Nexus 7 と1ヶ月…という記事を今日の移動時間を利用して書こうと思っていましたが、未明に Google から新しい Nexus シリーズの発表がありました。ハリケーンで発表会は中止になったものの、発表自体は予定通りの期日でリリースされました。
しかし、Nexus 7 の国内発表は北海道へ行こうする朝でしたが、Nexus 10 もまた旅に出かける朝…10日ほど前に1円の航空チケットが思わず取れてしまったので、今度は南の方へ急遽行くことになったのですが。
ともあれ、Nexus 7 の時は家を出る直前に販売開始を知って速攻ポチってから出かけましたが、今回の Nexus 10 は余裕でスルーしながらリムジンバスで空港へ向かっております。
私自身 iPadを愛用しているように、Nexus 10 をサイズ的に敬遠したのではありません。
ただ、タブレットではスマートフォンほど環境整備されていない Android の場合、デカいスマートフォン感覚で使えなくもない 7インチクラスと違って、完全なタブレットな 10インチクラスは(7インチでの体験を元に)物欲が出ません。
また、価格的にも Nexus 7 ほどの安値感はなく、Nexus 7 vs iPad mini のような価格差感もないので、7インチクラスと違って、これなら iPad の方が良いよなぁ…と感じています。
そのあたりも含めて、今日の Nexus 大・中・小について、自分の整理もかねて Nexus 10 を中心に軽く雑感をば。
しかし、Nexus 7 の国内発表は北海道へ行こうする朝でしたが、Nexus 10 もまた旅に出かける朝…10日ほど前に1円の航空チケットが思わず取れてしまったので、今度は南の方へ急遽行くことになったのですが。
ともあれ、Nexus 7 の時は家を出る直前に販売開始を知って速攻ポチってから出かけましたが、今回の Nexus 10 は余裕でスルーしながらリムジンバスで空港へ向かっております。
私自身 iPadを愛用しているように、Nexus 10 をサイズ的に敬遠したのではありません。
ただ、タブレットではスマートフォンほど環境整備されていない Android の場合、デカいスマートフォン感覚で使えなくもない 7インチクラスと違って、完全なタブレットな 10インチクラスは(7インチでの体験を元に)物欲が出ません。
また、価格的にも Nexus 7 ほどの安値感はなく、Nexus 7 vs iPad mini のような価格差感もないので、7インチクラスと違って、これなら iPad の方が良いよなぁ…と感じています。
そのあたりも含めて、今日の Nexus 大・中・小について、自分の整理もかねて Nexus 10 を中心に軽く雑感をば。
まず、「小」。スマートフォンの Nexus 4 については過去の Nexus スマートフォン同様、Google 自身からの国内投入がスルーされています。
どこかのキャリアが春モデルで出すのかもしれませんし、出すとしたらまた Google なのかもしれませんが、好き者限定端末ですから、また出してくれるのかどうか…ベースは LG の Optimus G ですし、Optimus G は秋モデルとしてドコモから発売されていますしね。
海外のように Google が SIMロックフリー端末として発売してくれれば、それこそ喜んで速攻ポチるのは間違いないのですが(お値段も $299〜とお手頃だしね)、キャリアに遠慮して出さないんでしょうねぇ。
Android タブレットの方は自ら価格破壊をやってしまって、国内メーカー顔色なしな状況にしてしまったのですから、ついでにキャリアの顔色を伺うようなことをせず、SIMロックフリー Nexus 4 を 24,800円で発売してくれませんかねぇ、グーグルさん。
Nexus 4 以外の Nexus 7 32GBモデルと Nexus 10 は国内でも即日予約開始になっています。
■ Nexus 7(32GB) - Google Play
Nexus 7 32GB は即日発売扱いになっているようで、お値段は 16GB と同価格で販売されるという話もありましたが、それは海外だけの話だったようで
まぁ 16GB モデルを買ったばかりの私のようなユーザーは、ホッと一息といったところでしょう。
けれど、
になったとも言えるわけで、そこらへんは複雑ですね。ストレージ容量が変わっただけでなく中身は同じですし。
Nexus 7 は海外発表から国内発売までタイムラグがありましたが、Nexus 10 の方も発表即、日本でも予約受付開始。発売は 11月13日からとなっています。
