毎年末恒例にしている「今年の超個人的お買い物ベスト10」の2回目。6位〜10位の前編に続いて1位〜5位を紹介する前に今回は、
惜しくも選外にしたもの
惜しくもなんともないけれど選外アイテムで一言いっておきたいもの
を挙げておきたいと思います。
というのは良くあることです。そのアフターフォロー的な意味もあります。
去年は「お買いもの失敗編」と題して幾つかの製品を挙げたのですが、今年は「買って失敗だった」とまで言える製品はなかったかな、と思ってます。
年中金欠だったこともあって割とリスク回避していたせいもありますし、買っても使わない製品は最初からネタ製品として割り切って買っていたということもあって、あまり失敗編としてリストアップするものがないので、今年は次点/イマイチ/微妙編としました。
ま、ワースト製品はワーストとして挙げましたが、お買いものの失敗とは違うものですので…
前回同様、私個人の独断と偏見、利用頻度も含めた満足度による評価ですので、異論反論はあるでしょうが苦情は一切受け付けられませんのでご了承下さい X-)
お買い物評価:65点
Panasonic ラムダッシュ メンズシェーバー 5枚刃 青 ES-LV72-A
(今年モデルチェンジした新型は自動洗浄時の騒音がかなり減ったようで羨ましい…)
今年初め、3年ぶりに買い換えたシェーバー。色々悩んだのですが、ブラウンからラムダッシュへ復帰。どちらも2万強の製品を購入していますが、ブラウンより剃れる度合いは良いものの、肌への当たりが強い感じで、正直どっちもどっち、一長一短です。
肌の弱い人はブラウンの方が、短時間で剃りたい人はパナソニック(ラムダッシュ)の方が、と個人的には思います。イラチな私はラムダッシュの方が早めに剃れるのを気に入っていますが、ヒゲが濃くない人ならブラウンでも時間は大きくかからないでしょうしね。
以前はラムダッシュの自動洗浄機はブラウンに比べてトラブルが多いということも聞きましたが、私の購入した個体では1年弱使ってきて特に問題はないです。今後は判りませんが…
自動洗浄機は1ヶ月に1個程度洗浄剤カートリッジ 消費しますが、3個で 1,200円前後、1ヶ月400円で毎日洗って乾かす手間暇が省けるなら、面倒臭がりとしては安いもんだと思っています。それに、洗浄カートリッジはブラウンより安いのも貧乏人としては助かってますね。
ただ、私の購入したモデルでは自動洗浄機が洗浄にやたらうるさく、ガーガーピーピーと音を立てるのには閉口しています。15分ほどで乾燥モードに移行すると静かになるのですが、これだけは欠点…と思ったら現行モデル ES-LV72 はそこが改良されてるので羨ましいですね。洗浄機のサイズも小さくなっていますし…まぁあと2年は買い換えませんが。
特筆すべきこともなく、欠点もなくはないですが、毎日不満なく使えているのは実用品として一番なことなので、お気に入りベスト10には入らずとも次点になるくらいの、お買いもの満足度はあったと思っています。
まぁでもシェーバーの価格って完全に固定化されていますよね…寡占化されていて競争があるのかないのか判らないジャンルではあります。
■ 本製品に対する記事は書いていません(^^;)
お買い物評価:60点
【香港正規品 SIMフリー版】 iPad mini Apple (Wi-Fi + Cellular) Model A1455 64GB
(正直気は進まないのですが、事情あって家族用に SIMロックフリー版も注文しました…)
9位に Nexus 7、10位に iPad 第三世代をランクインさせておいて iPad mini は番外、次点扱いの評価というのは正直迷うところもあったのですが、前編での iPad 第三世代、Nexus 7 の項目でも書いたように
という点を考えると、
です。この思いは購入直後から全く変わっていません。
特に iOS 製品はずっと毎年買い換え続けてる分だけ、満足感へのハードルも高くなるので、どうしても満足度という点では厳しくなってしまいます。
とはいえ、重く大きなフルサイズ iPad と同じことが可能で、比較的コンパクトかつ薄く軽いのは便利であり、持ち出し用には Nexus 7 より持って出ることが多いのは前編に書いた通り。
私自身が iOS をメイン環境にしているだけでなく、なにか作業にする場合には 4:3 比率の画面は使いやすく、軽いだけじゃなく薄いのもカバンへの収まりが良くて、薄型ノートパソコン (MacBook Air) とコンビはかなり具合良いです。
ただ、文庫本や新書を読むにはいささか大きいサイズなので、Kindle Paperwhite などの電子書籍専用端末を持って行きたくなるのも事実。
そのあたりは 7インチクラスと言いつつ、8インチ並みの画面サイズも良し悪しということでしょう。同様に、通勤電車で使うなら幅の狭い iPad mini より Nexus 7 の方が隣の目を気になりにくいのも事実です。
いずれにせよ、妥協の製品ではあるものの持ち出す時に iPad mini 一つを持っていけば軽く薄くて負担が少ない割には色々と融通が効く、従来の iPad 環境そのままで使えるし、Nexus 7 より使いまわせる範囲が広いのは事実で
満足はできないけれど、持ち歩きで使うのには便利
という感じです。
ただ、「来年が本命」「Retina までの繋ぎ」という意識があると、「下手に高いケースを買うと次モデルで筐体サイズが変わったらまた買い直しになるなぁ」などと専用アクセサリに金をかける気がしないのが問題ですね。悩ましい。
あとは、とにかく来年モデルで
と願うのみです。
今回自分用には Wi-Fi版にしましたが、現行サイズ、重さと変わらない満足できる Retina iPad mini が出たら SIMロックフリー機か国内キャリア契約の Cellular版を買うと思います。国内キャリア契約の場合は iPhone が au なので、iPad はソフトバンクにしたいですけど、どちらにしても2台使いするには高い料金体系ですよね…
■ 迷いつつ購入してみた iPad mini。良さと残念さが交錯するファーストインプレション
■ iPad mini + Lightning-30pinアダプタ + 旧カメラコネクションキットは問題なく利用可能
■ iPad mini でロジクール Ultrathin Keyboard Cover TK710 を使ってみたわけだが…
■ iPad mini でロジクール キーボードケース For iPad TK700 を使ってみたら…
■ そして iPad mini で中華製キーボードケースも使ってみた
■ iPad mini 本体は賛否色々あれど、だが mini用純正スマートカバーだけは微妙
■ iPad mini を10日間使ってきての、まとまりのない感想
■ iPad mini と Nexus 7 〜デカいスマートフォンではイカンのか?
