新しい Nexus 7 から遅れること二ヶ月経ちましたが、先日の新型 Kindle Paperwhite に続いて、本日 Kindle Fire HD の新型 HDX 7" / HDX 8.9" が発表されました。
従来と同じく 7インチ液晶と 8.9インチ液晶の2タイプが用意されていますが、時代に合わせて
しました。そのせいか、モデル名は従来の Fire HD から Fire HDX となっています。
7インチ液晶の HDX 7" は Nexus 7 (2013) と同じく 1920x1200pixels、一回り大きな 8.9インチ液晶の HDX 8.9" は 2560x1600pixels と Android タブレットの上位機種や Nexus 7/10 と同じレベルになりました。
さらに、新型 Nexus 7 同様にメモリ倍増 2GB になった他、
と、「ハイエンド仕様」になっています。
2ヶ月前に発表されて一足早く発売された新型 Nexus 7 (2013) は一世代前の Snapdragon S4 Pro ですから、
という感じですね。
おまけに
を実現しています(幅は相変わらずだけど)。はっきりいって、スペック上の進化は全て絶賛レベルの良いことばかりです。
ただし、これだけハイスペック仕様になると「ハードウェアで儲けるつもりはない」という Amazon でもそうそう安い値段にすることはできなかったようで、うーーん、という感じの価格。
Kindle Fire HDX 7" の 16GB/Wi-Fi版/広告付きモデルが $229(新型 Nexus 7 の 16GB Wi-Fi版と同じ)で、広告なしだと $244、HDX 8.9" に至っては 16GB/Wi-Fi版/広告付きモデルの一番安いモデルでも $379(Nexus 10 は $299)。
としか言いようがないですね。新型 Nexus 7 同様、スペックの高さを見れば、値段も納得ではありますが…これで売れるんですかねぇ。
もっとも、そのために HDX じゃない従来からの Kindle Fire HD が軽くなってモデルチェンジ、$139〜とエントリーモデル扱いになっています。
というわけで、Nexus 同様にハイスペック、ハイエンド志向になった Kindle Fire HDX ですが、直接のライバル?になるであろう Nexus との比較表を以下に。
とまぁ、新しい Kindle Fire HDX のハイスペックぶりはなかなかのものですし、何より以前の分厚い重い Kindle Fire の印象が一変しています。それだけに、価格の高さっぷりは残念というか、Kindle らしくありませんね。
個人的には、アプリストアは Google のものが使えず、Kindle 限定になってしまう点が(よく使われる定番アプリは結構揃ってきているとはいえ)どうしても気に入らないので、Fire シリーズはよほど安くない限り買いませんが、この価格では魅力はあっても微妙です。
ともあれ、こうも揃って昨年の安売りコストパフォーマンス志向からハイスペック・高付加価値路線に舵を切られると、ちょっとなんだかなーな気分ではあります。
とりあえず日本で(SIMロックフリーな?)LTE版売るのかどうかは判りませんが、それも含めて国内版の価格にも注目してみたいところです(Paperwhite は何故か日本だけ大盤振る舞いですしね)。
従来と同じく 7インチ液晶と 8.9インチ液晶の2タイプが用意されていますが、時代に合わせて
Nexus 7 に続き、Kindle Fire の液晶も “Retina Display” 高精細化
しました。そのせいか、モデル名は従来の Fire HD から Fire HDX となっています。
7インチ液晶の HDX 7" は Nexus 7 (2013) と同じく 1920x1200pixels、一回り大きな 8.9インチ液晶の HDX 8.9" は 2560x1600pixels と Android タブレットの上位機種や Nexus 7/10 と同じレベルになりました。
さらに、新型 Nexus 7 同様にメモリ倍増 2GB になった他、
CPU は最新の Snapdragon 800 搭載
LTE モデル、ストレージ 64GB モデルあり
LTE モデル、ストレージ 64GB モデルあり
と、「ハイエンド仕様」になっています。
2ヶ月前に発表されて一足早く発売された新型 Nexus 7 (2013) は一世代前の Snapdragon S4 Pro ですから、
スペックもバリエーションも Kindle Fire HDX は Nexus を超えてきた
という感じですね。
おまけに
従来の重い・分厚い Kindle Fire を覆す大幅軽量化!