■ Nexus 10(16GB) - Google Play
■ Nexus 10(32GB) - Google Play
お値段は 16GB モデルで 36,800円、32GB で 44,800円ということで、
となっています。そうでなければ話になりませんしね。
特に目立つのは iPad ご自慢の Retina ディスプレイを凌駕する 2560x1600 pixels 解像度の画面ってことになります。
「相手が一番自慢してる部分を潰して(上回って)、なおかつ安く出す」
後発が強力な先行者を追い抜こうとする時に使う妥当な手段です。
製造元のサムソン的にも Apple をスペックで凌駕するのはサムソンのアイデンティティといっても良いですから、Google ともども一致して利益を別にして(スペックが)強力な端末を出してきたのでしょう。
ただ、ディスプレイに関しては解像度だけではなく、視野角、色域、色再現性といった点も重要ですから、解像度だけが重要ではないものの(この点は Apple 製品に一日の長がある)、パッと見のスペックはやはり重要、多くの人はそこで判断します。
という印象はそれなりにインパクトがありますし、強い印象を与えるのには成功しているはずです。
ただ、価格的に Nexus 7 (16GBモデル) のような激安な印象を与えられたかというと、そうではないでしょう。本家が1万円台の高性能なタブレットを出してきたことは、インパクトがありました。
それに比べると Nexus 10 は「安いけど、それなり」な価格ですし、何より
わけです。
Nexus 7 と iPad mini のように低価格での9千円差、2万円弱と3万円弱の差は、実際の値段差よりも印象として大きく感じられますが、4万円前後の6千円差は、そこまで印象が大きくないと感じられます。
誰もがやる第四世代 iPad との比較を私もやってみるなり、ってな感じで、以下にまとめてみます。
こうしてみると、確かにスペック上は Nexus 10 が勝っている部分が多くて安いのは事実ですが(Apple 端末は Wi-Fi 版に GPS 載せないしねぇ)、先ほど書いたように
は、両OS を使っている身として実感します。
Android におけるタブレット用アプリが全く足りない、少ないとは言いませんが、ちょっと良いな、と思ったアプリがスマートフォンスタイル専用であることは少なくありません。Android の 7インチタブレットを使っていて「Android アプリってタブレットのことを考慮してないのが多いよなぁ」と常々感じています。
そのあたり、iPad 用が用意されていたり、ユニバーサルアプリが多く存在する iPad とは、いささかの差を感じます。そのあたり先日の Apple 発表会で Tim Cook CEO がタブレットに最適化されたアプリの差に言及したのは(例によって多少大げさでも)その通りと感じています。
これが7インチならば、デカいスマートフォン的に使えなくもないので、タブレットデザインのアプリの少なさはあまり気にならないのですが、10インチタブレットはそういうわけにもいきませんからね。
そういった点から、
と感じています。
ま、そうは言っても
「スマートフォンで Android を使っていて大きめタブレットも欲しい、というなら Nexus 10 はベストバイ候補」
でしょうし、
「iPhone を使っているなら考慮する必要もない」
でしょう。結局、タブレットも使ってるスマートフォン次第になります。両方使って楽しむのは好き者だけで十分ですからね X-)
ただ、まだスマートフォンは使っていない、スマートフォンと関係なく買うという場合なら、上記のようにまだ iPad の方が優位性はあるかな、と感じてます。
Nexus 10 その他の端末の発売、普及で Android のタブレット環境も今後改善される可能性はありますが、Google Play ストアのアプリ以外の微妙な使いづらさも含めて、まだちょっと iPad には追いつけていないかな、と思いますし、6千円差なら…と感じます。
付け加えるなら、iPad は安心できる馬鹿みたいに保つバッテリーも利点ですからねぇ(それは iPad mini と Nexus 7 との比較でもそうですが)。高精細ディスプレイなのにバッテリー容量は iPadよりかなり小さいですし、利用時間も仕様表にないので、どんなものですかねぇ。
