前回記事に続いて、3千円台と安価な折り畳み式 Bluetooth キーボード BSKBB15の使用感想を述べていきたいと思います。
モバイル用であろうと何であろうと一番肝心要なのは、キータイプのしやすさ。一見便利に見えても使ってみた途端 or しばらく使ってみて「こりゃ使えんわ」というのも少なくありません。
前回は最初にそのあたりについて色々と使った感想を書きました。
キーボード周りの難点としては
といったところを挙げたわけですが、個人的には高速タイピングには厳しいかもしれないけれど、慣れればある程度の速度でタイプできて
と、一週間ほど使って感じています。
ただ、キーボードのタイプ感、配列については多少の難があっても私個人は我慢できる範囲内ですが、それ以外についても色々と思うところはあるので、今回はそのあたりを。
なお、前回記事冒頭でも書きましたが、前回記事に続いて本記事のテキストも、取り上げているキーボード BSKBB15BK で書いています(投稿前修正などは除く)。
モバイル用であろうと何であろうと一番肝心要なのは、キータイプのしやすさ。一見便利に見えても使ってみた途端 or しばらく使ってみて「こりゃ使えんわ」というのも少なくありません。
前回は最初にそのあたりについて色々と使った感想を書きました。
キーボード周りの難点としては
- キーストロークは浅く、タイプ感はヘナヘナの安物感全開
(3千円の安物だから仕方ないけど、タイプ感は良くない) - キーボード左にバッテリー領域?があるせいで、全体的にキーが右側にシフトしている
(一列だけキー配列がシフトしているわけではないので、キーボードを意識的に左側へ置くことで対応できるかと…) - 折畳式ゆえの中央分割ヒンジ付近(キーボード中央付近)に、通常よりサイズが大きくなっているキーが幾つもあって戸惑う
(個人的には致命的というほどの変態キー配列ではないような…) - 右下のカーソルキーがかなり小さく、かなり使いづらい
(特に上下カーソルキーが使いづらい点だけはダメ)
といったところを挙げたわけですが、個人的には高速タイピングには厳しいかもしれないけれど、慣れればある程度の速度でタイプできて
3千円の安物なりではあるけれど、十分実用に使える
と、一週間ほど使って感じています。
ただ、キーボードのタイプ感、配列については多少の難があっても私個人は我慢できる範囲内ですが、それ以外についても色々と思うところはあるので、今回はそのあたりを。
なお、前回記事冒頭でも書きましたが、前回記事に続いて本記事のテキストも、取り上げているキーボード BSKBB15BK で書いています(投稿前修正などは除く)。
さて、このキーボード BSKBB15BK を Amazon で何となくカートに入れて、それでもユーザーインターフェースものなので一応ヨドバシで簡単に触ってから決めたのですが、一つ誤算がありました。
本キーボードには、キーボードを折り畳んだ時に入れるケースと兼用で、スマートフォンのスタンドとなるものが付いています。宣伝にもそうあります。そのあたりは別に期待していなかったのですが、

本製品のパッケージ、これを開けると…

折り畳まれたキーボード、デカッ!
店頭で確かめたはずなのに「こんなに大きかったかなぁ…」と思っていたのですが、折り畳んだキーボードを入れている付属ケースが大きかったのです。
ケースを開いてスタンドにするとスマートフォンを置いて上手く使えますよー、というのが製品のウリの一つになっているわけですが、

これはモバイル用スタンドとしては、あまりにも奥行きがありすぎるだろ…
という一品。こんなに奥行きがあってはちょっと置けない、置くと手前に来すぎて使いづらい場面もあるでしょう。
安ビジネスホテルによっては、机の奥行きがないところもありますから、ホテルに戻ってキーボードを使おうとしても、このスタンドでは無理があるところも出てくると思います。
というわけで、
なので、この付属ケース兼スタンドは忘れて良いと思います。

(こんな形で使うスタンドですが、もっと軽量小型な簡易スタンドは幾らでもあります)
ただ、このケースを抜きにしたとしても、折り畳みキーボードとしては小さくありません。
のはやむを得ないですし、折り畳みヒンジの幅もバッテリー部分の幅もあります。金をかければもっと小型にできたのでしょうが、所詮3千円台の格安もの。そのあたりは妥協する必要があります。

(iPhone 4S と比べると随分大きい)

