いやー、実際に自分で使ってみると、米国版を人に見せてもらっただけの時よりインパクトありますね。これが 7,980円。良い時代になったものです。
というわけで、発表と同時に予約して昨日出荷されていた Kindle Paperwhite が届きましたので、まずは軽くファーストインプレでも、という感じですが、古い Kindle や現行 SONY reader を使ってきた身としては、ちょっと感激ですね。
Kindle Paperwhite が初の電子書籍端末という人の場合、「液晶端末と違ってページめくりでフラッシュするし、細かい文字はどこか掠れ気味だし、なんかイマイチ…」と思う人もいるでしょうが、そこは使い込んでいけば、バックライトじゃなくフロントライトであることによる目の疲れの差などのメリットを実感できます。
(逆にロクに使わないと何もメリットは感じないデバイスですし、使うとしてもコミックや雑誌や自炊モノばかりだと苦手な部分が目立つことになります)
ただ、従来の電子書籍端末、はっきりいえば SONY Reader や旧型 kobo などを使っている人からすれば、
になるわけです。雲泥の差。解像度が一段階良くなって、フロントライトによる見やすさは、もう戻れませんね。
Kindle Paperwhite と同日発売にぶつけてきた Kobo glo も同型の電子インク画面を使っているので同じですが、つくづく
と実感。
SONY Reader の画面は昭和の時代に職員室の手回し印刷機で藁半紙にプリントした品質で、文字の掠れなんぞ気にするな!って感じですが、Kindle Paperwhite は普通紙にインクジェットプリンタで印刷した品質くらいにはなりました。
まぁ Kindle Paperwhite も階調表現は従来の電子インク端末と変わってないこともあり、素晴らしく良いとまでではなく、もう一声、普通紙に印刷じゃなくてインクジェット用紙に印刷くらいになってくれればなぁ…と思いますが、
と、もう SONY Reader を使うのがなんだかなーな感じになってしまいます。少なくともベッドサイドで使うのは今夜から Kindle Paperwhite に決まりです。
おまけに
ってのもあります。
「かなり読める」というのは中途半端な言い方ですが、以下を見てもらっても判るように、普通に読む分には殆ど快適に読めます。
Kindle ストアで購入したコミックか、自炊した場合は Kindle Paperwhite に合わせて最適化したものという前提ですが、
という感じです。ただ、細かいルビはやはり Kindle Paperwhite クラスでもまだ厳しいです。Retina iPad に最適化されたものだと問題ないのですが、電子インクの専用端末ではまだそこまではいきません。
とはいえ、個人的にコミックの場合はそこまで問題にしないので、これで十分です。
このあたり、やはりフロントライトによって線の明瞭さが増していることによる効果でしょう。現行 SONY Reader や古い Kindle で見るのとは(解像度の違いだけでなく)読む時の印象として差があります。
ただ、やはり画面サイズが6型(iPad mini より一回り小さい、Nexus 7 の上下を切ったサイズ)なので、大判サイズの書籍 PDF をそのまま読むのは無理です。横画面モードなら読めますが読みやすいとは言えないので、素直に10インチクラスの液晶タブレットを使った方が良いですね。
自炊したファイルなども PDF 化したものをそのまま入れるとイマイチなので、Kindle Paperwhite に合わせて調整して mobi ファイル化してから送り込むのが良いと思います。
あとファースト・インプレッションとして言っておく点といえば、やはり
であるということ。200g を超えるのは正直ちょっと微妙と思います。
SONY Reader PRS-T2 と比べると 50g増し、164g と 213g では持った瞬間に相当な印象の差がありますし、片手持ちで使っている時の負担も相当に違います。古い Kindle も似たような重さだったので、この点は判っていたとはいえ、残念なところです。
その点、同じ画面デバイス(フロントライト付き)にメモリカードスロットまで加えて 30g も軽い Kobo glo は素晴らしいですね。Kindle Paperwhite はメモリカードスロットがなく内蔵メモリも 2GB しかありませんから、自炊書籍派なら断然 Kobo glo でしょう。
他には
といったところでしょうか。
見た目の本棚メニュー画面も、内部構造として Document フォルダの中に書籍ファイルが全て散らかっているのはちょっと微妙ではありますが、どうせ内蔵メモリ 2GB だけ、メモリーカードも挿せない仕様ですから、入れられる書籍数は限られ、収集がつかなくなるようなことはない、ということでしょう。
ファースト・インプレッションとしてはこんなところで、今日から既に持ちだして使ってみていますし、寝る時のお供もコレになると思いますので、おいおい感じることがあれば書いていきたいと思います。
最後に、順序逆になりましたが、パッケージからセットアップ周りを簡単に。
(パッケージ表と裏。いつものAmazon箱でなかったので違うものかと思った ^^;)
(パッケージを開くと Kindle Paperwhite 本体が。この手のパッケージングもすっかり浸透)
