一昨日発表されて記事にしました廉価モバイルデーター通信サービスの新顔「OCNモバイル エントリーd LTE 980」、発表直後に Amazon で注文しまして昨日届きました。
今週はゆっくりとアレコレ試している余裕はないのですが、まずは
について、簡単に記しておきます。
これはプレスリリースには明記されていませんでしたが、別途ページに
されています。
■ 『重要事項』のご案内 - OCN モバイル エントリー d LTE 980をお申し込みのお客さまへ - | OCN
実際、3G 専用のモバイルルーター「ポータブル Wi-Fi」に挿したところ、SIM は認識しますし、電波も掴みますが、APN を設定しても「接続先に見つかりません」という状況になり、利用できません。
時間がなくてまだ他の 3G 端末では試していませんが、IIJmio SIM が利用可能な iPhone 4S + SIMロックフリー下駄ではどうなるかは時間ができ次第、試してみたいと思います。
【2013/4/12 追記】現在は 3G端末に対応していませんが、OCN から 3G端末にも対応する予定との発表がありました。対応時期は未定ですが、嬉しい知らせです。
■ 「OCN モバイル エントリー d LTE 980」における3G端末対応について | OCN
Amazon から届いた中身は、b-mobile や IIJmio と同じような簡素なパッケージで、b-mobile のパッケージと似ていて、一回り小さい感じでしょうか。
(右の iPhone 4S は単なる大きさ比較のためのもの)
(3つ折りの説明台紙に粘着剤で SIM カードが貼り付けられています)
(内面には簡単な設定方法の説明と問い合わせ先)
(SIM 自体は他の MVNO と同じく普通のドコモ SIM)
「OCNモバイル エントリーd LTE 980」はプリペイドタイプではなく月額料金支払いタイプですので、
になります。クレジットカード必須です。
どうしても「クレジットカードを登録して使うのは嫌だ」「クレジットカードは持ってない」という人は、
日本通信 b-mobile のプリペイドタイプの SIM しかありませんね。これの前のタイプを何度か使っていましたが、これはこれで気軽に使えて便利ではありました(月あたり2千円強ですが、30日あたり 1GB の高速通信も使えるし、意外とお薦め)。
と、話は逸れましたが、「OCNモバイル エントリーd LTE 980」はウェブ上で SIM カードを登録して、利用者登録もする必要があります。登録ページは、こちら。
■ OCN モバイル エントリー d LTE 980 | OCN プロバイダ(インターネット接続)
上記の利用申し込みボタンを押すと、
という SIM カードの電話番号と端末製造番号を登録し、それが受け付けられると利用者登録の画面へ移動します。
利用者登録では、通常の住所、氏名、連絡先、メールアドレスなどの個人情報に加えて、クレジットカードの登録もあるほか、その次のページでは
ので若干うんざりしますが、このあたりは NTT 丸出し OCN って感じですね。
全てオプションは不要にしていても、OCN のメールアドレスは一つ付与されます。今さらメールアドレスをもらってもねぇ…と思いますけど(プロバイダはメールアドレスを与えるものだ、という旧石器時代の感覚が残ってるのでしょう :-)
手続きが一通り終われば、
ので、これをメモっておきます。メモっておかないと SIM を端末に入れても通信できません。
ので、注意が必要です。
手続き後に送られてくるメールには ID、パスワードは記載されていませんので、ご注意下さい。後日郵送されてくる「OCN会員登録証」には記載されていますが、メモってないとそれまで使えません。
その後は SIM を入れた端末で APN に lte-d.ocn.ne.jp、認証ID とパスワードには先に表示された内容を入れれば、通信が可能になります。
■ 設定方法 | OCN モバイル エントリー d LTE 980
■ データ端末 | OCN モバイル エントリー d LTE 980
Xi 対応モバイルルーター「L-09C」経由で Xperia や iPhone で計測した結果をとりあえず載っけておきます。昼や夕方にも測りたかったのですが、仕事上昨日はそうもいかなかったので、夜のみです。
(22〜24時頃の間に何回か測った中では、これが一番遅い値でした)
(サービスイン初日では、だいたいこれくらい)
(別の計測サイトでも似たようなものです)
(こちらは別の端末で)
大阪郊外でサービスイン初日夜に計ってみたところ、
といったあたりでした。
もちろん、
のは当然でしょうし、
ところでありますが、
ではないかと思います。
今後は若干不安ではありますが、IIJmio のファミリーシェアで高速通信モードにしていても、概ね下り 2Mbps 前後ですし、ラッシュタイムなど最近ドコモ Xi 全体が遅い時間帯は 1Mbps 出ない時もありますからね。
いずれにしても、今後この「OCN モバイル エントリーd LTE 980」が
IIJmio のように値段の割には質が良いという評判になるか?
b-mobile のようにサービスに特徴があっても速度的には微妙評価になるか?