cheero Power Plus 10000mAh 大容量モバイルバッテリー (2.1A,1A 2出力ポート)
(Nexus 10 を持ち歩くなら、これくらいの大容量バッテリーが必要かも…)
どこかのキャリアが春モデルで出すのかもしれませんし、出すとしたらまた Google なのかもしれませんが、好き者限定端末ですから、また出してくれるのかどうか…ベースは LG の Optimus G ですし、Optimus G は秋モデルとしてドコモから発売されていますしね。
海外のように Google が SIMロックフリー端末として発売してくれれば、それこそ喜んで速攻ポチるのは間違いないのですが(お値段も $299〜とお手頃だしね)、キャリアに遠慮して出さないんでしょうねぇ。
Android タブレットの方は自ら価格破壊をやってしまって、国内メーカー顔色なしな状況にしてしまったのですから、ついでにキャリアの顔色を伺うようなことをせず、SIMロックフリー Nexus 4 を 24,800円で発売してくれませんかねぇ、グーグルさん。
☆
Nexus 4 以外の Nexus 7 32GBモデルと Nexus 10 は国内でも即日予約開始になっています。
■ Nexus 7(32GB) - Google Play
Nexus 7 32GB は即日発売扱いになっているようで、お値段は 16GB と同価格で販売されるという話もありましたが、それは海外だけの話だったようで
国内向け Nexus7 32GB は5千円アップの 24,800円
まぁ 16GB モデルを買ったばかりの私のようなユーザーは、ホッと一息といったところでしょう。
けれど、
海外は価格据え置きなのに国内では値上げ
になったとも言えるわけで、そこらへんは複雑ですね。ストレージ容量が変わっただけでなく中身は同じですし。
☆
Nexus 7 は海外発表から国内発売までタイムラグがありましたが、Nexus 10 の方も発表即、日本でも予約受付開始。発売は 11月13日からとなっています。
■ Nexus 10(16GB) - Google Play
■ Nexus 10(32GB) - Google Play
お値段は 16GB モデルで 36,800円、32GB で 44,800円ということで、
当然の戦略として iPad よりスペックは高く、値段は安く
となっています。そうでなければ話になりませんしね。
特に目立つのは iPad ご自慢の Retina ディスプレイを凌駕する 2560x1600 pixels 解像度の画面ってことになります。
「相手が一番自慢してる部分を潰して(上回って)、なおかつ安く出す」
後発が強力な先行者を追い抜こうとする時に使う妥当な手段です。
製造元のサムソン的にも Apple をスペックで凌駕するのはサムソンのアイデンティティといっても良いですから、Google ともども一致して利益を別にして(スペックが)強力な端末を出してきたのでしょう。
ただ、ディスプレイに関しては解像度だけではなく、視野角、色域、色再現性といった点も重要ですから、解像度だけが重要ではないものの(この点は Apple 製品に一日の長がある)、パッと見のスペックはやはり重要、多くの人はそこで判断します。
iPad より高精細で性能でも負けず
それでいて薄く軽く、なおかつ安い Nexus 10
それでいて薄く軽く、なおかつ安い Nexus 10
という印象はそれなりにインパクトがありますし、強い印象を与えるのには成功しているはずです。
ただ、価格的に Nexus 7 (16GBモデル) のような激安な印象を与えられたかというと、そうではないでしょう。本家が1万円台の高性能なタブレットを出してきたことは、インパクトがありました。
それに比べると Nexus 10 は「安いけど、それなり」な価格ですし、何より
iPad との価格差は6千円しかない
わけです。
Nexus 7 と iPad mini のように低価格での9千円差、2万円弱と3万円弱の差は、実際の値段差よりも印象として大きく感じられますが、4万円前後の6千円差は、そこまで印象が大きくないと感じられます。
誰もがやる第四世代 iPad との比較を私もやってみるなり、ってな感じで、以下にまとめてみます。
第4世代 iPad Wi-Fi | Nexus 10 | |
---|---|---|
サイズ | 241.2x185.7x9.4mm | 263.9x177.6x8.9mm |
重さ | 652g | 603g |
画面サイズ | 9.7インチ | 10インチ |