■ iPad mini と iPad 〜大は小も兼ねないし、小が大も兼ねない
■ 中華製 iPad mini用キーボードケース【前編】軽くてピッタリサイズで持ち運びに便利…だけど
■ 中華製 iPad mini用キーボードケース【後編】良さげなのに欠点が残念な一品
■ ちょいヤバ?中華製 Lightning対応 iPad mini/第四世代iPad用 Dockスタンド購入【前編】
■ ちょいヤバ?中華製 Lightning対応 iPad mini/第四世代iPad用 Dockスタンド購入【後編】
■ 中華製 iPad mini用キーボードケース その後
お買い物評価:55点
この記事を書くにあたって改めて振り返ってみて、結局 NEX-7 の気に入らない点は
という点だけで、
と、良い点を挙げていくと幾つでも挙がる。いやホント、良いカメラだと思う(AF や高感度とかの欠点もあるけど、そこは納得して買ったので)。
ただ、今でこそ多少安くなっているとはいえ、
面もあった。「カメラ」として下位機種と格の違いを感じる点が少なく、価格ほどのカメラという感じはしない。ハッキリ言えば、高い。
オリンパスともどもミラーレス機で中級機といえるクラスのカメラを出してきたのは評価するけれど、カメラとしてのキチンとした中級機を出してきたのはオリンパスであり、OM-D と NEX-7 における(デジタルじゃない)カメラとしての差が NEX としての課題の一つのように思えた。
そういったカメラとして本質的な部分が値段に見合っていなかったことはまだ我慢できるとしても、
なカメラであった。これが6〜7万円のボディなら何も文句はなかったけれど、10万円のボディと思えば不満も出る。
AF が速くないというのは発売は今年だったけど実質昨年モデルという点でやむを得ないと思っているし、マウントアダプターで MF を使うことも多かったので、それはダメでも納得済みなのだが、やっぱり使い勝手という点で難があるというか、
と、つくづく感じるカメラであり、その勿体なさが使っていてこの1年ずっとイライラさせられた。
使えばすぐ判る動画ボタンの誤動作しやすい問題も、対策されるまでに9ヶ月もかかった。できる小さな改善も怠ってきたことも含めて、NEX 開発者には今や不信しか感じない。開発者が自分で使いつつ作ったカメラなのか?という疑問を今でも感じる。
いくら他の部分が良くても、馬鹿な開発者がユーザーインターフェースを作ったカメラは使っててストレスが溜まるし、ちょうど NEX-7 を使ってみたいという友人がいたので、最近譲ってしまった。
とはいえ、まだ Eマウントレンズは殆ど手元にあるので、どうしたもんかとは思っている。NEX-6 もようやくマトモな価格になってきたので、買おうかどうしようか悩んでいるが、実機に触れるとどうにも買う気が起こらない。
ソニー デジタル一眼カメラ α NEX-6ズームレンズキット NEX-6L/B
(NEX-6 も薄型ズーム付きで8万円を切ってきてる)
NEX-6 で AF 速度が改善されたとはいえ、相変わらずユーザーインターフェースは糞である。買ったらソフトキーCは単なるOKボタンにしかならないのか?という点にはかなり爆発するだろう。
それにレンズロードマップを見てもイマイチなままで、相変わらず標準ズームばっかりかよ、みたいな感じで中望遠、望遠系は望むべくもない。力を入れているのはボディばかりな感じがしてどうもね…
かといって、EOS M はまだ時期尚早だし、マイクロフォーサーズにまたまた出戻りするのも気が進まないし…。CES、そして CP+ を見るまでは静観ですが、来年は EOS & EF マウントをしっかり使う年になるかな?という気もしてます(^_^;)
とにかく「NEX を使っていると、つくづくマイクロフォーサーズの良さを実感した」わけですが、これはどっちを使っていても、隣の芝生は青く見える、な気がします(笑)
■ ユーザー登録で PCにカメラを繋がせるソニーって… 〜 結局買ったよ NEX-7 (1)
■ 一度は思いとどまったのに… MFで遊ぶためという理由を捻出 〜 結局買ったよ NEX-7 (2)
■ 改めて NEX-7 に思うこと
お買い物評価:50点
Simフリー 海外版 iPhone5 ブラック 64G
(SIMロックフリー版も現在は au版+1万円程度)
買って良かったと思うと同時に、時には「今年のお買いものワーストに入れたろか」と思うこともある au iPhone 5。
どうしようもない不満があるわけではないし、iPhone 5 本体そのものはそれなりに満足している。満足しているけれど、すごーく満足しているかというほどじゃない。
ぶっちゃけ購入当初はかなり満足していましたが、4ヶ月経って冷静に振り返ってみると
と感じます。
これはあくまで私個人のお買いもの評価、私が使っている範囲での感じ方だからこう思うわけで、iPhone 3GS、iPhone 4 からの買い替えだったらまた話は違うだろうと思うし、LTE 圏内から殆ど出ない人ならまた違うと思う。
確かに4インチディスプレイは良いし(一画面に置けるアイコンが1行増えただけでも有難い)、そのために幅は同じで縦長にしたのも良かった。これは英断。それでいて、軽く薄くなったのは他機種を使うと余計に良さが判ります。
そして iPhone 4S で満足していたはずの処理速度は改めてもう一声欲しかったことに気付かされました。iPhone を毎年買い換えていて感じることですが、今回もまた「もう戻れない」違いはある。それは間違いない。特に LTE エリア内なら満足感は大きい。
けれど、iPhone でできることは何も変っていないし、iOS 6 という糞OS、超絶劣化地図という大きなマイナスポイントもある。カメラも 4S と比べると一長一短。とてもじゃないが、大満足、不満ない、とは言えない。