(INFOBAR A02 と比べても大きい)
折り畳むということもあって厚みもかなりあります。重さはそう気になるほどでもないのですし、全体的にコンパクトというにはギリギリ、iPhone 5 と比べても3倍くらい、5インチクラスのスマートフォンと比べても倍以上の容積がありますから、カバンの中に入れるとそれなりの部分を占めます。
その分、キーピッチはそれなりに確保されていますので、タイプ感がショボくても慣れればそれなりにタイプしていますし、実際本記事、前回記事をこのキーボードで書いていても(ミスタイプの頻度はノートパソコンよりは多少高いものの)十分使えております。

ファンクションキー周りも揃っていますから、iOS機の人は機能キーも十分利用できますし(基本的に iOS 向けのキー配列)、
です。
Control キーの位置がちょっと困る人は ATOKPad (iOS) や Jota+ (Android) のように ALT キーも Control キーと同じ役割に割り当てられるアプリを使うと良いかもしれません(私がそうなんですが)。

先に書いたように、スタンドにもなる付属ケースは持ち運び時にもスタンド使用時にも大きすぎてモバイル用途としてはイマイチです。
ですが、折り畳みのモバイル用スタンドというのは色々と売ってます。量販店で千数百円以上するものもあれば、数百円で売られているものもありますので、それらを探して使ってみた方が良いでしょう。

(百均かどこかで買った安物の折り畳みスタンド)

(こんな感じとか)

(こんな感じで安定感ぎりぎりですが、ホテルやカフェで使う分には問題ない)

(ショーケース用スタンドみたいなものを使う手もあります)

(これは少々画面が立ちすぎて使い勝手は微妙でした…)

(こちらは iPhone 4S までで使える、フィリップス製の超小型ドックスタンド)

(超小型&スタンド部が折り畳み式、充電&同期可能という優れものでした
30pinコネクタ時代はこんな良製品が色々あったんですけどねぇ)

折りたたみ式 iPhone/スマートフォン/タブレット用 スタンド DN-TACC-Fstand
(これと同じモノも持っていたはずなんですが…なくしたっぽい…)

SANWA SUPPLY タブレット・スレートPC用回転式スタンド MR-TABST5
(タブレット用だと、こういうのになりますね)
収納ケースの方も探せば、上手くフィットするクッションポーチの類は見つかるはずです。手元に買ってあった百均ポーチ(たぶん)の中で

ぎりぎり、ややキツキツなくらいジャストフィットなポーチ
がありまして、付属のケースに入れるよりはコンパクトで、かつ耐衝撃性もまだマシという感じです。

(使う可能性のある時は簡易スタンドと一緒にポーチに入れて持ち歩いています)
とまぁ、こんな感じで3千円台のダメ元で買った割には使っていけそうです。お高いものは幾らでもありますし、私も以前は高い製品も買ってましたが(モバイル用Bluetooth 製品が少なくて高いものしかなかったからですが)、もうこの安価な製品で十分かな、と思っています。
メインのスマートフォンも 5インチではないですが大きめ 4.7インチの端末にしたことで、スマートフォン+外部キーボードの組み合わせも結構実用的になってきた感もあります。
前回記事は7割 iPad mini との組み合わせで書きましたが、本記事はほぼ全て INFOBAR A02 との組み合わせで書いていますが、意外と書けるものだな、と思っています。
iPhone の時は画面が小さすぎて、ブログ程度でも外部キーボードとの組み合わせで書くのは辛すぎましたが、5インチクラスの端末ならそれなりにいける感じで、そのあたりは見直しました。特に Android だと好きなエディタアプリ+好きな日本語入力 IM が使えるのは大きいですよね…
(それでもタブレット+キーボードやノートパソコンを使う時と比べると、目の疲れや首の凝りは3割増し、って感じですけれどね ^_^;)
ただ、当たり前ですが、スマートフォン+外部キーボードの組み合わせでは車内の膝の上で使うのは無理すぎるのが残念なところです。

iPad や iPad mini とキーボードケース/カバーとの組み合わせのようにノートパソコンのような使い勝手とはいきません。どうしてもスマートフォンを立たせるのは安定感がないし、ましてや折り畳みキーボードでは中央のヒンジ部分が真っ直ぐになりにくいですから使いづらいことこの上ないです…
それと3千円台と安価なせいか、
ので(マルチペアリング不可)、複数のデバイスで利用しようと思っている人はいちいちペアリングし直しが必要になるので面倒くさいです。
複数デバイス利用前提の人は素直にマルチペアリング可能な Bluetooth キーボードを探して購入した方が良いと思います。私の場合は、ひとまず色々なスマートフォン、タブレットで使っていますが、最終的には INFOBAR A02 専用になりそうですので問題ないかな、と。

