6月に発表・発売された、エポックメイキングとも言えるコンパクトデジカメ CyberShot DSC-RX100。購入から2ヶ月が経ちました。時折文句を言いつつも、この2ヶ月では持ちだして使うカメラとしてダントツでした。
PowerShot S100 がリコール絡みの故障をしたり、季節柄、重いカメラを持ち歩きたくなくて、ついミラーレス機や一眼レフを持ち出すよりも小さく軽い RX100 を選択することが多かったわけですが、たとえ暑いからとはいえ、
のも、また事実です。
特に、従来の一般的なコンパクトデジカメのように
カメラというのは、本当に素晴らしいと感じます(RX100 じゃなくミラーレス機にしておけば良かったと後悔した時がなかったわけではありませんが、この2ヶ月で1度のみ)。
DSC-RX100 は、じっくり作品を撮るカメラという感じではないでしょうが、小さく気軽に持ち出せて、なおかつ画質もなかなか良いというのは、心底便利と感じますし、良い時代になったものだと思います。一部シーンを除いては使っていてストレスの少ない、心地よく使えるカメラですしね。
もちろん、RX100 はレンズ交換式ではないですし、撮像素子サイズその他による制約もありますが、
という不等号が初めて成り立つコンパクトデジカメというのが、この2ヶ月使ってきての一番強い印象です。
これらが同時に成立した DSC-RX100 は、ソニー渾身の一台というのを感じさせてくれるとともに、高性能をギュッと小型化する昔からのソニーのアイデンティティが息づいているカメラだと、使うたびに思わせてくれます。

SONYデジタルスチルカメラ DSC-RX100
(価格は、ほぼ安定中…)
ただ、そういった購入当初から今に至るまで続く賞賛の思いだけではなく、自分が RX100 を理解しきれてなかった部分もありましたし、2ヶ月使ってきてもやはり改善を求めたい部分もあります。
PowerShot S100 がリコール絡みの故障をしたり、季節柄、重いカメラを持ち歩きたくなくて、ついミラーレス機や一眼レフを持ち出すよりも小さく軽い RX100 を選択することが多かったわけですが、たとえ暑いからとはいえ、
今日はミラーレス機じゃなくて RX100 で良いか…と思わせる実力がある
のも、また事実です。
特に、従来の一般的なコンパクトデジカメのように
「今日はコンパクトで良いか」と妥協して(主に画質面で)後悔することが少ない
カメラというのは、本当に素晴らしいと感じます(RX100 じゃなくミラーレス機にしておけば良かったと後悔した時がなかったわけではありませんが、この2ヶ月で1度のみ)。
DSC-RX100 は、じっくり作品を撮るカメラという感じではないでしょうが、小さく気軽に持ち出せて、なおかつ画質もなかなか良いというのは、心底便利と感じますし、良い時代になったものだと思います。一部シーンを除いては使っていてストレスの少ない、心地よく使えるカメラですしね。
もちろん、RX100 はレンズ交換式ではないですし、撮像素子サイズその他による制約もありますが、
小さく気軽に持ち出せるメリット >> 妥協したことによるデメリット
という不等号が初めて成り立つコンパクトデジカメというのが、この2ヶ月使ってきての一番強い印象です。
- 1インチというコンパクトデジカメにはなかった大型撮像素子を組み込みつつも、28〜100mm ズーム搭載で“こだわりさんのカメラ”じゃない利便性と気軽さ。
- 各メーカーから 0.6インチ前後の撮像素子を搭載したハイエンド・コンパクトデジカメは出ているものの、それらとは一線を画したミラーレス機に匹敵する画質。
- シグマ DPシリーズや富士フィルム X100 などの APS-C 単焦点カメラのように、とても「コンパクト」カメラとは呼べないサイズではなく、誰が見ても「コンパクト」デジカメと言えるサイズ。
これらが同時に成立した DSC-RX100 は、ソニー渾身の一台というのを感じさせてくれるとともに、高性能をギュッと小型化する昔からのソニーのアイデンティティが息づいているカメラだと、使うたびに思わせてくれます。

SONYデジタルスチルカメラ DSC-RX100
(価格は、ほぼ安定中…)
ただ、そういった購入当初から今に至るまで続く賞賛の思いだけではなく、自分が RX100 を理解しきれてなかった部分もありましたし、2ヶ月使ってきてもやはり改善を求めたい部分もあります。
