昨晩購入して使い始めている Windows 8 タブレット初の 8インチ端末「ICONIA W3-810」。最低限の環境設定は終わって、これからどうカスタマイズしていこう…と考えているわけですが、
と悩みます。
これが普通の Windows 8 パソコンなら
「メトロ UI もメトロアプリも要らね!Windows は Windows、パソコンはパソコンらしく使えばいいだけや!」
と、メトロ UI やメトロアプリなんか見向きもせず、デスクトップ環境だけで生きていけばいいのですが、ICONIA W3-810 は8インチタブレット。
従来の Windows アプリは動くし、使えなくもないのですが(特に外部キーボード・マウスがあれば問題なく動く)、タブレットとして使う場合にクラシックな Windows アプリは使いづらく、やっぱりメトロアプリが使いやすいわけです。
ですので、このあたりの配分、どちらをどう使っていくかは難しいところです。
というのが第一印象です。iOS や Android のように割り切らざるを得ないのと違うというのは初めての体験ですので、迷いながら突き詰めていくしかないでしょう。
さて、ICONIA W3-810 について何から書こうかと思ったのですが、ICONIA W3-810 そのものの使い勝手については(Atom なりの遅さはあったとしても)そう悪くないので次回以降の記事で書くとして、まず言っておくべきは
でありましょう。片手で持てる Windows 8 タブレットということで ICONIA W3-810 を検討し、どうせなら専用キーボードも買おうと思っている人がいると思いますので、注意を促しておきたいと思います。
とりあえず最初に言っておくと
昨晩から ICONIA W3 のセットアップをするのに純正の専用キーボードを使ってきていますし、いつものキーボードレビュー記事の恒例として、本記事は ICONIA W3-810+専用キーボードの組み合わせで書いています(エディタは秀丸)。
(持ち出しているがキーボードがデカすぎて PC持ち出すのと大差ない気が ^^;)
が、正直きついです。Acer の日本語キーボードにマトモなしという言葉をどこかで見ましたが、まさにその通り。
マジ助けて…という感じ。なにせ使い始めて、ふと何かがおかしいな?と思ったら、
以下を見てもらえれば分かります。
タブレット端末として使いたくなるサイズだけに
メトロ UI/アプリと通常の Windowsアプリの使い分けをどうしよう?
メトロ UI/アプリと通常の Windowsアプリの使い分けをどうしよう?
と悩みます。
これが普通の Windows 8 パソコンなら
「メトロ UI もメトロアプリも要らね!Windows は Windows、パソコンはパソコンらしく使えばいいだけや!」
と、メトロ UI やメトロアプリなんか見向きもせず、デスクトップ環境だけで生きていけばいいのですが、ICONIA W3-810 は8インチタブレット。
従来の Windows アプリは動くし、使えなくもないのですが(特に外部キーボード・マウスがあれば問題なく動く)、タブレットとして使う場合にクラシックな Windows アプリは使いづらく、やっぱりメトロアプリが使いやすいわけです。
ですので、このあたりの配分、どちらをどう使っていくかは難しいところです。
Windows 8 パソコンともタブレットとも両方使えるゆえに
意外と使い分けが難しいかもなぁ…
意外と使い分けが難しいかもなぁ…
というのが第一印象です。iOS や Android のように割り切らざるを得ないのと違うというのは初めての体験ですので、迷いながら突き詰めていくしかないでしょう。
さて、ICONIA W3-810 について何から書こうかと思ったのですが、ICONIA W3-810 そのものの使い勝手については(Atom なりの遅さはあったとしても)そう悪くないので次回以降の記事で書くとして、まず言っておくべきは
オプションの専用キーボードの酷さ
でありましょう。片手で持てる Windows 8 タブレットということで ICONIA W3-810 を検討し、どうせなら専用キーボードも買おうと思っている人がいると思いますので、注意を促しておきたいと思います。
とりあえず最初に言っておくと
ICONIA W3-810 専用キーボードはネタで買う以外は全くお勧めできません
昨晩から ICONIA W3 のセットアップをするのに純正の専用キーボードを使ってきていますし、いつものキーボードレビュー記事の恒例として、本記事は ICONIA W3-810+専用キーボードの組み合わせで書いています(エディタは秀丸)。
(持ち出しているがキーボードがデカすぎて PC持ち出すのと大差ない気が ^^;)
が、正直きついです。Acer の日本語キーボードにマトモなしという言葉をどこかで見ましたが、まさにその通り。
右端のレイアウトが無茶苦茶すぎて、誤入力だけでなく右小指が攣りそう
マジ助けて…という感じ。なにせ使い始めて、ふと何かがおかしいな?と思ったら、
Acer、てめー、公式サイトに載せてるキーボードと
キー配列が全然違うじゃねーか!