(本体以外の同梱物。microUSBケーブル以外は、充電のしおりと注意事項・ライセンス)
(本体を取り出したところ。従来機と解像度やコントラストの違いはこの瞬間に感じる)
(電源を入れると Kindle 端末ではお馴染みの画面が)
(まずは言語設定)
(2〜3分待たされる)
(3G じゃない Wi-Fi モデルなので Wi-Fi 設定は必須)
(出荷時に登録されてるので、登録画面はすっ飛ばされてソーシャル連携設定へ。スルー♪)
(設定が終わると、そのままチュートリアルに進む。主要機能は全て判るつくり)
(サンプルに真央ちゃん本が入ってるんだ、と思うも、実は入ってない罠 X-)
(チュートリアルの詳しい紹介は他ブログでもあるでしょうから割愛。判りやすい)
(ちなみに、本を開く時にも簡単なヘルプが表示されたりする)
(事前に Kindle ストアで購入した本を Paperwhite 向けに送る指定していたので、
Wi-Fi が繋がって設定が終わるとチュートリアルの間にどんどん受信していた)
(なので、チュートリアルが終わると、既に6〜7冊の本が入っていた)
(Kindle ではお馴染み、ようこそファイル。購入者の名前入り)
なお、タッチスクリーン系の Kindle 端末におけるスクリーンキャプチャは左上隅と右下隅をタップしたまま、ないしその逆、右上隅と左下隅をタップしたまま、にしていると現在画面が撮影されます。
スクリーンキャプチャされた PNG ファイルは内部メモリの一番上にありますので、パソコンと USB 接続して取り出せます(一緒にログファイルも記録されるが、それは無視して良い)。
ePub が読めない、やや重めといった欠点はあるので、これから実際に使い込んでいく中で、どう感じるか…というのはありますが、
は、ホント良いですね。価格も含めて第一印象としては大満足です。
というわけで、発表と同時に予約して昨日出荷されていた Kindle Paperwhite が届きましたので、まずは軽くファーストインプレでも、という感じですが、古い Kindle や現行 SONY reader を使ってきた身としては、ちょっと感激ですね。
Kindle Paperwhite が初の電子書籍端末という人の場合、「液晶端末と違ってページめくりでフラッシュするし、細かい文字はどこか掠れ気味だし、なんかイマイチ…」と思う人もいるでしょうが、そこは使い込んでいけば、バックライトじゃなくフロントライトであることによる目の疲れの差などのメリットを実感できます。
(逆にロクに使わないと何もメリットは感じないデバイスですし、使うとしてもコミックや雑誌や自炊モノばかりだと苦手な部分が目立つことになります)
ただ、従来の電子書籍端末、はっきりいえば SONY Reader や旧型 kobo などを使っている人からすれば、
少なくとも画面品質に関しては「こりゃいいわ〜!」の一言
になるわけです。雲泥の差。解像度が一段階良くなって、フロントライトによる見やすさは、もう戻れませんね。
Kindle Paperwhite と同日発売にぶつけてきた Kobo glo も同型の電子インク画面を使っているので同じですが、つくづく
SONY Reader PRS-T2 など従来機とは世代の違いを感じるわ…
と実感。
SONY Reader の画面は昭和の時代に職員室の手回し印刷機で藁半紙にプリントした品質で、文字の掠れなんぞ気にするな!って感じですが、Kindle Paperwhite は普通紙にインクジェットプリンタで印刷した品質くらいにはなりました。
まぁ Kindle Paperwhite も階調表現は従来の電子インク端末と変わってないこともあり、素晴らしく良いとまでではなく、もう一声、普通紙に印刷じゃなくてインクジェット用紙に印刷くらいになってくれればなぁ…と思いますが、
薄暗い条件だけでなく十分明るい場所でも差を感じる
と、もう SONY Reader を使うのがなんだかなーな感じになってしまいます。少なくともベッドサイドで使うのは今夜から Kindle Paperwhite に決まりです。
おまけに
従来は電子書籍専用端末では厳しいと感じていたコミックがかなり読める画質
ってのもあります。
「かなり読める」というのは中途半端な言い方ですが、以下を見てもらっても判るように、普通に読む分には殆ど快適に読めます。
Kindle ストアで購入したコミックか、自炊した場合は Kindle Paperwhite に合わせて最適化したものという前提ですが、
細かいことを気にしなければコミックも単行本感覚で読める
という感じです。ただ、細かいルビはやはり Kindle Paperwhite クラスでもまだ厳しいです。Retina iPad に最適化されたものだと問題ないのですが、電子インクの専用端末ではまだそこまではいきません。
とはいえ、個人的にコミックの場合はそこまで問題にしないので、これで十分です。
このあたり、やはりフロントライトによって線の明瞭さが増していることによる効果でしょう。現行 SONY Reader や古い Kindle で見るのとは(解像度の違いだけでなく)読む時の印象として差があります。