iPad mini の項でも書きましたが、
わけです。おまけに本体代金も8万円超、月額コストは5千円。これだけ金を払ってるなら厳しく評価してもしたりない。本気でそう思っていますし、それを思うと納得はしても、どこか物足りない。
それに何より au iPhone 5 の電波絡みに関しては不満大である。
という内訳だ。
3Gのパケ詰まり問題に関してはネットで基地外じみた人たちがアレコレ跋扈してる状態なので、あまり触りたくないのだが、私も度々体験している。というか、毎日1度は経験しているといってもいい。
というのも、最寄り駅が LTE エリアの境界あたりのようで、場所状況によって 3G と LTE がころころと変化する地域のせいか、よく 3G パケ詰まりを起こす。駅を降りて、さっきまで快適に使えていたのに急に全く通信不能になり、しばらく歩いていると復帰する。といったことがしょっちゅうある。
駅周辺のカフェでも 3Gでアンテナが5本立っていて通信できる時は数Mbps 出てるのに数分後にはパケ詰まりで全く通信不能になる、ということは珍しくもなんともない。似たようなことは梅田でもある。動いている時なら良いが、カフェや喫茶店でそういう状況だとホント困る。
(3G/LTE 切替時にいったん圏外になったり、◯になって通信が途切れる状態ではなく、3Gでアンテナが立ってる状態で数分レベルで繋がらなくなることである。念のため。機内モード ON/OFF でも治る時と治らない時がある)
私の場合、3Gパケ詰まりは使用に困難を来すとまでは言わないが、イライラさせられることは少なからずあるし、au や iPhone 5 そのものの満足感低下に大きく影響している。
au が悪いのか、Apple が悪いのか知らないが、安くない金出してこんな完成度では腹が立つのも当然だ。
LTE エリアが広がればパケ詰まりも関係なくなるだろうけど、全然 iPhone 5 向け LTE エリアが広った感じがないのもガッカリポイントだ。最寄り駅あたりも購入当初はしばらくしたら改善されるだろうと思ったが、4ヶ月経っても問題は起きる。
当初 LTE エリア 96% を謳っておいて後で “iPhone 5 は除く” などと撤回したのを見ると「au もソフトバンクも結局同レベル」としか思えない。価格発表を直前までやらない手口も同じだしね。
毎週 au が工事情報を出しているのを見ているが、iPhone 5 向け 2GHz LTE エリアの増設は首都圏以外、ちまちまとやっていてエリアとして広がりようのない状況じゃないかと思っている。関西だと LTE に限定すれば、京阪神主要部以外は au より断然ソフトバンクの方が良い状況だ。
というか、Android 用 LTE はエリアマップを出していて iPhone 5 用エリアマップを出さないという都合の悪いことを隠すようなやり方を見ていると、調子の良いことを言ってる au も所詮そういう会社だったか、と落胆を感じている。
とはいえ、電波満足度に関しては自分が使う範囲、使い方に大きく左右される問題だから「パケ詰まりナニソレ?」「LTE エリアも全然不満ない」という人がいて当たり前であり、私の感じ方を一般化するつもりは全くない。
最近の調査でも、キャリア満足度で au が一番という記事も見たから少数派だろうとは思うし、首都圏は iPhone 5 向け LTEエリアの拡張も実感する人を見るから場所その他で感じ方は全然違うだろう。
とはいえ、自分が使ってる範囲でこういう状況である限り、私は満足はしかねる。au にクレーム付けて返金してもらった人がいるが、俺もちょっと考えたくなるくらいだ。
ぶっちゃけ iPhone 5 はLTEエリアでサクサク使えて初めて8万円強の価値がある。2年使うことを思えば尚更 iPhone 5 向け LTE エリアの広がりの悪さはガッカリである。その点だけはソフトバンクに完敗だと思うし、だからこその不満はある。
3Gのパケ詰まりは経験するわ、自分が使う範囲での LTE エリアは当初から広がりを実感できないわ、という状況では iPhone 5 本体がそこそこ満足できても、トータルとしてみれば微妙としか言えない。電波と本体が満たされての携帯電話、スマートフォンなのだから。
もっとも、だからと言って現時点でソフトバンクに戻る気はない。元々、北海道の僻地などのど田舎、山中での電波の入りの悪さに辟易して au に MNP したのだから、そういったところがプラチナエリアによる整備でドコモ、au 並みに入ってからの話。
また、LTE時代になって iPhone / iPad の SIMロックフリー機という選択は色々な不安定要因、リスクを抱える状況になってしまった。ドコモの Xi も2年先行した割にはエリアはイマイチだし、しばらく家族用の iPad mini の SIMロックフリー機をたまに自分が持ちだして様子見して考えることになる。
いずれにせよ、Android が良くなっただけでなく、iPhone 自体が従来に比べて新しい魅力もなく、OSも含めたトータルの完成度も落ちた今、
だと思っている。
いくら「ウイルス対策ソフトを入れなきゃならないような OS をメイン環境にしたくねえなぁ」と思っていても、スマートフォンも電波が快適に入って使えてナンボだし、iOSメインに戻るにしても一度環境を変えてみようかな、と思っている。まぁこれ以上 Google に依存するのは気が進まないし、この先期待するようなこともないのは Android も同じだけどね…
とりあえずは
という思いでいる。それでも au の iPhone 5 向け LTEエリアの狭さ、やる気の無さだけは解消しようにないから満足度に変化はないだろうけれど。