というわけで、3千円台の安物折り畳み Bluetooth キーボードの本製品は最初の印象こそ、やっぱり安いなりだなぁ…でしたが、
という評価に変わりました。
使い方にも依りますが、
と思います。
4〜6千円クラスやそれ以上のものと比べても、値段だけでダメと思える点はないかなぁ、と思います。快適製品とは言いませんし、絶賛もしませんが、本キーボードは多少ダメな点があっても(私個人の感覚としては)慣れられる範疇で、十分実用にはなると思います。
モバイル用途限定と割り切って、これなら使っていこう、この値段で買ったものとしては納得の製品だったと思います。
ただ、最後にひとこと言うならば
と思いますので、そのあたりはお気をつけをば。電源スイッチからして ON/OFF の感触がないですからねぇ。ま、3千円台に相応しい造りではあります。
■ BluetoothR3.0対応 折りたたみキーボード ケース付き | バッファロー
■ 安価な折り畳み Bluetooth キーボード BSKBB15 を買って使ってみた【前編】
本キーボードには、キーボードを折り畳んだ時に入れるケースと兼用で、スマートフォンのスタンドとなるものが付いています。宣伝にもそうあります。そのあたりは別に期待していなかったのですが、

本製品のパッケージ、これを開けると…

折り畳まれたキーボード、デカッ!
店頭で確かめたはずなのに「こんなに大きかったかなぁ…」と思っていたのですが、折り畳んだキーボードを入れている付属ケースが大きかったのです。
ケースを開いてスタンドにするとスマートフォンを置いて上手く使えますよー、というのが製品のウリの一つになっているわけですが、

これはモバイル用スタンドとしては、あまりにも奥行きがありすぎるだろ…
という一品。こんなに奥行きがあってはちょっと置けない、置くと手前に来すぎて使いづらい場面もあるでしょう。
安ビジネスホテルによっては、机の奥行きがないところもありますから、ホテルに戻ってキーボードを使おうとしても、このスタンドでは無理があるところも出てくると思います。
というわけで、
キーボードケースとしてはデカくなるばかりで耐衝撃性はゼロ
スタンドに変化させても奥行きがありすぎてモバイル用としては失格
スタンドに変化させても奥行きがありすぎてモバイル用としては失格
なので、この付属ケース兼スタンドは忘れて良いと思います。

(こんな形で使うスタンドですが、もっと軽量小型な簡易スタンドは幾らでもあります)
ただ、このケースを抜きにしたとしても、折り畳みキーボードとしては小さくありません。
17mm キーピッチを実現している分だけ幅はある
のはやむを得ないですし、折り畳みヒンジの幅もバッテリー部分の幅もあります。金をかければもっと小型にできたのでしょうが、所詮3千円台の格安もの。そのあたりは妥協する必要があります。

(iPhone 4S と比べると随分大きい)

(INFOBAR A02 と比べても大きい)
折り畳むということもあって厚みもかなりあります。重さはそう気になるほどでもないのですし、全体的にコンパクトというにはギリギリ、iPhone 5 と比べても3倍くらい、5インチクラスのスマートフォンと比べても倍以上の容積がありますから、カバンの中に入れるとそれなりの部分を占めます。
その分、キーピッチはそれなりに確保されていますので、タイプ感がショボくても慣れればそれなりにタイプしていますし、実際本記事、前回記事をこのキーボードで書いていても(ミスタイプの頻度はノートパソコンよりは多少高いものの)十分使えております。

ファンクションキー周りも揃っていますから、iOS機の人は機能キーも十分利用できますし(基本的に iOS 向けのキー配列)、
Android でも右上の「メニュー」キーと「戻る」キーがあるのはかなり便利
です。
Control キーの位置がちょっと困る人は ATOKPad (iOS) や Jota+ (Android) のように ALT キーも Control キーと同じ役割に割り当てられるアプリを使うと良いかもしれません(私がそうなんですが)。

先に書いたように、スタンドにもなる付属ケースは持ち運び時にもスタンド使用時にも大きすぎてモバイル用途としてはイマイチです。
ですが、折り畳みのモバイル用スタンドというのは色々と売ってます。量販店で千数百円以上するものもあれば、数百円で売られているものもありますので、それらを探して使ってみた方が良いでしょう。

(百均かどこかで買った安物の折り畳みスタンド)

(こんな感じとか)

(こんな感じで安定感ぎりぎりですが、ホテルやカフェで使う分には問題ない)

(ショーケース用スタンドみたいなものを使う手もあります)

(これは少々画面が立ちすぎて使い勝手は微妙でした…)

