• 液晶が 720p（1280x720）からフル HD（1920×1200pixels）になった


• CPU がクアッドコアの Snapdragon S4 Pro になった（最新の 600 ではない）


• メモリが 1GB→2GB と倍増した


• 初代にはなかった背面カメラが付いた


• 幅が 6mm 狭くなり、厚さは 1.8mm 薄くなって 8mm 台になった


• 重さも 50g 軽くなって 300g を切った


• 内蔵スピーカーがモノラルからステレオになった


• ヘッドホンによるバーチャルサラウンド機能が追加された


• microUSB / SlimPort 経由で HDMI 出力が可能になった


• Android 4.3 を最初から搭載


• これだけ機能強化しているのに公称バッテリー駆動時間は１時間延びた


• Qi 互換のワイヤレス充電に対応した


• ストレージは従来通り 16/32GB モデルのみ


• microSDHC カードスロットはない


• お値段は少々アップ（日本価格は未定）

とまぁ、



というのは、良いことばかりです。画期的なことは皆無だけど、初代の方がええわ、というネガティブな点が全くないのは素晴らしいです。

もっとも初代 Nexus 7 もまだまだ十分現役で使える端末であり、細かな不満はあっても



という感じですから、正直悩みますね。



私の場合、初代 Nexus 7 は持ち出すことは殆どなく（持ち出しタブレットは iPad mini）、主に寝モバ用、ベッドサイド用となっています。用途は７割くらいが電子書籍リーダー。というかコミックリーダー。

寝モバには iPad mini は少々画面が大きすぎるので Nexus 7 くらいがちょうど良いのです（６インチがベストだけど）。小説やエッセイなどのテキストものは Kindle PaperWhite で読みますが、コミックは Nexus 7 で読むことが一番多くなっています。

それを考えると買い換える必要は全くないわけですが（テキストものは液晶の解像度アップの恩恵はあるものの、コミックは微妙）、寝モバする時は薄く軽くなるのは大きな負担軽減になるんですよね…

以前から、Nexus 7 がもっと軽く、iPad mini くらいの薄さだったらなぁ…とは思っていて、今回の新型も私の興味はその一点でした。

加えて、Nexus 7 が若干もっさりするシーンが有ることはなくはないわけで、特に Android ではメモリ 1GB → 2GB の効果は大きいので（iOS の 512MB → 1GB みたいなもの）、その点でもちょっとそそられるものはあります。

あと、自宅限定だから 16GB で問題ないと思っていたら、昨今の電子書籍セールの買いまくりで容量がヤバくなってきたこともあったり…読み終わったら端末からは書籍を削除するのですが、積ん読が…(^_^;)



ただまぁ冷静に考えると、買い換えるほどのことはあるかというと、やっぱり悩みどころで、米国では販売価格も少々値上げですから、その点も悩ましいところです。内容を考えると相変わらず激安ですけれど。

（米国価格で 16GB モデルが $199→$229、32GB モデル $249→$269、32GB＋3G/LTEモデル $299→$349）

個人的には、もし買うとするなら、「どうせならいっそ今回は LTE モデルを…」と思わなくもないのですが、どうせまた FOMA プラスエリアが入らないパターンでしょうから、そうなると実用性はかなり落ちるので困ったものです。結構高くなって Nexus らしい安さもなくなるし。

いずれにせよ、米国発売は 7月30日ですが、日本では数週間後、夏の終わりでしょうから、もう少し楽しく悩みつつ、冷静になる時間はありそうです。



■ Nexus - Google（日本公式ページは Coming Soon だけ）
■ Nexus 7 - Google（米国公式サイト）


新たな Google 版 Apple TV とも言える「Chromecast」も発表されましたが、こちらは別に興味ないですね。Apple TV もそう活用しているわけでもないし、ドコモから貰った「dStick」は送られてきて２ヶ月経っても未開封だし…(^_^;)

■ 価格は3500円前後：Google、テレビに差す無線ストリームアダプタ「Chromecast」 - ITmedia PC USER