夏のボーナス商戦で色々な新製品が発表発売される時期となり、また2年に1度の Photokina(9月)に向けて大物新製品の噂が飛び交う時期になってきました。そんな中、私の愛機でもある「キヤノン PowerShot S100」を買った友人知人が最近何人かいて、色々聞かれたりすることが多い今日この頃です。

S100 なんて新製品でもないのに…と思って、昨日発売の DSC-RX100 の価格動向を見るついでに Amazon で PowerShot S100 のお値段を覗いてみると3万円強まで値下がっていました。

Canon デジタルカメラ PowerShot S100
Canon デジタルカメラ PowerShot S100

(記事執筆現在、シルバーなら 31,755円)


PowerShot S100 の発売当初価格は5万円台前半というコンパクトデジカメとしては最上位のお値段で、その後もなかなか下がってこなかったのですが、ここに来てようやく買いやすい値段になってきたようです。量販店でも4万円台を余裕で切ってきてますしね。

PowerShot S100 については以前何度も記事にしたので改めて書くことはしませんが、コンパクトながら画質もまずまずで操作性も良く、一眼やミラーレス機のサブとして便利に使えています。GPS 内蔵も◯。

ただ、以前の記事で PowerShot S100 で使ってるアクセサリーや設定カスタマイズについては何も書いてなくて周りから聞かれることも多かったので、そのあたりを簡単に記しておきます。



まず私自身の PowerShot S100 に付けているストラップですが、木製のフィンガーストラップにしています。

PowerShotS100More01


よく聞かれるのですが、これは ULYSEES というカメラアクセサリーの店が作っている「minimo(ミニモ)」というフィンガーストラップです。ストラップやボディスーツにこだわる人の間では有名なカメラアクセサリーショップではないかと思います。

これを愛用している理由は

  • コンパクトデジカメなので出し入れのしやすさ、ストラップが邪魔にならない小ささ重要

  • コンパクトデジカメは一眼やミラーレスと違って右手の握りは手全体じゃなく指が余るので、余った指を入れる形のフィンガーストラップが合う

  • minimo は木製なので、ストラップでカメラボディに小傷を付けることがない

  • たとえ指先だけでも、木の暖かみは心地よい

  • デザイン的にも良い感じ(木の材質とストラップ色を好きに選べる)


ということで、超愛用してます。

PowerShotS100More02


以前使っていた PowerShot S90 の頃からずっと愛用しているもので、もうかなりボロボロになってきていて、そろそろまた買わなければならないのですが、

お値段も千円ちょい


と超お手頃なので、コンパクトデジカメにはお勧めです。私は小型のケータイにも付けて愛用していましたし、コンパクトデジカメ以外でも色々使えると思います。

デジタルカメラケース通販ストラップ販売「ULYSSES」



次に予備バッテリーですが、非純正 ROWA の互換バッテリーを使っています。



この2個セットを2セット、計4個。ま、普通の人はそこまで要らないと思いますが、そもそも GPS ロガー機能を使っていた時には丸1日 GPS ロガーを動かしているとバッテリー2〜3個食っていたので、旅には余裕が必要だと思って5個体制になりました(^_^;)

GPS ロガー機能を使わなくなった今ではバッテリー5個も全く必要ないのですが、これだけあれば、旅行へ行っても充電器を持っていく必要がなくなったので、それはそれで良かった気がしてます(旅程によってバッテリーを3〜5個持っていく)。

それに上記 Amaozn では2個セットでも 900円と激安ですから少しくらい余分を買っても気にならない価格です。

PowerShotS100More03
(きちんとローテーションで使うため、各バッテリーに番号を書いてある)


互換バッテリーといえば信頼性が色々と言われますし、私自身 100% 信用はしていませんが、所詮コンパクトデジカメですので互換バッテリーを使うので全然いいかと思っています。

とりあえず -10℃以下の雪山から 30℃越えの南国まで使えたので、そこそこ行けると私自身は判断していますが、このあたりは Own your risk の世界ですので、特にお薦めもしませんし、自己責任で。

まぁ安物互換バッテリーでは「表記より実際のバッテリー容量が小さい」「低温下では純正より性能低下が激しい」「使っているうちの劣化が著しい」なんてことは珍しいことではないので、そんなことで泣かない覚悟で買いましょう。

