つまり、今後はミラーレス機が α 本流であること、おそらく全面的なミラーレス機移行を示唆していると言えるでしょう。
(ソニー的には α99 の下位モデルが α7R、APS-C 一眼レフ α77 の下位モデルが α7 などと言ってるが、どうみても寝言レベルの苦し紛れな言い訳)
従来ソニーのミラーレス機は NEX シリーズであり、NEX も α の1系統とされてきましたが、今回は NEX という冠すらなく、
これでソニーの一眼レフ系統は fade out されていくのね
という感じであります。
既にトランスルーセントを採用してファインダーが EVF 化された時点で、もはや従来のα一眼レフからは離れていったわけですが、動体撮りに適した EVF も AF も解決されていない時点で移行していくつもりか、という感じです。
まぁ、そんなの撮る人は無視しても良い、どうせ元々ニコンかキヤノンへ行く層だからスルーしておくわ、ということかもしれません。
そして、もう一つ、型番で注目したいのは
ソニーのエースナンバー「7」一桁を持ってきた
ということ。
それに αシリーズにおいては、二桁「77」も三桁「700」も使っていますし、四桁「7000」はα初号機ですから、もはや後のない番号。背水の陣で渾身一擲の「α7」という印象です。
それだけ、ソニーのこの機種にかける意気込みは凄まじいものがあるでしょうし、確かに時代を切り開く一歩でもあるとは思います。出し惜しみ内内容やレンズラインナップを見ても納得です。
ああ、この出し惜しみのなさはキヤノンに見習ってもらいたい…
ソニーの爪の垢を煎じてキヤノンに飲ませてやりたいと思うわけですが、いやホント、今後キヤノンやニコンはどうしていくのでしょうか。キヤノンはいくらでも値下げ勝負できる体力はありますが、ニコンは D600 → D610 にモデルチェンジしたばかりですし、どうしますかねぇ。
という感じで超魅力な α7、個人的には、以前なら「即予約や!」と言っていたと思うのですが、
もの凄く魅力的だけど、割と他人事
なんですよね。自分でも不思議なくらい、「あー凄いねー、みんな買ってねー見せてねー」という感じ。
確かに EOS 5D でフルサイズを知っているだけに、フルサイズにいつか戻ろうとは思っているのですが、なんかソニーをメインマウントにする気は未だ起きないというか。手持ちのレンズの問題もありますけど、他人事な感じです。いや、かなり魅力的なのは間違いないんですけどね。
ま、デザイン的には
ミラーレス機のくせに、必要もないペンタ部を作ってんじゃねーよ!
というのはあります。オリンパスみたいにデザインのためのペンタ部じゃなさそうなので仕方ありませんが、NEX-6/7 のようにスマートに収めるのがソニーだろうよ…とは思います。
それに、フルサイズセンサーを収めてこのボディでは EVF を入れるところがなかっただけでなく、「α」シリーズを名乗るからには
一眼レフの移行ユーザーを受け入れやすくするためのデザイン
なのかもなぁ、と思わなくもないです。
でも、NEX-7 もそうですが、ボディが小さく薄い分だけ、レンズがデカく感じることも多いし、EVF の接眼部が後ろにはみ出すのはカバンの収まり上、結構気になるんですよねぇ…
あと、
ソニーお得意の、コロコロ変わる操作体系
もどうですかねぇ。NEX とも、従来のαとも、RX1 とも違う操作系。
こんなにコロコロ変えてるようじゃいけないと思うんですけどね。信者は色々理屈つけて擁護しますが、N/Cと本気でやり合うなら、そういった部分を大切にしないと、と思います。
今これを書いてる時に、早速 αCafe ユーザー限定の先行体験会の DM が来ましたが、東京だけですか…。一般の体験イベントは全国5箇所で行われるようで、うーむ、行ってみたいような、行ったらマズいような笑い
とまぁ、勝手なことを書きましたが、次のフルサイズ・ミラーレス機はどこになるんでしょうかね。富士フイルムは以前否定してなかったようですが、また NEX vs Xマウント機のように、無駄に高いわりにはモッサリな高級機路線でしょうか。
その前に富士フイルムは X-E2 が間もなく出てくるようですし、パナソニックの発表もありますから、今週は色々とデジタルカメラが大変な週になりそうです。
個人的には α7 よりパナソニックの新しい小型機の方が気になるんですよね…
P.S. 事前予告の時から「誰も作らなかったカメラ」という宣伝文句を出してますが、それはどうなんですかねぇ。
■ α7 | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー
■ α7R | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー
■ 商品ラインアップ | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ) [Eマウント] | ソニー
ソニー α7【ボディ】ILCE-7/デジタル一眼
(α7 の予約価格は概ね 148,000円、安いねぇ)
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