先週の三連休は台風が本州を横断して京都をはじめ各地で被害が出ましたが、今月二度目の三連休はそのようなこともなく、残暑気味で天気は下り坂ながらも穏やかな連休を迎えています。そして、わたくしめは信州・松本に来ております。
秋を見つけに信州ドライブに…と言いたいところですが、残念ながら?主目的は明日のガンバ大阪 vs 松本山雅戦の応援。ここ松本山雅は小ぶりながらも観戦しやすい立派なサッカー専用スタジアムを持ち、J2 でも指折りの熱心なサポーターがいるクラブ。
ですから、ガンバ大阪の J2 降格が決まった直後から、今シーズンこの松本には是非とも遠征してアルウィンスタジアムを体感しようと決めていて、どこの人気アーティストのライブやねん!というくらい発売直後に売り切れたチケット争奪戦を勝ち抜いてやってきました。
(いやホント、今年のガンバ大阪 J2 アウェイ戦のチケットの取りにくさは異常です。Jリーグ草創期でもここまでではなかったように思います。当時はガンバが弱小不人気クラブだったからですけど ^^;)
ともあれ、明日の試合を楽しみにしつつ、今回の旅でお供している端末は先週買ったばかりの新型 Nexus 7 (2013) LTE版。そして手元に届いたばかりの、新型 Nexus 7 用キーボードケースとの組み合わせを持ってやってきました。
そして、このキーボードで本記事の無駄に長い大半をタイピングして使い心地を試しつつ、感想を書いております(いま松本のホテルに着いてから残り半分を書いています)。
先に結論を言っておくと、
製品です。他人に勧められないけれど、これから書いていく欠点を納得した上でチャレンジする分なら止めはしません。良いところもあるので、欠点に目をつぶれるなら、買いです。
とまぁ、そういった新型 Nexus 7 (2013) 用キーボードケースについて、その欠点と長所を書き連ねてみます。
秋を見つけに信州ドライブに…と言いたいところですが、残念ながら?主目的は明日のガンバ大阪 vs 松本山雅戦の応援。ここ松本山雅は小ぶりながらも観戦しやすい立派なサッカー専用スタジアムを持ち、J2 でも指折りの熱心なサポーターがいるクラブ。
ですから、ガンバ大阪の J2 降格が決まった直後から、今シーズンこの松本には是非とも遠征してアルウィンスタジアムを体感しようと決めていて、どこの人気アーティストのライブやねん!というくらい発売直後に売り切れたチケット争奪戦を勝ち抜いてやってきました。
(いやホント、今年のガンバ大阪 J2 アウェイ戦のチケットの取りにくさは異常です。Jリーグ草創期でもここまでではなかったように思います。当時はガンバが弱小不人気クラブだったからですけど ^^;)
ともあれ、明日の試合を楽しみにしつつ、今回の旅でお供している端末は先週買ったばかりの新型 Nexus 7 (2013) LTE版。そして手元に届いたばかりの、新型 Nexus 7 用キーボードケースとの組み合わせを持ってやってきました。
そして、このキーボードで本記事の無駄に長い大半をタイピングして使い心地を試しつつ、感想を書いております(いま松本のホテルに着いてから残り半分を書いています)。
先に結論を言っておくと、
他人にはとても勧められないが、個人的には意外と気に入った
製品です。他人に勧められないけれど、これから書いていく欠点を納得した上でチャレンジする分なら止めはしません。良いところもあるので、欠点に目をつぶれるなら、買いです。
とまぁ、そういった新型 Nexus 7 (2013) 用キーボードケースについて、その欠点と長所を書き連ねてみます。
詳しくは後述しますが、2点ほどキーボードレイアウトに難があったり、コンパクトな Nexus7 にジャストサイズなケースに合わせた小さなキーボードですから、キーピッチもキーも小さく、とても快適にタイピングできるというわけではありません。
しかし本記事にあるように
ま、これで長文入力すると、すんげえ肩が凝りまくりですけれど(^_^;)
もちろん当記事をこのキーボードでほぼ全文入力しているのは、あくまでキーボードを評価しながら書くためです。本キーボードは長文入力には絶対向かないですし、後述する難ありなので簡単に他人に勧められるレベルではないモノです。