を実現しています(幅は相変わらずだけど)。はっきりいって、スペック上の進化は全て絶賛レベルの良いことばかりです。
ただし、これだけハイスペック仕様になると「ハードウェアで儲けるつもりはない」という Amazon でもそうそう安い値段にすることはできなかったようで、うーーん、という感じの価格。
Kindle Fire HDX 7" の 16GB/Wi-Fi版/広告付きモデルが $229(新型 Nexus 7 の 16GB Wi-Fi版と同じ)で、広告なしだと $244、HDX 8.9" に至っては 16GB/Wi-Fi版/広告付きモデルの一番安いモデルでも $379(Nexus 10 は $299)。
新型 Nexus 7 以上に Kindle Fire も高くなったな!
としか言いようがないですね。新型 Nexus 7 同様、スペックの高さを見れば、値段も納得ではありますが…これで売れるんですかねぇ。
もっとも、そのために HDX じゃない従来からの Kindle Fire HD が軽くなってモデルチェンジ、$139〜とエントリーモデル扱いになっています。
というわけで、Nexus 同様にハイスペック、ハイエンド志向になった Kindle Fire HDX ですが、直接のライバル?になるであろう Nexus との比較表を以下に。
Kindle Fire HDX 7" | Nexus 7 (2013) | |
画面解像度 (pixels) | 1920x1200 | 1920×1200 |
CPU | Snapdragon 800 (2.2GHz) | Snapdragon S4 Pro (1.5GHz) |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16/32/64GB | 16/32GB |
カメラ | 前面のみ | 前面・背面 |
4G/LTE版 | あり | あり |
無線LAN | 802.11a/b/g/n | 802.11a/b/g/n |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
GPS | LTE版のみ有り | 全モデル有り |
OS | Fire OS 3.0 (Android ベース) | Android 4.3 |
アプリストア | Kindle ストア (Google Play 利用不可) | Google Play |
バッテリー駆動時間 | 11時間 | 10時間 |
サイズ | 186×128×9mm | 200×114×8.65mm |
重さ (Wi-Fi版) | 303g | 290g |
値段 | $229〜 | $229〜 |
Kindle Fire HDX 8.9" | Nexus 10 | |
画面サイズ | 8.9インチ | 10インチ |
画面解像度 (pixels) | 2560×1600 | 2560×1600 |
CPU | Snapdragon 800 (2.2GHz) | Exynos 5 (1.7GHz) |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 16/32/64GB | 16/32GB |
カメラ | 前面・背面 | 前面・背面 |
4G/LTE版 | あり | なし |
無線LAN | 802.11a/b/g/n | 802.11a/b/g/n |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
GPS | LTE版のみ有り | 全モデル有り |
OS | Fire OS 3.0 (Android ベース) | Android 4.2→4.3 |
アプリストア | Kindle ストア (Google Play 利用不可) | Google Play |
バッテリー駆動時間 | 12時間 | 9時間 |
サイズ | 231×158×7.8mm | 263.9×177.6×8.9 mm |
重さ (Wi-Fi版) | 374g | 604g |
値段 | $379〜 | $299〜 |
とまぁ、新しい Kindle Fire HDX のハイスペックぶりはなかなかのものですし、何より以前の分厚い重い Kindle Fire の印象が一変しています。それだけに、価格の高さっぷりは残念というか、Kindle らしくありませんね。
個人的には、アプリストアは Google のものが使えず、Kindle 限定になってしまう点が(よく使われる定番アプリは結構揃ってきているとはいえ)どうしても気に入らないので、Fire シリーズはよほど安くない限り買いませんが、この価格では魅力はあっても微妙です。
ともあれ、こうも揃って昨年の安売りコストパフォーマンス志向からハイスペック・高付加価値路線に舵を切られると、ちょっとなんだかなーな気分ではあります。
とりあえず日本で(SIMロックフリーな?)LTE版売るのかどうかは判りませんが、それも含めて国内版の価格にも注目してみたいところです(Paperwhite は何故か日本だけ大盤振る舞いですしね)。
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