発売前は予約開始時も含めて色々書いていてテンションが上がっていたのに、発売前後からちょいとテンションだだ下がりになってしまった「PowerShot N」。おかげで、発売後の記事もあまり書いていませんでした。
発売日(製品到着日)の頃に旅へ出ていて使い始めがすっかり遅くなったこともありましたが、実際に使い始めてみると面白く便利で、なんだかんだと言っても愛用していました。一ヶ月くらいは。
■ GR が konozama されて届かないから、そろそろ PowerShot N について書いておこうか
で、今はと言えば、PowerShot N から週末に向けてオークションで売却しようと準備中であります(^_^;)
これは PowerShot N がダメなカメラだからと言うよりは、PowerShot N を使ってきて、特に GR 購入後に併用してきて
と感じた、気づいたゆえです。
GR が来てから割りを食ったカメラとしては予想通り DP1 Merrill もそうですし、PowerShot N が来てからは CyberShot RX100 の出番も減って、気がつけばコンパクトデジカメも増えすぎたので、その3台あたりをまとめて処分して、自分のカメラ体制を再構築しようかな、と。
そんなわけで、単純に PowerShot N を売ると言うよりは、PowerShot N (と CyberShot RX100)を売って別のコンパクトデジカメを買う方向(いわばコンパクトデジカメの機種変)だったりします。
そんなわけで、発売から二ヶ月も経たないうちに売却しようとしているわけですが、この間使ってきて PowerShot N を使ってきて良い点、面白い点もありましたが、反面慣れない部分、ストレスを感じる部分もありましたので、そのあたりをまとめておきたいと思います。
発売日(製品到着日)の頃に旅へ出ていて使い始めがすっかり遅くなったこともありましたが、実際に使い始めてみると面白く便利で、なんだかんだと言っても愛用していました。一ヶ月くらいは。
■ GR が konozama されて届かないから、そろそろ PowerShot N について書いておこうか
で、今はと言えば、PowerShot N から週末に向けてオークションで売却しようと準備中であります(^_^;)
これは PowerShot N がダメなカメラだからと言うよりは、PowerShot N を使ってきて、特に GR 購入後に併用してきて
GR を補完するズーム搭載コンパクトデジカメなら
PowerShot N よりもっと良い選択肢があるんじゃね?
PowerShot N よりもっと良い選択肢があるんじゃね?
と感じた、気づいたゆえです。
GR が来てから割りを食ったカメラとしては予想通り DP1 Merrill もそうですし、PowerShot N が来てからは CyberShot RX100 の出番も減って、気がつけばコンパクトデジカメも増えすぎたので、その3台あたりをまとめて処分して、自分のカメラ体制を再構築しようかな、と。
そんなわけで、単純に PowerShot N を売ると言うよりは、PowerShot N (と CyberShot RX100)を売って別のコンパクトデジカメを買う方向(いわばコンパクトデジカメの機種変)だったりします。
そんなわけで、発売から二ヶ月も経たないうちに売却しようとしているわけですが、この間使ってきて PowerShot N を使ってきて良い点、面白い点もありましたが、反面慣れない部分、ストレスを感じる部分もありましたので、そのあたりをまとめておきたいと思います。
まずは、使い始めてからこの間に感じたことをメモしてきたので、それを以下に列挙してみます。
とまぁ、欠点や批判的な点が多くなっていますが、使っていて気づく点としてメモするのは、どうしてもそういう方向が多くなるので、その点は割引いて下さい。
実際、PowerShot N は
であり、普通に撮っていても破綻のないカメラであります。
PowerShot N を買った友人知人の中では、クリエイティブショットを殆ど使わず普通のコンパクトデジカメとして使っているという人もいますし、私もそういう使い方でも問題ない、決してネタカメラというだけではないカメラだと思います。
ただ、以前の記事にも書いたように、クリエイティブショットとかバリアングルモニターとか Wi-Fi 機能とか、それら
でありますから、PowerShot N ならではの付加機能と値段とのバランスをどう考えるかだと思います。