本来なら、たとえ Nexus 7 を使ってタイピング作業するとしても、ちゃんとキーピッチのある外部キーボードを使うべきで、私も普段は以前記事にした「リュウド RBK-3000BT」を使っています。
元々、Window 8 タブレットである ICONIA W3-810 のために購入したものですが、マルチペアリングで4台の端末まで接続・共用できますし、日本語キー配列のキーボードながらモード切り替えで英語キー配列前提の端末にも対応でき、Android でも快適に使えます。
■ ICONIA W3-810 とベストマッチの折り畳みモバイルキーボードを探して辿り着いた リュウド RBK-3000BT は満足の一品【前編】
とはいえ、こういった独立した外部キーボードは十分なキーピッチを確保できる反面、ノートパソコンのように膝の上で作業することはできません。どこか机の上で作業するにはこの手のキーボードの方が断然良いのですが、車内その他どこでもノートパソコン的なスタイルで作業するには、こういった「立て掛けられて一体になれる」キーボードケースが便利です。
このあたりは用途に応じて使い分けるものですが、本キーボードケースは Nexus 7 に合わせたサイズですので非常にコンパクトかつスリムですので、新型 Nexus 7 本体と併せて持って出ても最小限のサイズ、重さで済みます。
それでいて、多少の難はあっても
ですから、昨日今日と使って結構気に入っているのが本音です。
昨日朝このキーボードが届いて新型 Nexus 7 とともに持ち出し、この記事を半分くらい書いてみて、「こいつはそれなりに使えるわ」と判断したからこそ、今回の旅のお供にしたわけですしね(そして残り半分も旅先のホテルで書けました :-)
ですね。あくまでサイズ/重量重視の限定用途向けですが、割り切れるなら十分有りのキーボードです。
と、最初に誉めたところで、このキーボードを使えるかどうかの最大の難関を示しておきましょう。
昨日届いたばかりの、この新型 Nexus 7 用キーボードケースは Amazon で購入しました。
届いてみてみると、案の定、どこかで見たようなパッケージ。
(どこにも 2013年、第二世代の文字がない…)
(裏面にも 2013 という文字はありませんでしたが、購入ショップのシールで一安心)
このパッケージから見て判るように、iPad の頃から各社メジャータブレット端末用にキーボードケースを作っている中国の会社の製品です。国内ショップでは色々なところから違う型番で売られていますが、過去の例からも大本は同じだと思われます。
私自身、過去に
■ ネタで買ったのに実用的!? $40のカバー兼用 iPad 2用キーボード「Mobile Bluetooth Keyboard for iPad 2」
■ 中華製 iPad mini用キーボードケース【前編】軽くてピッタリサイズで持ち運びに便利…だけど
というように購入レビューをしてきましたし、使ってもきました。
ただ、中華製キーボードケースで満足できたことは一度もないわけで、iPad 2 用の時はキーボードレイアウトが変に右シフトして使いづらかったり、iPad mini の時は Command キー(アップルキー)に相当するキーがなくて滅茶苦茶使いづらかったりしました。
で、結局「ZAGG 最高」「ロジクール安定\(^O^)/」ということになり、中華製キーボードケースは有名メーカー製より早く出してくるだけ、早かろう安かろう悪かろう、でありました。
(相変わらず写真が Nexus でも何でもない適当すぎるマニュアル)
(キーボードケース本体とマニュアルに加え、国内ショップの日本語説明書が付いていた)
そういった経験がありますから、今回も
でありましたし、実際
であります。
以下の写真をよーーーく見てもらえば判るのですが、ぱっと見では気づきにくいかもしれません。というか、まさか、でした。
判りますでしょうか。最上段のキーレイアウトの右側を見てもらえれば判ると思いますが、
のです!
