一昨日、国内向け発売の発表前にフライング購入できてしまった Google タブレット Nexus 7 が、昨日既に自宅に届いているというのに、北海道・旭岳で日本一早い紅葉にまみれているので、手にするのが遅れてしまって少々悔しい今日この頃です。せっかくすぐ注文したのに…(^^;

ま、普段引きこもっているとデジタルアイテム新製品の誘惑に心奪われてばかりで、懐具合も省みずに散財してしまうのですが、旅に出てしまうとなんかすっかり縁遠いものに感じてしまうのはいつも不思議です。

Autumn colors at Mt.Asahidake, Daisetsuzan
(DSC-RX100 @裾合平)


さて、使った結果をレポートしようと思っていて、すっかり忘れていました DSC-RX100 用の中華製互換バッテリー。

DSC-RX100 に使われているバッテリー NP-BX1 は新しい製品と言うことで、発売当初は互換製品がありませんでしたが、8月に入る頃から見かけるようになりました。

当初は

「丸一日撮りまくって保つようなバッテリーじゃないし、もう1個純正バッテリーを買っておくかなぁ」

と思っていた私ですが、モバイルバッテリーでの USB 充電がかなり良い感じに使えているので、

「モバイルバッテリーでの充電ができれば、予備バッテリーなしでもいいか」

という感じになっておりました。

とはいえ、予備バッテリーは持っておいて損はないわけですから、千円前後で買えるなら買っておくかと。

ロクに使わないかもしれない予備バッテリーに5千円近くはなかなか出せませんが、千円くらいなら“保険”として出せます。ま、中華バッテリーが保険になるかどうかは微妙なところもありますが。

そんな中、購入したのがこの製品。



Amazonで買いましたが、こいつの発送元は中国。EMS で5日ほどかかって到着しました(購入時から1週間前後)。今は国内配送になっているようなので、迅速に到着するだろうと思います。

なお、最初 ROWA で注文していたのですが、初期出荷分が速攻切らしてしまったという返事がきたので、仕方なくって感じですけど(^_^;)


で、中華製ですから、製品案内ページの写真には

DSC-RX100_ChinaBattery4
(3.6V 4.5Wh 1240mAh と書いてある)


とソニー純正と同じ出力仕様になっていたものの、実際に手元にきた製品を見ると

DSC-RX100_ChinaBattery1
(上:ソニー純正 NP-BX1/下:中華製 NP-BX1 互換品)


こんな感じで微妙に違います。バッテリー容量の公称値は同じ 1240mAh ですが、ソニー純正が 3.6V に対して、中華製互換製品は 3.7V。

まぁ中国製品の互換バッテリーでは細かい仕様が実際とは違ったというのは、よくあることなので、これくらいで驚きも怒りもしません。所詮安かろう…なところはありますからね。

おまけに

DSC-RX100_ChinaBattery2
(左:ソニー純正 NP-BX1/右:中華製 NP-BX1 互換品)


よく見るとバッテリーの厚みも違います。実際、最初に入れるときに少し違和感を感じて、バッテリーのサイズを並べて比較してみると、やや違いました。ただ、

サイズは多少違えど、問題なく入る、使える


ようになっていますし、互換性チェックなどでハネられることもありません。

でもって、

この上記互換バッテリーも問題なく、普通に使えています


バッテリー容量は純正より少し撮影枚数が少なく感じます。ちょっと早めにバッテリー切れになってしまう気がしますが、それがあったとしても純正より随分安いですから許せちゃいます…(笑)

なお、個人的には、普段利用はソニー純正のものを使っておき、互換バッテリーを予備にしています。たまには互換バッテリーの方もしっかり使って放電・再充電を行っていますが、やはりバッテリーは根本ですので、普段はできるだけ純正を使っています。

Amakusa Matsushima and bridges
(DSC-RX100 @天草五橋)


その後、最近5万円を切ったのを見計らって RX100 を購入した友人は、9月に入って ROWA の在庫が復活したタイミングで ROWA から互換バッテリーを購入していました。こちらも問題なく使えているとのこと。



というわけで、今回の RX100 用の互換バッテリー2種類は何の問題もなく使えていますし、お値段を考えれば、こっち(非純正のソニー互換品)が手軽に買えるのは自明かな、と思います。過去に互換バッテリーでトラブルが全くなかったわけではありませんが、最近は通常シーンでは問題なく、また何かあっても諦められる?価格ではあります。

(と言いながら、SDHC や CF カードは Sandisk しか使わない、と言ってるのだから矛盾してますけど ^^;)

心配なら純正バッテリーを買った方がいいですし、RX100 はモバイルバッテリーでの USB 充電もOKです。というか、普段はそうしています。なので、個人的には

モバイルバッテリーでの充電もさほど遅くないから
スマートフォン用にモバイルバッテリーを持ち歩く人なら予備バッテリーなくても良いかも?


と思うところはあります。

1日200〜300枚程度の撮影なら、バッテリーは付属のものだけで、あとは余裕ある時にモバイルバッテリーで充電しながら、という運用で十分まかなえると思います。私自身も普段はモバイルバッテリーを必ず持ち歩いても、RX100 の予備バッテリーを持ち歩かないですしね。

ただ、旅・出張へ RX100 を持って行く時は、やっぱり1個でも予備があると安心です。USB 充電がさほど遅くないとはいえ、RX100 を旅でメインで使っていると、1日に大量の撮影をすることもあるでしょうから、予備バッテリーはあった方が良いとは思いますね。1個千円前後なら尚更。

今回の北海道はトレッキングしての紅葉が目的ということもあって NEX-7 を持って来ていますが、過去記事で何度も書いたように

DSC-RX100 は気軽な旅カメラにはピッタリ


ですから、バッテリーの心配は最小限にしたいですしね。

日々 USB 充電で RX100 を使っている私も、旅に出ている時は予備バッテリーがあるのは心強いです。そして(自己責任ながら)予備バッテリーくらいの位置づけなら安い互換バッテリーでも良いかもしれません。

cheero Power Plus 10000mAh 大容量 モバイルバッテリー
cheero Power Plus 10000mAh 大容量 モバイルバッテリー

(こんな大容量& 2.1A 出力のモバイルバッテリーがあると便利)


とか何とか言いつつ、今回初めて USB充電のカメラを買ってしまっているわけですが、

USB充電は思いの外、便利。想像以上に便利


であることを痛感しています。今や、他のデジタルカメラも全部 USB 充電になると良いのに…とすら思っている昨今です。

なにせ

旅・出張に出る時に、充電器を持って行かなくて済む


というのも良いです。ケーブル1本で済みますからね。モバイルバッテリーで充電できるのと合わせて、旅には便利な一面です。充電もさほど遅くないですしねぇ。

本体充電しかできない USB 充電のデジカメなんて…と思ったこともありましたが、使ってみないと分からないと改めて思いました。

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