先行した関東に続いて、東海から西も早々に梅雨が開けて、一年で一番辛い季節がやってきました。昨日は急遽、所用で本州の西の端まで行っていたので、ついでに一泊して少し旅でも…と思ったのですが、この暑さで車なしの旅は死にそうだったので断念しました…

ただ、こういう季節になって、少しでも荷物を減らしたい、軽くしたいと思う気候になると

「この糞暑いのに重い一眼どころか、ミラーレスも持っていくのは億劫やわー。コンパクトデジカメ並の軽さコンパクトさなのに、使い勝手も画質も満足できる GR をお供にするのが一番や!」

という感じです。つくづく

猛暑の頃だから、買って良かった新 GR!


と思っています。まぁ本気で写真を撮りに行く時は別ですが、そうでないなら荷物は軽くしたい季節であります。

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さて、今回の GR ではカメラ内蔵 Wi-Fi が搭載されていない代わりに Eye-Fi への特別な対応がなされており、そのことは以前紹介しました。

GR と Eye-Fi カードの便利で微妙な関係【前編】〜 従来の Eye-Fi 連動から一歩進んだ便利な転送機能
GR と Eye-Fi カードの便利で微妙な関係【後編】〜GRユーザーにお薦めしたいが、もう一工夫も欲しい

新型 GR では従来のデジタルカメラで装備されていた Eye-Fi 連動機能に加えて、スマートフォン/タブレットへの直接転送(ダイレクトモード)時に

  • カメラでサムネイル画像を見ながら選択した画像だけ転送する機能

  • 転送時に画像サイズを縮小する機能(JPEG のみ)


という機能が加わり、初期設定の面倒さはあるものの、スマートフォン転送に特化した Eye-Fi mobi ではなく、Eye-Fi Pro X2 でもスマートフォンとの連携が多少便利になりました。

そういったことを上記の以前書いた記事でも述べたのですが、ぶっちゃけ今は GR の Eye-Fi 連携新機能を殆ど使っていません。というか、スマートフォンへ直接転送することをせず、Eye-Fi Pro X2 ならではのネットサービスを介する方法を採っています。


新型 GR 以前でも Eye-Fi を使ってきたのですが、その時もスマートフォンへの転送は殆どやってなく、主に自宅パソコンへの自動転送、メモリーカードの抜き差しなしで自宅の無線LAN 経由でパソコンへ撮影写真を保存するための Eye-Fi Pro X2 カードになっていました。

帰宅して Eye-Fi Pro X2 を入れた GR の電源を入れておくだけで
荷物整理して風呂ってる間に今日の撮影写真がパソコンへ転送されている


というのは慣れちゃうと超便利すぎて、これだけでも Eye-Fi Pro X2は便利、俺にはスマートフォン転送に特化した Eye-Fi mobi や FlashAir よりコッチが断然良いわぁ〜、という感じです。

PowerShot N や最近買った別のデジカメでも Wi-Fi 機能がカメラに内蔵されていますが、出先でスマートフォンへ転送するよりは、帰宅後にパソコンへ Wi-Fi 転送して取り込むのがメインになっています。

(ただし、RAW の Wi-Fi 転送は時間がかかるので JPEG のみ。RAW も取り込みたい時は従来通りカードリーダー経由)

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そんな自宅でパソコンへ Wi-Fi 転送する場合でも、Wi-Fi 内蔵デジカメの場合だと(メーカーによって多少手順が違いますが)

 デジカメの電源を入れる→パソコンとの接続確認を行う→転送開始を行う

という手順を踏まなければなりません。

パソコンの電源さえ入っていれば(or ログイン状態であれば)デジカメの操作だけで完結することもあれば、パソコン側のソフトを操作しなければならない場合もあります。キヤノン、ソニー、富士フィルム機の Wi-Fi 機能しか知りませんが、それぞれ方法は全然違います。

ところが、Eye-Fi の場合だと購入後の設定さえちゃんとしておけば、

カメラの電源を入れるだけで登録先のパソコンへ自動転送される


ので、パソコンへの Wi-Fi 自動転送が Wi-Fi 機能内蔵デジカメより手間要らずであります。

ただ、以前 Eye-Fi Pro X2 シリーズの初期設定の面倒さについて書いた記事でも指摘したように、最初にパソコンを使って色々と設定しなければならない面倒さがありますし、

  • カメラから写真を転送する先のパソコンは1台に限られる

  • 接続する無線LAN の設定など全ての設定は、Eye-Fi 用ソフトをインストールしたパソコンに Eye-Fi カードを接続して設定しなければならない


という問題があります。

あまりないかもしれませんが、複数のパソコンをデジカメに登録しておき、写真をパソコンに転送する時に自宅ならデスクトップ PC、出先ならノート PC に転送する、という芸当は Eye-Fi にはできません(転送先登録を切り替えれば可能だが、手間は発生する)。

そういうことはあるものの、手順要らずで自宅のパソコンに自動転送できるというのは気に入っていて

面倒くさがり屋の写真転送、バックアップに Eye-Fi Pro X2 は一番便利


かなぁ…と、最近は Eye-Fi Pro X2 を見直しています。

Eye-Fi mobi や FlashAir といったスマートフォン連携重視の無線LAN カードばかり出るからこそ、多彩な連携が可能な Eye-Fi Pro X2 ならではの良さもまた際立つのではないかな、と(初期設定は面倒だけどね!)。

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それに加えて、今回 GR + Eye-Fi Pro X2 で常用しているのが

