今日の夕方、アップルストア(オンライン)から Lighting-30pin 変換コネクタの出荷メールが届きました。このコネクタで従来の iPhone 用リールケーブルや周辺機器が使えるようになるので、これでまずは一息といった感じです。
とまぁ、それは良いのですが、iPhone 5 発売当初から指摘されていた(私も以前の記事で書きました)、iPhone 5 で写真を撮った時に、状況により紫がかった部分が出る問題(通称パープル・ヘイズ問題)。iPhone 5 で唯一といってもいいくらいの欠点。
バタバタしていて連休が明けてから、この件についての Apple の公式見解が出たということを知ったのですが、iPhone 5 が非常に気に入っていて、バッテリーの保ちも含めた性能と使い勝手の高いバランスを評価してる私も、さすがにひとこと言いたくなった。
とまぁ、それは良いのですが、iPhone 5 発売当初から指摘されていた(私も以前の記事で書きました)、iPhone 5 で写真を撮った時に、状況により紫がかった部分が出る問題(通称パープル・ヘイズ問題)。iPhone 5 で唯一といってもいいくらいの欠点。
バタバタしていて連休が明けてから、この件についての Apple の公式見解が出たということを知ったのですが、iPhone 5 が非常に気に入っていて、バッテリーの保ちも含めた性能と使い勝手の高いバランスを評価してる私も、さすがにひとこと言いたくなった。
また開き直った言い訳か、ウンザリだよ ┐(´∀`)┌
このパープル・ヘイズ問題、症状としては
というもの。
具体的には、

(右下の不自然な紫。おそらく枠外右下に照明があったのが影響)
とか

(左端の紫。枠外に照明か、照明のガラス反射か)
とか

(空は入れてないが、枠外の強い日光による影響)
とか。
致命的な欠陥かというと、別にそんなことはない。ただ、発生する条件は屋内でも屋外でもそこら中にある。
それに
ということ(3GS の頃は目立つこともあったと思うが、ここまで酷くはなかったような…)と、
という点。5千円のトイカメラなら文句は言わないけど、さすがにねぇ。
そして、この問題に対する Apple の公式回答が以下。
簡潔に言えば
と。
「いやいやいや、iPhone 全世代でも起きてたことと言うが、iPhone 4S じゃこんなに起きなかっただろ、おい。」
思わず、そう突っ込みたくなる回答。
過去の例から言っても Apple が非を認めるなんてことはないし(iPhone 4 カメラの青カビ問題の時と同じだ)、それは Apple のみならず米企業の平常運転な対応だけれども、それで納得できるかというと、ねぇ。
というか、ハープルフリンジとかならば後処理で概ね除去できたりするが、
だけに、ちょっと辛い。
おまけに、ハレ切りで対処できるってのは、そりゃ当然の指摘かもしれないけれど、スマートフォンでサクッと撮る時にハレ切り対応しろ、ってのはどうかと思うわけで…。手ぶれ補正もないのに片手撮りになるし(´・ω・`)

(夕陽くらいだと何ともない)

(光源をある程度内側に入れると正常な写真)

(フレームすぐ外側に光源を置いても紫かぶりが出ない状況もある。二重窓のせい?)
既に一部では言われているように、この iPhone 5 のパープル・ヘイズ現象の原因はハードウェア的なもの、レンズを含めたカメラ内乱反射に依るものと言われていますし、実際そうなのでしょう。
個人的にこの手の現象で思い出すのは、初期の SIGMA DP シリーズで激しかったサッポロポテトですが…あれは結構悩みましたね。後処理ではどうにもならなかったし。
また iPhoen 5 で半月以上色々撮っていて
と感じています。
サファイア製レンズカバーが問題なのか、薄くするためにカメラモジュールに手を入れたのが問題なのか判りませんが、フレアも抑えにくい構造がパープル・ヘイズも引き起こしたのかなぁ…なんて感じていたりします。

