2週間前に国内発売された新型 Nexus 7 (2013) の LTE版。予約購入して、発売直後から半月使ってきたわけですが、すっかり愛用、愛機と言って良いくらいです。
特に、先日の三連休に信州へ行った時も含めて持ち出し率が大変高くなったこと、出先でちょっとした時に出して使いやすくなったことでしょうか。 iPad mini とサイズ的に大きく違うわけではありませんが、幅がスリムであることは確実に出しやすくなっていることに繋がっていると感じます。

初代 Nexus 7 は少々厚みも重さもあり、直後に iPad mini の激薄さを触った後では持ち出す気は失せてベッドサイド専用端末になっていましたが、薄く軽くなった新しい Nexus 7 は身軽に単独で持ち出すも良し、Windows 8 タブレットやノートパソコンを持ち出すペアとしても良し、です。
大型閲覧端末としてならば、もう一回り小さな Xperia Z Ultra あたりが自分のベストサイズだと思っていますが、7インチより小さくなると今度は外部キーボードを使って作業しようという気がなくなるので、閲覧&作業両方を求めるなら、このあたりが妥協点かな、と思っています。

ともあれ、初代と比べて圧倒的に持ち出す頻度が増えましたし、それが想定されていたが為に LTE 版の発売を待って買ったわけですが、
です。出先で使う頻度が高ければ、タブレットでも 3G/LTE 内蔵に越したことはありません。
Wi-Fi 版にモバイルルーター、テザリングという手段はありますし、私自身この一年は Nexus 7 にしろ、iPad mini にしろ Wi-Fi版を買ってしまいましたが(繋ぎだと思ったので)、3G/LTE内蔵タブレットに復帰して、やはり持ち出すなら内蔵に限るね、と再認識。
過去モバイルルーターを長らく持ち歩いていた経験があるだけにそれがなくて済むのは有り難いですし(圏外の判別のしやすさなどの利便性もある)、スマートフォンのバッテリーを気にしながらテザリングを ON/OFF しなくても済むのは楽です。
逆にバッテリーの大きなタブレットをテザリングしっぱなしにして、モバイルルーター代わりにする方が便利ですしね。
ということで、頻繁に持ち歩くようになった Nexus 7。スマートフォンではありませんが、通話以外ではそれっぽいこともできます。出先で新型 Nexus 7 を使うにおいて気になることを幾つか触れておきます。
特に、先日の三連休に信州へ行った時も含めて持ち出し率が大変高くなったこと、出先でちょっとした時に出して使いやすくなったことでしょうか。 iPad mini とサイズ的に大きく違うわけではありませんが、幅がスリムであることは確実に出しやすくなっていることに繋がっていると感じます。

初代 Nexus 7 は少々厚みも重さもあり、直後に iPad mini の激薄さを触った後では持ち出す気は失せてベッドサイド専用端末になっていましたが、薄く軽くなった新しい Nexus 7 は身軽に単独で持ち出すも良し、Windows 8 タブレットやノートパソコンを持ち出すペアとしても良し、です。
大型閲覧端末としてならば、もう一回り小さな Xperia Z Ultra あたりが自分のベストサイズだと思っていますが、7インチより小さくなると今度は外部キーボードを使って作業しようという気がなくなるので、閲覧&作業両方を求めるなら、このあたりが妥協点かな、と思っています。

