メイン端末を iPhone 5 から INFOBAR A02 に移して1週間、実用面では iPhone の方が便利だと思うことも意外と多くて、そのうちまた iPhone に戻りたくなるだろうなぁ…と思いながらも、どうも片道切符な気もしなくはない今日このごろ。

相変わらずというか、今まで以上に iOS と Android が混在しまくりな環境になってきて、充電用の端子もスマートフォン・タブレットだけで

・iPhone 4S / 第三世代 iPad までの 30pin コネクタ
・iPhone 5 / iPad mini の Lightning コネクタ
・Android 系の microUSB コネクタ

と3種類が必要になっています。

ということは、

iPhone 4S と iPad mini と INFOBAR を持って出ると
モバイル充電にも 30pin、Lightning、microUSB の3種類の充電ケーブルが必要


になるわけです。面倒くせぇ…┐(´д`)┌

microUSB を基本として、「microUSB → 30pin 変換アダプター」と「microUSB → Lightning 変換アダプター」を持ってでれば全部賄えるのですが、問題は

小さな変換アダプターは紛失しやすい


ということ。特に microUSB → Lightning 変換アダプターなんて極小ですから、microUSB で充電している時に無くす危険は常にあります。

ということで、購入したのがコレ↓

TripleConnectCable_A1


先端から、30pin コネクタ、Lightning コネクタ、microUSB コネクタが連結してある USB リールケーブル。1台3役のケーブルです。

過去の経験から色々と注意書きをしたい一品なのですが(記事最後に)、これがどうなっているかは、以下のように連結部を外してみると判りやすいでしょう。
TripleConnectCable_A3
(連結状態。見えるのは先端の 30pin コネクタのみ)

TripleConnectCable_A4
(全部切り離してみたところ。microUSB と Lightning コネクタが出現)


ということで、30pin コネクタを使う場合は全部連結して利用します。

TripleConnectCable_A5
(30pin コネクタ、iPhone 4S の場合)


Lightning を使う場合には一番先端の 30pin コネクタ部を切り離して、2段目にある Lightning コネクタを利用します。

TripleConnectCable_A6
(Lightning コネクタ、iPhone 5 の場合)


そして、microUSB を利用する場合は、1段目の 30pin コネクタ、2段目の lightning コネクタともに外して、一番根元にある microUSB コネクタを利用します。

TripleConnectCable_A7
(microUSB コネクタ、INFOBAR A02 の場合)


一番根元のコネクタといっても、1〜2段目のコネクタが反対側へ回ってくれるので、スマートフォン/タブレットへの接続に支障はありません。

ただ、モバイルで利用する時は1〜2段目の部分がブラブラしてちょっと気になるのは事実です。後述するように、モバイルであまり使いやすいとは言えません(従来同じようなケーブルを使ってきた実感)。



また、上記のケーブルは「30pin - lightning - microUSB」という並びの3段連結ケーブルでしたが、

「うちはもう 30pin ケーブルは使わないんだけど、mini USB の充電があるんだよなぁ…」

という人には、もう1種類の lightning 対応3段連結ケーブルがあります!(笑)

TripleConnectCable_B1


こちらは先端から「lightning - microUSB - miniUSB」の並びになっています。30pin がない代わりに miniUSB。

先ほどの 30pin - lightning - microUSB の3連コネクタケーブルとパッケージと比べてみると、

TripleConnectCable_AB


となっており、先端部が 30pin か lightning かで区別が付くと思います。

ただ、両方買ってしまった身としては、「せめて、ホワイトとブラックで色分けしといてくれよー」という感じであります。

TripleConnectCable_B3
(1段目の lightning コネクタで iPad mini を充電)

TripleConnectCable_B4
(2段目の microUSB コネクタで INFOBAR A02 を充電)

TripleConnectCable_B5
(一番根元3段目の mini USB コネクタで MeoBankSD を充電)