少なくとも私は、直販抱き合わせ商法を考えると(ボッタクリとは言わないまでも)ちと高すぎやなぁ、と思いますね。ストラップ&ジャケットの抱き合わせがなくて2万5千円なら、ちょっと高めだけど仕方ないかなぁ…で済んだと思いますが。
もっとも、買ってしまってから値段の話をしても仕方ないので、3万円という価格が高いといっても買ったことについては今さらどうでもいいのですが、先にも書いたように
ことを実感したのですが、それが
と感じさせて、結果 PowerShot N を売って買い換えよう、と思い至らせることになりました。
年初の CES で参考出品された記事を見てから
というのが本音です。特に
わけです。
何度もズーム方向は間違うし、とっさの時のレリーズも、半押しもミスったりしました。コンパクトでグリップする部分がないだけに、どうしても構えは特殊になりますし、安定性も良いとは思えません。
操作性がもっと一般的だったら、きっと買い換えようと思うことはなかったでしょう。バリアングルモニターは便利ですしね。
コンパクトデジカメが PowerShot N 一台だけで使っているならまだしも、今の私の場合は「GR の補完カメラ」という性格が強くなりますので、操作性のあまりの違いはストレスになってきました。
ということで、PowerShot N は買い替えのために売却準備中ですが、もう1回だけ、つらつらと書き連ねてみたいと思います。
→ PowerShot N について、もう一度書いておこうか【後編】〜クリエイティブショットとか孤高の操作性とか
≪キャノン≫ NB-9L 互換バッテリ- IXY 50S 対応
(USB 充電ですが、丸一日使うには心もとないので予備バッテリーは買いましたが…)
- 写真で見る印象ほど小さくはなく、また意外と重く分厚い。ジャケットを付けると、さらに【無駄に)分厚くなる。
- 以前の記事でも書いたように、抱き合わせのジャケットは酷い。付けて良いことはなく、付けると立たないなどの使い勝手が悪くなる面ばかり。
- 同じくストラップも PowerShot N に合うストラップかと言えば、否。500台限定のレザーストラップ自体は良い物だと感じるが、コンパクトデジカメで使うには幅広で、せっかくコンパクトな PowerShot N を台無しにするほど嵩張り過ぎる。
- これらが強制セットでしか買えない抱き合わせ商法は酷いとしか言いようがない。
- ストラップの選択は両吊り、片吊りネックストラップからハンドストラップ、フィンガーストラップまで色々試したが、ベストな解は最後まで難しかった。
(PowerShot N の撮影動作を考えると安定性を考えて両吊りネックストラップがベストだが、持ち上げたりしてボディ反転撮影する時に両吊りは困ることに…) - キヤノンのカメラにしては珍しく三脚穴が光軸上にないが、サイズを考えれば仕方ないか。
- Pモードにすれば露出補正+αの調整は可能だが、ほぼオート専用と言える造り。
- 画質的には問題なく、普通に撮っても満足。キヤノン安定の無難な画質。
- ぶっちゃけ、操作性は最低の部類。独特のズーム操作もレリーズ動作もやりにくいの一言。
(タッチシャッターを使えば解決するが、それでは独特の操作を取り入れた意味が無い) - ボタン類を最小限かつ極力小さくしているので、どれも判りづらいし押しにくい。
- 色々と独特すぎてカメラに慣れてる人でもマニュアル無しでは判らない造り。
- バリアングルモニターのチルト確度は90度までで、180度開いての自分撮り、ということはできないのは、ニーズとして判ってないなーと思う。これだけ分厚いボディと液晶にしてるのに…。キヤノンお得意の出し惜しみかもしれんが。
- クリエイティブショットは同時に6枚生成するので、RAW 撮影できないカメラだが意外とメモリー食い。
(200カットで千枚を超えるし、3GB くらい消費する)
- JPEG 専用だから余ってる 8GB microSDHC で十分かな…と思っていたら、そんなことはなく 16GB くらいは欲しいカメラだった。
(こま目にパソコンなどへ取り込んで消す人でなければ 32GB 推奨) - バッテリーの保ちも微妙。Wi-Fi 転送を使わない場合でも 200カット撮影で残量マークが点滅、300カットは取れない。
(Wi-Fi 転送を使っていると、当たり前だがバッテリーの減りは速い) - USB 充電可能だが、USB 給電側のデバイスをかなり選ぶ。