いずれにせよ、毎年買い換えているだけに評価は厳しくなる。次が 5S なのか 6 なのか判らないが、ホントどうするんだろうね?と思う。Android ですら 4.x になって、もうこれ以上はあまり変化もなさそうだし…
本当は Windows Phone 8 を使いたいのだけど、国内ではきちんと展開してくれそうにもなく、出たとしても前回同様にスーパーニッチな存在で終わりそうだしねぇ(´Д`) どうしたもんやら。
■ たった3つの単語で終わる iPhone 5 ファーストインプレッション
■ iPhone 5 とともに購入したもの、手放した・解約したもの
■ au iPhone 5 と一週間 〜少し慣れてきた現段階での雑感
■ au iPhone5 で直近3日間の LTE データー通信量を知る方法(パソコン編)
■ iPhone で公衆無線LAN(Wi-Fi)スポットへ勝手に繋がってしまうのを防ぐ方法
■ Phone 5 用の安物ケースを買いあさりつつ、背面に百均の保護シートを貼ってみた(けど止めた)他愛もない話
■ 相変わらず平常運転すぎてイラッとする Apple の開き直りっぷり(iPhone5 のカメラ問題)
■ Lightning-30ピン変換アダプタがようやく発売&到着、試してみての注意点その他色々
■ 「auお客さまサポート」アプリがバージョンアップで LTE プラン対応
■ 気がつけば iPhone 5 と一ヶ月。予想外の満足と一点の不満
■ iPhone 5 / iPad Cellular版のテザリングは Bluetooh が便利 〜Bluetooth テザリングの利点と欠点
■ iPhone 5 / iPad Cellular版で Bluetooh テザリングを使うための設定手順
■ 契約内容変更に対応。歩みは遅いが着実に進化「auお客さまサポート」Ver.3
お買い物評価:30点
まぁ SONY Reader については端的に言って
それに尽きる。
他社がフロントライトで高解像度タイプを出してきている時期に、昨年モデルを微妙に改良した程度のものを新製品として出してきて、おまけに高い。
それに昨年モデルを改良といっても、質感は悪化してコストダウンもろ出しの安物感全開だから、果たして改善といって良いのかどうか悩むくらい。
使い勝手は Kindle に比べれば良いし、フォントもこちらの方が見やすいと思う。しかし、読者端末で本の見え味が雲泥の差ならば決定的な差である。
それでもストアに縛られてると、糞でも何でも買わざるをえない。前モデル PRS-T1 を自分で破損してなければ買わなかったが、壊してしまったから止むに止まれず買ってしまった。
Kindle Paperwhite が出てからは殆ど使っていないから無駄遣いだったかな、と思うこともあるが、Reader Store や紀伊国屋BookWeb で買った電子書籍の積ん読があったから仕方なかった。
それでも、今年のお買いもので一番失敗に近かったのはコレだったかもしれない。
PRS-T1 が壊れて数日悩んで本製品を買って、その1週間後に Kindle 日本参入が発表されたタイミングの悪さ。Kindle はいつ来てもおかしくなかったが、PRS-T1 が壊れて本製品を買うまでに Kindle が発表されていたら、こんな時代遅れ製品は買ってなかったと思う。
自業自得なのではあるが、今でもフクザツな気分だ…orz
それでもフロントライト付きの次機種が出たら買う可能性は小さくない。従来通りボタンがついていて操作性が良いこと、軽いこと、値段が他社並みであることが大前提だが。
フロントライトさえつけば、使い勝手、フォントの見やすさ、ストアの品揃え、いずれも現状の Kindle Paperwhite より良いわけだし、実を言えばちょっと期待している。早く出さないと手遅れになる気もするが…どうなりますかね。
■ 過去記事の内容は道化すぎてリンクしないので、勝手に探して…(^_^;)
お買い物評価:20点
もう何も言うまい。
【12/29 追記】最後の最後になってガンバらしくなって天皇杯を元旦決勝まで行くことができましたが、J2降格の事実はもう変えようがないし、天皇杯は年間パスとは全く関係ありませんからね…(主催が違うので万博で行われる試合でも年間パスでは入場不可)
お買い物評価:0点
直接お金を払ったわけではないが、iOSデバイスを買う時に支払っているのと同様であるので、敢えて
と言っておきましょう。毎日使わざるをえないから余計にそう思うし、iOS 5 環境も併用しているから痛感する。
日常利用で旧バージョンからアップデートして得することは殆どなく、大きく損することはある珍しい OS。
いくら Google Maps アプリが出ようと他の地図アプリがあろうが、アプリ内地図は Apple 純正の糞マップが使われてしまうし、iOS 6 が4ヶ月経つわけだが、ロクに改善がない。この先に期待もできない。
「Steve Jobs が死んだから Apple はもうダメだ」的な短絡的な意見には賛成することもなかったが、今年一年の Apple 製品は微妙なものが多いのも事実で、Jobs が健在なら違っていたのではないかなぁ…と思ってしまうところはある(冷静に考えて健在でも変わってなかったとしてもだ)。
スマートフォンは既にもう成熟製品であるがゆえに、保守的であっても失敗は許されないはずなのにこうなってしまった Apple。祇園精舎の鐘の声が聴こえる。
もっとも、Google が我が世の春を謳歌するのは、Apple がそうなるのと同じくらい嫌なので、Android ばかりになるのもウンザリなんだけどねぇ(天邪鬼だし)。楽しくも何ともなくなった、困った時代だ。
■ iPhone, iPad の iOS 6 で行動追跡されないために
■ iOS 6、アップグレードは様子見して、よく考えてから判断を
■ 待望の iPhone版Google Mapsアプリ、配信開始!
