ゴールデンウイーク前に日本の一番西の方へしばらく行っていたら INFOBAR A02 用充電クレードルが発売→即完売され、帰ってきてから au ショップへ何軒回っても

「在庫はありません」「入荷時期は判りません」「入荷するかどうかも判らないんです」

と言われまくり、ゴールデンウイークが明けても変わらないので auへの罵詈雑言が心の中を駆け巡る昨今です。

というか、ショップを回っていても仕方ないから au オンラインショップで予約しよう、そろそろ購入 or 予約できるかな?と思って見に行くたびに

InfoBarA02_57


という公式ショップすら入荷未定・予約不可の状況に更なる心の罵声とが、つい口をついてしまいそうになり、ついでにブログにも書いてしまいそうになって困ります(´・ω・`)

とはいえ、この充電クレードルとカメラのことを除けば、とりあえず INFOBAR A02 は悪くない端末であり、この2点を除けば大きな不満も感じていないことは、先日のセカンドインプレッション記事にも書きました。

au INFOBAR A02 と一ヶ月少々 〜セカンド・インプレッション【前編】
au INFOBAR A02 と一ヶ月少々 〜セカンド・インプレッション【中編】
au INFOBAR A02 と一ヶ月少々 〜セカンド・インプレッション【ようやく本題の後編】

ま、充電クレードルは自分だけの問題ですが、カメラの酷さ、特にフォーカシング時の意味不明のデカい擬似サウンドについては周囲に迷惑もかけますし、友人知人からも失笑と「そりゃ酷いね」の応酬であり(昨日も言われた)、やはり時々 INFOBAR A02 を大阪湾に投げ込みたくなります。

この話は何度書いてもやりきれないので置いとくとして、先日のセカンドインプレッションで一点、書き忘れたことがありました。INFOBAR A02 は(も)

MHLアダプター(MHL-HDMIケーブル)経由で、テレビに接続して楽しめる


という点。

昨今の Android スマートフォンでは珍しくないですし、iPhone でも可能ですが、microUSB B 端子から HDMI への MHL 規格の変換アダプターは安いのが魅力。



千円強で売られていたモノを買ったこともあって、iPhone / iPad 用の Lightning AV ケーブル(4千円前後)と比べると非常にリーズナブル、やはり汎用規格は有難いねぇ…という感じです。

以前から旅先、旅行先では、事前に iTunes ストアで映画をレンタルして iPad に入れてきてテレビに接続して楽しんできたわけですが、Lightning 端子になった iPad mini ではまた変換ケーブルを買い直さなければならず、無駄に高くて閉口していたのですが、Android スマートフォンではお手頃価格。

ということで先日は INFOBAR A02 + MHL アダプター + HDMI ケーブルで楽しんでみました。


Lightning 端子の iPhone / iPad をテレビに接続する場合は



に HDMI ケーブルが必要で、映画をレンタルするならば iTunes ストアになります。

これが INFOBAR A02 を含めた MHL 対応の Android スマートフォン/タブレットならば、



こういったスマートフォン本体の microUSB B端子と HDMI を変換する MHL アダプターと HDMI ケーブルに加えて

MHL 変換アダプターでは USB 給電も必要


になります。

単体の HDMI ケーブルを既に持っている人なら MHL アダプター単体を買った方が安上がりで良いのですが、予備の HDMI ケーブルなんて持ってないという人は



こういった HDMI ケーブル一体型の製品の方が良いかと思います。こちらも Amazon なら千円台から売られているので、そう高くもありません。

HDMI ケーブル一体型の MHL 変換製品も、単体の HDMI ケーブルを使う場合も

旅先に持って行って見るなら、あまり長いケーブルは邪魔になる


ので、1m くらいが良いように思います(テレビからヘッドまでケーブルを伸ばして使いたい人は別ですが…)

自由度の高い Android スマートフォンの場合、映画やテレビ番組を購入したりレンタルする先は幾つもあるので自由に選べばよいわけですが、今回の私は今さらながら初体験ということで、Google Play の動画を利用しました。

