ここ数日の記事でもちょっと触れたりしていますが、今週は一足早いオレだけゴールデンウィークということで(その代わりゴールデンウィークは仕事するよ!)、日本の西の端の方の島にきております。
今や石垣島でも中心部(石垣港や役所付近)は各社とも LTE が使え、au Android の 800MHz LTE に至っては既に石垣空港などの島南部全域から竹富島は殆どエリア内と思われるほどで、こんな離島でも高速モバイル通信がここまで進んでいることに感慨を感じずにはいられません。
(au iPhone 5でも石垣港周辺と竹富島付近の海上までは LTE、ドコモ XI はもう少し石垣中心部で広くカバーしてるけれど、空港までの南部全域という感じでは、まだないですね)
とはいえ、現在滞在中の西表島は手つかずの自然同様、ケータイ電波も 3G オンリー。それも集落が点在する島の外周道路沿いはともかく、少しでも川を遡って山に入ると au でもドコモでも余裕で圏外。
というか、まぁ正直ドコモ安定、信頼できるのはドコモだけ、au ですらドコモに比べると不安定な箇所や圏外が多め、という僻地らしい土地柄。まぁ今どき、こういうところは少なくなってきただけに、逆に新鮮です(ある意味5年前と大差ないような…)
そんなこともあったり、昼夜色々と動いてることもあって、今週は Twitter も RSSリーダーもまともに読めていなくて、全くニュースチェックができていない状態。
そんな中で、当場末ブログに貴重なコメントをいただきまして(感謝)
というニュースを知りました。これはもう、各社横並びを打ち破った「OCNモバイル エントリーd LTE 980」への対抗措置以外の何物でもないでしょう。
そして、他にも以下のサービス拡充が発表されました。
プラン変更や SIM の追加については1年2ヶ月前のサービス開始当初からリクエストがあったと思うのですが、ようやくという感じです。
ファミリーシェアプランやライトスタートプランのバンドルクーポン増量も、ミニマムスタートが 500MB のバンドルクーポン追加となれば、価格上からもバランス的に増量になるのは当然でしょう。
いずれにせよ、インパクトが一番大きいのは “月額945円のプランに月500MBの高速通信分付与”ということでしょう。
昨今競争の激しい月千円弱の低価格モバイルデーター通信サービスですが、従来は
「月千円弱と安いんだから 100Kbps の低速で我慢しろよ。高速通信したかったら追加料金払って使えよ」
というものでした。
それが、先日の「OCN モバイル エントリーd LTE 980」の登場、月額千円未満なのに 1日30MB の高速通信が可能、というプランの登場で、ここしばらくの各社横並び的な条件が崩れました。
OCN モバイル エントリーd LTE 980 は私も発表即日申し込んで使ってきたことは、当ブログでも書いてきました。先日しばらく使いながら速度計測をしてきた結果の記事
■ OCNモバイル エントリーd LTE 980 サービスインから10日 〜スタート直後とはいえ、上々クオリティの速度結果
で述べたように、使い方によるとはいえ、この価格で高速通信が多少なりとも使えるコストパフォーマンスは素晴らしいものです。
今まで廉価モバイルデーター通信サービスの中ではダントツの良クオリティ、安心安定一択だった IIJmio 高速モバイル/D の地位を真剣に脅かす初めてのライバルと感じました。
そう感じた中で「IIJmio その他の会社はどうするんだろうねぇ」と思ったら、迅速な発表。
と先の話なのに、早めに発表したのも OCNモバイル へ流れていく客を少しでも食い止めようと言うことかもしれません(プラン変更は 5月下旬予定)。
ま、単純に見れば
となって、月あたりの高速通信分の合計は OCNモバイルの方が多いわけですが、
の2つは、結構性格が違うサービスになっていて、使う人によってどちらが良いかは分かれそうです(nanoSIM は OCNモバイルで扱っていません)。
毎日モバイル通信を使う端末なら「OCNモバイル エントリーd LTE 980」
使う時と使わない時で波があるなら「IIJmio 高速モバイル/D ミニマムスタートプラン」
といったところでしょうか。
私の場合はどちらかというと後者なので、IIJmio の方が好ましいわけですが、OCNモバイルの方も使っていて便利に思いますしねぇ。
加えて、ファミリーシェアプラン、ライトスタートプランとも月あたりのバンドルクーポンが 2GB になり、ファミリーシェアでは 3枚の SIM が提供されて 2GB も使えるとなると、なんか随分と使いでのある内容になって、サブ端末だけのプランでもなくなってきましたね。
あとは
なわけですが、これはどうなるでしょうねぇ。こちらも日本通信の独壇場だったのが、so-net というライバルも出てきました。
■ So-netから新たな低価格モバイル通信サービス「NURO LTE ライト」 〜通話付や複数端末を安く維持するのにピッタリ!