と言いたい放題書いて、ふと気づいたのですが、Apple と SONY と Panasonic の製品ばかりになってしまいましたね。ガンバ大阪も事実上パナの持ち物みたいなもんですから…
惜しくも選外にしたもの
惜しくもなんともないけれど選外アイテムで一言いっておきたいもの
を挙げておきたいと思います。
購入当初はテンション上がって絶賛でも、その後使っていくなかで…
というのは良くあることです。そのアフターフォロー的な意味もあります。
去年は「お買いもの失敗編」と題して幾つかの製品を挙げたのですが、今年は「買って失敗だった」とまで言える製品はなかったかな、と思ってます。
年中金欠だったこともあって割とリスク回避していたせいもありますし、買っても使わない製品は最初からネタ製品として割り切って買っていたということもあって、あまり失敗編としてリストアップするものがないので、今年は次点/イマイチ/微妙編としました。
ま、ワースト製品はワーストとして挙げましたが、お買いものの失敗とは違うものですので…
前回同様、私個人の独断と偏見、利用頻度も含めた満足度による評価ですので、異論反論はあるでしょうが苦情は一切受け付けられませんのでご了承下さい X-)
次点 Panasonic / ラムダッシュ ES-LV70
お買い物評価:65点
Panasonic ラムダッシュ メンズシェーバー 5枚刃 青 ES-LV72-A
(今年モデルチェンジした新型は自動洗浄時の騒音がかなり減ったようで羨ましい…)
今年初め、3年ぶりに買い換えたシェーバー。色々悩んだのですが、ブラウンからラムダッシュへ復帰。どちらも2万強の製品を購入していますが、ブラウンより剃れる度合いは良いものの、肌への当たりが強い感じで、正直どっちもどっち、一長一短です。
肌の弱い人はブラウンの方が、短時間で剃りたい人はパナソニック(ラムダッシュ)の方が、と個人的には思います。イラチな私はラムダッシュの方が早めに剃れるのを気に入っていますが、ヒゲが濃くない人ならブラウンでも時間は大きくかからないでしょうしね。
以前はラムダッシュの自動洗浄機はブラウンに比べてトラブルが多いということも聞きましたが、私の購入した個体では1年弱使ってきて特に問題はないです。今後は判りませんが…
自動洗浄機は1ヶ月に1個程度洗浄剤カートリッジ 消費しますが、3個で 1,200円前後、1ヶ月400円で毎日洗って乾かす手間暇が省けるなら、面倒臭がりとしては安いもんだと思っています。それに、洗浄カートリッジはブラウンより安いのも貧乏人としては助かってますね。
ただ、私の購入したモデルでは自動洗浄機が洗浄にやたらうるさく、ガーガーピーピーと音を立てるのには閉口しています。15分ほどで乾燥モードに移行すると静かになるのですが、これだけは欠点…と思ったら現行モデル ES-LV72 はそこが改良されてるので羨ましいですね。洗浄機のサイズも小さくなっていますし…まぁあと2年は買い換えませんが。
特筆すべきこともなく、欠点もなくはないですが、毎日不満なく使えているのは実用品として一番なことなので、お気に入りベスト10には入らずとも次点になるくらいの、お買いもの満足度はあったと思っています。
まぁでもシェーバーの価格って完全に固定化されていますよね…寡占化されていて競争があるのかないのか判らないジャンルではあります。
コストパフォーマンス | 50点 |
製品内容 | 70点 |
使用頻度 | 100点 |
便利度 | 85点 |
■ 本製品に対する記事は書いていません(^^;)
次点 Apple / iPad mini Wi-Fi 64GB (White)
お買い物評価:60点
【香港正規品 SIMフリー版】 iPad mini Apple (Wi-Fi + Cellular) Model A1455 64GB
(正直気は進まないのですが、事情あって家族用に SIMロックフリー版も注文しました…)
9位に Nexus 7、10位に iPad 第三世代をランクインさせておいて iPad mini は番外、次点扱いの評価というのは正直迷うところもあったのですが、前編での iPad 第三世代、Nexus 7 の項目でも書いたように
- 質感・デザインは良いかもしれないが何も新しくない、完全に後追い製品だった
- 色々と止むを得ない事情はあったにせよ、iPad の進化から一歩後退させた部分がある
- 誰が見ても“現時点の妥協の産物”であり、最初から「来年は Retina のが出るんでしょ?」と言われる製品
という点を考えると、
悪い製品ではなく実際に結構使っているけれど
次モデルが本命と思える状況では満足度は高くなりようもない
次モデルが本命と思える状況では満足度は高くなりようもない
です。この思いは購入直後から全く変わっていません。
特に iOS 製品はずっと毎年買い換え続けてる分だけ、満足感へのハードルも高くなるので、どうしても満足度という点では厳しくなってしまいます。
とはいえ、重く大きなフルサイズ iPad と同じことが可能で、比較的コンパクトかつ薄く軽いのは便利であり、持ち出し用には Nexus 7 より持って出ることが多いのは前編に書いた通り。
私自身が iOS をメイン環境にしているだけでなく、なにか作業にする場合には 4:3 比率の画面は使いやすく、軽いだけじゃなく薄いのもカバンへの収まりが良くて、薄型ノートパソコン (MacBook Air) とコンビはかなり具合良いです。
ただ、文庫本や新書を読むにはいささか大きいサイズなので、Kindle Paperwhite などの電子書籍専用端末を持って行きたくなるのも事実。
そのあたりは 7インチクラスと言いつつ、8インチ並みの画面サイズも良し悪しということでしょう。同様に、通勤電車で使うなら幅の狭い iPad mini より Nexus 7 の方が隣の目を気になりにくいのも事実です。
いずれにせよ、妥協の製品ではあるものの持ち出す時に iPad mini 一つを持っていけば軽く薄くて負担が少ない割には色々と融通が効く、従来の iPad 環境そのままで使えるし、Nexus 7 より使いまわせる範囲が広いのは事実で
満足はできないけれど、持ち歩きで使うのには便利
という感じです。
ただ、「来年が本命」「Retina までの繋ぎ」という意識があると、「下手に高いケースを買うと次モデルで筐体サイズが変わったらまた買い直しになるなぁ」などと専用アクセサリに金をかける気がしないのが問題ですね。悩ましい。
あとは、とにかく来年モデルで
今年の Retina iPad みたいに Retina 化して重く厚くならないで!
と願うのみです。
今回自分用には Wi-Fi版にしましたが、現行サイズ、重さと変わらない満足できる Retina iPad mini が出たら SIMロックフリー機か国内キャリア契約の Cellular版を買うと思います。国内キャリア契約の場合は iPhone が au なので、iPad はソフトバンクにしたいですけど、どちらにしても2台使いするには高い料金体系ですよね…
コストパフォーマンス | 60点 |
製品内容 | 50点 |
使用頻度 | 80点 |
デザイン・質感 | 90点 |
止むを得ない度 | 85点 |
来年が本命だろ度 | 100点 |
■ 迷いつつ購入してみた iPad mini。良さと残念さが交錯するファーストインプレション
■ iPad mini + Lightning-30pinアダプタ + 旧カメラコネクションキットは問題なく利用可能
■ iPad mini でロジクール Ultrathin Keyboard Cover TK710 を使ってみたわけだが…
■ iPad mini でロジクール キーボードケース For iPad TK700 を使ってみたら…
■ そして iPad mini で中華製キーボードケースも使ってみた
■ iPad mini 本体は賛否色々あれど、だが mini用純正スマートカバーだけは微妙
■ iPad mini を10日間使ってきての、まとまりのない感想
■ iPad mini と Nexus 7 〜デカいスマートフォンではイカンのか?
