前回記事で本日発表された「hi-ho LTE typeD アソート」について触れましたが、同じように複数 SIM を廉価に提供するサービスとの値段差とともに提供サービス内容に差異もあるので、比較表を作ってみました。

月額980円その他の廉価データー通信サービスは色々と出てきていますが、複数SIM を提供するところはまだ比較的限られています。

今回は「hi-ho LTE typeD アソート」の比較対象になりそうな

  • 複数 SIM 提供サービスの超定番「IIJmio 高速モバイル/D ファミリーシェアプラン」

  • IIJmio ファミリーシェアプランとスペックがほぼ同じの「hi-ho LTE typeD ファミリーシェア」

  • 最廉価の複数SIM 提供サービス「So-net NURO LTE ライトプラン」


を比較してみます。



 hi-ho アソートIIJmio ファミリーhi-ho ファミリーNURO ライト
月額料金1,480円2,940円2,980円1,295円 (*1)
ハンドルチャージ500MB2GB2GBなし
追加チャージ料金
(100MB あたり)
367.5円525円367.5円525円
速度制限時の最高速度200Kbps200Kbps200Kbps150Kbps
速度モードの任意切替×
使用量規制
(速度制限時)
直近3日間で
366MB
直近3日間で
366MB
直近3日間で
366MB
当日含む3日間で
500MB
nanoSIM の提供××
SIMカード追加
(3,150円)

(2,100円)

(3,150円)
×
SIMカード種類交換
(3,150円)

(2,100円)

(3,150円)
×
解約手数料
(12ヶ月以内)
5,250円なし5,250円3,150円

(*1) SIM 2枚の場合は 1,138円

なお、以下の仕様は各サービスに共通です。

  • 提供可能な SIM は 1契約につき最大 3枚

  • ユニバーサルサービス料として、SIMカード 1枚あたり月額 3.15円加算される

  • 初期費用は全て 3,150円

  • ハンドルチャージがあるプランのバンドルチャージの有効期限は全て翌月末(1ヶ月だけ繰り越し可能)

  • 追加チャージの有効期限は全て最大4ヶ月後(追加チャージ購入月を含まない3ヶ月後の月末まで)


hi-ho LTE typeD|hi-ho LTE typeD 1GB|hi-ho LTE│hi-ho
IIJmio:高速モバイル/D概要
NURO LTE ライトプラン | 高速モバイル | インターネット接続 | So-net


こうして見ると、“1年縛り”“nanoSIM の提供なし”という点を除けば、hi-ho の2つのプランはそれなりに魅力的と言えるかと思います。4月に始まったばかりの「so-net NURO LTE ライト」は、もう厳しいでしょうねぇ。

しっかり使うなら「hi-ho LTE typeD ファミリーシェア」、ライトに使うなら「「hi-ho LTE typeD アソート」と切り分けができています。ま、殆どが後者になりそうですけれど(必要とあれば、追加チャージもできますしね)。

ただ、何度も書くように、結局は回線品質次第、ですから、どうなりますやら。IIJmio も一時期の評判が少し下がり気味ですしね…。まぁ月額千円前後で、そう文句を言えた義理でもないと思いますが、難しいところです。

いずれにせよ、スマートフォンだけでなくタブレットも含めてモバイル通信したい人には有難い状況になりつつあります :-)

SIM 3枚&月500MBの高速通信付で月額1,480円!複数SIMの廉価データー通信プラン「hi-ho LTE typeD アソート」発表


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(Fonepad は多少癖ありでも、3Gタブレットでは極めて安く、この手のSIMが合う一品)