キー配列が全然違うじゃねーか!
以下を見てもらえれば分かります。
以下の写真は、実際に国内で ICONIA W3-810 専用キーボードとして売られている製品を上から見たところ(クリックで拡大表示します)。
左から中央にかけては真っ当ですし、ICONIA W3-810 本体より遥かにデカい、フルサイズのキーボードになっているので、キーピッチもデスクトップPC を使っているのと変わらないので、その点は使いやすいです(このキーボードの良さはそこだけ)。
ところが右の方を見ると「ハァ!?」レベルのキー配列。キーボード右端を拡大してみると
なんじゃこりゃ…レベルのキー配列。サイズに制約のあるモバイル用折り畳みキーボードや 7インチ・タブレット用のキーボードケース製品ならともかく、これだけ広々としたキーボードで何ですかこれは…であります。
しかしまぁ、上記写真を見れば気づく人も多いでしょうが、
であります。
ということです。3つ目は特に悪くはないのですが、1〜2番目は最低最悪です。
無理やり¥キーと]キーを作ったものだから、¥キーと BackSpaceキー、]キーとEnter キーとの隙間がナッシングであります。
ということは、どういうことが起きるかと言いますと、
であります。この頻度は凄まじいものがあります。
特に Enter キーを押す時の」の誤入力率は5割と言ってもいいくらいです。物理的にこれは慣れられない。それに無駄に右手に負荷がかかって、1時間も使っていると右手が腱鞘炎になりそうです(他にはカーソルキーと PgUp/Down キーもよくミスする)。
で、肝心な話ですが、公式サイトにある専用キーボードの写真はどうなっているかと言うと…
これですわ(クリックで写真拡大)。真っ当なキー配列。英語キーボード配列ですけど、これなら普通に使えます。
だいたい、過去のタブレット用キーボード記事を見ていれば判るとおり、キー配列には苦労してきているのだから、買う前にキー配列くらいはちゃんと確認して予約したわけです。英語キーボードは全然問題ないし。
それがこれですわ…こんな糞キー配列なら当然買ってない。そりゃまぁ
ではありますが、それなりの大手になりつつあって、量販店で売るようなメーカーがやっちゃいかんでしょう。
「こら、Acer!嘘写真載せるんだったら返品するか、英語キーボードと交換しやがれ!」
そんな気分でありますわ。このキー配列は辛すぎるので、ぶっちゃけ、これから買う人には
と言い切りたいと思います。7千円出したら、モバイル用キーボードでもっと真っ当なのは幾らでもありますからね。
また、私の場合、このキーボードを買ったために専用ケースはスルーしたのですが、専用キーボードを買うくらいなら、立て掛けのできるケースと別途キーボードを買った方が良いと思います。
とまぁ、悪しざまに言ってる ICONIA W3-810 専用キーボードですが、キー配列の件を除いても、正直褒められる点は殆どありません。
本体を遥かに超える、13インチノートパソコン並みの横幅もあるキーボードですから(右端を除けば)キーピッチは広く打ちやすいといえば打ちやすいのですが、
です。iPad 向けの2千円で売られているキーボードケースと同じ。Logicool のタブレット用キーボードなどと比べると雲泥の差。これで7千円以上は高すぎ(糞キー配列だしね!)。
(下:iPad用キーボードケース TK700、上:本キーボード)
それに本当にデカすぎでありまして、(iPad mini ではない)フルサイズ iPad用の一番大きなキーボードケース(Logicool TK700)と比べても横幅は断然大きくて(上記写真参照)、実際に今日持ち出しても「これならノートパソコンを持って行くのと変わらん気が…」という感じであります。
一応、本キーボードには専用のケースが付いているのですが、これも「百均でももう少しマシなものを作るだろ…」という感じですし、無駄に嵩張るのもモバイル用途としてはダメですね。
(チクチクする厚手の布素材のケース)
(ベルクロテープで開く構造になっていて、内側にポケットが2つある)
(内側ポケットのどちらかにキーボード+本体を入れる。結構厚みを増すケース)
そして、私自身がネタとして面白そうかも?と思っていたキーボード裏にタブレット端末を装着するギミックも、まぁ実際にはあまり実用的とも思いません(予想はしてたけれど)。それなりに考えてはいるようなんですけど…
(キーボードの裏面にこんな窪みがあって、ここに ICONIA W3 本体を嵌める)