ともあれ、初代と比べて圧倒的に持ち出す頻度が増えましたし、それが想定されていたが為に LTE 版の発売を待って買ったわけですが、
やっぱり買って良かった LTE版
です。出先で使う頻度が高ければ、タブレットでも 3G/LTE 内蔵に越したことはありません。
Wi-Fi 版にモバイルルーター、テザリングという手段はありますし、私自身この一年は Nexus 7 にしろ、iPad mini にしろ Wi-Fi版を買ってしまいましたが(繋ぎだと思ったので)、3G/LTE内蔵タブレットに復帰して、やはり持ち出すなら内蔵に限るね、と再認識。
過去モバイルルーターを長らく持ち歩いていた経験があるだけにそれがなくて済むのは有り難いですし(圏外の判別のしやすさなどの利便性もある)、スマートフォンのバッテリーを気にしながらテザリングを ON/OFF しなくても済むのは楽です。
逆にバッテリーの大きなタブレットをテザリングしっぱなしにして、モバイルルーター代わりにする方が便利ですしね。
☆
ということで、頻繁に持ち歩くようになった Nexus 7。スマートフォンではありませんが、通話以外ではそれっぽいこともできます。出先で新型 Nexus 7 を使うにおいて気になることを幾つか触れておきます。
まずは、殆ど使うことのないであろうカメラ。初代から二代目で変わった点の一つと言えば、背面カメラが付いたこと。
私自身はタブレットで写真を撮るということは、まずないのですが、観光地へ行くと外国人観光客の方を中心にタブレットで写真を撮ってるのをチラホラ見ることがあります(もちろん、GALAXY Note は含まない)。
ですので、モデルチェンジで背面カメラを付けたのは理解できますし、ものは試しと使ってみたところ、概ね
という感じ。ブログや SNS に小さく載せる分には使えるレベルです。
露出補正や簡易なシーンモードもあるし、動画ももちろん撮れます。普通のパノラマだけでなく 360°撮影も簡単にできるようになっています。ただ、
といったあたりは気になるところでしょうか。
適当比較ですが、以下に他のスマートフォンなどと撮り比べてみました(以下のサンプル写真はクリック先の Flickr でオリジナルサイズ表示が可能です)。

(INFOBAR A02)

(IPhone 4S)

(New Nexus 7 - 2013)

(コンパクトデジカメ - PowerShot S100)

(INFOBAR A02)

(iPhone 4S)

(New Nexus 7 - 2013 / 夕暮れモード)

(コンパクトデジカメ - PowerShot S100)
残照のシーンでは夕暮れモードを使わないととても明るく、また赤っぽさが修正されて写ってしまうので、夕暮れモードを使っています。
今どき 500万画素の、特に画素ピッチに配慮しているわけでもないセンサーですから、所詮それなりではあるものの、上記を見て判るように使えないことはない感じです。
ただ、緑にかぶりやすいことも含めて、センサーというよりむしろソフトウェア、画像処理の部分にイマイチさを感じます。そのあたりは Google だからもっと良く処理できるような気がするのですけれどもね…
ただ、Nexus 7 は LTE版だけでなく Wi-Fi版にも GPS が内蔵されているので、写真に全てそこそこ正確なジオタグが付いてるのは良いですね。iPad (mini) Wi-Fi版と比べた時の利点でしょう。
次にバッテリーの保ちですが、 細かく計測したわけではないものの、
この2週間足らず使ってきた印象としては、初代 Nexus 7 とバッテリーの保ちは同じくらい、iPad mini には少々負ける、といったところでしょうか。
けれど、
と感じさせるのは凄いことです。元々が多少太め重めだったとしても、iPad が Retina 化した時に筐体が重く厚くなった反動を覚えていますからね。
ただ、3G/LTE モバイル回線を使っていると、バッテリーの減りはいささか速くなります(当たり前)。朝から晩まで使い倒すには少しギリギリかなぁ…という印象です。
端末として殆ど使わず、Nexus 7 自体は鞄の中に入れたまま、モバイルルーター代わりとして使う分には丸一日もちます。そのような使い方でも特に熱を持つようなことはないようなので安心です。
さて、そのように新型 Nexus 7 (2013) は LTE 版を購入したわけですが、海外 SIM ロックフリー端末にありがちな
ですので、購入検討される方はその点は留意が必要です。ドコモの本来のエリアからすると随分狭くなります。田舎でも役場や役場の支所があるような集落付近ならば電波が入ることが殆どですが、それよりも山間部に入ると難しいです。

(国内販売の SIM フリーモデルゆえ、幾つかの MVNO SIM 用設定が入っている)

