前回記事「ユーザー登録で PCにカメラを繋がせるソニーって… 〜 結局買ったよ NEX-7 (1)」を書いてから1ヶ月が経ってしまいました。NEX-7 については発売直後に借り物で散々書いたので、結局買ってしまったからといって特に多く書き足すこともなく、ついつい他の記事の後回しになってしまいました。

NEX-7 そのものに対する感想・評価については、発売直後に書いていた印象と大きな差はありません。ま、実際自分で買って使ってみると不満度は高まったとは思いますが…(^_^;)

ともあれ、細かな NEX-7 インプレ記事については、下記の記事から辿って下さい。

NEX-7 ファーストインプレッション まとめ

さて、今回はタイトルのとおり、結局 NEX-7 を買ってしまった理由について軽く書いておこうと思います。Twitter でやっとけ!という感じの他愛もない記事でスイマセン。

上記記事などでも書いたように、NEX-7 発売と同時に友人から借りて 10日ほど使った時にはかなり気に入って、真剣に購入を検討しました。ただ、CP+ 2012 直前にソニーから発表されたレンズ・ロードマップを見てガックリして、一度は購入を思い止まりました。

Eマウントレンズの進化。レンズロードマップを公開 | “α”(アルファ) [Eマウント] | ソニー

それでなくてもマイクロフォーサーズ機に比べるとレンズラインナップが見劣りなんていうレベルじゃなく、特にコンパクトなレンズが E 16mm F2.8 しかないのにロードマップをみると

また高倍率ズームを出す割には
ミラーレス機を活かすコンパクトなレンズが全く出ないのでは魅力半減


という感じで、超萎え萎えになりました。これは今でもそうです。

良いレンズを連発しているパナソニック、オリンパスの2社にサードパーティレンズも増えてきたマイクロフォーサーズ機と比較するのは無理があるかもしれませんが、レンズラインナップを見ても CyberShot の親玉にするつもりなんだなーと思うと、買う気も半減以下になりました。

が、数日経って、とあることで思い直し、結局買ってしまいました。

Eマウントレンズを使わなければ良いんじゃないか?


と。今回は敢えて本末転倒?な方向で攻めてみようかと。



以前書いたように、私が NEX-7 を気に入った理由はサイズ感と操作性に加えて、マニュアルフォーカスのやり易さでした。ならば、今まで自分がやらなかったマニュアルフォーカス用お遊び機として1台使ってみるのも良いかな、と。

マウントアダプター遊びをするなら GXR を持っていたのですから Eマウントユニットを買うという手もありましたし、前評判の良いオリンパス OM-D という手もありました。

ただ、GXR は背面液晶にしろ外付け EVF にしろ、私はマニュアルフォーカスする気にならなかったのと、ピーキングなどの MF アシスト系の機能も NEX の方が使いやすいと感じていたので、GXR で MF 遊びをするのはボディと EVF がリニューアルしてからにしようと思っています。

OM-D はオリンパス渾身の最新鋭機として、またセンサーもかなり良さそうで魅力的ですが、前も書いたように、如何せんあのデザインは私には無理です。元々オリンパスにも OM にも全く思い入れはないですし、回顧趣味的デザインは大嫌いなので…。それにオリンパスで痛い目に遭ってから、まだ時間が経ってないですからね(-_-#)

というわけで、当分のマニュアルフォーカスお遊び機として NEX-7 を買った次第です。

NEX7_2nd06Lenses


当初買ったのは、上記写真の左側レンズ3本と、安い絞り環なし EOS-NEX マウントアダプター(一番右の EF 50mm F1.8 に付けているもの)。

目的たるマニュアルフォーカス用レンズは、フォクトレンダーの COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII と APO-LANTHER 90mm F3.5 の2本。前者はかなりコンパクトで NEX に本来相応しいサイズの標準画角レンズとして、後者は以前から使ってみたかったレンズだったので入手しました。

MF で愉しむなら、諸々のマウントアダプター遊びに走るべきなのかもしれませんが、生半可な知識さえない私が最初から踏み込むには沼が深すぎますので、まずはフォクトレンダーで遊びつつ、気が向いたら廉価で楽しめるレンズを探して行こうかと思っています…(何も判らない身ですからねぇ)

NEX7_2nd09ColorSkopar35
(Voigtlander COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII with NEX-7)


「NEX のボディサイズに見合った小さなレンズがない!」と嘆きつつ購入した私としては、パンケーキレンズに近いサイズの COLOR-SKOPAR を購入するのは既定路線でした。付けてみて、“これこそ NEX に似合うレンズ”と改めて感じます :-)

