Android や SIMロックフリー iPhone/iPad に向けて廉価なデーター通信プランが、日本通信(b-mobile)、IIJmio などから色々と出てきていますが、現在の流れとしては

  • 低速だけど月額料金千円未満、従量制の追加料金で一時的に高速通信可能

  • メイン利用も考慮して高速通信が1ヶ月あたり 1〜2GB 可能で月額2〜4千円


という2タイプに分かれています。

とにかく基本料はできるだけ安く、という前者のタイプは、

日本通信 b-mobile スマートSIM
IIJmio 高速モバイル/D ミニマムスタート128プラン
BB.exciteモバイルLTE
DTI ServersMan SIM 3G 100
(→ 遅いと評判の月額490円データー通信「ServersMan SIM 3G 100」microSIM版 始めてみた

といったものがあり、低速じゃなく普通に使える速度が欲しいけれど月額料金を安く、というタイプには

日本通信 b-mobile3G・4G 1GB定額
日本通信 b-mobile4G 高速定額SIM
日本通信 b-mobile4G PairGB SIM
IIJmio 高速モバイル/D ファミリーシェア1GBプラン
(→1契約で3台分・IIJmio 高速モバイル/D ファミリーシェア1GBプランを1ヶ月使ってみた率直な印象

あたりがありました。

今回の「IIJmio 高速モバイル/D ライトスタートプラン」は、後者。

外出先でガッツリとスマートフォンを使わないので、月額料金を安くしたい


という人向けのプラン。

IIJmio のモバイルプランには「高速モバイル/D ファミリーシェア1GBプラン」という、同じ1ヶ月で 1GB まで高速通信込みのプランがありましたが、“ファミリーシェア”の名前で判るように SIM が最大3枚まで提供されるのが特徴で、1枚しか要らない人には微妙なところがありました。

今回の“ライトスタートプラン”は提供 SIM は1枚になる代わりに、1GB までの高速通信込みで月額2千円以下で提供しましょう、という内容(+低速通信時の規制が厳しくなる)。

ざっと今回の「IIJmio 高速モバイル/D ライトスタートプラン」の特徴を列挙しておきます。

  • ドコモ MVNO で FOMA 3G / LTE 両対応

  • 提供 SIM カードは 1枚(標準/microSIM のいずれか)

  • 高速通信は月毎に 1GB 分が基本料金に含まれる(この分は繰越不可)

  • 月額料金 1,974円(初期費用 3,150円)

  • 月内で 1GB 分の高速通信を使い切った後は最大 128Kbps の低速通信に切り替わる

  • 月内で 1GB 分の高速通信を使い切った後でも 100MB 525円の追加クーポン購入で高速通信を更に使える

  • 最大 128Kbps の低速通信利用時は、3日間の通信量が 120MB を超えると更に速度制限の場合がある
    (従来のミニマムスタート128、ファミリーシェア1GBプランでは、低速通信時に3日間で366MBを超えると速度制限対象になったので、3倍厳しくなった。ただし、高速通信時は規制対象外

  • 受付開始は 12月1日

  • 最低利用期間は従来プラン同様に、翌月末まで(最大2ヶ月)

  • プラン変更は不可。現在のプラン解約の上、新規申込みが必要
    (初期費用が改めてかかる)



色々見ていくと、ライバルとも言える日本通信の「b-mobile3G・4G 1GB定額」が同じ 1GB まで高速通信が使えますが、30日 3,100円と料金が 1.5倍。

また「b-mobile4G 高速定額SIM」が月額 1,980円と同程度ですが、500MB までの高速通信込みなので、高速通信分は単純に半分。

どちらも高速通信分を使い切った場合の追加オプションは、1GB 3,100円(b-mobile3G・4G 1GB定額)、512MB 1,980円(b-mobile4G 高速定額SIM)という単位でしか申し込めません。廉価サービスを提供している割には 100MB 525円と比べると敷居が高い。

と考えると

「b-mobile3G・4G 1GB定額」「b-mobile4G 高速定額SIM」を選ぶくらいなら断然「IIJmio 高速モバイル/D ライトスタートプラン」

という感じですね。常用するデーター通信端末が1台で、それを安く運用するには考えたいプランになるかと思います。

日本通信 bモバイル・スマホ電話SIM ドコモ FOMA3Gネットワーク利用 SIMパッケージ
日本通信 bモバイル・スマホ電話SIM SIMパッケージ

(音声通話込みの廉価サービスも提供しているのは日本通信の良いところ)


本来こういうのは、

通話はガラケー、スマートフォンはデーター通信限定

という人向けだと思うのですが(スマートフォンが 7インチタブレットでも可)、そういう人たちに情報がなかなか届きにくいので、そこがポイントかなぁ…と、いつも思います。

モバイル関係にアンテナを張っている人は。何も言わずとも判断できるでしょうし、テザリングだの何だので色々と上手くやりくりできるでしょうからねぇ…

あとは、元々イオンと協業していた日本通信が最近はヨドバシカメラや Amazon での販売に注力しているような雰囲気があるせいか、IIJmio がイオンとの協業を拡大しているのも注目ですかね。

イオンでの販売は WAON の 1,000ポイントバック・キャンペーンも今月内限定で行われるようです。

IIJmio ウェルカムパック for イオン

新プラン(ライトスタート)の提供開始が 12月1日なのに、キャンペーンは今月中ってのもチグハグですけど、初期費用が千円安くなると思えば、ちょうど良いかもしれません。


なお、IIJmio 高速モバイル/D 各プランの比較については、以下のプレスリリースページの中ほどにまとまっています。

イオン、IIJmio高速モバイル/Dサービス「ライトスタートプラン」の取り扱いを開始 | IIJ

日本通信 bモバイル 3G・4G U300(有効期間185日)マイクロSIMパッケージ[BM-U300L-6MM]
日本通信 bモバイル 3G・4G U300(有効期間185日)マイクロSIMパッケージ[BM-U300L-6MM]

(クレジットカード登録不要のプリペイドプランがあるのも日本通信の良いところ)