(といっても、昔に比べれば中華製安物バッテリーも普通に使えるようになってきたけどねぇ…昔はホント外れると酷かったからねぇ)



ちなみにバッテリーは GPS をオンにしながら使っても 200枚くらい撮れていますので、ほぼ公称値通りで使えています。



あと、PowerShot S100 で使っているアクセサリーといえば、たまの超小型三脚ですね。以前にも紹介した



これについては昨年の記事

夜桜・夜散歩のお供に… Modopocket の進化版、超小型三脚 Manfrotto POCKET三脚L

を参照してもらえればと思います。

元々の modopocket はいつの間にかフェードアウトされていたようで、今はこの「POCKET三脚」シリーズのみになっているようです。上記記事では POCKET三脚L という大きい方を紹介していますが、PowerShot S100 には以下の小さい方が合います(大きい方はキットレンズ付きのミラーレス機や一眼くらいまで対応可能)。



昔の modopocket や、この小さい方の「POCKET三脚S」なら本当にポケットの片隅に入れておけるサイズですので、滅多に使わなくてもコンパクトデジカメともども携帯しておくのに苦になりません。これはホントお薦め。使用頻度は高くなくても、たまに重宝します。



私自身 PowerShot S100 を持ち出す時は何らかのカバンの片隅にポンと入れておくことが殆どですが、たまに独立して S100 をポーチに入れるという時には「PORTER iPod/iPhone ポーチ」を使っています。

PowerShotS100More07PorterPouch


その名の通り、iPhone 用ポーチなので PowerShot S100 の出し入れはちょっとキツいのですが、ベルトに回すのも、カバンのストラップに付けるのも、カラビナ経由でどこかに引っ掛けるのも自由自在で便利なので、これを使っています。

まぁ元々 iPhone 用に購入したのですが、最近 iPhone をケースに入れて持って行くということはないので再利用です。

ちなみにこのポーチはアップルストア専売商品なので、リアルまたはネットのアップルストアのみで販売されています。

PORTER iPod/iPhone ポーチ(オレンジ) - Apple Store (Japan)



最後に PowerShot S100 の設定カスタマイズですが、PowerShot S100 の場合、細かい設定変更は別として

  • コントローラーリング

  • RING FUNC. ボタン

  • マイメニュー


の3箇所が主なカスタマイズ部分になると思います。

これは人それぞれの使い方で変わってくるので私の例を挙げても参考になるかどうか判りませんが、私の場合は

・コントローラーリング → ステップズーム
PowerShotS100More04


・RING FUNC. ボタン → AFフレーム
PowerShotS100More05


・マイメニューは以下のとおり
PowerShotS100More06


という感じですね。

コントローラーリングがステップズームというのは絶対という感じです。これのおかげでコンパクトデジカメでもズーム操作を、ズームレバーじゃなくレンズ側の操作で行えることができ、一眼レフやミラーレス機と同じような感覚で扱えます。

ズーム操作をレンズ側で行えることで(私の場合は)自然に左のホールディングもレンズを支える感じにずっとなるので、撮影時の安定にも繋がってる気がします。

また、RING FUNC. ボタンが AFフレームになっているのは、私自身がフォーカスフレームの設定を常にアクティブ設定(中央ないし任意フレーム)にしているためです。

実際には RING FUNC. ボタン一発で AFフレーム選択にならないので必ずしも使いやすくないのですが、次善の策といったところですね。S90 時代はサーボ AF のオンオフを割り当てていました。

マイメニューはある程度自分が使うメニューをまとめてあります。サーボAF の切り替え、AFフレームサイズ、スポット測光枠、セーフティMFのオンオフあたりは、ちょくちょく使います。

ただ、PowerShot S100 の場合、便利なはずの FUNC MENU の項目がカスタマイズできないのが難点ですね。FUNC MENU がカスタマイズできて、自分が使わない機能を排除できれば随分また使いやすくなるのですが…

ま、このあたりは被写体、使い方、慣れでm色々と設定も意見も変わってくるものだと思います。

PowerShot S100 を数カ月使って…日常からオールマイティだけど最高の旅カメラ!