発売日の昨日、悩みつつ迷いつつも購入した iPad mini。そのファーストインプレッションは昨日の記事に書きました。
■ 迷いつつ購入してみた iPad mini。良さと残念さが交錯するファーストインプレッション
iPad mini を使い始めたからには、従来自分がフルサイズの Retina iPad で使っていたシーンで iPad mini を実際に使ってみて、より便利に感じる点、不満に思う点を体感していこうと考えています。
「来年以降、フルサイズ iPad と iPad mini をどうするか、買い分けるか」
という自分の指針を iPad mini を使っていく中で作って行きたいところです。それは Android タブレットとの使い分けも含めて、ですが。
さて、悩みつつ買った iPad mini ですが、購入したモデルは「ホワイト 64GB」です。ホワイトにしたのは、第三世代 iPad、iPhone 5、Nexus 7 と黒い板ばかりになって飽いていたからです。昨年は iPad 2、iPhone 4S ともホワイトだったのですが、何故か今年はブラックばかりになっていたので。
そして容量は 64GB 一択。これは従来の iPad シリーズを買う時もそうでしたが、旅行などでの
です。iPad よりも小さく軽い iPad mini だと、旅のお供には随分助かります。
飛行機撮りの遠征だと 50GB、100GB があっという間に消費されていくので無理なのですが、写真撮影が主目的ではない旅なら3〜4泊くらいなら iPad / iPad mini でも十分バックアップストレージとして役だってくれます(私の場合)。
そして、フォトストレージ代わり、写真取り込みとなるのが必要なのが、今まではコレ↓
カメラコネクションキット、いわゆる“カメコネ”。
SD/SDHC カード利用のデジカメならば、SDカードリーダーで読み込み、CFかーど利用の一眼カメラなどの場合は USBコネクタから USBケーブルでカメラと接続して、カメラ内のメディアを読み込むようにします。
ただ、iPad mini は iPhone 5 や第四世代 iPad と同じく、底面コネクタが従来の 30pin から Lightning に変更されています。
それゆえ、iPad / iPad mini 発売とともに
や
といった、Lightning 用のカメラアダプター製品が発売されました。
しかし、従来の iPad カメラコネクションキットを持っている人間にとっては、また買い直すという無駄な出費を避けて再活用したいところですし、それに何より
というボッタクリ商売。SD と USB の両方を買ったら従来の倍の値段!なわけで、ボッタクリしまくりもいいところの殿様商法。ざけんな、Apple。
というわけで、前置きが長くなりましたが、
確認したのは iOS 6.0 および 6.0.1。将来のバージョンにわたって利用できるかどうかは判りません(なにせ切り捨て方には定評のある Apple ですからね X-)。
ということで、以下簡単に使えた状態を簡単に紹介しておきます。
■ 迷いつつ購入してみた iPad mini。良さと残念さが交錯するファーストインプレッション
iPad mini を使い始めたからには、従来自分がフルサイズの Retina iPad で使っていたシーンで iPad mini を実際に使ってみて、より便利に感じる点、不満に思う点を体感していこうと考えています。
「来年以降、フルサイズ iPad と iPad mini をどうするか、買い分けるか」
という自分の指針を iPad mini を使っていく中で作って行きたいところです。それは Android タブレットとの使い分けも含めて、ですが。
☆
さて、悩みつつ買った iPad mini ですが、購入したモデルは「ホワイト 64GB」です。ホワイトにしたのは、第三世代 iPad、iPhone 5、Nexus 7 と黒い板ばかりになって飽いていたからです。昨年は iPad 2、iPhone 4S ともホワイトだったのですが、何故か今年はブラックばかりになっていたので。
そして容量は 64GB 一択。これは従来の iPad シリーズを買う時もそうでしたが、旅行などでの
ちょっとしたフォトストレージ代わりのための 64GB
です。iPad よりも小さく軽い iPad mini だと、旅のお供には随分助かります。
飛行機撮りの遠征だと 50GB、100GB があっという間に消費されていくので無理なのですが、写真撮影が主目的ではない旅なら3〜4泊くらいなら iPad / iPad mini でも十分バックアップストレージとして役だってくれます(私の場合)。
そして、フォトストレージ代わり、写真取り込みとなるのが必要なのが、今まではコレ↓
カメラコネクションキット、いわゆる“カメコネ”。
SD/SDHC カード利用のデジカメならば、SDカードリーダーで読み込み、CFかーど利用の一眼カメラなどの場合は USBコネクタから USBケーブルでカメラと接続して、カメラ内のメディアを読み込むようにします。
ただ、iPad mini は iPhone 5 や第四世代 iPad と同じく、底面コネクタが従来の 30pin から Lightning に変更されています。
それゆえ、iPad / iPad mini 発売とともに
や
といった、Lightning 用のカメラアダプター製品が発売されました。
しかし、従来の iPad カメラコネクションキットを持っている人間にとっては、また買い直すという無駄な出費を避けて再活用したいところですし、それに何より
従来のカメコネは SDカードリーダーと USBアダプタが両方ついて 2,800円だったのに
Lightning 用は SDカードリーダー、USBアダプタがそれぞれ別途 2,800円!
Lightning 用は SDカードリーダー、USBアダプタがそれぞれ別途 2,800円!
というボッタクリ商売。SD と USB の両方を買ったら従来の倍の値段!なわけで、ボッタクリしまくりもいいところの殿様商法。ざけんな、Apple。
というわけで、前置きが長くなりましたが、
Lightning-30ピンアダプタと従来のカメラコネクションキットを組み合わせて
iPad mini で使えるか試してみたところ、無事使えました
iPad mini で使えるか試してみたところ、無事使えました
確認したのは iOS 6.0 および 6.0.1。将来のバージョンにわたって利用できるかどうかは判りません(なにせ切り捨て方には定評のある Apple ですからね X-)。
ということで、以下簡単に使えた状態を簡単に紹介しておきます。
用意するものは
と

