前編記事から間が空いてしまいましたが、先日の三連休は信州三昧、ガンバ大阪のアウェイ遠征応援あり、ドライブ堪能ありで、そのお供に買ったばかりの新型 Nexus 7 と、同じく買ったばかりの新型 Nexus 7 用キーボードケースをセットで持って行き、使っておりました。

それにしてもアルウィンはスタジアムの良さだけでなく、噂に違わぬ松本山雅サポーターの素晴らしい応援と親切さには少し感動でした。運営も素晴らしかった。そのおもてなしのせいか、勝ちきれず引き分けに終わってしまいましたが、また J1 の舞台で戦いたい相手、行きたい(非の打ち所のなかった)アウェイでした。

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さて、前述のように信州へは「新型 Nexus 7 (2013) LTE版+対応キーボードケース」を持っていって、現地でも仕事のメールやらブログやら書いたり、若干のお仕事メンテなどもしていたのですが、実際に使い込んでみて

ある意味予想通り(キー配列に難あり)だったけど
思った以上、期待以上に使えているキーボードケース


という印象です(ちなみに、同じ製造元と思われる初代 Nexus 7 用の中華キーボードケースのキー配列も確認しましたが本製品と同じでした)。

もちろん、Android OS ですから Windows 8 端末の ICONIA W3 やノートパソコンと比べると、できることには限りがあります。が、テキストタイピングや類する作業には(キー配列の難点があるにも関わらず)私には思った以上に使えています。

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この新型 Nexus 7 + 専用キーボードケースの組み合わせを使っていると、なんとなく

シグマリオンやモバイルギア(の一部モデル)を思い出させるサイズ感


だったりします。あのギリギリ感のあった、決して快適とまでは行かなくてもコンパクトなタイピング機として使える端末。この新型 Nexus 7 + 専用キーボードケースもそういう感覚があります。

決して郷愁というわけではありませんが、今ああいった端末の代わりとなる一つの回答かもなぁ、と感じています。これでもっとキーボード配列が真っ当ならば、本気でそう言えるのですけどね (キー配列の問題点は前編記事参照)。

さて後編では、

  • キー配列以外に注意すべき点(本体裏面への傷対策など)

  • iPad mini +キーボードカバー TM710 との比較


について、以下記しておきます。



この手の中華キーボードケースを過去に何度か購入してきたことは前編記事でも述べました。過去の中華キーボードケースで毎回キー配列とともに難点に挙げられたのが

中華キーボードケースを蓋として端末と脱着する際、端末裏面が傷つきやすい


ということ。

キーボードケースを端末の蓋として装着する際に、3カ所の爪に引っかけて固定するわけですが、金属むき出しの爪ですから、その金属爪が本体裏面を傷つける可能性があるのは当然の結果です。

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過去の記事でも傷防止のために(見栄えは悪くなるものの)爪にビニールテープなどを巻いて対応したことを紹介しています。

中華製 iPad mini用キーボードケース【後編】良さげなのに欠点が残念な一品

ZAGG/ロジクール製のキーボードケースでは傷が付かないような内側処理がなされていたり、TM710 のようなキーボードカバーではマグネット吸着でしたので何ら問題ありませんでしたが、安物の中華キーボードケースではそんな配慮は臨むべくもありません。

この新型 Nexus 7 用中華キーボードケースでも従来同様、本体裏面を傷つける可能性はある


のは否めません。以下の写真のとおり従来モデル同様、爪は金属剥き出しのままです。

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ただ、これまでの iPad、iPad mini、初代 Nexus 7 用キーボードケースと比べてみると

金属爪の引っかける部分が小さくなっている


ので、少しはマシになっています。

また、Nexus 7 を立て掛けて使う時に、本体を差し込むスリット部分は以前のように金属剥き出しではなくなっていています。

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もちろん、多少改良はされていても本体裏面が傷つかなくなったわけではないですし、改善も気持ち程度かもしれません。ただ、初期の iPad 用キーボードケースの頃に比べたら進化?おり、一回蓋をしただけで傷が付くという酷さではなくなったように思います。

私自身は今回、

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手前側の爪1箇所のみテーピングして、残り2箇所はそのままで使用


しています。脱着の際、最後にパチッと蓋を閉めて収める時も、最初に端末を引っ張り上げるのも手前側の1箇所の爪ですから、そこはどうしても傷つきやすいので、そこだけテーピングしました。

今回のキーボードケースは金属爪が浅くなったので、残り2箇所はまぁ良いかという感じです。実際、三連休はこのキーボードケースを付けたまま常時持ち歩いていましたが、特に傷がついてもいないようなので当面このまま行く予定です。

(といっても、神経質な人は全部の爪をテーピングするか、そもそもこのキーボードケースは使用しないことをお勧めします)

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なお、固定のための爪が小さく浅くなった分、

強い振動を与えると若干外れやすくなった


のは要注意です。しっかり固定される感じではなく、多少ガタツキがあるような緩やかに填まる感じになりました。



それから、従来の中華キーボードケースから続く、もう一つの注意点として

裏面が滑りやすい


ことがあります。

iPad / iPad mini 用のキーボードケースのように裏面も金属そのままツルツルというわけではなく、本キーボードケースは Nexus 7 の背面に合わせたような素材が貼り付けられていますが、机の上で使う場合にはそれなりに滑ります。