DSC-RX100 購入直後のファーストインプレッション記事を読み返してみたり、その後 RX100 の記事を書き連ねつつの感想を書いたのを振り返ると、今から思えば的外れ、ピントがズレたことを書いてもいるなぁ、と思いますが、この2ヶ月 DSC-RX100 を使ってきて実感したのは、
ということでした。そういう反省に至ったのは、つい最近のことですが。
DSC-RX100 は、こだわりさん向け単焦点高画質カメラとは違って(それらよりコンパクトながら)ズームレンズを搭載し、機能的にも操作感的にも一般的なコンパクトデジカメと殆ど変わりません。絵作りも同系統と言っていいでしょう。
・多少大きいけれど、コンパクトデジカメと言えるサイズ
・28〜100mm という常用領域をカバーしたズームレンズ搭載
これなら一般的なコンパクトデジカメの役割も十分こなせると思ってしまいましたし、単純に“高画質なコンパクトデジカメ”と見てしまいがちでした。実際、購入時の記事にも
などと書いていました。
しかし、そういう先入観で使っていくと、
「普通のコンパクトデジカメにできることなのに、こいつは…」
「コンパクトデジカメにしては分厚く重くて、今日の鞄には入れたくないな…」
と思うことも少なからずあったりして、私自身そういう思いを何度も吐露してしまいました(特にワイド端以外で驚くほど寄れない点は印象的)。
そして2ヶ月使ってきて感じるのは、単純に“高画質なコンパクトデジカメ”と思って使うこと自体が間違っていたのではないかと。
そして、「単純に“高画質なコンパクトデジカメ”と思って使うこと自体が間違っていた」と感じる理由のもう一つは、2,000万画素という高画素機ということもあって、
な一面があるということです。パッと見はブレてなくても、じっくり見ると微小なブレで解像を落としてることも少なからずありました。
よくよく考えてみれば当たり前のことで、NEX-7 では(手ぶれ補正なしのレンズを多く常用してることもあって)手ブレには十分気をつけて撮影しているのですが、こと DSC-RX100 ではコンパクトデジカメ感覚で扱える・撮れるがゆえに、ブレに対してぞんざいだったことを最近かなり反省しています。
もちろん、DSC-RX100 には
・強力な手ブレ補正機能
・しっかりシャッター速度を確保してブレを防ぐ AE 制御
がありますが、それでも1インチセンサー、2千万画素機ですから、微小なブレにも気をつけなければなりません。
撮った写真を見ていて同じようなシーンでも随分と解像に差があることが多く、色々と比べたり考えたりしていると、他の原因もありながらも、微小なブレが影響していることも多々ありました。
にしてしまった写真が少なからずあったのは反省しています。暗所で気合入れて?撮ったのは、むしろ大丈夫なんですけど、気が抜けた感じで適当に撮ってるとダメですね。
ちなみに、宣伝しても何の得もしませんが、先日、本ブログでも紹介したカスタムグリップを付けてからはホールディングが本当に改善されて、微小な手ブレショットも減ったと思います。グリップ感に悩んでいる人はご一考されても良いかと。
■ グリップが劇的向上!ツルペタボディの DSC-RX100 にカスタムグリップを付けてみた
いずれにしても、DSC-RX100 は一般的なコンパクトデジカメ感覚で持ち歩いて使えるけれど、その性能を引き出すにはコンパクトデジカメ感覚だけじゃいかんなぁ…と実感しています。
逆に撮影した後は、コンパクトデジカメ感覚というよりミラーレス機を使ったような錯覚に囚われることがあります。
DSC-RX100 で撮影した写真の画質、特に解像感や高感度画質は(サイズを思えば)素晴らしいものがあって、一部最新機を除くマイクロフォーサーズ機+キットレンズと同等以上では?と思わせる部分があると感じています(少なくとも使っていた G1 や E-P1、GF2 よりはずっと良い)。
それゆえに、思わずミラーレス機並みの画質要求をしてしまう錯覚に陥ったりもします。自分的に画質の比較対象も同じコンパクトデジカメの PowerShot S100 じゃなくて NEX-7。例えば、
「これだけの画質があるんだから、もうちょっとハイライトが粘ってくれたら…NEX-7 ならもう少しは粘るのに…」
「NEX-7 と同系統の画質傾向だけど、もうちょっと繊細な描写が云々…」
などと言った具合。
要求過大、撮像素子サイズその他を思えば仕方ないと判りつつも、そんなことを思ってしまう我儘な自分がいます。でもまぁ、ハイライトはもうちょっと粘ってくれたら、というのは(グリップが後付けで解決した今では)私の RX100 に対する最大の要望ですけどね。