(こちらは iPhone 4S までで使える、フィリップス製の超小型ドックスタンド)

(超小型&スタンド部が折り畳み式、充電&同期可能という優れものでした
30pinコネクタ時代はこんな良製品が色々あったんですけどねぇ)

折りたたみ式 iPhone/スマートフォン/タブレット用 スタンド DN-TACC-Fstand
(これと同じモノも持っていたはずなんですが…なくしたっぽい…)

SANWA SUPPLY タブレット・スレートPC用回転式スタンド MR-TABST5
(タブレット用だと、こういうのになりますね)
収納ケースの方も探せば、上手くフィットするクッションポーチの類は見つかるはずです。手元に買ってあった百均ポーチ(たぶん)の中で

ぎりぎり、ややキツキツなくらいジャストフィットなポーチ
がありまして、付属のケースに入れるよりはコンパクトで、かつ耐衝撃性もまだマシという感じです。

(使う可能性のある時は簡易スタンドと一緒にポーチに入れて持ち歩いています)
とまぁ、こんな感じで3千円台のダメ元で買った割には使っていけそうです。お高いものは幾らでもありますし、私も以前は高い製品も買ってましたが(モバイル用Bluetooth 製品が少なくて高いものしかなかったからですが)、もうこの安価な製品で十分かな、と思っています。
メインのスマートフォンも 5インチではないですが大きめ 4.7インチの端末にしたことで、スマートフォン+外部キーボードの組み合わせも結構実用的になってきた感もあります。
前回記事は7割 iPad mini との組み合わせで書きましたが、本記事はほぼ全て INFOBAR A02 との組み合わせで書いていますが、意外と書けるものだな、と思っています。
iPhone の時は画面が小さすぎて、ブログ程度でも外部キーボードとの組み合わせで書くのは辛すぎましたが、5インチクラスの端末ならそれなりにいける感じで、そのあたりは見直しました。特に Android だと好きなエディタアプリ+好きな日本語入力 IM が使えるのは大きいですよね…
(それでもタブレット+キーボードやノートパソコンを使う時と比べると、目の疲れや首の凝りは3割増し、って感じですけれどね ^_^;)
☆
ただ、当たり前ですが、スマートフォン+外部キーボードの組み合わせでは車内の膝の上で使うのは無理すぎるのが残念なところです。

iPad や iPad mini とキーボードケース/カバーとの組み合わせのようにノートパソコンのような使い勝手とはいきません。どうしてもスマートフォンを立たせるのは安定感がないし、ましてや折り畳みキーボードでは中央のヒンジ部分が真っ直ぐになりにくいですから使いづらいことこの上ないです…
それと3千円台と安価なせいか、
同時に1つの機器としか Bluetooth ペアリングできない
ので(マルチペアリング不可)、複数のデバイスで利用しようと思っている人はいちいちペアリングし直しが必要になるので面倒くさいです。
複数デバイス利用前提の人は素直にマルチペアリング可能な Bluetooth キーボードを探して購入した方が良いと思います。私の場合は、ひとまず色々なスマートフォン、タブレットで使っていますが、最終的には INFOBAR A02 専用になりそうですので問題ないかな、と。

というわけで、3千円台の安物折り畳み Bluetooth キーボードの本製品は最初の印象こそ、やっぱり安いなりだなぁ…でしたが、
1〜2日使って慣れてくると「意外といけるじゃん」
という評価に変わりました。
使い方にも依りますが、
このへなちょこタイプ感に(モバイル用途だからと)割り切れて
多少のことは慣れでカバーできる人なら、安いし悪くないかも!?
多少のことは慣れでカバーできる人なら、安いし悪くないかも!?
と思います。
4〜6千円クラスやそれ以上のものと比べても、値段だけでダメと思える点はないかなぁ、と思います。快適製品とは言いませんし、絶賛もしませんが、本キーボードは多少ダメな点があっても(私個人の感覚としては)慣れられる範疇で、十分実用にはなると思います。
モバイル用途限定と割り切って、これなら使っていこう、この値段で買ったものとしては納得の製品だったと思います。
ただ、最後にひとこと言うならば
造りはチャチだから耐久性はなさそうだなぁ…
と思いますので、そのあたりはお気をつけをば。電源スイッチからして ON/OFF の感触がないですからねぇ。ま、3千円台に相応しい造りではあります。
■ BluetoothR3.0対応 折りたたみキーボード ケース付き | バッファロー
■ 安価な折り畳み Bluetooth キーボード BSKBB15 を買って使ってみた【前編】
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