いずれにせよ、こういったサービスの競争は歓迎したいのですけれど、ドコモの回線卸価格が変わったゆえの動きとは言っても元から廉価なサービスですから、あまり無理して「質の低下」や「撤退」ということはないようにしてもらいたい、と切に願います。
安かろう悪かろうは DTI だけに任せておけばいいのですから ;-P
■ IIJmio:プラン変更機能、SIMカードの追加・削除機能の提供について(IIJmio高速モバイル/Dサービス)
■ IIJmio:「増量先取り!ご愛顧感謝キャンペーン」のお知らせ(IIJmio高速モバイル/Dサービス)
NTTコミュニケーションズ OCN モバイル エントリー d LTE 980 標準SIM
(大人気の OCNモバイル LTE 980、microSIMは品切れが続くが、標準SIM は即納状態)
今や石垣島でも中心部(石垣港や役所付近)は各社とも LTE が使え、au Android の 800MHz LTE に至っては既に石垣空港などの島南部全域から竹富島は殆どエリア内と思われるほどで、こんな離島でも高速モバイル通信がここまで進んでいることに感慨を感じずにはいられません。
(au iPhone 5でも石垣港周辺と竹富島付近の海上までは LTE、ドコモ XI はもう少し石垣中心部で広くカバーしてるけれど、空港までの南部全域という感じでは、まだないですね)
とはいえ、現在滞在中の西表島は手つかずの自然同様、ケータイ電波も 3G オンリー。それも集落が点在する島の外周道路沿いはともかく、少しでも川を遡って山に入ると au でもドコモでも余裕で圏外。
というか、まぁ正直ドコモ安定、信頼できるのはドコモだけ、au ですらドコモに比べると不安定な箇所や圏外が多め、という僻地らしい土地柄。まぁ今どき、こういうところは少なくなってきただけに、逆に新鮮です(ある意味5年前と大差ないような…)
そんなこともあったり、昼夜色々と動いてることもあって、今週は Twitter も RSSリーダーもまともに読めていなくて、全くニュースチェックができていない状態。
そんな中で、当場末ブログに貴重なコメントをいただきまして(感謝)
IIJmio 月額945円ミニマムスタートプランに
月500MB の高速通信分(バンドルクーポン)を付与
月500MB の高速通信分(バンドルクーポン)を付与
というニュースを知りました。これはもう、各社横並びを打ち破った「OCNモバイル エントリーd LTE 980」への対抗措置以外の何物でもないでしょう。
そして、他にも以下のサービス拡充が発表されました。
- ファミリーシェアプラン、ライトスタートプランは従来、基本料金で月 1GB のバンドルクーポン(月毎の高速通信分)が付与されていたが、2GB に増量される
(ライトスタートプランの 3日で 120MB 以上の利用は速度抑制対象という厳しい基準は従来のまま) - ミニマムスタート、ライトスタート、ファミリーシェアの各プランの変更が可能に
(バンドルクーポンは変更前のものが翌月末まで有効) - ファミリーシェアプランでは、SIM の追加、削除が可能に
(SIM 1枚追加につき手数料 2,100円。最大3枚)
プラン変更や SIM の追加については1年2ヶ月前のサービス開始当初からリクエストがあったと思うのですが、ようやくという感じです。
ファミリーシェアプランやライトスタートプランのバンドルクーポン増量も、ミニマムスタートが 500MB のバンドルクーポン追加となれば、価格上からもバランス的に増量になるのは当然でしょう。
☆
いずれにせよ、インパクトが一番大きいのは “月額945円のプランに月500MBの高速通信分付与”ということでしょう。
昨今競争の激しい月千円弱の低価格モバイルデーター通信サービスですが、従来は
「月千円弱と安いんだから 100Kbps の低速で我慢しろよ。高速通信したかったら追加料金払って使えよ」
というものでした。
それが、先日の「OCN モバイル エントリーd LTE 980」の登場、月額千円未満なのに 1日30MB の高速通信が可能、というプランの登場で、ここしばらくの各社横並び的な条件が崩れました。