■ iPad mini と iPad 〜大は小も兼ねないし、小が大も兼ねない
■ 中華製 iPad mini用キーボードケース【前編】軽くてピッタリサイズで持ち運びに便利…だけど
■ 中華製 iPad mini用キーボードケース【後編】良さげなのに欠点が残念な一品
■ ちょいヤバ?中華製 Lightning対応 iPad mini/第四世代iPad用 Dockスタンド購入【前編】
■ ちょいヤバ?中華製 Lightning対応 iPad mini/第四世代iPad用 Dockスタンド購入【後編】
■ 中華製 iPad mini用キーボードケース その後
残念で賞 SONY / NEX-7
お買い物評価:55点
この記事を書くにあたって改めて振り返ってみて、結局 NEX-7 の気に入らない点は
NEX のユーザーインターフェース開発者が馬鹿
という点だけで、
- トライナビ自体はモードダイアルに固執する必要のないデジタルカメラ時代の UI として評価したい
- ボディ自体はサイズも軽さも満足
- EVF は完璧とは到底言えないが、現状では満足できるもの
- 高感度を除けば画質もそう悪くない
(問題はむしろ NEX-7 に相応しいレンズが少ないこと) - バリアングルモニターは便利
- 機能的にも満足できるし、HDR/DSO のかかりは好み
と、良い点を挙げていくと幾つでも挙がる。いやホント、良いカメラだと思う(AF や高感度とかの欠点もあるけど、そこは納得して買ったので)。
ただ、今でこそ多少安くなっているとはいえ、
ボディ10万円超えの中級機として見ると物足りない
面もあった。「カメラ」として下位機種と格の違いを感じる点が少なく、価格ほどのカメラという感じはしない。ハッキリ言えば、高い。
オリンパスともどもミラーレス機で中級機といえるクラスのカメラを出してきたのは評価するけれど、カメラとしてのキチンとした中級機を出してきたのはオリンパスであり、OM-D と NEX-7 における(デジタルじゃない)カメラとしての差が NEX としての課題の一つのように思えた。
そういったカメラとして本質的な部分が値段に見合っていなかったことはまだ我慢できるとしても、
UI のダメさ加減とレンズの乏しさが「残念」
なカメラであった。これが6〜7万円のボディなら何も文句はなかったけれど、10万円のボディと思えば不満も出る。
AF が速くないというのは発売は今年だったけど実質昨年モデルという点でやむを得ないと思っているし、マウントアダプターで MF を使うことも多かったので、それはダメでも納得済みなのだが、やっぱり使い勝手という点で難があるというか、
便利なはずのトライナビを一番使いこなせてないのは NEX開発者
と、つくづく感じるカメラであり、その勿体なさが使っていてこの1年ずっとイライラさせられた。
使えばすぐ判る動画ボタンの誤動作しやすい問題も、対策されるまでに9ヶ月もかかった。できる小さな改善も怠ってきたことも含めて、NEX 開発者には今や不信しか感じない。開発者が自分で使いつつ作ったカメラなのか?という疑問を今でも感じる。
いくら他の部分が良くても、馬鹿な開発者がユーザーインターフェースを作ったカメラは使っててストレスが溜まるし、ちょうど NEX-7 を使ってみたいという友人がいたので、最近譲ってしまった。
とはいえ、まだ Eマウントレンズは殆ど手元にあるので、どうしたもんかとは思っている。NEX-6 もようやくマトモな価格になってきたので、買おうかどうしようか悩んでいるが、実機に触れるとどうにも買う気が起こらない。
ソニー デジタル一眼カメラ α NEX-6ズームレンズキット NEX-6L/B
(NEX-6 も薄型ズーム付きで8万円を切ってきてる)
NEX-6 で AF 速度が改善されたとはいえ、相変わらずユーザーインターフェースは糞である。買ったらソフトキーCは単なるOKボタンにしかならないのか?という点にはかなり爆発するだろう。
それにレンズロードマップを見てもイマイチなままで、相変わらず標準ズームばっかりかよ、みたいな感じで中望遠、望遠系は望むべくもない。力を入れているのはボディばかりな感じがしてどうもね…
かといって、EOS M はまだ時期尚早だし、マイクロフォーサーズにまたまた出戻りするのも気が進まないし…。CES、そして CP+ を見るまでは静観ですが、来年は EOS & EF マウントをしっかり使う年になるかな?という気もしてます(^_^;)
とにかく「NEX を使っていると、つくづくマイクロフォーサーズの良さを実感した」わけですが、これはどっちを使っていても、隣の芝生は青く見える、な気がします(笑)
コストパフォーマンス | 40点 |
製品内容 | 70点 |
使用頻度 | 80点 |
使いやすさ | 55点 |
アフターフォロー度 | 10点 |
レンズラインナップ度 | 30点 |
UI開発者出でこいや度 | 90点 |
■ ユーザー登録で PCにカメラを繋がせるソニーって… 〜 結局買ったよ NEX-7 (1)
■ 一度は思いとどまったのに… MFで遊ぶためという理由を捻出 〜 結局買ったよ NEX-7 (2)
■ 改めて NEX-7 に思うこと
イマイチで賞 Apple & au / iPhone 5 64GB (Black)
お買い物評価:50点
Simフリー 海外版 iPhone5 ブラック 64G
(SIMロックフリー版も現在は au版+1万円程度)
買って良かったと思うと同時に、時には「今年のお買いものワーストに入れたろか」と思うこともある au iPhone 5。
どうしようもない不満があるわけではないし、iPhone 5 本体そのものはそれなりに満足している。満足しているけれど、すごーく満足しているかというほどじゃない。
ぶっちゃけ購入当初はかなり満足していましたが、4ヶ月経って冷静に振り返ってみると
iPhone 4S から買い換えでは8万円強という価格に見合ってるかは微妙かもなぁ
と感じます。
これはあくまで私個人のお買いもの評価、私が使っている範囲での感じ方だからこう思うわけで、iPhone 3GS、iPhone 4 からの買い替えだったらまた話は違うだろうと思うし、LTE 圏内から殆ど出ない人ならまた違うと思う。