(SIM を挿して適切に APN 設定すればすぐに利用可能。新型はテザリングも可)
ドコモおよびドコモ MVNO の廉価データー通信サービスを利用すると、プラスエリア(800MHz 帯)非対応ということで、FOMA 3G も LTE (Xi) も 2GHz 帯だけの利用になるわけですが、この半月使ってみた印象では
になる感じです。
ドコモも LTE のエリア整備を強力に進めているせいか、2GHz 帯カバーエリアで LTE (Xi) 非対応、FOMA 3G のみというエリアが殆どないように感じられます。田舎の方でも圏外から復帰すると 4G 表示(LTE)になることばかりで、普通に使っていて 3G の H表示になることがないですね。
なお、Android 4 以降は標準の設定画面で LTE と 3G を任意に切り替えることができなくなってしまいましたが、以下のアプリを使って強制的に LTE のみ、3G のみにすることができます。

■ LTE Setting - Google Play の Android アプリ
推奨端末は Xperia 系になっていますが、Nexus 7 (2013) でも利用できています。ただし、動作保証外の設定ですので、利用に際してはあくまで自己責任でどうぞ。

使っている SIM は「OCN モバイル ONE」の 30MB/日コース、IIJmio 高速モバイル/D ファミリーシェアコースですが、どちらも Nexus 7 で使っていると、空いている時で下り 1〜2Mbps台、上り 2〜4Mbps、混雑時で下り300〜700Kbps、上り 1Mbps台といった感じです。
最近、ドコモの回線、特に MVNO 回線の LTE と 3G の関係については少々思うところがあるのですが、もう少し検証結果を積み重ねて明らかになれば、また本ブログにでも記したいと思っています。
というわけで、あまり大した話ではありませんが、持ち歩いて使ってみて気づいた点を幾つか書いておきました。うーん、何か書き忘れている気はするのですが…まぁいいか。
■ 新型 Nexus 7 (2013) LTE版 ファーストインプレ【1】値上がりしたけれど、ほぼ全てが良くなった一品
■ 薄く、軽く、掴みやすく、洗練された…けれど重量バランスは微妙 〜新型 Nexus 7 (2013) LTE版 ファーストインプレ【2】
■ iPad mini よ、これが Retina Display だ 〜新型 Nexus 7 (2013) LTE版 ファーストインプレ【3】
私自身はタブレットで写真を撮るということは、まずないのですが、観光地へ行くと外国人観光客の方を中心にタブレットで写真を撮ってるのをチラホラ見ることがあります(もちろん、GALAXY Note は含まない)。
ですので、モデルチェンジで背面カメラを付けたのは理解できますし、ものは試しと使ってみたところ、概ね
画質的には1〜2世代前のスマートフォンカメラ
という感じ。ブログや SNS に小さく載せる分には使えるレベルです。
露出補正や簡易なシーンモードもあるし、動画ももちろん撮れます。普通のパノラマだけでなく 360°撮影も簡単にできるようになっています。ただ、
- 色が転びまくる、AWB が変
- 色が浅い(ナチュラルとは違う)
- 白飛びしやすいのに露出が明るい方向へ振りたがる
- フラッシュがないので暗所では、ほぼお手上げ
といったあたりは気になるところでしょうか。
適当比較ですが、以下に他のスマートフォンなどと撮り比べてみました(以下のサンプル写真はクリック先の Flickr でオリジナルサイズ表示が可能です)。
【シーンその1】

(INFOBAR A02)

(IPhone 4S)

(New Nexus 7 - 2013)

(コンパクトデジカメ - PowerShot S100)
【シーンその2】

(INFOBAR A02)

(iPhone 4S)

(New Nexus 7 - 2013 / 夕暮れモード)