(本体を嵌める2つの爪は本体底面側のスピーカー穴にかかるようになっている)
(液晶保護の部材も四隅にあるし、よくできてはいるのだが…)
(実際に装着すると、横幅デカいだけでなく分厚くもなって微妙すぎるモノになる :-)
と、ここまで書いていたら、あるキーが押しても反応しなくなりました(笑)。なんだよ、ホントにこれは…やっぱり所詮エイサー。中華クオリティすぎる。
ただまぁ、
こうやってキーボードに立て掛けて使えるのは専用キーボードだけ
でありますから、車内その他でそういう使い方をしたい人は色々あっても本製品を選ぶしかないと思います。
ICONIA W3-810 本体がかなり分厚く、重いので、iPad 用のキーボードケース製品の溝には全くハマりませんし、モバイル用キーボードに付いてくるスマートフォンや7インチタブレット用の立て掛け台でも無理なものは多いので、本専用キーボードを使うか、キーボードと分離したスタイルで使うかの二択でしょう。
まぁ、今日このブログ記事の8割以上を ICONIA W3-810 + 本キーボードで書いてみて、キーボードさえ真っ当なら(画面は小さくても)やっぱりパソコンとして使えるな、iPad や Android とは違うな、とは感じて、これはこれで良い感じでしたけどねぇ…
というわけで、かなり酷い ICONIA W3-810 専用キーボードでした。ICONIA W3-810 を購入検討の方は十分考えた上で、実際にキーボードを試した上の方がよろしいかと思います。
まぁ、
なので、どちらにしても「初期不良でも泣かない」「立て付け悪くても泣かない」「何かあってもネタだと思える」という精神で突入下さい、って感じですね :-)
■ 初の 8インチ Windows 8 タブレット「ICONIA W3-810」を買ってみた
■ 片手サイズ Windows 8 をを称する「ICONIA W3-810」は、本当に片手で持てるか? 〜Nexus 7、iPad mini と比較
左から中央にかけては真っ当ですし、ICONIA W3-810 本体より遥かにデカい、フルサイズのキーボードになっているので、キーピッチもデスクトップPC を使っているのと変わらないので、その点は使いやすいです(このキーボードの良さはそこだけ)。
ところが右の方を見ると「ハァ!?」レベルのキー配列。キーボード右端を拡大してみると
なんじゃこりゃ…レベルのキー配列。サイズに制約のあるモバイル用折り畳みキーボードや 7インチ・タブレット用のキーボードケース製品ならともかく、これだけ広々としたキーボードで何ですかこれは…であります。
しかしまぁ、上記写真を見れば気づく人も多いでしょうが、
英語キーボードを最小限のコストで無理やり日本語キーボード化しやがったゆえ
であります。
- バックスペースキーを3分の1削って分割して、¥キーを追加
- エンターキーの左下を削って、]キーを追加
- スペースキーの両端を削って、無変換キーと変換キーを追加
ということです。3つ目は特に悪くはないのですが、1〜2番目は最低最悪です。
無理やり¥キーと]キーを作ったものだから、¥キーと BackSpaceキー、]キーとEnter キーとの隙間がナッシングであります。
ということは、どういうことが起きるかと言いますと、
Enterキーを押したつもりが、」を誤入力
バックスペース押したつもりで、¥が誤入力
バックスペース押したつもりで、¥が誤入力
であります。この頻度は凄まじいものがあります。
特に Enter キーを押す時の」の誤入力率は5割と言ってもいいくらいです。物理的にこれは慣れられない。それに無駄に右手に負荷がかかって、1時間も使っていると右手が腱鞘炎になりそうです(他にはカーソルキーと PgUp/Down キーもよくミスする)。
で、肝心な話ですが、公式サイトにある専用キーボードの写真はどうなっているかと言うと…
これですわ(クリックで写真拡大)。真っ当なキー配列。英語キーボード配列ですけど、これなら普通に使えます。
だいたい、過去のタブレット用キーボード記事を見ていれば判るとおり、キー配列には苦労してきているのだから、買う前にキー配列くらいはちゃんと確認して予約したわけです。英語キーボードは全然問題ないし。
それがこれですわ…こんな糞キー配列なら当然買ってない。そりゃまぁ
事前写真と実物が全然違うのは中華製品によくあること
ではありますが、それなりの大手になりつつあって、量販店で売るようなメーカーがやっちゃいかんでしょう。