他にも言い出したら切りはないのですが、
のは色々と複雑です。サイズを思えば不満を言うのもどうかと思いますし、十分満足しているのですが、もう一声的なことをつい思ってしまいます(^_^;)
いずれにしても、自分が手ブレにも気をつけて、露出も画像コントロールもしっかり考えて、きちんと撮れば、それだけのモノが返ってくるカメラであることは間違いありません。高くないレベルで妥協を強いられる普通のコンパクトデジカメとは違います。
単焦点レンズのこだわりさんカメラではありませんし、あらゆるものを犠牲にして画質だけを追い求めたレンズ一体式カメラでもありませんが、ミラーレス機がギュッと濃縮されたコンパクトデジカメであり、そのポテンシャルを引き出すためにはコンパクトデジカメ感覚から踏み出す必要があるでしょう。
そして、しっかり撮れば
ですので、2,000万画素という高画素と併せ持ってトリミング耐性も高いです。
28〜100mm 相当というのは常用域としては十分ながら、時として寄れない場面も多いですが、個人的に気軽にトリミングできる利点もまた、この DSC-RX100 の長所、気に入っている部分でもあります。
1,000〜1,200万画素の普通のコンパクトデジカメで望遠 200mm を使うより、DSC-RX100 のテレ端で撮影してトリミングした方が良いと思えるくらいです。
とまぁ、この2ヶ月間 DSC-RX100 を使いながら、気になることがあるたびにメモしてきたことを列挙するつもりでこの記事を書き始めたのですが、なんか適当にダラダラ書き連ねてるうちに長くなってしまいました(毎度のことですけど ^^;)。
記事を2回に分けるほどの内容でもありませんが、ひとまずここで〆ておき、RX100 購入時の目的に対する満足度や、2ヶ月使ってきて感じた欠点などについては、別の記事で触れたいと思います。
コンパクトデジカメなスタイルで、コンパクトデジカメそのものの感覚で使えるけど、DSC-RX100 を普通のコンパクトデジカメの高性能版と思って使うのは間違ってるのかも?
ということでした。そういう反省に至ったのは、つい最近のことですが。
DSC-RX100 は、こだわりさん向け単焦点高画質カメラとは違って(それらよりコンパクトながら)ズームレンズを搭載し、機能的にも操作感的にも一般的なコンパクトデジカメと殆ど変わりません。絵作りも同系統と言っていいでしょう。
・多少大きいけれど、コンパクトデジカメと言えるサイズ
・28〜100mm という常用領域をカバーしたズームレンズ搭載
これなら一般的なコンパクトデジカメの役割も十分こなせると思ってしまいましたし、単純に“高画質なコンパクトデジカメ”と見てしまいがちでした。実際、購入時の記事にも
このサイズで大型撮影素子搭載で従来のコンパクトデジカメを超える画質だけど、それでいてズームレンズ搭載なので、普通にコンパクトデジカメとして使える(←ここ重要)
■ 台風で飛行機が飛ばなかったから DSC-RX100 を買ってみた
などと書いていました。
しかし、そういう先入観で使っていくと、
「普通のコンパクトデジカメにできることなのに、こいつは…」
「コンパクトデジカメにしては分厚く重くて、今日の鞄には入れたくないな…」
と思うことも少なからずあったりして、私自身そういう思いを何度も吐露してしまいました(特にワイド端以外で驚くほど寄れない点は印象的)。
そして2ヶ月使ってきて感じるのは、単純に“高画質なコンパクトデジカメ”と思って使うこと自体が間違っていたのではないかと。
そして、「単純に“高画質なコンパクトデジカメ”と思って使うこと自体が間違っていた」と感じる理由のもう一つは、2,000万画素という高画素機ということもあって、
手ブレに凄くシビア
な一面があるということです。パッと見はブレてなくても、じっくり見ると微小なブレで解像を落としてることも少なからずありました。
よくよく考えてみれば当たり前のことで、NEX-7 では(手ぶれ補正なしのレンズを多く常用してることもあって)手ブレには十分気をつけて撮影しているのですが、こと DSC-RX100 ではコンパクトデジカメ感覚で扱える・撮れるがゆえに、ブレに対してぞんざいだったことを最近かなり反省しています。
もちろん、DSC-RX100 には
・強力な手ブレ補正機能
・しっかりシャッター速度を確保してブレを防ぐ AE 制御
がありますが、それでも1インチセンサー、2千万画素機ですから、微小なブレにも気をつけなければなりません。