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初代 Nexus 7 用のキーボードケースも初代 Nexus 7 の背面と同じような素材が貼られており、そちらは多少滑りにくかったのですが、新型 Nexus 7 用は結構滑って使いづらい時があります。

ですので、机の上などでの快適な使用を考えるなら、自分で滑り止めシールなどを貼る必要はあるかと思います。まぁ、蓋としての見栄えは悪くなると思いますが…


他にも、先の固定用金属爪は相変わらずタイピング時に邪魔となるので、慣れないうちはかなり鬱陶しく感じると思います(キーボード手前側中央という一番邪魔されたくない位置に突起があるので)。

ま、一部に変態なキー配列もあるキーボードに慣れられるなら、この突起にも慣れられると思いますが…

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また、一部 Nexus 7 用ケースや iPad mini 用キーボードカバーのように、マグネットによる自動スリープ ON/OFF 機能はありません。スイッチ類はキーボードケースで蓋をした後にもアクセスできるので手動で行うのには問題ないかと思います。

同様に、microUSB やイヤホン端子もキーボードケースで蓋をした状態でも利用可能です。



さて、メインの持ち出し用端末を iPad mini から置き換えるつもりで新型 Nexus 7 (LTE版) を買ったことは過去記事で何度も書きましたが、今回旅先で「新型 Nexus 7 (2013) LTE版+対応キーボードケース」の組み合わせを使ってみて、その思いを強くしました。

誤解を恐れずに言ってしまうと(利用できるアプリの差を除けば)

従来愛用していた iPad mini +キーボードカバー TM710 より
画面もキーボードも小さく使い勝手が劣るはずなのに、そんな気がしない


というのが本音です。特にテキスト入力に関してはiOS の馬鹿すぎる IME から解放されるだけでも随分とストレス削減です。

従来愛用していた iPad mini +キーボードカバー TM710 は画面比率が 4:3 の 7.9インチということもあって、横画面時の縦サイズに余裕があり使いやすかったのですが、画面の精細さ・綺麗さと IME の変換効率が画面比率の利点を上回っています。。

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(どちらも端末サイズに合わせたキーボードケース/カバーなので
iPad mini と Nexus 7 のサイズ差そのままが大きさの差になる)

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(薄さの差もキーボードケース/カバーと合わせると 1mm 程度)


キーが小さく、キーピッチも狭い超小型キーボードであり、3つの変態キーアサインはかなり辛いところですが、実際に使ってみて

iPad mini + TM710 よりコンパクトながらも同程度に実用になる


のが判ったので、今後はこの新型 Nexus 7 (2013) + 中華キーボードケースをお供に出かけることも多くなりそうです。作業用タブレット端末としては小型 Windows 8 タブレットの ICONIA W3 が断然ですが、少しでも荷物を身軽にしたい時はでこの組み合わせで決まりです。

液晶がワイドであることは不便なこともありますが、キーボードケースと組み合わせたノートパソコンスタイルで使っていると、液晶部分の高さがなくて目立たなかったり、揺れる車内で使う時は安定するメリットもあります。

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いずれにせよ、個人的には Nexus 7 + 中華キーボードケースが「軽量コンパクトなキーボード付き端末」として使える目処は立ったかな、と思っています。

iOS の IME は論外にせよ、同じ ATOK でもパソコン用と比べると Android用は色々と劣っているので(特に変換周りのキーアサインの自由度が低い)、ノートパソコンや Windows 8 タブレット+外部キーボードを使うより効率が大きく落ちるのですが、このコンパクトさは旅のお供にはピッタリです。

本ブログのような長文入力には使いたくありませんが、ちょっとした作業には十分使えると私は判断しました(後編記事が遅くなったのはタイピング効率が低かったせいもあります ^^;)。

ともあれ、まとめてみると

  • キーボードレイアウトに少々難はある
    (マイナス、アンダーバー、プラスの変態キーアサインと ALT キーが右にしかないこと)

  • コンパクトな Nexus 7 に合わせたキーボードケースだから、キーも小さく、キーピッチも狭い

  • そのままでは裏面も少々滑りやすい

  • 長文入力には向かない。できないことはないが、肩こりまくり


という難点はあるものの、

  • 新型 Nexus 7 に相応しいコンパクト&スリムなキーボードケース

  • 3〜4のキー配列の難点以外は、小さいながらもさほど悪くないキー配列

  • Bluetooth 接続での使用も安定


といった印象で、私自身は

難はあっても使える新型 Nexus 7 用キーボードケース


と判断しました。先週から5〜6日間使ってきて気に入っています。

ちゃんと机の上でタイプするなら、もっとキチンとした外部キーボードを使うべきですし、私もそうします。けれど

新型 Nexus 7 をラップトップで使うなら、このキーボードケースで決まり!


って感じです。コンパクトなのでノートパソコンが開きにくい場所でも使えると思います(Bluetooth 接続なので機内では使えませんが…)。

ただし、キー配列が一部変態すぎて他人様に勧められるレベルではないので、お買い求めの際は現物を見て触るか、上記の欠点を覚悟の上でどうぞ、であります。

懲りもせず、新型 Nexus 7 (2013) 用の中華キーボードケースを買ってみた【前編】