マイナスキーをタイプしようとして「=」しか出てこなくて、あれ?と思ったところでようやく気づきました……(遅すぎ)。Back Space キーがそれなりの幅を確保しているので、まさか最上段のキーで足りないものがあるなんて思いもしませんでした orz
このキーボードでは
とい3文字が変則的なキーアサインになっています。
アンダーバーは通常 Shift +マイナスキーなので(英語配列の場合)、マイナスキーが存在していなければ変則レイアウトになるのは判るのですが、何故か、本来 Shift +「=」のはずの「+」プラスまでも、Ctrl + 「=」 になっています(Shift + 「=」は検索)。
その他のキー配列については、ALT キーがスペースバーの右にしかないので、ATOK のように ALT + スペースで IME の ON/OFF をする IME では使いづらいところがあります(Android版 ATOK はキーカスタマイズの範囲が狭いのは困る…)。
ただ、他は至って素直というか、このサイズに収めた割にはまずまずとも言える配列になっています。それだけに
と言いたくなるくらい、マイナスキーがないことだけが謎ですし、惜しいです。
BackSpace キーがそれなりの幅を確保しているだけに、何故それを2つに割って、マイナスキーを作らなかったんだ!?と小一時間問いただしたい思いです。
もっとも、この本当に意味不明なキーレイアウトですが、ある意味過去の中華キーボードケースの歴史からすると正常運転ともいえるわけで、
という結果が積み重なってしまいました。
そんな「よく使うマイナスキーが超有り得ないキーアサインになっている」問題はありますし、ATOK ユーザー的には ALT キーの位置も困ったものなのですが、逆に言えば不満なのはそこだけ。
(キーが小さく、キーピッチが狭いのは、7インチクラスの端末でのキーボードケースである限りは物理的にどうしようもないので、製品に対する不満とは言えない。それを踏まえた上で買うべき、使うべきもの)
過去、様々な小型キーボードを使ってきた私にとっては
というところもあります。基準自体がおかしいのは認めますし、私を基準にされても困りますが、私個人にとっては超えられない壁ではありません。
昔のミニノートパソコンもそうだでしたが、超小型キーボードを使うならそれなりの代償は常につきまとうわけです。そして、iPad mini 用のキーボードケース、キーボードカバーと同じく、
であり、そういった割り切り(覚悟)があれば本キーボードは便利に使えるものだと思います。少なくとも私は使ってみてそう感じましたし、実用にできています。
(過去、「これはどうにもならん」「こんなもん使ってられるか!」と放棄したキーボードは幾つかありましたし、それはそれで記事にしています。キーボードの記事は原則そのキーボードで書いていますが、それが達成できなかったものもあります。それらに比べれば全然マシ、使えます)
(旅先でこんなブログ記事を書いてる俺もどうかと思うけど、気に入って使えてます)
マイナスキーなど3つのキーアサインの変則さは辛いですが、それについてはできる限り推測変換を利用してマイナスキーのタイピング量を減らすようにしています。それで快適になるわけではないですが、我慢の範疇です。
また、ATOK の IME ON/OFF を行うための ALT + Space で ALT キーが右側にしかないのは、これは慣れるしかありません。あまりオンオフをしないようにして対処していますが、これまた自分にとっては我慢の範疇です。
所詮、出先・旅先での一時的な利用のためのキーボード(ケース)ですから、多少割り切って使っていてもストレスは限られています。これがメインで使うキーボードなら発狂していますが、そうではありませんからね。
というわけで、このキーボードケースと新型 Nexus 7 の組み合わせは、個人的になかなか悪くないと感じているのですが(高精細液晶の新型 Nexus 7 は小さな液晶だけど見やすくて結構良いです)、使い物になると思えるかどうかの分岐点は上記のキーボードレイアウトでしょう。
ですから、このキーボードが気に入るかどうかは、人それぞれとしか言いようがありません。
私自身は割と色々なキーボードに対応してきている分、臨機応変さはある方だと思っているので、自分を基準にして、このキーボードを他人に勧めることはできません。
また、キーボードレイアウトの他にも細かい点で注意すべき点はありますので、そのあたりはまた次回記事で触れたいと思います(中華キーボードケースにありがちな、本体への傷つきとか)。
加えて、私がこのキーボードケースを気に入った大きな理由でもある、コンパクトさ、スリムさについて、従来よく使っていた iPad mini +ロジクールのキーボードカバー TM710 との比較も次回示してみます。
