またチラシの裏で申し訳ないのですが、沖縄から帰る途上で本日発表になった kobo 新機種の発表記事を読んで一言二言、いいたくなったので、帰路途上でちょっと書いてみたり。



海外では既に9月に発表になっていた kobo 新機種。楽天が kobo を国内展開した直後に新機種が海外で出ていたので、昨今、楽天カード会員に kobo が勝手に送りつけられるのも、在庫処分の一環なんだろうなぁ…とか眺めていました。

昔から Kindle を試しつつ、国内向けでは既に、紀伊国屋BookWeb Plus や Reader Store を使いつつ SONY Reader という電子書籍端末を使い、角川 BookWalker では WebMoney キャッシュバックキャンペーンに乗せられて大量に買い込んで積ん読しまくりになっている…

そんな状態の上に Kindle Paperwhite を予約していますので、kobo まで手を出すこともなく、ある意味、完全に他人事なのですが、

フロントライト&高解像度で SDカードスロットがあって 7,980円!
そんな kobo glo はハードウェアとしては良いなぁ…


と、率直に思います。スペック的に似ている Kindle Whitepaper よりも軽いのも魅力です。

ちょっと前に友達から NOOK のフロントライト付きを見せてもらってから、電子書籍端末にフロントライトは欲しいなぁ…と思っているので、これは率直に良いですね。

さらに解像度がアップして SDカードスロットもあるので

自炊書籍向き電子インク端末


という意味では、そそられます。

電子インクは液晶みたいに見やすくはないものの、フロントライトの効果はコミックなどでも見やすくなった感じを得られますので、自炊にも似合うと感じます(液晶みたいにバックライドでないので、目には優しいですしね)。

Kindle Whitepaper は解像度やフロントライト的には kobo glo と同じですが、Android タブレットの Nexus シリーズと同じく SDカードスロットがありません。また内蔵メモリも 2GB と少ないので、自炊書籍を何十冊も取り込んで…というのは少々厳しいです。

使っている SONY Reader では自炊書籍やコミック系は解像度的に厳しいのでサンプル程度にしか入れてませんが、それでも内蔵メモリに入れる気はしないくらいテキスト書籍とはサイズ感が違います(PRS-T2 は Kindle Whitepaper と同じく内蔵メモリ 2GB。ただし SDカードスロット有り)。

また、

kobo は Kindle と違って ePub 対応なのでメルマガリーダーとしても魅力的


ってのはあります。ま、そんなことを思ってる人は少数派でしょうけど、個人的な話としてはそんなこともあります(Kindle が ePub が読めないのは、何気に困る)。

いずれにしろ自分的には Kindle Whitepaper は当面 SONY Reader と併用しつつ、将来的にどちらがメインになるかはまだ判らないのですが、

ソニーさん、国内市場でも周回遅れになってるんですけど…


という感じで、SONY Reader の高解像度&フロントライト版は一体どうなってるんでしょうかね。

最近 PRS-T2 を買った身としては、本来新製品が出て欲しくない立場ではあるのですが、そうは言ってられないくらい

「おぃおぃ、ソニーは電子書籍端末をどうするつもりなんだ?」

と心配ではあるので、できるだけ早く発表して SONY Reader ユーザー的には将来を安心させてもらいたいです。

PRS-T2_12


なんだかんだ文句言いつつも

  • 水増しまくりのストアなんかではなく、ちゃんとした Reader Store、紀伊国屋BookWeb が使えて

  • ePub が読める、ブラウザでウェブから直接 ePub や PDF をダウンロードして読める

  • SDカードスロットもあって

  • 軽い


そんな SONY Reader は気に入ってもいるのですが、今秋の新機種 PRS-T2 は 2011年仕様であり、古さは否めませんし、人にも薦めにくいものです。

まぁ

去年レベルの製品を他社より高く売ってるソニーは厳しいかもだけど頑張って


という感じですね。現状を貶しつつ、応援ですわ(^^;)

いやホント、高解像度&フロントライト付き機種を作ったところで、1万円以下でなければ話にならない時代ですからね。ついていけるのかねぇ…

それにしても、kobo glo/mini 記者会見で

「メモリ拡張が最大の差別化だと考えている」
「最大の特徴はmicroSDで大量の書籍を入れられること」

と言われているのは、ソニーなんか眼中にない証左ですな…

まぁ他の電子書籍ストアを使っていれば、楽天の koboイーブックストアは眼中にないでしょうけど :-P

楽天、電子ペーパー搭載のモノクロ電子書籍リーダー2製品を日本で発売 -INTERNET Watch
楽天、ライト付き/7,980円の電子書籍「kobo glo」 -AV Watch
kobo新機種、国内投入 Kindle対抗、強みは「端末」「容量」と三木谷社長 - ITmedia ニュース

PRS-T2_16
(ベッドサイドから機内まで結構愛用してるだけに…)


そういえば、気が付けば iPad mini は明日発売。ジェットスターの関空〜那覇便1円セールで取れてしまったフライトで沖縄へ行ってる間に、各メディアから発売直前実機レビュー記事が出ていたようですね。

実用性を追求、アップルがiPad miniに込めた絶妙なバランス:日本経済新聞
それは魔法の完成―“mini”の追加で広がったiPadの世界 - ITmedia Mobile
朝日新聞デジタル:「iPad mini」実機をチェック スペックではわかりづらいバランスの良さが光る
iPad miniの実力とは? 実機を試して驚いた“持ちやすさ”へのこだわり - 日経トレンディネット
iPad miniのナゼを理解するための縦横比と解像度のロジック by 本田雅一

レビュー記事に関しては、ほとんど読めてないですし、相変わらず iPad はこれを書いているのも含めて Keyboard Cover TK710 との組み合わせで便利に使えているなぁ…と、毎日実感しているのですが、やっぱり重さは不満ですねぇ。

とはいえ、7インチはウェブその他を「読む」分には良いのですが、テキストでも写真でも何を「編集する」作業には狭すぎる、と感じます。少なくとも Nexus 7 では、テキストタイプを少しやるくらいで写真編集はスマートフォンと変わらない感覚で、やろうという気があまり起きません。

iPad mini では一回り(半回り?)画面が大きいので感覚が違うのかもしれませんが、かといって、アレもこれもという財政状況ではないので、どうしたもんですかねぇ…と思いながら、南の島から胃が痛くなる現実に戻ってきた次第。

そういや、明日は au の LTE スマートフォンが一斉発売でもあるんですよね… IS01 も更新月になりましたし、色々と頭の痛い 11月です。

いやホント、取り留めのない移動途中に書きなぐったチラ裏記事でスイマセン。


iBUFFALO iPad mini 【さっと、取り出せる。】 スリーブケース ブラック BSIPD712PBK
iBUFFALO iPad mini スリーブケース ブラック BSIPD712PBK

(個人的に最近タブレットものは裸利用で、ケースはこの手ばかりです)