Apple iPad Camera Connection Kit(30pin タイプ用)
の2つ。
従来からの iPad ユーザーなら旧カメラコネクションキットを持っている人も多いでしょうし、30pin 用の iPhone/iPad 用ケーブルを iPhone 5 や iPad mini で流用するために「Lightning - 30ピンアダプタ」を持っている人も多いかもしれません。
旧カメラコネクションキットか Lightning - 30ピンアダプタのどちらかを持っていれば、Lightning 用のケーブルを揃えるのと同じか安いですから、この2つの組み合わせの方が良いかもしれません(将来もずっと使える保証はありませんが)。
ただ、2段重ねになりますので、見た目はちょっと不恰好です。

(Lightning-30pinアダプタ+SDカードリーダ+SDHCカードの例)
また、アダプターの2段重ねなので Lightning コネクタには負荷がかかるのは間違いないので、その点は注意が必要です。
新しい「Lightning - SDカードカメラリーダー」や「Lightning - USB カメラアダプタ」が従来のカメラコネクションキットと違ってケーブルタイプになっているのは、Lightning コネクタに負荷がかからないようにしているためではないかと思います(純正 Dock も出ないですしね)。
とはいえ、新型の Lightning カメラリーダー製品はケーブルタイプになったので持って出かける際には、従来のカメラコネクションキットのコンパクトさの方がずっと良いですけどね。
さて、まずは使用頻度の多い SDカードリーダーを使ってみます。

Lightning - 30ピンアダプタに旧カメラコネクションキットの SDカードリーダーを挿し、そこに SD/SDHC カードを挿入して、それを iPad mini の Lightning コネクタに挿れると、無事写真取り込み用の画面が起動します。
取り込みは従来の 30pin コネクタ採用 iPad +旧カメラコネクションキットと全く同じですので、ここでは省略しますが、特に問題なく利用でき、SDカードから写真データーを iPad mini に取り込むことができます。

(RAW+JPEG のファイルを無事に取り込み終わったダイアログ)
次に USB カメラコネクタを利用してデジタル一眼レフ内の CF カードから写真を取り込んでみます。

(断線しやすいリールケーブルをデーター取り込みに使うのは本来避けた方が賢明 ^^;)
Lightning-30pinアダプタ+USBアダプターに USB ケーブルを繋げて、デジタル一眼レフの USB コネクタに挿してから少し待つと、無事こちらもカメラ内の CF カードに記録されている写真ファイルが認識されました。そして、問題なく取り込んで使うことができました。

(iPad mini+旧カメコネでも従来通りに使える)

(取り込み中… iOS 6.0/6.0.1 では問題なし)

(取り込んだ画像をレタッチアプリ Snapseed で編集中)
このあたりは一昨日まで第三世代 iPad でやっていたワークフローがそのまま使えます。Retina Display ではないので写真の見え方はそれなりですが(Retina の綺麗さは別格)、作業工程自体は従来と何も変わりません。
また、画面サイズが二回り小さくなったものの、画面比率が 4:3 のままということもあって、第一印象ではレタッチ作業のしづらさは特に感じていません。Nexus 7 でレタッチしようとすると色々微妙に感じた点もありましたが、慣れてる環境がそっくり使えるのは楽です。
なお、iPad mini とか Lightning-30pin アダプタを使うこととは関係ありませんが、SDHCカードやカメラに接続した USB ケーブルを挿しても取り込み画面が起動しない時には、一度写真アプリのタスクを切ってやると上手くいくことがあります。