(コンパクトデジカメ - PowerShot S100)
残照のシーンでは夕暮れモードを使わないととても明るく、また赤っぽさが修正されて写ってしまうので、夕暮れモードを使っています。
今どき 500万画素の、特に画素ピッチに配慮しているわけでもないセンサーですから、所詮それなりではあるものの、上記を見て判るように使えないことはない感じです。
ただ、緑にかぶりやすいことも含めて、センサーというよりむしろソフトウェア、画像処理の部分にイマイチさを感じます。そのあたりは Google だからもっと良く処理できるような気がするのですけれどもね…
ただ、Nexus 7 は LTE版だけでなく Wi-Fi版にも GPS が内蔵されているので、写真に全てそこそこ正確なジオタグが付いてるのは良いですね。iPad (mini) Wi-Fi版と比べた時の利点でしょう。
☆
次にバッテリーの保ちですが、 細かく計測したわけではないものの、
Wi-Fi で使っている限り、初代 Nexus 7 と大きな差は感じられません
この2週間足らず使ってきた印象としては、初代 Nexus 7 とバッテリーの保ちは同じくらい、iPad mini には少々負ける、といったところでしょうか。
けれど、
薄型軽量化して、画面も高精細化したのにバッテリーの保ちは同程度
と感じさせるのは凄いことです。元々が多少太め重めだったとしても、iPad が Retina 化した時に筐体が重く厚くなった反動を覚えていますからね。
ただ、3G/LTE モバイル回線を使っていると、バッテリーの減りはいささか速くなります(当たり前)。朝から晩まで使い倒すには少しギリギリかなぁ…という印象です。
端末として殆ど使わず、Nexus 7 自体は鞄の中に入れたまま、モバイルルーター代わりとして使う分には丸一日もちます。そのような使い方でも特に熱を持つようなことはないようなので安心です。
☆
さて、そのように新型 Nexus 7 (2013) は LTE 版を購入したわけですが、海外 SIM ロックフリー端末にありがちな
FOMA プラスエリア非対応
=僻地やビル内では電波が届かないことが多い
=僻地やビル内では電波が届かないことが多い
ですので、購入検討される方はその点は留意が必要です。ドコモの本来のエリアからすると随分狭くなります。田舎でも役場や役場の支所があるような集落付近ならば電波が入ることが殆どですが、それよりも山間部に入ると難しいです。

(国内販売の SIM フリーモデルゆえ、幾つかの MVNO SIM 用設定が入っている)

(SIM を挿して適切に APN 設定すればすぐに利用可能。新型はテザリングも可)
ドコモおよびドコモ MVNO の廉価データー通信サービスを利用すると、プラスエリア(800MHz 帯)非対応ということで、FOMA 3G も LTE (Xi) も 2GHz 帯だけの利用になるわけですが、この半月使ってみた印象では
プラスエリアが使えないせいか、ほぼ LTE (Xi) ばかりでの利用
になる感じです。
ドコモも LTE のエリア整備を強力に進めているせいか、2GHz 帯カバーエリアで LTE (Xi) 非対応、FOMA 3G のみというエリアが殆どないように感じられます。田舎の方でも圏外から復帰すると 4G 表示(LTE)になることばかりで、普通に使っていて 3G の H表示になることがないですね。
なお、Android 4 以降は標準の設定画面で LTE と 3G を任意に切り替えることができなくなってしまいましたが、以下のアプリを使って強制的に LTE のみ、3G のみにすることができます。

■ LTE Setting - Google Play の Android アプリ
推奨端末は Xperia 系になっていますが、Nexus 7 (2013) でも利用できています。ただし、動作保証外の設定ですので、利用に際してはあくまで自己責任でどうぞ。

使っている SIM は「OCN モバイル ONE」の 30MB/日コース、IIJmio 高速モバイル/D ファミリーシェアコースですが、どちらも Nexus 7 で使っていると、空いている時で下り 1〜2Mbps台、上り 2〜4Mbps、混雑時で下り300〜700Kbps、上り 1Mbps台といった感じです。
最近、ドコモの回線、特に MVNO 回線の LTE と 3G の関係については少々思うところがあるのですが、もう少し検証結果を積み重ねて明らかになれば、また本ブログにでも記したいと思っています。
☆
というわけで、あまり大した話ではありませんが、持ち歩いて使ってみて気づいた点を幾つか書いておきました。うーん、何か書き忘れている気はするのですが…まぁいいか。
■ 新型 Nexus 7 (2013) LTE版 ファーストインプレ【1】値上がりしたけれど、ほぼ全てが良くなった一品
■ 薄く、軽く、掴みやすく、洗練された…けれど重量バランスは微妙 〜新型 Nexus 7 (2013) LTE版 ファーストインプレ【2】
■ iPad mini よ、これが Retina Display だ 〜新型 Nexus 7 (2013) LTE版 ファーストインプレ【3】
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