今日のカメラ界的には何と言っても、リコー新型 GR に尽きるわけですが、個人的にはこちらも大きなニュース。 X-Pro1/X-E1 用望遠レンズ XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS が、ようやく正式発表になりました\(-o-)/

X-E1 を正月から使い始めた私ですが、XF55-200mm は去年からイベントで参考出品されていましたし、今日更新される前のレンズロードマップ(後述)では 2013年初頭に出そうな表示になっていましたから、

「望遠レンズは必要だけど、春までには出そうなロードマップだし、X-E1 買うタイミングとしてもちょうど良いかも」

なんて思いながら買ったのですが…結局正式発表は本日、発売は5月。

本気で使うカメラに望遠レンズは必須の身なので、時間以上に待たされた感が強い私です。

結局この間、ミラーレス機の望遠レンズ補完として(中古ながら)Nikon 1 V1 + 30-100mm を買ってしまったことは既述の通り。

キャノンユーザー禁断?の Nikon 1 を買ってしまった、4つの理由【前編】
キャノンユーザー禁断?の Nikon 1 を買ってしまった、4つの理由【後編】

まぁ、像面位相差AF の Nikon 1 は元々一度使ってみたかったですし、300mm 相当の望遠システムとしては異常にコンパクトなので(XF 55-200mm 1本と変わらないくらい)、これはこれで買って良かったと思っていますが…

ともあれ、ようやくの XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 発表も含めて、今日の富士フィルムからのリリースは

  • XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 正式発表(5月25日発売、実売価格7万弱)

  • 新しいレンズロードマップ発表

  • AF高速化のファームウェア・アップデート予告


の3点。

注目のレンズロードマップの更新でしたが、

新しい XF レンズはなし、発売時期を遅らせただけ


というのが、下の新旧レンズロードマップの比較を見れば判ると思います。



XFレンズ 旧レンズロードマップ
(旧レンズロードマップ)

XFレンズ 新レンズロードマップ
(新レンズロードマップ)


望遠レンズ XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS と同じく、本年初頭〜前半に位置していたレンズのうち

  XF27mm F2.8 パンケーキレンズは、今年夏ごろ?に
  35mm F1.4 相当の XF23mm F1.4R は、今年秋ごろ?に

となり、本年半ば予定だった2本のレンズは

  超広角ズーム XF10-24mm F4 R OIS は、本年末?に
  明るい中望遠相当レンズ XF56mm F1.2R は、来年!に

なってしまいました。

その代わり、カールツァイスから

  Planner T* 1.8/32 と Distagon T* 2.8/12 が夏までに
  Makro-Planner T* 2.8/50 が今年後半に

出るのが示されて、そっちで我慢しとけよ、ということでしょうか。

ただ、

中望遠相当の XF56mm が F1.4 から F1.2 に変更されている


のは見逃してならないわけですが、これはかなり大きく重くなりそうですね…値段も…(^_^;)

個人的には Distagon T* 2.8/12 はかなり欲しいのですが、今回の発表の望遠レンズは必須だし、新型GR のこともあるし、EF レンズ更新もしたいし…という状態なので難しいところです。



さて、肝心要の XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS ですが、

  • 手ブレ補正はシャッター速度換算約4.5段分

  • デュアルリニアモーター搭載
    (AF最速 0.28秒とあるけどテレ端では 0.7秒)

  • スーパーEDレンズを含む2枚のEDレンズを採用

  • 1/3EVステップの絞りリングをレンズ上に搭載

  • 最短撮影距離は全域で 1.1m


と、それなりに

気合の入った製品


のようですから、楽しみに待ちたいと思います。

もっとも、普通によくある望遠ズームレンズより半段明るいとはいえ、

  • Φ75mm、全長118mm、重さ 580g と、この手の望遠ズームとしては相当に重い
    (ミラーレス機向け望遠レンズどころか一眼レフ向けの 55-200mm レンズと比べても倍近く重い)

  • 実売7万円弱と、APS-C 向け 55-200m レンズとしては高い(こちらも倍くらい)


というネガティブ要素もあります(プレスリリースに「小型軽量なサイズに収め」と書いてあって、相変わらず富士フィルムはアホかと思ったわけですが…)。

いずれにしても F4通しでもない 55-200 レンズが7万弱のお値段であり、重いレンズですから、こちらとしても

値段的にも、待たされた的にも、重さ的にも
並みの望遠ズームの描写じゃ許さん


開放からバリバリじゃないと文句垂れるで、という気合いを入れて待ち構えたいと思います。

標準ズーム XF18-55mm が、やはりキットレンズとしては重くてデカいものの、それなりに良い描写だったので XF55-200mm にも期待したいですし、MTF を見る限りテレ端はまずまずかなぁ…という気はしていますが、さて。

というか、富士フィルムにしては珍しく発表時からサンプル画像が用意されていますが、開放F値での撮影例が殆どないのがちょっと気になりますけどね…



さらに、XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 発売に合わせて X-Pro1 / X-E1 のファームウェア・アップデートが行われて、AFアルゴリズムをまた変わて高速化を図るようです。

どちらにしてもマトモに動体が撮れる AF を持ってこれるとは思っていませんが、正確性が落ちなければ AF速度が速くて困ることはないので、それなりに期待して待ちたいと思います。

ただ、XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 以外のレンズに対するアップデートは7月以降ということなので、実感できるのはまだ先のようです。

XF55-200_Release
(X-E1 + XF55-200mmF3.5-4.8 R LM OIS 装着例。公式サイトより)


ということで、ようやくの XF 望遠レンズは間違いなく買う予定ですが、それにしても

正式発表まで散々待たせて、発売までまだ1ヶ月以上待たせるのか…


って感じですし、本日発表のリコー新型 GR もあるし…。どちらかしか買えないよなぁ…とも思うんですけどねぇ。


前述のとおり、ミラーレスの望遠レンズはとりあえず Nikon 1 で賄っていますが、画質的には結構厳しいですし(好みでもないし)、高感度はサッパリなので、XF55-200mm 到着後は、

画質優先で X-E1 を持ち出す時には XF55-200mm を
軽量優先で CyberShot RX100 や NEX の望遠補完には Nikon 1 + 30-100mm を

という切り替えになりそうです(もちろん本気の動きモノ撮りには EOS + EF)。いつも持ち歩くには XF55-200mm は、ちょっと重たそうですからね。

あと、これは全く妄想の類になりますが、

望遠レンズは通常より半段明るいのだからテレコンでも出さないかなぁ…


と思ったりします。無理でしょうけど。

テレ端が F4.8 ということは、x1.4 のテレコンで一段暗くなっても F6.7。テレ端 F6.3 とか F6.7 のレンズを平気で売ってるメーカーもあるのですから、x1.4 テレコンくらい出してくれてもバチは当たらないような…

暗くなっても 400mm 域が欲しいことはよくあるというか、一眼で 400mm 域、500mm 域のレンズを使ってる身としては、換算 300mm って中望遠の延長みたいなもんですからねぇ(暴論)

いずれにせよ、これだけ待たされ、値段も高めで、糞重いレンズなのですから、どこまで気合入れたレンズなのか楽しみです。一応、XFレンズはそれなりに質は揃ってますから、XF 55-200mm にも期待してワクワクしますね :-)

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(なんだかんだでお気に入りのカメラになっている :-)