(逆光時の写真は以前より締まりがなくなったかなぁ…と感じる)
iPhone 5 のカメラは 4S の時と比べて高感度撮影が良くなっているし、HDR 撮影でも「あれ? HDR オフにしてたかな?」というくらい処理が速いので、ハープルヘイズ問題があったからといって、必ずしも iPhone 4S よりカメラが退化しているとは言えないと思っています。
思ってますけど、ぶっちゃけ
「iPhone 4S の時ほど、こいつは実に良いスナップカメラだね!とは言えないなぁ」
とも思っているわけで。4S の時は「カメラはスペックじゃない」ってのを地で感じていたと思っていたのですが…1年後の新機種が進歩してる点と後退してる点の両方ではフクザツな気分です。
いずれにせよ、
と思わざるを得ません。iPhone 4 の時の青カビ同様、OS アップデートで多少でもマシになってくれることを祈るしかありません。
あとは、背面カメラ部分に跳ね上げカバーが付いているとかの
とかね。跳ねあげたカバーがハレ切り対策になるというような。
あ、でも横位置撮影とか横からの光線方向に対応できないか…うーん、でも上手くやって、どこか開発してくれないかな >ハレ切り対策付き iPhone5 ケース。単にフードが付いているだけだと普段は邪魔だから、折り畳み式とか何とかして欲しいね…
…などと妄想してしまう iPhone 5 のパープル・ヘイズ。青カビの時はまだ予測もできたし、起きる条件が結構限られていたけれど、今回はちょくちょく発生するから困りもの。致命的なことではないけれど、嫌ですねぇ。
撮影画面の端の方またはすぐ外側に光源がある、非常に明るい部分がある場合に、画面の一部が紫かぶりしてしまう
というもの。
具体的には、

(右下の不自然な紫。おそらく枠外右下に照明があったのが影響)
とか

(左端の紫。枠外に照明か、照明のガラス反射か)
とか

(空は入れてないが、枠外の強い日光による影響)
とか。
致命的な欠陥かというと、別にそんなことはない。ただ、発生する条件は屋内でも屋外でもそこら中にある。
それに
Apple がどう言おうと 4/4S では、こんなに目立つようなことはなかった
ということ(3GS の頃は目立つこともあったと思うが、ここまで酷くはなかったような…)と、
今どきの最新スマートフォンで、これかよっ!
という点。5千円のトイカメラなら文句は言わないけど、さすがにねぇ。
☆
そして、この問題に対する Apple の公式回答が以下。
Most small cameras, including those in every generation of iPhone, may exhibit some form of flare at the edge of the frame when capturing an image with out-of-scene light sources. This can happen when a light source is positioned at an angle (usually just outside the field of view) so that it causes a reflection off the surfaces inside the camera module and onto the camera sensor. Moving the camera slightly to change the position at which the bright light is entering the lens, or shielding the lens with your hand, should minimize or eliminate the effect.
■ iPhone: Camera image effects
簡潔に言えば
iPhone の全世代を含めた、ごく小さなカメラじゃ起こる普通のこと
なので、カメラの方向を変えるか、自分の手でハレ切りして抑えてね
なので、カメラの方向を変えるか、自分の手でハレ切りして抑えてね
と。
「いやいやいや、iPhone 全世代でも起きてたことと言うが、iPhone 4S じゃこんなに起きなかっただろ、おい。」
思わず、そう突っ込みたくなる回答。
過去の例から言っても Apple が非を認めるなんてことはないし(iPhone 4 カメラの青カビ問題の時と同じだ)、それは Apple のみならず米企業の平常運転な対応だけれども、それで納得できるかというと、ねぇ。
というか、ハープルフリンジとかならば後処理で概ね除去できたりするが、
この紫かぶりは後処理で簡単に除去できるものじゃない
だけに、ちょっと辛い。
おまけに、ハレ切りで対処できるってのは、そりゃ当然の指摘かもしれないけれど、スマートフォンでサクッと撮る時にハレ切り対応しろ、ってのはどうかと思うわけで…。手ぶれ補正もないのに片手撮りになるし(´・ω・`)

