従来、一年半に一度の Adobe 税(アップグレード代)を巻き上げていたのを「これからは年貢を払わないと最新版を使わせないよーん」と月額/年額のサブスクリプション制に移行したアドビ。

Adobe Creative Cloud の殆どの製品が使えるプランで月額5千円、Photoshop 単体だけでも月額 2,200円。プロで仕事に使い倒してお金を生み出しているなら払える金額ですが、そうでないなら鼻白む以外ない制度。

私自身、当然スルーして、CS6 を使い続けています。アップグレードを強制させる一番の要因であった Adobe CameraRAW も、今のところは CS6 をサポートし続けてくれていますので、わざわざ Creative Cloud で毎月金を巻き上げられる必要性は皆無です。

と、そう思っている人間が少なくないのか、Adobe は Creative Cloud 誘導への新たなる一手を出してきました。

Photoshop CC と Lightroom 5 最新版を月千円なら、どうや?


と。

PhotoshopとLightroomユーザー向けに月額1,000円の新たな提供方法を発表

このプランには後述する加入条件はあるものの、最初の1年間だけのお試しディスカウント価格ではなく、継続的な料金というのがポイントです。確かに、これならちょっと心動かされます。お金を計算してみても、悪くはない話。



従来の Creative Cloud 単体サブスクリプションは前述のとおり、月 2,200円。年額にすると 26,400円で、ハッキリ言って高い。過去、1年半に一度の Adobe税(アップグレード代、通常 25,000円)を毎回払っていた人でも、それより高くなります。

ところが、月額千円なら年額 12,000円。過去の1年半に一度の Adobe税を払うことを考えれば、それよりも安い。

私のように3年に一度 Adobe 税を払っていた(アップグレード1回飛ばし、Adobe 製品は2世代以上前になるとアップグレード不可だった)人間にとっても、まぁこれくらいなら払ってもいいかなぁ…と思える金額。

Adobe も、ようやく真っ当な金額を提示するようになったか


という感じです。

とはいえ、このサブスクリプション制は「金の切れ目が縁の切れ目」であり、金を払えなく/払わなくなったら、はい使えません、ですから、パッケージを買って(利用環境が対応している限りは)半永久的に使っていられるソフトを買っていた身としては悩ましいところです。

こういったシステムでのソフトウェア利用は、既に ATOK Passport(月額 315円)を使っていて決して抵抗があるわけではないのですが、どうしたもんかなぁ…という気がしています。

ちなみに、この「Photoshop CC と Lightroom の月額千円サブスクリプション制度」は誰でも加入できるわけではなく、

  • Photoshop CS3以降の登録ユーザー

  • 2013年12月31日まで加入した場合のみ適用

  • 2013年12月31日以降に解約すると、月額千円での契約は不可


となっています。

一度っきりのディスカウント契約を結ぶのか?結ばないのか?


という Adobe からの踏み絵ですな。

ま、悩むくらいの金額を提示してきたことは認めますが、ソフトウェア業界ではオラクルと並ぶ高飛車きわまりないアドビが、こういう新たなプランを提示してくると言うことは、サブスクリプション制への移行が進んでいないのでしょう。

ですので、

ここでも皆で CC 移行を無視したら
アドビは次にどういう手を出してくるのだろう?w


なんていう興味もあったりします。ま、金にならんユーザーはユーザーじゃねえから要らん!となるかもですが。

いずれにせよ、真剣に考えるべきプランではありますから、12月31日まで悩むことにしましょうかね…(機能的には CS6 で十分ですが、新 OS 対応とかありますからねぇ…)


Adobe Photoshop CC (最新版) 3ヶ月版 [ダウンロードカード]
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(通常ユーザー向けは、3ヶ月利用ライセンスコードが 5,328円)