「こら、Acer!嘘写真載せるんだったら返品するか、英語キーボードと交換しやがれ!」
そんな気分でありますわ。このキー配列は辛すぎるので、ぶっちゃけ、これから買う人には
もっとスマートで使いやすい外付けキーボードを探した方が絶対良い
と言い切りたいと思います。7千円出したら、モバイル用キーボードでもっと真っ当なのは幾らでもありますからね。
また、私の場合、このキーボードを買ったために専用ケースはスルーしたのですが、専用キーボードを買うくらいなら、立て掛けのできるケースと別途キーボードを買った方が良いと思います。
とまぁ、悪しざまに言ってる ICONIA W3-810 専用キーボードですが、キー配列の件を除いても、正直褒められる点は殆どありません。
本体を遥かに超える、13インチノートパソコン並みの横幅もあるキーボードですから(右端を除けば)キーピッチは広く打ちやすいといえば打ちやすいのですが、
キーのタイプ感は最低の部類
です。iPad 向けの2千円で売られているキーボードケースと同じ。Logicool のタブレット用キーボードなどと比べると雲泥の差。これで7千円以上は高すぎ(糞キー配列だしね!)。
(下:iPad用キーボードケース TK700、上:本キーボード)
それに本当にデカすぎでありまして、(iPad mini ではない)フルサイズ iPad用の一番大きなキーボードケース(Logicool TK700)と比べても横幅は断然大きくて(上記写真参照)、実際に今日持ち出しても「これならノートパソコンを持って行くのと変わらん気が…」という感じであります。
一応、本キーボードには専用のケースが付いているのですが、これも「百均でももう少しマシなものを作るだろ…」という感じですし、無駄に嵩張るのもモバイル用途としてはダメですね。
(チクチクする厚手の布素材のケース)
(ベルクロテープで開く構造になっていて、内側にポケットが2つある)
(内側ポケットのどちらかにキーボード+本体を入れる。結構厚みを増すケース)
そして、私自身がネタとして面白そうかも?と思っていたキーボード裏にタブレット端末を装着するギミックも、まぁ実際にはあまり実用的とも思いません(予想はしてたけれど)。それなりに考えてはいるようなんですけど…
(キーボードの裏面にこんな窪みがあって、ここに ICONIA W3 本体を嵌める)
(本体を嵌める2つの爪は本体底面側のスピーカー穴にかかるようになっている)
(液晶保護の部材も四隅にあるし、よくできてはいるのだが…)
(実際に装着すると、横幅デカいだけでなく分厚くもなって微妙すぎるモノになる :-)
と、ここまで書いていたら、あるキーが押しても反応しなくなりました(笑)。なんだよ、ホントにこれは…やっぱり所詮エイサー。中華クオリティすぎる。
ただまぁ、
こうやってキーボードに立て掛けて使えるのは専用キーボードだけ
でありますから、車内その他でそういう使い方をしたい人は色々あっても本製品を選ぶしかないと思います。
ICONIA W3-810 本体がかなり分厚く、重いので、iPad 用のキーボードケース製品の溝には全くハマりませんし、モバイル用キーボードに付いてくるスマートフォンや7インチタブレット用の立て掛け台でも無理なものは多いので、本専用キーボードを使うか、キーボードと分離したスタイルで使うかの二択でしょう。
まぁ、今日このブログ記事の8割以上を ICONIA W3-810 + 本キーボードで書いてみて、キーボードさえ真っ当なら(画面は小さくても)やっぱりパソコンとして使えるな、iPad や Android とは違うな、とは感じて、これはこれで良い感じでしたけどねぇ…
☆
というわけで、かなり酷い ICONIA W3-810 専用キーボードでした。ICONIA W3-810 を購入検討の方は十分考えた上で、実際にキーボードを試した上の方がよろしいかと思います。
まぁ、
ICONIA W3-810 本体も中華クオリティ全開
なので、どちらにしても「初期不良でも泣かない」「立て付け悪くても泣かない」「何かあってもネタだと思える」という精神で突入下さい、って感じですね :-)
■ 初の 8インチ Windows 8 タブレット「ICONIA W3-810」を買ってみた
■ 片手サイズ Windows 8 をを称する「ICONIA W3-810」は、本当に片手で持てるか? 〜Nexus 7、iPad mini と比較
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