確かに4インチディスプレイは良いし(一画面に置けるアイコンが1行増えただけでも有難い)、そのために幅は同じで縦長にしたのも良かった。これは英断。それでいて、軽く薄くなったのは他機種を使うと余計に良さが判ります。
そして iPhone 4S で満足していたはずの処理速度は改めてもう一声欲しかったことに気付かされました。iPhone を毎年買い換えていて感じることですが、今回もまた「もう戻れない」違いはある。それは間違いない。特に LTE エリア内なら満足感は大きい。
けれど、iPhone でできることは何も変っていないし、iOS 6 という糞OS、超絶劣化地図という大きなマイナスポイントもある。カメラも 4S と比べると一長一短。とてもじゃないが、大満足、不満ない、とは言えない。
iPad mini の項でも書きましたが、
iPhone はずっと毎年買い換え続けてるだけに、満足感へのハードルも高い
わけです。おまけに本体代金も8万円超、月額コストは5千円。これだけ金を払ってるなら厳しく評価してもしたりない。本気でそう思っていますし、それを思うと納得はしても、どこか物足りない。
それに何より au iPhone 5 の電波絡みに関しては不満大である。
満足度50点という点数も、iPhone 5 ハードが 70点、電波満足度が 30点
という内訳だ。
3Gのパケ詰まり問題に関してはネットで基地外じみた人たちがアレコレ跋扈してる状態なので、あまり触りたくないのだが、私も度々体験している。というか、毎日1度は経験しているといってもいい。
というのも、最寄り駅が LTE エリアの境界あたりのようで、場所状況によって 3G と LTE がころころと変化する地域のせいか、よく 3G パケ詰まりを起こす。駅を降りて、さっきまで快適に使えていたのに急に全く通信不能になり、しばらく歩いていると復帰する。といったことがしょっちゅうある。
駅周辺のカフェでも 3Gでアンテナが5本立っていて通信できる時は数Mbps 出てるのに数分後にはパケ詰まりで全く通信不能になる、ということは珍しくもなんともない。似たようなことは梅田でもある。動いている時なら良いが、カフェや喫茶店でそういう状況だとホント困る。
(3G/LTE 切替時にいったん圏外になったり、◯になって通信が途切れる状態ではなく、3Gでアンテナが立ってる状態で数分レベルで繋がらなくなることである。念のため。機内モード ON/OFF でも治る時と治らない時がある)
私の場合、3Gパケ詰まりは使用に困難を来すとまでは言わないが、イライラさせられることは少なからずあるし、au や iPhone 5 そのものの満足感低下に大きく影響している。
au が悪いのか、Apple が悪いのか知らないが、安くない金出してこんな完成度では腹が立つのも当然だ。
LTE エリアが広がればパケ詰まりも関係なくなるだろうけど、全然 iPhone 5 向け LTE エリアが広った感じがないのもガッカリポイントだ。最寄り駅あたりも購入当初はしばらくしたら改善されるだろうと思ったが、4ヶ月経っても問題は起きる。
当初 LTE エリア 96% を謳っておいて後で “iPhone 5 は除く” などと撤回したのを見ると「au もソフトバンクも結局同レベル」としか思えない。価格発表を直前までやらない手口も同じだしね。
毎週 au が工事情報を出しているのを見ているが、iPhone 5 向け 2GHz LTE エリアの増設は首都圏以外、ちまちまとやっていてエリアとして広がりようのない状況じゃないかと思っている。関西だと LTE に限定すれば、京阪神主要部以外は au より断然ソフトバンクの方が良い状況だ。
というか、Android 用 LTE はエリアマップを出していて iPhone 5 用エリアマップを出さないという都合の悪いことを隠すようなやり方を見ていると、調子の良いことを言ってる au も所詮そういう会社だったか、と落胆を感じている。
とはいえ、電波満足度に関しては自分が使う範囲、使い方に大きく左右される問題だから「パケ詰まりナニソレ?」「LTE エリアも全然不満ない」という人がいて当たり前であり、私の感じ方を一般化するつもりは全くない。
最近の調査でも、キャリア満足度で au が一番という記事も見たから少数派だろうとは思うし、首都圏は iPhone 5 向け LTEエリアの拡張も実感する人を見るから場所その他で感じ方は全然違うだろう。
とはいえ、自分が使ってる範囲でこういう状況である限り、私は満足はしかねる。au にクレーム付けて返金してもらった人がいるが、俺もちょっと考えたくなるくらいだ。
ぶっちゃけ iPhone 5 はLTEエリアでサクサク使えて初めて8万円強の価値がある。2年使うことを思えば尚更 iPhone 5 向け LTE エリアの広がりの悪さはガッカリである。その点だけはソフトバンクに完敗だと思うし、だからこその不満はある。
3Gのパケ詰まりは経験するわ、自分が使う範囲での LTE エリアは当初から広がりを実感できないわ、という状況では iPhone 5 本体がそこそこ満足できても、トータルとしてみれば微妙としか言えない。電波と本体が満たされての携帯電話、スマートフォンなのだから。
もっとも、だからと言って現時点でソフトバンクに戻る気はない。元々、北海道の僻地などのど田舎、山中での電波の入りの悪さに辟易して au に MNP したのだから、そういったところがプラチナエリアによる整備でドコモ、au 並みに入ってからの話。
また、LTE時代になって iPhone / iPad の SIMロックフリー機という選択は色々な不安定要因、リスクを抱える状況になってしまった。ドコモの Xi も2年先行した割にはエリアはイマイチだし、しばらく家族用の iPad mini の SIMロックフリー機をたまに自分が持ちだして様子見して考えることになる。
いずれにせよ、Android が良くなっただけでなく、iPhone 自体が従来に比べて新しい魅力もなく、OSも含めたトータルの完成度も落ちた今、
来年は本気で iOSデバイスを再考する年
だと思っている。
いくら「ウイルス対策ソフトを入れなきゃならないような OS をメイン環境にしたくねえなぁ」と思っていても、スマートフォンも電波が快適に入って使えてナンボだし、iOSメインに戻るにしても一度環境を変えてみようかな、と思っている。まぁこれ以上 Google に依存するのは気が進まないし、この先期待するようなこともないのは Android も同じだけどね…