(ホームボタンのダブルクリック→写真アプリアイコン長押し→マイナスをタップで、タスク終了)
また、Lightning コネクタは表裏どちらに挿しても問題ないのが特長ですが、当然カメラコネクションキットを使う場合でも Lightning コネクタは表裏関係なく差し込めます(SDカードの差込口は表裏の区別がありますので念のため)。

(iPad mini の Lightning コネクタへ裏向きに差し込んでも問題なく認識される)
そして、もう一つ。iPhone 5 でカメラコネクションキットが使えるかなぁ…?と試してみましたが、

iPhone 5 では Lightning-30pinアダプタ+旧カメラコネクションキットは使用不可
でした。残念。
新製品の「Lightning - SDカードカメラリーダー」でも iPhone 5 は使えないようで、従来通り写真取り込みは iPad シリーズ限定のようです。なんで、こんな制限をもたせるんでしょうねぇ…。Apple らしい意味不明な縛りですけど。
さて、iPad カメラコネクションキットといえば、USB アダプタ経由で USB キーボードや MIDI 関連機器が使えることでもお馴染みでした。
私自身 USB キーボードを使うことは(たまにですが)ありますので、“Lightning-30pinアダプタ+旧カメコネ USBアダプター”でキーボードが使えるかを試しました。

(キーボードを繋ぐと「デバイスを使用できません」のアラートが出ますが…)

(実際には問題なく利用可能)

(USB キーボードを外すと仮想キーボードが出現)
ということで、
でした。
ただし、キーボードによっては本当に認識されないこともありますので、全てのキーボードが使えるとは限りません。デバイスを使用できません、の警告は従来の iPad でも出ることはありましたし、それでも使えることが多かったですけれど、保証はしかねます。
今後の iOS のアップデートで使えなくなる可能性は写真取り込み同様に有り得ることですから、“今は使える”と考えておくのが良いかと。
iPad / iPad mini でキーボードを使う場合は通常 Bluetooth を利用することが多いと思いますが、機内で長文入力したい時には USB キーボードが必要になるので、iPad mini でも従来のカメラコネクションキットを使って利用できるのは、個人的に良かったです。
ということで以上、「iPad mini+旧カメラコネクションキットは使える」テストでした。いやー、金欠ですから無駄な出費がなくて助かりましたわ \(-o-)/
非純正の SDカードリーダー/USB アダプターも持っているのですが、いま友達に貸してしまっていて手元にないので検証できません。機会があれば、また試してみたいと思います。
と

Apple iPad Camera Connection Kit(30pin タイプ用)
の2つ。
従来からの iPad ユーザーなら旧カメラコネクションキットを持っている人も多いでしょうし、30pin 用の iPhone/iPad 用ケーブルを iPhone 5 や iPad mini で流用するために「Lightning - 30ピンアダプタ」を持っている人も多いかもしれません。
旧カメラコネクションキットか Lightning - 30ピンアダプタのどちらかを持っていれば、Lightning 用のケーブルを揃えるのと同じか安いですから、この2つの組み合わせの方が良いかもしれません(将来もずっと使える保証はありませんが)。
ただ、2段重ねになりますので、見た目はちょっと不恰好です。

(Lightning-30pinアダプタ+SDカードリーダ+SDHCカードの例)
また、アダプターの2段重ねなので Lightning コネクタには負荷がかかるのは間違いないので、その点は注意が必要です。
新しい「Lightning - SDカードカメラリーダー」や「Lightning - USB カメラアダプタ」が従来のカメラコネクションキットと違ってケーブルタイプになっているのは、Lightning コネクタに負荷がかからないようにしているためではないかと思います(純正 Dock も出ないですしね)。
とはいえ、新型の Lightning カメラリーダー製品はケーブルタイプになったので持って出かける際には、従来のカメラコネクションキットのコンパクトさの方がずっと良いですけどね。
さて、まずは使用頻度の多い SDカードリーダーを使ってみます。

Lightning - 30ピンアダプタに旧カメラコネクションキットの SDカードリーダーを挿し、そこに SD/SDHC カードを挿入して、それを iPad mini の Lightning コネクタに挿れると、無事写真取り込み用の画面が起動します。
取り込みは従来の 30pin コネクタ採用 iPad +旧カメラコネクションキットと全く同じですので、ここでは省略しますが、特に問題なく利用でき、SDカードから写真データーを iPad mini に取り込むことができます。

(RAW+JPEG のファイルを無事に取り込み終わったダイアログ)
次に USB カメラコネクタを利用してデジタル一眼レフ内の CF カードから写真を取り込んでみます。

(断線しやすいリールケーブルをデーター取り込みに使うのは本来避けた方が賢明 ^^;)
Lightning-30pinアダプタ+USBアダプターに USB ケーブルを繋げて、デジタル一眼レフの USB コネクタに挿してから少し待つと、無事こちらもカメラ内の CF カードに記録されている写真ファイルが認識されました。そして、問題なく取り込んで使うことができました。