DTI のように「え?使ってるの?マゾなの?」みたいな評価になるか?
どうなるか分かりませんが、ひとまずは先行者利益として、1日30MB までは十分な高速通信を享受したいと思います。
今日は遠方へ出張しつつ、合間を見てまた使ってみたいと思いますので、状況に応じた本サービスの速度結果、他端末でのテストなどは、また記事にしたいと思っています。
■ LTE高速通信を1日30MB利用可、低価格データー通信SIMの新しい形「OCN モバイル エントリー d LTE 980」
今週はゆっくりとアレコレ試している余裕はないのですが、まずは
- LTE (Xi) 端末向け SIM だが、3G (FOMA) 端末でも使えるかどうか?
- 導入までの手順と注意点
- サービスイン初日夜の速度計測結果
について、簡単に記しておきます。
(1)3G (FOMA) 端末でも使えるかどうか?
これはプレスリリースには明記されていませんでしたが、別途ページに
「FOMA端末には対応しておりません」と明記
されています。
■ 『重要事項』のご案内 - OCN モバイル エントリー d LTE 980をお申し込みのお客さまへ - | OCN
実際、3G 専用のモバイルルーター「ポータブル Wi-Fi」に挿したところ、SIM は認識しますし、電波も掴みますが、APN を設定しても「接続先に見つかりません」という状況になり、利用できません。
時間がなくてまだ他の 3G 端末では試していませんが、IIJmio SIM が利用可能な iPhone 4S + SIMロックフリー下駄ではどうなるかは時間ができ次第、試してみたいと思います。
【2013/4/12 追記】現在は 3G端末に対応していませんが、OCN から 3G端末にも対応する予定との発表がありました。対応時期は未定ですが、嬉しい知らせです。
■ 「OCN モバイル エントリー d LTE 980」における3G端末対応について | OCN
(2)導入までの手順と注意点
Amazon から届いた中身は、b-mobile や IIJmio と同じような簡素なパッケージで、b-mobile のパッケージと似ていて、一回り小さい感じでしょうか。
(右の iPhone 4S は単なる大きさ比較のためのもの)
(3つ折りの説明台紙に粘着剤で SIM カードが貼り付けられています)
(内面には簡単な設定方法の説明と問い合わせ先)
(SIM 自体は他の MVNO と同じく普通のドコモ SIM)
「OCNモバイル エントリーd LTE 980」はプリペイドタイプではなく月額料金支払いタイプですので、
ウェブで SIM カード登録→有効化するとともに
クレジットカード決済のためのユーザー登録作業が必要
クレジットカード決済のためのユーザー登録作業が必要
になります。クレジットカード必須です。
どうしても「クレジットカードを登録して使うのは嫌だ」「クレジットカードは持ってない」という人は、
日本通信 b-mobile のプリペイドタイプの SIM しかありませんね。これの前のタイプを何度か使っていましたが、これはこれで気軽に使えて便利ではありました(月あたり2千円強ですが、30日あたり 1GB の高速通信も使えるし、意外とお薦め)。
と、話は逸れましたが、「OCNモバイル エントリーd LTE 980」はウェブ上で SIM カードを登録して、利用者登録もする必要があります。登録ページは、こちら。
■ OCN モバイル エントリー d LTE 980 | OCN プロバイダ(インターネット接続)
上記の利用申し込みボタンを押すと、
という SIM カードの電話番号と端末製造番号を登録し、それが受け付けられると利用者登録の画面へ移動します。
利用者登録では、通常の住所、氏名、連絡先、メールアドレスなどの個人情報に加えて、クレジットカードの登録もあるほか、その次のページでは
やたら OCN のサービスオプションの使用不使用の項目が多い
ので若干うんざりしますが、このあたりは NTT 丸出し OCN って感じですね。
全てオプションは不要にしていても、OCN のメールアドレスは一つ付与されます。今さらメールアドレスをもらってもねぇ…と思いますけど(プロバイダはメールアドレスを与えるものだ、という旧石器時代の感覚が残ってるのでしょう :-)
手続きが一通り終われば、
手続き完了時に認証ID・パスワードが表示される
ので、これをメモっておきます。メモっておかないと SIM を端末に入れても通信できません。