とりあえずは
iOS 6.1 +キャリア・アップデートでパケ詰まりだけでも治ってくれると良いけど…
という思いでいる。それでも au の iPhone 5 向け LTEエリアの狭さ、やる気の無さだけは解消しようにないから満足度に変化はないだろうけれど。
いずれにせよ、毎年買い換えているだけに評価は厳しくなる。次が 5S なのか 6 なのか判らないが、ホントどうするんだろうね?と思う。Android ですら 4.x になって、もうこれ以上はあまり変化もなさそうだし…
本当は Windows Phone 8 を使いたいのだけど、国内ではきちんと展開してくれそうにもなく、出たとしても前回同様にスーパーニッチな存在で終わりそうだしねぇ(´Д`) どうしたもんやら。
コストパフォーマンス | 40点 |
製品内容 | 55点 |
使用頻度 | 100点 |
電波満足度 | 40点 |
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買いたくなかったで賞 SONY / Reader PRS-T2
お買い物評価:30点
まぁ SONY Reader については端的に言って
時代遅れ、それでいて高い
それに尽きる。
他社がフロントライトで高解像度タイプを出してきている時期に、昨年モデルを微妙に改良した程度のものを新製品として出してきて、おまけに高い。
それに昨年モデルを改良といっても、質感は悪化してコストダウンもろ出しの安物感全開だから、果たして改善といって良いのかどうか悩むくらい。
使い勝手は Kindle に比べれば良いし、フォントもこちらの方が見やすいと思う。しかし、読者端末で本の見え味が雲泥の差ならば決定的な差である。
それでもストアに縛られてると、糞でも何でも買わざるをえない。前モデル PRS-T1 を自分で破損してなければ買わなかったが、壊してしまったから止むに止まれず買ってしまった。
Kindle Paperwhite が出てからは殆ど使っていないから無駄遣いだったかな、と思うこともあるが、Reader Store や紀伊国屋BookWeb で買った電子書籍の積ん読があったから仕方なかった。
それでも、今年のお買いもので一番失敗に近かったのはコレだったかもしれない。
PRS-T1 が壊れて数日悩んで本製品を買って、その1週間後に Kindle 日本参入が発表されたタイミングの悪さ。Kindle はいつ来てもおかしくなかったが、PRS-T1 が壊れて本製品を買うまでに Kindle が発表されていたら、こんな時代遅れ製品は買ってなかったと思う。
自業自得なのではあるが、今でもフクザツな気分だ…orz
それでもフロントライト付きの次機種が出たら買う可能性は小さくない。従来通りボタンがついていて操作性が良いこと、軽いこと、値段が他社並みであることが大前提だが。
フロントライトさえつけば、使い勝手、フォントの見やすさ、ストアの品揃え、いずれも現状の Kindle Paperwhite より良いわけだし、実を言えばちょっと期待している。早く出さないと手遅れになる気もするが…どうなりますかね。
コストパフォーマンス | 20点 |
製品内容 | 40点 |
使用頻度 | 50点 |
使いやすさ | 75点 |
読みやすさ | 40点 |
ストア・サービス | 60点 |
時代遅れ度 | 100点 |
■ 過去記事の内容は道化すぎてリンクしないので、勝手に探して…(^_^;)
ワーストお買いもの ガンバ大阪 / 年間パス (SM席)
お買い物評価:20点
もう何も言うまい。
【12/29 追記】最後の最後になってガンバらしくなって天皇杯を元旦決勝まで行くことができましたが、J2降格の事実はもう変えようがないし、天皇杯は年間パスとは全く関係ありませんからね…(主催が違うので万博で行われる試合でも年間パスでは入場不可)
コストパフォーマンス | 50点 |
サービス内容 | 40点 |
金払って酷い試合見せられ度 | 90点 |
社長と元強化部長は大阪湾に沈んどけ度 | 100点 |
社長の天下りとJSP癒着はやめろ度 | 100点 |
言うても選手もたいがいやった度 | 70点 |
ワースト製品 Apple / iOS 6
お買い物評価:0点
直接お金を払ったわけではないが、iOSデバイスを買う時に支払っているのと同様であるので、敢えて
これ以外に今年一番の糞製品があるの?
と言っておきましょう。毎日使わざるをえないから余計にそう思うし、iOS 5 環境も併用しているから痛感する。
日常利用で旧バージョンからアップデートして得することは殆どなく、大きく損することはある珍しい OS。
いくら Google Maps アプリが出ようと他の地図アプリがあろうが、アプリ内地図は Apple 純正の糞マップが使われてしまうし、iOS 6 が4ヶ月経つわけだが、ロクに改善がない。この先に期待もできない。
「Steve Jobs が死んだから Apple はもうダメだ」的な短絡的な意見には賛成することもなかったが、今年一年の Apple 製品は微妙なものが多いのも事実で、Jobs が健在なら違っていたのではないかなぁ…と思ってしまうところはある(冷静に考えて健在でも変わってなかったとしてもだ)。
スマートフォンは既にもう成熟製品であるがゆえに、保守的であっても失敗は許されないはずなのにこうなってしまった Apple。祇園精舎の鐘の声が聴こえる。
もっとも、Google が我が世の春を謳歌するのは、Apple がそうなるのと同じくらい嫌なので、Android ばかりになるのもウンザリなんだけどねぇ(天邪鬼だし)。楽しくも何ともなくなった、困った時代だ。
製品内容 | 10点 |
使用頻度 | 100点 |
Appleのピークは過ぎ去った度 | 80点 |
虚しい度 | 70点 |
■ iPhone, iPad の iOS 6 で行動追跡されないために
■ iOS 6、アップグレードは様子見して、よく考えてから判断を
■ 待望の iPhone版Google Mapsアプリ、配信開始!
☆
と言いたい放題書いて、ふと気づいたのですが、Apple と SONY と Panasonic の製品ばかりになってしまいましたね。ガンバ大阪も事実上パナの持ち物みたいなもんですから…