OCN モバイル エントリーd LTE 980 は私も発表即日申し込んで使ってきたことは、当ブログでも書いてきました。先日しばらく使いながら速度計測をしてきた結果の記事
■ OCNモバイル エントリーd LTE 980 サービスインから10日 〜スタート直後とはいえ、上々クオリティの速度結果
で述べたように、使い方によるとはいえ、この価格で高速通信が多少なりとも使えるコストパフォーマンスは素晴らしいものです。
今まで廉価モバイルデーター通信サービスの中ではダントツの良クオリティ、安心安定一択だった IIJmio 高速モバイル/D の地位を真剣に脅かす初めてのライバルと感じました。
そう感じた中で「IIJmio その他の会社はどうするんだろうねぇ」と思ったら、迅速な発表。
実際にこのサービスが実施されるのは6月から
と先の話なのに、早めに発表したのも OCNモバイル へ流れていく客を少しでも食い止めようと言うことかもしれません(プラン変更は 5月下旬予定)。
ま、単純に見れば
基本料金での月あたり高速通信分 | |
OCNモバイル エントリーd LTE 980 | 1日30MB=月900MB前後 |
IIJmio 高速モバイル/D ミニマムスタート | 月500MB |
となって、月あたりの高速通信分の合計は OCNモバイルの方が多いわけですが、
- どんなことがあっても 1日30MB しか高速通信できないが、月額千円未満で毎月最大900MB前後も高速通信可能な「OCNモバイル LTE980」
- 月500MBを自由に使えて、足りなくなったら追加チャージで高速通信分を増やせる「IIJmio ミニマムスタート」
の2つは、結構性格が違うサービスになっていて、使う人によってどちらが良いかは分かれそうです(nanoSIM は OCNモバイルで扱っていません)。
毎日モバイル通信を使う端末なら「OCNモバイル エントリーd LTE 980」
使う時と使わない時で波があるなら「IIJmio 高速モバイル/D ミニマムスタートプラン」
といったところでしょうか。
私の場合はどちらかというと後者なので、IIJmio の方が好ましいわけですが、OCNモバイルの方も使っていて便利に思いますしねぇ。
加えて、ファミリーシェアプラン、ライトスタートプランとも月あたりのバンドルクーポンが 2GB になり、ファミリーシェアでは 3枚の SIM が提供されて 2GB も使えるとなると、なんか随分と使いでのある内容になって、サブ端末だけのプランでもなくなってきましたね。
あとは
IIJmio が音声通話付きサービス、オプションを始めれば完璧
なわけですが、これはどうなるでしょうねぇ。こちらも日本通信の独壇場だったのが、so-net というライバルも出てきました。
■ So-netから新たな低価格モバイル通信サービス「NURO LTE ライト」 〜通話付や複数端末を安く維持するのにピッタリ!
いずれにせよ、こういったサービスの競争は歓迎したいのですけれど、ドコモの回線卸価格が変わったゆえの動きとは言っても元から廉価なサービスですから、あまり無理して「質の低下」や「撤退」ということはないようにしてもらいたい、と切に願います。
安かろう悪かろうは DTI だけに任せておけばいいのですから ;-P
■ IIJmio:プラン変更機能、SIMカードの追加・削除機能の提供について(IIJmio高速モバイル/Dサービス)
■ IIJmio:「増量先取り!ご愛顧感謝キャンペーン」のお知らせ(IIJmio高速モバイル/Dサービス)
NTTコミュニケーションズ OCN モバイル エントリー d LTE 980 標準SIM
(大人気の OCNモバイル LTE 980、microSIMは品切れが続くが、標準SIM は即納状態)
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コメント一覧 (2)
月トータルで使える高速通信データー量に差があっても、日々平均的に使わず、使う時と使わない時の差が大きい場合は断然 IIJmio の方が使い良いですね。