Eye-Fi Pro X2 のネット写真サービスへの自動転送機能


GR での Eye-Fi 連携の新機能を使って直接スマートフォンへの写真を送るより、Eye-Fi 的には昔ながらのネット上の写真サービスへの自動転送機能を利用するようになりました。

ちょうど少し前に Flickr が大きく仕様変更され、Flickr の無料アカウントでも容量 1TB まで保存可能となったので、

Flickr に Eye-Fi からの自動アップロード専用アカウントを作って
撮影した全写真をどこでもバックアップできる保存庫に


しました(こちらも RAW を入れると転送に時間がかかりすぎる&すぐ容量がキツくなるので JPEG のみ転送保存)。

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Eye-Fi Pro X2 のネットサービス対応先は自社の Eye-Fi View だけでなく、Facebook、Flickr、Evernote、Picasa、YouTube、フォト蔵、はてなfotolife、mixiフォトアルバム、OCN Cococa、Nikon Picture Town、Canon iMAGE GATEWAY など国内でもメジャーなサービスが多数使えます。

ですので、Flickr ではなくても Facebook へどんどん写真を転送して保存庫にしている人もいるようですが、私の場合は使い慣れた Flickr が無料アカウントで 1TB 対応になったのがキッカケで、この機能を常用するようになりました。

(Flickr では容量無制限の Pro アカウントを使っているのですが、一緒くたにすると自分が整理できなくなるため分離した)

一応、Flickr 転送時には全写真を非公開状態で保存するように設定してあり、ブログや Twitter に写真を貼る時だけ該当写真を public にしています。

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予め Eye-Fi Pro X2 の設定で

・スマートフォンのテザリング Wi-Fi
・モバイルルーターの Wi-Fi
・ホテルで使う有線→無線LAN コンバーターの Wi-Fi

といったものに Eye-Fi を接続できるように設定しておけば、ほぼどこでも Eye-Fi Pro X2 を挿したデジカメ(私の場合は GR)をネットサービス(私の場合は Flickr)へ転送バックアップできます。特に旅先などでは安心です。

また、

  • 自宅では、Eye-Fi Pro X2 →自宅パソコン→写真クラウドサービス

  • 出先では、Eye-Fi Pro X2 →写真クラウドサービス
    帰宅後に、写真クラウドサービス→自宅パソコンへ自動転送


となるので、どちらで使っていても自宅のパソコンとクラウドの二重バックアップが自動でできるのは便利です。


それにスマートフォンのテザリングやモバイルルーターをオンにしておけば、

撮った先から、どんどんネットに撮影写真を転送、バックアップ


できるので、この機能を使っていれば

ちまちま、スマートフォンに転送するより便利かもなぁ


と思って、スマートフォンへの個別転送よりこの写真クラウドサービスへの自動転送を主として使うようになっています。ブログや Twitter へ貼り付けるのは写真クラウドサービスからもできますしね。

Wi-Fi 機能内蔵デジカメでも写真クラウドサービスへの転送機能があるカメラもありますが、たいていは自社サービスだけで、クラウドサービスに転送する時は写真の強制リサイズが入るカメラもありますので、Eye-Fi Pro X2 とは比べ物になりません。

ただ、スマートフォンのテザリングやモバイルルーター経由でクラウドへ自動転送する場合は1日ないし3日間のデーター転送量の制限に引っかかって速度制限を受ける場合があるので、その点だけは注意したほうが良いですね。

(Eye-Fi Pro X2 カードはパソコンなしでは無線LAN の設定ができないという大きな欠点があるため、宿泊先で無線LAN が提供されていても設定して接続することはできません。そのため、むしろ有線LAN があって有線→無線LAN コンバーターを使ったり、無線LAN-無線LAN のルーティング機能のあるモバイルルーターがあった方が便利です)

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(出先で Eye-Fi カードと繋ぐ無線LAN機材の登録設定も予め PC で行なっておく)


とまぁ、当初「GR の Eye-Fi 連携の新しい機能は便利だ」と言っていたものの、結局は Eye-Fi Pro X2 の昔ながらに持っている機能を使う方向に落ち着いています。

Eye-Fi の場合、パソコンとクラウンドサービスへの自動転送は両立できるが、それらとスマートフォン直接転送は併用できず切り替え式になるので、その切り替えが少々面倒だったり、時々おかしな挙動もするので、だったらパソコンとクラウンドサービスへの自動転送だけでいいか、となっています。

問題は出先でのクラウンドサービスへの自動転送を多用すると、携帯キャリアの転送量制限に引っかかりやすいので、それだけがネックですかねぇ。転送量制限のない WiMAX を再び契約するという手もありますが…

ともあれ、昨今 Wi-Fi 内蔵デジカメも増え、スマートフォン連携可能な無線LAN 内蔵 SDHC カードも増えましたが、

自分の好きな写真クラウドサービスへ自動転送バックアップ可能な Eye-Fi Pro X2


というのは貴重ですし(only one ではないけど)、意外と便利だということを見直して GR とともに使っています。

あ、そうそう、GR + Eye-Fi Pro X2 で、この写真クラウドサービスへのバックアップを使うようになったのは、もう一つ理由があって

GR だと Eye-Fi の Wi-Fi 転送機能を使っても
バッテリーがすぐ無くなるというほどではない


ということがあります。PowerShot S100 ではあっという間にバッテリー切れになっていましたが、GR では Wi-Fi 転送使いまくりのままでも撮影枚数は百枚以上は保ちます。

これならバッテリー多めに持っていけば&USB 充電で、出先の写真クラウドサービス自動転送・バックアップもまずまず実用的かな、と。夏場は熱によるハングアップだけは気をつけたいところですが…