(夕陽くらいだと何ともない)

(光源をある程度内側に入れると正常な写真)

(フレームすぐ外側に光源を置いても紫かぶりが出ない状況もある。二重窓のせい?)
既に一部では言われているように、この iPhone 5 のパープル・ヘイズ現象の原因はハードウェア的なもの、レンズを含めたカメラ内乱反射に依るものと言われていますし、実際そうなのでしょう。
個人的にこの手の現象で思い出すのは、初期の SIGMA DP シリーズで激しかったサッポロポテトですが…あれは結構悩みましたね。後処理ではどうにもならなかったし。
また iPhoen 5 で半月以上色々撮っていて
iPhone 4/4S より逆光時のフレアが目立つなぁ
と感じています。
サファイア製レンズカバーが問題なのか、薄くするためにカメラモジュールに手を入れたのが問題なのか判りませんが、フレアも抑えにくい構造がパープル・ヘイズも引き起こしたのかなぁ…なんて感じていたりします。

(逆光時の写真は以前より締まりがなくなったかなぁ…と感じる)
iPhone 5 のカメラは 4S の時と比べて高感度撮影が良くなっているし、HDR 撮影でも「あれ? HDR オフにしてたかな?」というくらい処理が速いので、ハープルヘイズ問題があったからといって、必ずしも iPhone 4S よりカメラが退化しているとは言えないと思っています。
思ってますけど、ぶっちゃけ
「iPhone 4S の時ほど、こいつは実に良いスナップカメラだね!とは言えないなぁ」
とも思っているわけで。4S の時は「カメラはスペックじゃない」ってのを地で感じていたと思っていたのですが…1年後の新機種が進歩してる点と後退してる点の両方ではフクザツな気分です。
いずれにせよ、
OS アップデートで多少は軽減されるかもしれないけれど
ソフトウェアで根本的に改善されることは無理なんだろうなぁ
ソフトウェアで根本的に改善されることは無理なんだろうなぁ
と思わざるを得ません。iPhone 4 の時の青カビ同様、OS アップデートで多少でもマシになってくれることを祈るしかありません。
あとは、背面カメラ部分に跳ね上げカバーが付いているとかの
ハレ切り対策付き iPhone5 ケースの登場
とかね。跳ねあげたカバーがハレ切り対策になるというような。
あ、でも横位置撮影とか横からの光線方向に対応できないか…うーん、でも上手くやって、どこか開発してくれないかな >ハレ切り対策付き iPhone5 ケース。単にフードが付いているだけだと普段は邪魔だから、折り畳み式とか何とかして欲しいね…
…などと妄想してしまう iPhone 5 のパープル・ヘイズ。青カビの時はまだ予測もできたし、起きる条件が結構限られていたけれど、今回はちょくちょく発生するから困りもの。致命的なことではないけれど、嫌ですねぇ。
コメント
コメント一覧 (2)
今回のiphone5は歴代のiphoneの中で一番売れるのは明白ですが、ある意味一番甘い製品でもあるのかも知れない気がしてきました。
となると、先日発売されたipodtouchについても様々な問題点があるのでしょうか?
今回はipodtouchか、nanoの購入を考えているだけにとても気になります。
iPod touch(併売のうち新しい第5世代の方)のカメラは従来より相当良くなっていますが、こちらは iPhone 5 とは全く違うカメラモジュールですし、構造も違います。パープル・ヘイズは起きてないようです。
ちなみに、ずっと使ってきた身からすれば iPhone 5 が過去一番甘い製品とは全く思わないですね。これが甘いなら iPhone 4 は遥かに甘かったです。iPhoneシリーズで隙の無さを求めるなら、マイナーチェンジの Sモデルですね。