しかし本記事にあるように
頑張ったら、この記事のほぼ全文を入力できるくらいは使えています
ま、これで長文入力すると、すんげえ肩が凝りまくりですけれど(^_^;)
もちろん当記事をこのキーボードでほぼ全文入力しているのは、あくまでキーボードを評価しながら書くためです。本キーボードは長文入力には絶対向かないですし、後述する難ありなので簡単に他人に勧められるレベルではないモノです。
本来なら、たとえ Nexus 7 を使ってタイピング作業するとしても、ちゃんとキーピッチのある外部キーボードを使うべきで、私も普段は以前記事にした「リュウド RBK-3000BT」を使っています。
元々、Window 8 タブレットである ICONIA W3-810 のために購入したものですが、マルチペアリングで4台の端末まで接続・共用できますし、日本語キー配列のキーボードながらモード切り替えで英語キー配列前提の端末にも対応でき、Android でも快適に使えます。
■ ICONIA W3-810 とベストマッチの折り畳みモバイルキーボードを探して辿り着いた リュウド RBK-3000BT は満足の一品【前編】
とはいえ、こういった独立した外部キーボードは十分なキーピッチを確保できる反面、ノートパソコンのように膝の上で作業することはできません。どこか机の上で作業するにはこの手のキーボードの方が断然良いのですが、車内その他どこでもノートパソコン的なスタイルで作業するには、こういった「立て掛けられて一体になれる」キーボードケースが便利です。
このあたりは用途に応じて使い分けるものですが、本キーボードケースは Nexus 7 に合わせたサイズですので非常にコンパクトかつスリムですので、新型 Nexus 7 本体と併せて持って出ても最小限のサイズ、重さで済みます。
それでいて、多少の難はあっても
ソフトウェアキーボードを使うより百倍マシ
ですから、昨日今日と使って結構気に入っているのが本音です。
昨日朝このキーボードが届いて新型 Nexus 7 とともに持ち出し、この記事を半分くらい書いてみて、「こいつはそれなりに使えるわ」と判断したからこそ、今回の旅のお供にしたわけですしね(そして残り半分も旅先のホテルで書けました :-)
身軽さ優先のタブレット+キーボードとしては具合良い
ですね。あくまでサイズ/重量重視の限定用途向けですが、割り切れるなら十分有りのキーボードです。
☆
と、最初に誉めたところで、このキーボードを使えるかどうかの最大の難関を示しておきましょう。
昨日届いたばかりの、この新型 Nexus 7 用キーボードケースは Amazon で購入しました。
届いてみてみると、案の定、どこかで見たようなパッケージ。
(どこにも 2013年、第二世代の文字がない…)
(裏面にも 2013 という文字はありませんでしたが、購入ショップのシールで一安心)
このパッケージから見て判るように、iPad の頃から各社メジャータブレット端末用にキーボードケースを作っている中国の会社の製品です。国内ショップでは色々なところから違う型番で売られていますが、過去の例からも大本は同じだと思われます。
私自身、過去に
■ ネタで買ったのに実用的!? $40のカバー兼用 iPad 2用キーボード「Mobile Bluetooth Keyboard for iPad 2」
■ 中華製 iPad mini用キーボードケース【前編】軽くてピッタリサイズで持ち運びに便利…だけど
というように購入レビューをしてきましたし、使ってもきました。
ただ、中華製キーボードケースで満足できたことは一度もないわけで、iPad 2 用の時はキーボードレイアウトが変に右シフトして使いづらかったり、iPad mini の時は Command キー(アップルキー)に相当するキーがなくて滅茶苦茶使いづらかったりしました。
で、結局「ZAGG 最高」「ロジクール安定\(^O^)/」ということになり、中華製キーボードケースは有名メーカー製より早く出してくるだけ、早かろう安かろう悪かろう、でありました。
(相変わらず写真が Nexus でも何でもない適当すぎるマニュアル)
(キーボードケース本体とマニュアルに加え、国内ショップの日本語説明書が付いていた)
そういった経験がありますから、今回も
ダメ元覚悟で買ってみるか…
でありましたし、実際
今回もキーボードレイアウトで「これはないやろ…」という事態発生
であります。
以下の写真をよーーーく見てもらえば判るのですが、ぱっと見では気づきにくいかもしれません。というか、まさか、でした。
判りますでしょうか。最上段のキーレイアウトの右側を見てもらえれば判ると思いますが、
「0」と「=」の間にあるはずの「ー」(マイナス)キーがない
のです!