撮った写真を見ていて同じようなシーンでも随分と解像に差があることが多く、色々と比べたり考えたりしていると、他の原因もありながらも、微小なブレが影響していることも多々ありました。
コンパクト感覚で気軽に撮りすぎて、せっかくの高画質が手ブレで台無し
にしてしまった写真が少なからずあったのは反省しています。暗所で気合入れて?撮ったのは、むしろ大丈夫なんですけど、気が抜けた感じで適当に撮ってるとダメですね。
ちなみに、宣伝しても何の得もしませんが、先日、本ブログでも紹介したカスタムグリップを付けてからはホールディングが本当に改善されて、微小な手ブレショットも減ったと思います。グリップ感に悩んでいる人はご一考されても良いかと。
■ グリップが劇的向上!ツルペタボディの DSC-RX100 にカスタムグリップを付けてみた
いずれにしても、DSC-RX100 は一般的なコンパクトデジカメ感覚で持ち歩いて使えるけれど、その性能を引き出すにはコンパクトデジカメ感覚だけじゃいかんなぁ…と実感しています。
逆に撮影した後は、コンパクトデジカメ感覚というよりミラーレス機を使ったような錯覚に囚われることがあります。
DSC-RX100 で撮影した写真の画質、特に解像感や高感度画質は(サイズを思えば)素晴らしいものがあって、一部最新機を除くマイクロフォーサーズ機+キットレンズと同等以上では?と思わせる部分があると感じています(少なくとも使っていた G1 や E-P1、GF2 よりはずっと良い)。
それゆえに、思わずミラーレス機並みの画質要求をしてしまう錯覚に陥ったりもします。自分的に画質の比較対象も同じコンパクトデジカメの PowerShot S100 じゃなくて NEX-7。例えば、
「これだけの画質があるんだから、もうちょっとハイライトが粘ってくれたら…NEX-7 ならもう少しは粘るのに…」
「NEX-7 と同系統の画質傾向だけど、もうちょっと繊細な描写が云々…」
などと言った具合。
要求過大、撮像素子サイズその他を思えば仕方ないと判りつつも、そんなことを思ってしまう我儘な自分がいます。でもまぁ、ハイライトはもうちょっと粘ってくれたら、というのは(グリップが後付けで解決した今では)私の RX100 に対する最大の要望ですけどね。
他にも言い出したら切りはないのですが、
出来が良い分だけ、画質はコンパクトデジカメであることを忘れた基準になってしまう
のは色々と複雑です。サイズを思えば不満を言うのもどうかと思いますし、十分満足しているのですが、もう一声的なことをつい思ってしまいます(^_^;)
いずれにしても、自分が手ブレにも気をつけて、露出も画像コントロールもしっかり考えて、きちんと撮れば、それだけのモノが返ってくるカメラであることは間違いありません。高くないレベルで妥協を強いられる普通のコンパクトデジカメとは違います。
単焦点レンズのこだわりさんカメラではありませんし、あらゆるものを犠牲にして画質だけを追い求めたレンズ一体式カメラでもありませんが、ミラーレス機がギュッと濃縮されたコンパクトデジカメであり、そのポテンシャルを引き出すためにはコンパクトデジカメ感覚から踏み出す必要があるでしょう。
そして、しっかり撮れば
コンパクトデジカメでは数少ない、等倍でもしっかり見られる画像
ですので、2,000万画素という高画素と併せ持ってトリミング耐性も高いです。
28〜100mm 相当というのは常用域としては十分ながら、時として寄れない場面も多いですが、個人的に気軽にトリミングできる利点もまた、この DSC-RX100 の長所、気に入っている部分でもあります。
1,000〜1,200万画素の普通のコンパクトデジカメで望遠 200mm を使うより、DSC-RX100 のテレ端で撮影してトリミングした方が良いと思えるくらいです。
とまぁ、この2ヶ月間 DSC-RX100 を使いながら、気になることがあるたびにメモしてきたことを列挙するつもりでこの記事を書き始めたのですが、なんか適当にダラダラ書き連ねてるうちに長くなってしまいました(毎度のことですけど ^^;)。
記事を2回に分けるほどの内容でもありませんが、ひとまずここで〆ておき、RX100 購入時の目的に対する満足度や、2ヶ月使ってきて感じた欠点などについては、別の記事で触れたいと思います。






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長文ありがとうございます