昨年 Nexus 7 を発売直後に購入した時にオマケでついてきた



も、まだ見ていなかったので、それも合わせて INFOBAR A02 へダウンロード。microSDHC にも幾つか動画を入れて持って行きました。



現地の宿では「INFOBAR A02 − MHLアダプタ − HDMIケーブル − ホテルのTV」という形で接続するとともに、MHL アダプターの給電用 microUSB 端子にモバイルバッテリーから USB 給電すると

InfoBarA02_58MHL


というように INFOBAR A02 本体の液晶と同じ内容がホテルのテレビにも表示されます(ミラーリング)。

あとは、スマートフォンで動画を見るのと同じ要領で動画を再生すれば、外付けのテレビにも表示されて大画面で楽しめるわけです。

旅先の夜長のお供だったり、出張先での気分転換にはちょうど良くて、iPad + iTunes レンタルの頃から愛用しています。

InfoBarA02_60


ただ、今回実際にこの組み合わせを楽しんでみて注意すべきことも幾つかありました。まずは

MHL アダプターへの USB 給電はモバイルバッテリーではなく
AC 給電器からキチンとしたケーブルで給電しないと不安定になる


ということ。

iPad では USB 給電など必要もなく、2〜3時間ずっと安定して映像が表示され続けたのですが、INFOBAR A02 + MHL アダプターでは電力消費量が多めなのか、モバイルバッテリー給電では度々 USB 給電の関係で映像が止まったりすることがありました。

なので、MHL アダプター利用時の USB 給電はそれなりに安定した電源を用意した方が良いようです。

InfoBarA02_59
(この組み合わせは安定せず、AC充電器を使うべきでしたね…)


そして、もう一つ。

USB 給電していても INFOBAR A02 本体のバッテリーはえらい勢いで減っていく


ということ。

先の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」は本編2時間半あるのですが、100% 充電された状態から視聴開始して、見終わった時のバッテリー残量は 4%!ギリギリでした…

第三世代/第四世代 iPad は馬鹿みたいに大容量のバッテリーがあるので映画の1本くらい再生してもへっちゃらでしたが、スマートフォンだとそうもいきません。MHL アダプターに USB 給電していてもバッテリー減りまくりです。

「寝る前に視聴して、寝ている間に充電」だったら問題ないのですが、見てると一気にバッテリーは減っていくので、タイミングには注意したいところです。

(スマートフォン本体の液晶で映画再生していてもバッテリーの減りは激しいですけどね)



ということで、少々電力関係では注意したいこともありましたが、なかなか楽しめましたし、変換アダプターの値段も含めてリーズナブルに楽しめるのは良いですね。

本当は iPad mini に Lightning AV 変換アダプターを付けて楽しむ方が(バッテリー的にも)良いのですけどねぇ。ホント、Apple は独自端子を変更してはアクセサリー類を買い直しさせて、おまけに高く売るのは勘弁してもらいたいです。

(Lightning 端子自体は microUSB と違って上下を気にせず、サクッと楽に差し込めるので、私自身は高く評価してます。イラチな私としては microUSB は挿しこむ際に時々イラッとしますからね ^^;)

そんなわけで、今後は Google Play の映画もたまに見ることもあるかな…と思っています。iTunes ストアに比べると色々と見づらいし、iTunes Card のようにプリペイドカードの安売りもないので、あまり気は進みませんが…

ホテルに質の良いインターネット回線が整備されていて、安定的に高速通信ができるというところならば hulu や GyaO、バンダイチャンネルといったストリーミング動画も楽しめるのですが、僻地ではそうもいきませんからね。

ホテルの各室内にネット設備がないことはもちろん、ロビーだけで使えるホテルの無線LAN ですら「え?ここまだ ADSL?」なんて速度も珍しくないので、まだまだダウンロード型は廃れては困るんですよねぇ。

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