画面解像度 | 2048x1536pixels | 2560x1600pixels |
アスペクト比 | 4:3 | 16:10 |
プロセッサ | A6X (Dual Core) | A15 (Dual Core) |
メモリ | 1GB (?) | 2GB |
ストレージ容量 | 16/32/64GB | 16/32GB |
背面カメラ | 500万画素 F2.4 | 500万画素 |
前面カメラ | 120万画素・HD撮影可 | 190万画素 |
Full HD 動画撮影 | ○ | ? |
バッテリー駆動時間 | 10時間 | ? |
Wi-Fi | 801.11a/b/g/n (2.4/5GHz 両対応) | 801.11 b/g/n (MIMO+HT40) |
Bluetooth | 4.0 | 3.0? |
3軸ジャイロ | ◯ | ◯ |
GPS | ✕ (Cellular モデルのみ) | ◯ |
NFC | ✕ | ✕ |
HDMI 出力 | オプション対応 | ◯ |
メモリーカードスロット | ✕ | ✕ |
外部コネクタ端子 | Lightning | microUSB |
別途Cellularモデル | ◯ | ✕ |
価格 | 16GB 42,800円 32GB 50,800円 64GB 58,800円 | 16GB 36,800円 32GB 44,800円 |
こうしてみると、確かにスペック上は Nexus 10 が勝っている部分が多くて安いのは事実ですが(Apple 端末は Wi-Fi 版に GPS 載せないしねぇ)、先ほど書いたように
Android におけるタブレット最適化アプリの物足りなさ
は、両OS を使っている身として実感します。
Android におけるタブレット用アプリが全く足りない、少ないとは言いませんが、ちょっと良いな、と思ったアプリがスマートフォンスタイル専用であることは少なくありません。Android の 7インチタブレットを使っていて「Android アプリってタブレットのことを考慮してないのが多いよなぁ」と常々感じています。
そのあたり、iPad 用が用意されていたり、ユニバーサルアプリが多く存在する iPad とは、いささかの差を感じます。そのあたり先日の Apple 発表会で Tim Cook CEO がタブレットに最適化されたアプリの差に言及したのは(例によって多少大げさでも)その通りと感じています。
これが7インチならば、デカいスマートフォン的に使えなくもないので、タブレットデザインのアプリの少なさはあまり気にならないのですが、10インチタブレットはそういうわけにもいきませんからね。
そういった点から、
7インチサイズなら安い Android 端末を気楽に買う気になるが
10インチクラスは(6千円くらいの差なら十分)iPad だなぁ
10インチクラスは(6千円くらいの差なら十分)iPad だなぁ
と感じています。
ま、そうは言っても
「スマートフォンで Android を使っていて大きめタブレットも欲しい、というなら Nexus 10 はベストバイ候補」
でしょうし、
「iPhone を使っているなら考慮する必要もない」
でしょう。結局、タブレットも使ってるスマートフォン次第になります。両方使って楽しむのは好き者だけで十分ですからね X-)
ただ、まだスマートフォンは使っていない、スマートフォンと関係なく買うという場合なら、上記のようにまだ iPad の方が優位性はあるかな、と感じてます。
Nexus 10 その他の端末の発売、普及で Android のタブレット環境も今後改善される可能性はありますが、Google Play ストアのアプリ以外の微妙な使いづらさも含めて、まだちょっと iPad には追いつけていないかな、と思いますし、6千円差なら…と感じます。
付け加えるなら、iPad は安心できる馬鹿みたいに保つバッテリーも利点ですからねぇ(それは iPad mini と Nexus 7 との比較でもそうですが)。高精細ディスプレイなのにバッテリー容量は iPadよりかなり小さいですし、利用時間も仕様表にないので、どんなものですかねぇ。
cheero Power Plus 10000mAh 大容量モバイルバッテリー (2.1A,1A 2出力ポート)
(Nexus 10 を持ち歩くなら、これくらいの大容量バッテリーが必要かも…)
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