ただ、やはり画面サイズが6型(iPad mini より一回り小さい、Nexus 7 の上下を切ったサイズ)なので、大判サイズの書籍 PDF をそのまま読むのは無理です。横画面モードなら読めますが読みやすいとは言えないので、素直に10インチクラスの液晶タブレットを使った方が良いですね。
自炊したファイルなども PDF 化したものをそのまま入れるとイマイチなので、Kindle Paperwhite に合わせて調整して mobi ファイル化してから送り込むのが良いと思います。
あとファースト・インプレッションとして言っておく点といえば、やはり
電子書籍端末としては重め
であるということ。200g を超えるのは正直ちょっと微妙と思います。
SONY Reader PRS-T2 と比べると 50g増し、164g と 213g では持った瞬間に相当な印象の差がありますし、片手持ちで使っている時の負担も相当に違います。古い Kindle も似たような重さだったので、この点は判っていたとはいえ、残念なところです。
その点、同じ画面デバイス(フロントライト付き)にメモリカードスロットまで加えて 30g も軽い Kobo glo は素晴らしいですね。Kindle Paperwhite はメモリカードスロットがなく内蔵メモリも 2GB しかありませんから、自炊書籍派なら断然 Kobo glo でしょう。
他には
- メニューその他の操作感は割とキビキビ
(電子書籍専用端末が初めてという人は「え?これがキビキビ?ご冗談を」と思うかもしれませんが、これでも速いんですよ…) - バッテリー持続時間はどれだけ保つのか判らないが(公称8週間/1日30分使用)、充電時間は数時間もあれば終わる感じ
(バッテリーマーク半分から満タンまで1時間かからずだった) - 相変わらず整理しにくい本棚画面
- ハードウェアボタンがないので、PDF でページめくりが逆になる時に左手持ちだとタップめくりが使いづらいことも…
- 充電は素直な microUSB 充電であり、SONY Reader や Nexus 7 のようにパソコン以外での充電にはアダプタが必要になることもない
- Kindle はパソコンとの接続でドライブ要らず、ソフト要らず。microUSB で接続すれば普通に内部メモリがマウントされるので、Document フォルダにファイルを転送するだけ。素直がイイね。
- 最初の設定が終わっても、日付は狂ってるので再設定してやる必要がある
- 画面の一番上隅だけ青っぽいのだが、これは…
といったところでしょうか。
見た目の本棚メニュー画面も、内部構造として Document フォルダの中に書籍ファイルが全て散らかっているのはちょっと微妙ではありますが、どうせ内蔵メモリ 2GB だけ、メモリーカードも挿せない仕様ですから、入れられる書籍数は限られ、収集がつかなくなるようなことはない、ということでしょう。
ファースト・インプレッションとしてはこんなところで、今日から既に持ちだして使ってみていますし、寝る時のお供もコレになると思いますので、おいおい感じることがあれば書いていきたいと思います。
最後に、順序逆になりましたが、パッケージからセットアップ周りを簡単に。
(パッケージ表と裏。いつものAmazon箱でなかったので違うものかと思った ^^;)
(パッケージを開くと Kindle Paperwhite 本体が。この手のパッケージングもすっかり浸透)
(本体以外の同梱物。microUSBケーブル以外は、充電のしおりと注意事項・ライセンス)
(本体を取り出したところ。従来機と解像度やコントラストの違いはこの瞬間に感じる)
(電源を入れると Kindle 端末ではお馴染みの画面が)
(まずは言語設定)
(2〜3分待たされる)
(3G じゃない Wi-Fi モデルなので Wi-Fi 設定は必須)
(出荷時に登録されてるので、登録画面はすっ飛ばされてソーシャル連携設定へ。スルー♪)
(設定が終わると、そのままチュートリアルに進む。主要機能は全て判るつくり)
(サンプルに真央ちゃん本が入ってるんだ、と思うも、実は入ってない罠 X-)
(チュートリアルの詳しい紹介は他ブログでもあるでしょうから割愛。判りやすい)
(ちなみに、本を開く時にも簡単なヘルプが表示されたりする)
(事前に Kindle ストアで購入した本を Paperwhite 向けに送る指定していたので、
Wi-Fi が繋がって設定が終わるとチュートリアルの間にどんどん受信していた)
(なので、チュートリアルが終わると、既に6〜7冊の本が入っていた)
(Kindle ではお馴染み、ようこそファイル。購入者の名前入り)
なお、タッチスクリーン系の Kindle 端末におけるスクリーンキャプチャは左上隅と右下隅をタップしたまま、ないしその逆、右上隅と左下隅をタップしたまま、にしていると現在画面が撮影されます。
スクリーンキャプチャされた PNG ファイルは内部メモリの一番上にありますので、パソコンと USB 接続して取り出せます(一緒にログファイルも記録されるが、それは無視して良い)。
☆
ePub が読めない、やや重めといった欠点はあるので、これから実際に使い込んでいく中で、どう感じるか…というのはありますが、
Paperwhite の名に相応しい見やすさ
は、ホント良いですね。価格も含めて第一印象としては大満足です。
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