昨今の新 iPhone 祭りをよそに、この春から色々な主力デバイスが iOS から Android や Windows 8 端末へと変わりつつある私の環境でありますが、iPhone / iPad から Android へ変わっても基本的なところは特に変わらないのですが、幾つか利点もあり、その中の一つに

microUSB で外部ストレージやメモリーカードを繋げられる


というものがあります。

昨今、書類などデーターのやりとりも最近はクラウド経由が多くなっています。が、モバイルデーター通信がいくら高速になったところで月間使用量 7GB(もしくはそれ以下)という制約がある限りは、大量のデーターをクラウド経由でやりとりするのは厳しいです。

また、Nexus のように外部 microSDHC スロットがない端末では、内蔵ストレージに何でもかんでも大量にデーターを入れるのも厳しい時があります。

と、そういう時のために先日、パソコンにもスマートフォン/タブレットにも直結できる USB メモリを購入して紹介しました。

microUSB/標準USB両対応!スマートフォン・タブレット時代のUSBメモリ「PQI Connect 201」



そして、今日は micro USB ホストケーブル付きポータブルSSD がアイ・オー・データから発表されました。

新製品情報 2013年 | 名刺サイズで超小型!軽いのに大容量! スマホの動画・写真を保存できるポータブルSSD登場 | IODATA アイ・オー・データ機器

ポータブルSSD から microUSB ホスト端子 or ケーブルが直接出ているわけではなく、単に短い microUSB ホストケーブルが添付されている(通常の USB 3.0 ケーブルも添付)というだけですが、

Android / Windows 端末との大量データーの持ち歩き・バックアップには最適


な製品と言えます。

というのも、私自身が、以下のような小型ポータブル SSD を長年愛用しており、出張や旅行では非常に重宝しています。



SSDP-ST64_Release


SSD ですからポータブル HDD のように衝撃や振動に気を遣いすぎることもありませんし、何よりもSSD は軽くコンパクトな製品になりますので、持ち歩きには最適です。

ちょっとしたデーター持ち歩きなら先日買った PQI Connect 201 (32GB) で十分ですが、大量のデーター、デジカメデーターのバックアップなどにはポータブル SSD が最適です。

Android 端末だとデジカメデーターのバックアップは内蔵ストレージに取り込んで、またポータブル SSD へ移動して…という手順が必要ですが、Windows タブレットも含むパソコンならメモリーカードリーダーから直接転送できるので手っ取り早くバックアップできます。

ですので、この製品はスマートフォン/タブレットにも使いやすく microUSB ホストケーブルが付いていますが、

ノートパソコンのお供にポータブル SSD


と言えるかと思います。Windows 8 タブレットとも相性が良いのは、ICONIA W3 と一緒に使い始めて実感しております。先日の東北〜北海道ぶらり旅の時も、デジカメデーターはポータブル SSD にバックアップしていました。

SSDP-ST64_Release2


発売は一ヶ月くらい後ですが、128GB が初値1万円台半ばとまずまずな価格なので、出先へ大量のデーターを持って行く、デジカメのデーターバックアップを考えている人には、スマートフォン/タブレットにも使いやすいと言うことで、オススメかと思います。

私のポータブル SSD もかなり古くて速度が遅いので、そろそろ買い換えたいのですが 256GB モデルは出ないんですかねぇ…(今は 100GB モデル)

SSDP-STシリーズ | SSD | IODATA アイ・オー・データ機器


I-O DATA USB 3.0/2.0対応 外付けポータブルSSD「カクうす9」 ブラック 120GB HDPX-UTSS120K
I-O DATA 外付けポータブルSSD「カクうす9」 120GB HDPX-UTSS120K

(サイズが少し大きめで良いなら 120GB 1万円のポータブルSSD は既にあります)