上記写真は判りやすく外したコネクタを上側に跳ねあげていますが、もちろん普段は下側に折って使っています。まぁ、どっちに折ってもいいのですが。

「えー、今さら mini USB なんてあるのー?」と思われてもおかしくないのですが、時々あるんですね…

愛用しているワイヤレスカードリーダ兼モバイル Wi-FI ルーターの「MeoBankSD」も mini USB 充電ですし、来月の到着を心待ちにしている「PowerShot N」も mini USB 充電(メディアは microSDHC なのに!)。



ちなみに、この3段連結ケーブルは今回に始まったことではなく、lightning コネクタが出る前から

「30pin - mini USB - microUSB」の3連コネクタ


が売られていました。当ブログでも1年以上前の記事で紹介しています。

新型 mobile booster 代わりに購入した ChargePad と便利な3連充電ケーブル

こんなヤツですね。今回の lightning 用2種と全く同じ構造です。

3ConnectedCable1

3ConnectedCable2

3ConnectedCable3


今回 Lightning コネクタを追加するにあたっては4連にするのではなく、3連で2種類作ったということですが、個人的には

全部まとめた4段連結ケーブルで出してくれれば両方買わずに済んだのに…


と思っています。30pin - lightning - microUSB のケーブルだけ買うつもりが、結局 mini USB も付いたも買ってしまいましたからね(^_^;)

ただまぁ、4段連結ともなると、さらに連結部が長くなって使いにくく、そして壊れやすくなるでしょう。従来からある「30pin - mini USB - microUSB」の3連コネクタを使ってきて言えることは

見て判るとおり、壊れやすい


です。耐久性は本当にない。百均のリールケーブル並み。

まず、リールケーブルという時点で壊れやすいですし、連結コネクタが壊れにくいわけがありません。中国で作られた安物ですからね。

さらに、最近コピー品もだいぶ熟成が進んできたとはいえ、

当然 lightning のライセンス認証は取ってないので使えない場合もある


わけです。今のところ、ウチでは大丈夫ですけど。

で、もう一つ言うと

モバイルで使うにはコネクタ部が長すぎて使いづらい


です。過去の3連ケーブルを実際持ち歩いた経験から、電車の中で手持ちしながら充電、鞄の中で充電には向かないと思います。

出張・旅用のポーチの中に忍ばせておく、といった使い方には悪くないんですが、モバイル用途では、この3連結ケーブルより独立したケーブルの方を薦めたいですね(実際に使えばわかると思いますが)。



今回紹介した Lightning 対応の3段連結 USB ケーブルは2種類のどちらでも Amazon では見かけませんでしたが、2ヶ月くらい前から海外ショップでは見ているので、スマートフォン/タブレット用の中華輸入アクセサリーを扱っているところなら、そろそろ扱う店も増えてきていると思います。

また、Lightning コネクタが付いているマルチコネクタケーブルとしては、3段連結ではないものの



とか



などは以前から売られていますので、興味ある人は人柱モードでどうぞ。

この手の商品の Lightning 端子はコピーなので、Lightning 絡みの商品で認証取ってない製品はどうしてもトラブルが発生しがちですので、それでも泣かない人向けです(過去のブログ記事で取り上げた製品でも結局使えなくなった商品がありました)。

あと最後に紹介した製品は、3 in 1 のコネクタ部だけの製品を持ってますが、コネクタ部が大きくてケースに干渉しやすいので、あまりお薦めはしないですね。


@TREND 【マルチカラーシリーズ】変換コネクタ連結!! 紛失防止!! - 3in1 Apple iPhone 4 4S iPod iPad DOCK コネクタ - Android micro USB - デジカメ mini USB - データ転送 充電 USBケーブル
@TREND 変換コネクタ連結!! 紛失防止!! - 3in1 - データ転送 充電 USBケーブル

(旧来からの Lighting なし「30pin - microUSB - mini USB」3段連結は豊富に出回っています)