最近 X-M1 やら XC レンズやらとボトムラインばかり発表が続いていた富士フイルムの Xマウントシステムですが、初期のロードマップにあった画角 35mm 相当の XF23mm F1.4 R がようやく発表されました。

「Xマウント」の交換レンズラインアップを拡充!「フジノンレンズ XF23mmF1.4 R」新発売 : ニュースリリース | 富士フイルム

XF23mm F1.4 R は画角が 35mm 相当。広角〜標準域では私が一番好きな画角です。サイズも写真を見る限り

XF23mm_Release


大口径レンズの割にはボディとのバランスが悪くなくて、フルサイズ用 35mm F1.4 クラスのレンズと比べると、かなりコンパクトで好感が持てます。描写に関しては購入した従来の XF レンズ(35mm、60mm、18-55mm、55-200mm)のいずれもが(重量は別として)画質には満足しているので、きっとコレも満足させてくれるでしょう。

ということで、買いたい気はあるのですが、

お値段9万円台ですか…orz


高く来ましたねぇ。35mm の銘レンズとして絶大な評価を得ているフルサイズ用のシグマ 35mm F1.4 DG HSM よりも高いじゃないですか…



まぁ、Xマウントのボディを持ってるユーザーが元々少なくて、XFレンズもそうそう数多く出ないでしょうから、余計に割高になるのでしょうが、それにしても

XFレンズはどんどん高くなっていく気が


しますね。XF14mm より高くなるとはねぇ。

35mm 相当(あくまで相当)で F1.4 のレンズでありながら 300g というのは十分に軽いですし、それはそれで良いとは思うのですが、正直思っていたより高かったので、しばらく様子見ですかね…。以前苦手だった 52mm 相当の XF35mm を最近は(その軽量さも含めて)気に入っていますし。



ともあれ、初期のレンズロードマップにあったスケジュールからは色々と遅れていましたが、これで当初から予定されていたレンズで未だ正式発表のないのは 85mm 相当の XF56mm F1.2 R だけになりました。

XF56mm F1.2 R は新しいレンズロードマップでは来年発売となっていますし、その前には安い XC 望遠ズーム XC50-230mm や超広角ズーム XF10-24mm F4 R OIS が先行して発売予定、また噂では X-M1 より更に廉価なボディが出るとか出ないとか…

もっとも、廉価ボディなんとかは勝手にしてくれ、X-Pro2 / X-E2 をはよ出せや!ですけどね。

そんなことより、連写になったらファイル名が変わる富士フイルムのデジカメ全体の頭のおかしな仕様を直してくれる方がナンボか有り難いです。フィルムシミュレーションブラケットで RAW 撮りできないとか、操作レスポンスの悪いとか、AF-C で中央一点しか使えないとか…そういう点を直さないと、ほんと、いつか壁に投げつけてしまうかもです。いくら絵が良くても。

とまぁ、最後は富士フイルムに対する文句で終わってしまうのは、いつものパターンですね。ホント、レンズと絵作り以外は糞ですし。

SIGMA 交換レンズ 35mm F1.4 DG HSM キヤノン用
SIGMA 交換レンズ 35mm F1.4 DG HSM キヤノン用

(このレンズが9万切っている状態で、XF23mm がより高いと買うのは躊躇いますねぇ)