(BCC 1.1 対応が必須だが、それを明記していることは少ないので、近年発売でも非対応の給電デバイスが少なくないので注意が必要。Eneloop mobile charger でも一昨年モデルは充電不可だった) - 充電中はタッチパネル操作できないアホ仕様。PowerShot N はタッチパネル操作ができなきゃ何もできないのに…
- パソコンへのソフトウェア・インストール時にカメラ接続の必要がある。糞仕様なソニーやオリンパスの真似するなよ…
- 相変わらずキヤノンのコンパクトデジカメ向けのソフトウェアをインストールすると、常駐させたくないものが常駐して、メモリーカードを USB カードリーダーに挿した時ばかりか、iPhone / iPad をパソコンに接続しても常駐ソフトが起動する鬱陶しさ。常駐オフにもできない屑ソフト。
(キヤノンだけじゃなくて各社同じだけど) - Wi-Fi 転送は接続するスマートフォン端末ごとに ESS ID(Wi-Fi 名)とパスワードが異なる仕様だが、不便なだけの謎仕様。
(少なくともセキュリティ的には大した意味は無いし、パスワードが数字だけの方が問題。同時アクセスさせないためか?) - Wi-Fi 転送先はスマートフォン・タブレットの他に添付ソフトをインストールしたパソコン、クラウドとあるが、クラウド転送の画像保存サービスは自社(Canon Image Gateway)しかない。
とまぁ、欠点や批判的な点が多くなっていますが、使っていて気づく点としてメモするのは、どうしてもそういう方向が多くなるので、その点は割引いて下さい。
実際、PowerShot N は
ネタカメラではあるけれど、基本は安定安心のキヤノンのコンパクトデジカメ
であり、普通に撮っていても破綻のないカメラであります。
PowerShot N を買った友人知人の中では、クリエイティブショットを殆ど使わず普通のコンパクトデジカメとして使っているという人もいますし、私もそういう使い方でも問題ない、決してネタカメラというだけではないカメラだと思います。
ただ、以前の記事にも書いたように、クリエイティブショットとかバリアングルモニターとか Wi-Fi 機能とか、それら
飛び道具的な機能を除けば、1万円台前半の廉価デジカメの性能
でありますから、PowerShot N ならではの付加機能と値段とのバランスをどう考えるかだと思います。
少なくとも私は、直販抱き合わせ商法を考えると(ボッタクリとは言わないまでも)ちと高すぎやなぁ、と思いますね。ストラップ&ジャケットの抱き合わせがなくて2万5千円なら、ちょっと高めだけど仕方ないかなぁ…で済んだと思いますが。
もっとも、買ってしまってから値段の話をしても仕方ないので、3万円という価格が高いといっても買ったことについては今さらどうでもいいのですが、先にも書いたように
28〜200mm相当の小さなコンパクトデジカメとして普通に使える
ことを実感したのですが、それが
廉価機レベルのコンパクトデジカメでもこれだけ写るのだったら
もっと真っ当な普通の操作性のカメラの方が使いやすいはず
もっと真っ当な普通の操作性のカメラの方が使いやすいはず
と感じさせて、結果 PowerShot N を売って買い換えよう、と思い至らせることになりました。
年初の CES で参考出品された記事を見てから
今までにない面白い操作性だな!と思って買ったけれど
正直これが使いやすいとは全く思えなかった
正直これが使いやすいとは全く思えなかった
というのが本音です。特に
他のカメラと併用していると、独自すぎて使いづらい
わけです。
何度もズーム方向は間違うし、とっさの時のレリーズも、半押しもミスったりしました。コンパクトでグリップする部分がないだけに、どうしても構えは特殊になりますし、安定性も良いとは思えません。
操作性がもっと一般的だったら、きっと買い換えようと思うことはなかったでしょう。バリアングルモニターは便利ですしね。
コンパクトデジカメが PowerShot N 一台だけで使っているならまだしも、今の私の場合は「GR の補完カメラ」という性格が強くなりますので、操作性のあまりの違いはストレスになってきました。
ということで、PowerShot N は買い替えのために売却準備中ですが、もう1回だけ、つらつらと書き連ねてみたいと思います。
→ PowerShot N について、もう一度書いておこうか【後編】〜クリエイティブショットとか孤高の操作性とか
≪キャノン≫ NB-9L 互換バッテリ- IXY 50S 対応
(USB 充電ですが、丸一日使うには心もとないので予備バッテリーは買いましたが…)
コメント