マイナスキーをタイプしようとして「=」しか出てこなくて、あれ?と思ったところでようやく気づきました……(遅すぎ)。Back Space キーがそれなりの幅を確保しているので、まさか最上段のキーで足りないものがあるなんて思いもしませんでした orz
このキーボードでは
- 「 ー 」(マイナス)キーは Ctrl(コントロール)+ 0(ゼロ)
- 「 _ 」(アンダーバー)キーは Ctrl(コントロール)+ 9
- 「 + 」(プラス)キーは Ctrl(コントロール)+「 = 」
とい3文字が変則的なキーアサインになっています。
アンダーバーは通常 Shift +マイナスキーなので(英語配列の場合)、マイナスキーが存在していなければ変則レイアウトになるのは判るのですが、何故か、本来 Shift +「=」のはずの「+」プラスまでも、Ctrl + 「=」 になっています(Shift + 「=」は検索)。
その他のキー配列については、ALT キーがスペースバーの右にしかないので、ATOK のように ALT + スペースで IME の ON/OFF をする IME では使いづらいところがあります(Android版 ATOK はキーカスタマイズの範囲が狭いのは困る…)。
ただ、他は至って素直というか、このサイズに収めた割にはまずまずとも言える配列になっています。それだけに
中国ではマイナスキーは使わんのか!?
と言いたくなるくらい、マイナスキーがないことだけが謎ですし、惜しいです。
BackSpace キーがそれなりの幅を確保しているだけに、何故それを2つに割って、マイナスキーを作らなかったんだ!?と小一時間問いただしたい思いです。
もっとも、この本当に意味不明なキーレイアウトですが、ある意味過去の中華キーボードケースの歴史からすると正常運転ともいえるわけで、
またしても中華キーボードケースは意味不明のキー配列だった…
という結果が積み重なってしまいました。
そんな「よく使うマイナスキーが超有り得ないキーアサインになっている」問題はありますし、ATOK ユーザー的には ALT キーの位置も困ったものなのですが、逆に言えば不満なのはそこだけ。
(キーが小さく、キーピッチが狭いのは、7インチクラスの端末でのキーボードケースである限りは物理的にどうしようもないので、製品に対する不満とは言えない。それを踏まえた上で買うべき、使うべきもの)
過去、様々な小型キーボードを使ってきた私にとっては
マイナスキーは辛いけど、これくらいならまだ全然使えるわ…
というところもあります。基準自体がおかしいのは認めますし、私を基準にされても困りますが、私個人にとっては超えられない壁ではありません。
昔のミニノートパソコンもそうだでしたが、超小型キーボードを使うならそれなりの代償は常につきまとうわけです。そして、iPad mini 用のキーボードケース、キーボードカバーと同じく、
小型軽量化のためには多少の不都合を自分でカバーして割り切って使うもの
であり、そういった割り切り(覚悟)があれば本キーボードは便利に使えるものだと思います。少なくとも私は使ってみてそう感じましたし、実用にできています。
(過去、「これはどうにもならん」「こんなもん使ってられるか!」と放棄したキーボードは幾つかありましたし、それはそれで記事にしています。キーボードの記事は原則そのキーボードで書いていますが、それが達成できなかったものもあります。それらに比べれば全然マシ、使えます)
(旅先でこんなブログ記事を書いてる俺もどうかと思うけど、気に入って使えてます)
マイナスキーなど3つのキーアサインの変則さは辛いですが、それについてはできる限り推測変換を利用してマイナスキーのタイピング量を減らすようにしています。それで快適になるわけではないですが、我慢の範疇です。
また、ATOK の IME ON/OFF を行うための ALT + Space で ALT キーが右側にしかないのは、これは慣れるしかありません。あまりオンオフをしないようにして対処していますが、これまた自分にとっては我慢の範疇です。
所詮、出先・旅先での一時的な利用のためのキーボード(ケース)ですから、多少割り切って使っていてもストレスは限られています。これがメインで使うキーボードなら発狂していますが、そうではありませんからね。
☆
というわけで、このキーボードケースと新型 Nexus 7 の組み合わせは、個人的になかなか悪くないと感じているのですが(高精細液晶の新型 Nexus 7 は小さな液晶だけど見やすくて結構良いです)、使い物になると思えるかどうかの分岐点は上記のキーボードレイアウトでしょう。
ですから、このキーボードが気に入るかどうかは、人それぞれとしか言いようがありません。
私自身は割と色々なキーボードに対応してきている分、臨機応変さはある方だと思っているので、自分を基準にして、このキーボードを他人に勧めることはできません。
また、キーボードレイアウトの他にも細かい点で注意すべき点はありますので、そのあたりはまた次回記事で触れたいと思います(中華キーボードケースにありがちな、本体への傷つきとか)。
加えて、私がこのキーボードケースを気に入った大きな理由でもある、コンパクトさ、スリムさについて、従来よく使っていた iPad mini +ロジクールのキーボードカバー TM710 との比較も次回示してみます。
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