(iPad mini+旧カメコネでも従来通りに使える)

(取り込み中… iOS 6.0/6.0.1 では問題なし)

(取り込んだ画像をレタッチアプリ Snapseed で編集中)
このあたりは一昨日まで第三世代 iPad でやっていたワークフローがそのまま使えます。Retina Display ではないので写真の見え方はそれなりですが(Retina の綺麗さは別格)、作業工程自体は従来と何も変わりません。
また、画面サイズが二回り小さくなったものの、画面比率が 4:3 のままということもあって、第一印象ではレタッチ作業のしづらさは特に感じていません。Nexus 7 でレタッチしようとすると色々微妙に感じた点もありましたが、慣れてる環境がそっくり使えるのは楽です。
☆
なお、iPad mini とか Lightning-30pin アダプタを使うこととは関係ありませんが、SDHCカードやカメラに接続した USB ケーブルを挿しても取り込み画面が起動しない時には、一度写真アプリのタスクを切ってやると上手くいくことがあります。

(ホームボタンのダブルクリック→写真アプリアイコン長押し→マイナスをタップで、タスク終了)
また、Lightning コネクタは表裏どちらに挿しても問題ないのが特長ですが、当然カメラコネクションキットを使う場合でも Lightning コネクタは表裏関係なく差し込めます(SDカードの差込口は表裏の区別がありますので念のため)。

(iPad mini の Lightning コネクタへ裏向きに差し込んでも問題なく認識される)
そして、もう一つ。iPhone 5 でカメラコネクションキットが使えるかなぁ…?と試してみましたが、

iPhone 5 では Lightning-30pinアダプタ+旧カメラコネクションキットは使用不可
でした。残念。
新製品の「Lightning - SDカードカメラリーダー」でも iPhone 5 は使えないようで、従来通り写真取り込みは iPad シリーズ限定のようです。なんで、こんな制限をもたせるんでしょうねぇ…。Apple らしい意味不明な縛りですけど。
☆
さて、iPad カメラコネクションキットといえば、USB アダプタ経由で USB キーボードや MIDI 関連機器が使えることでもお馴染みでした。
私自身 USB キーボードを使うことは(たまにですが)ありますので、“Lightning-30pinアダプタ+旧カメコネ USBアダプター”でキーボードが使えるかを試しました。

(キーボードを繋ぐと「デバイスを使用できません」のアラートが出ますが…)

(実際には問題なく利用可能)

(USB キーボードを外すと仮想キーボードが出現)
ということで、
Lightning-30pinアダプタ+旧カメラコネクションキットの USBアダプタでも
USB キーボードを利用することは可能
USB キーボードを利用することは可能
でした。
ただし、キーボードによっては本当に認識されないこともありますので、全てのキーボードが使えるとは限りません。デバイスを使用できません、の警告は従来の iPad でも出ることはありましたし、それでも使えることが多かったですけれど、保証はしかねます。
今後の iOS のアップデートで使えなくなる可能性は写真取り込み同様に有り得ることですから、“今は使える”と考えておくのが良いかと。
iPad / iPad mini でキーボードを使う場合は通常 Bluetooth を利用することが多いと思いますが、機内で長文入力したい時には USB キーボードが必要になるので、iPad mini でも従来のカメラコネクションキットを使って利用できるのは、個人的に良かったです。
ということで以上、「iPad mini+旧カメラコネクションキットは使える」テストでした。いやー、金欠ですから無駄な出費がなくて助かりましたわ \(-o-)/
非純正の SDカードリーダー/USB アダプターも持っているのですが、いま友達に貸してしまっていて手元にないので検証できません。機会があれば、また試してみたいと思います。
コメント
コメント一覧 (7)
とても参考になりました。
自分は、ケースを付けているので、ケーブルタイプのアダプターにしようと思っています。
コメントありがとうございます。
iPhone5でもそうですが、ケース付きボディに、30pin変換アダプタを使う時はケーブルタイプの方が良いですね。
カメコネを使う時はコネクタに負担をかけない点でもケーブルタイプの方が良いと思います。
古い記事へのコメント申し訳ありません。
写真だけでなく動画も取り込めますよ。ただ、DCIM フォルダ(写真と同じフォルダ)に入っていて、iOS で取り扱える動画ファイルに限られます。
動画ファイルを写真と別フォルダを作って保存するタイプのカメラだと取り込めません。
また、iOS で取り扱えない動画は、取り込めたとしても表示されないので確認できません。
アダプタの注意書にビデオ出力はできないと書かれているのが気になって、アダプタでなくlightningのSDカードリーダーを買おうか迷ってました。
本当に助かりました。ありがとうございます。
確かにビデオ出力はできないですが、動画ファイルの取り込みはそれとは関係ないので、仕様を満たせば可能ですね。
制限については前コメントのとおりです。