他の MVNO と違って APN の ID とパスワードは共通ではない
ので、注意が必要です。
手続き後に送られてくるメールには ID、パスワードは記載されていませんので、ご注意下さい。後日郵送されてくる「OCN会員登録証」には記載されていますが、メモってないとそれまで使えません。
その後は SIM を入れた端末で APN に lte-d.ocn.ne.jp、認証ID とパスワードには先に表示された内容を入れれば、通信が可能になります。
■ 設定方法 | OCN モバイル エントリー d LTE 980
■ データ端末 | OCN モバイル エントリー d LTE 980
(3)サービスイン初日夜の速度計測結果
Xi 対応モバイルルーター「L-09C」経由で Xperia や iPhone で計測した結果をとりあえず載っけておきます。昼や夕方にも測りたかったのですが、仕事上昨日はそうもいかなかったので、夜のみです。
(22〜24時頃の間に何回か測った中では、これが一番遅い値でした)
(サービスイン初日では、だいたいこれくらい)
(別の計測サイトでも似たようなものです)
(こちらは別の端末で)
大阪郊外でサービスイン初日夜に計ってみたところ、
初日は概ね、下り 2〜2.5Mbps、上り 0.6〜0.8Mbps
といったあたりでした。
もちろん、
これから利用者が増えれば増えるほど速度は低下する
のは当然でしょうし、
LTE の割りには ping値がイマイチなのは若干気になる
ところでありますが、
とりあえず今は MVNO として、月額980円としては合格ライン
ではないかと思います。
今後は若干不安ではありますが、IIJmio のファミリーシェアで高速通信モードにしていても、概ね下り 2Mbps 前後ですし、ラッシュタイムなど最近ドコモ Xi 全体が遅い時間帯は 1Mbps 出ない時もありますからね。
いずれにしても、今後この「OCN モバイル エントリーd LTE 980」が
IIJmio のように値段の割には質が良いという評判になるか?
b-mobile のようにサービスに特徴があっても速度的には微妙評価になるか?
DTI のように「え?使ってるの?マゾなの?」みたいな評価になるか?
どうなるか分かりませんが、ひとまずは先行者利益として、1日30MB までは十分な高速通信を享受したいと思います。
今日は遠方へ出張しつつ、合間を見てまた使ってみたいと思いますので、状況に応じた本サービスの速度結果、他端末でのテストなどは、また記事にしたいと思っています。
■ LTE高速通信を1日30MB利用可、低価格データー通信SIMの新しい形「OCN モバイル エントリー d LTE 980」
コメント
コメント一覧 (5)
やはりFOMA端末では使えないんですねぇ。でも色んなサービスが出てくることで、全体が活性化されるのは利用者にとってうれしいことだと思います。
道中お気をつけて。
FOMA端末が使えないのは、それはそれでコストダウンできているのかもしれません。
一ヶ月900MBではなく一日30MBという制限と同じく、過去の他のサービスの状況から、そうすることで低価格でもペイするのでしょうね。
おっしゃるように、今回のOCNモバイルはIIJや日本通信とはサービス形態が違うので、面白い試みですし、多様化は歓迎ですね。
私、iPhone 4S + SIMロックフリー下駄 + IIJmio で利用している者です。
先日OCNの980円SIMを見知って、仕事中にAmazonで速攻で購入したものの、クレジットカード登録前に、Xiでしか利用不可!という事を知り、色々検索した結果、こちらのサイトにたどり着きました。
iPhone4Sで動くかどうか試される予定との事なので、そちらの結果が分かりましたら、情報アップして頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
iPhone 4S + SIMロックフリー下駄のレポート、お待ちしています。
私はXiデータプランをiPhone4S + GPPで使っていますが、格安で使うにはMNPで高額月サポを狙うなど、なかなか面倒です。
30MB/日の容量制限はクリアできそうなので、ちょっと期待しています。
iPhone 4S + SIMロックフリー下駄との組み合わせについては、週末には試して報告する予定です。
プチ多忙ですぐには試す余裕がなく、お待たせしてすいません。