COLOR-SKOPAR の現行製品 21mm F4, 25mm F4, 35mm F2.5 のうち、レンズの短さとF値を重視して 35mm F2.5 PII を購入。画角的には 25mm あたりが理想だったのですが、後述する広角Mマウントレンズ使用での色かぶりも気になっていたので、標準画角になる 35mm にしました(が、効果なかったですけど…)。

Mマウントアダプターは、ちょうど Voigtlander の VMマウントアダプター美品を安く出ていたのを見つけましたので、ちょうど Voigtlander で揃えています。このサイズのレンズだと鞄への収まりも良く、スナップ用レンズは、これくらいじゃないと!という感じです。

写りはともかく

このサイズ感と質感の純正Eマウントレンズを作ってくれよ…


と、つくづく思います。ホント、見た目はお気に入りです(お遊び機だから見た目だけで良いけど…)。

NEX7_2nd07ColorSkopar35

NEX7_2nd08ColorSkopar35


そんな感じで“マニュアルフォーカス遊びの標準レンズ”として購入した COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII でしたが、最初から誤算もあります(^_^;)

広角のMマウントレンズでは周辺の色かぶりが酷いとは聞いていましたが、35mm くらいなら大丈夫 or 広角よりマシだろうと勝手に思っていましたが、下の写真のように

35mm のMマウントレンズでも色かぶりまくり


でした(>_<)

NEX7_ColorSkopar35F28_01
(NEX-7 + COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII)


仕方ないので、色かぶりが目立たない構図以外ではモノクロームモードで撮ったり、トリミングしたり(トリミング前提で撮影)、色々考えていますが、慣れない&拙い身では考えることが多すぎて、まだまだ気軽にスナップとはいきません。

本来の自分が自然と感じる画角が 35mm なだけに、もう少し広角の 24mm 前後のコンパクトなMマウントレンズを…と思っていましたが、この色かぶりようではちょっと厳しいですね(GXR のMマウントユニットなどでは補正がかかるようですが)。

また、別ブログで「Capture One Pro を使えば一発で修正できます」とコメントいただいて購入を検討していますが、お遊び機なだけにレンズ1本買える価格のソフトはどうしたもんかと…まぁフル版 Photoshop CS を持ってる身で言うことじゃないかもしれませんが(^_^;)

というか、CP+ のソニーブースで NEX に Mマウントレンズを付けて展示していた、なんて写真も見たので、だったらもうちょっと対処してくれよ…なんて思わなくもないのですが、ソニーですからねぇ。想定外というわけではなかったものの、画竜点睛を欠く感じです。

NEX7_ColorSkopar35F28_02Standard
(Standard Mode with COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII)

NEX7_ColorSkopar35F28_03Vivid
(Vivid Mode with COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII)

NEX7_ColorSkopar35F28_04BW
(Monochrome Mode with COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII)


また、APO-LANTHER 90mm F3.5 も使ってみたかったレンズであったのですが、実際に使い始めてみると色々と苦労することも多く(135mm 相当を手ブレ補正なしで手持ち MF はなかなか…)、下手くそな身ではまだまだ慣れるべき点がいっぱいという感じです。

特に COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 PII にしても APO-LANTHER 90mm F3.5 にしても、なかなか

最短撮影距離の長さだけは慣れない


ので、今までのレンズの感覚でイメージした構図で撮れないことも多く、一つ撮ろうと思う度に修行、という感じです(大げさ)。それがまぁ、今回の“遊び”の目的ではありますが…

NEX7_2nd10APOLanther90

NEX7_2nd11APOLanther90
(Voigtlander APO-LANTHER 90mm F3.5 with NEX-7)


また、NEX-7 の Aモードで MF レンズを使っているとシャッター速度が 1/60秒前後に設定されがちなので、APO-LANTHER 90mm F3.5 では遅すぎて使えず、Mモードで露出、ISO感度もマニュアル、フォーカスも望遠でマニュアルと、なかなか気軽な手持ちスナップするにはハードルが高いのですが、

今まで自分がやってこなかった部分を鍛える


ものだと思って、少しずつ慣れて、学んでいこうかと思っています。

ずっと、日頃からやっている人にとっては「今ごろ何言ってんの」な話だと思いますが、そこはそれ、まだまだ“カメラ遊び”には慣れてませんから…

とはいえ、ぶっちゃけ言えば、

いつ飽きるかなぁ…


という気はしなくもないです、はい(^_^;)

でも飽きるにしても、お金出してやってみて、その結果を(時に痛みも含んで)感じ取らないと判らないお馬鹿さんですので…

the plum (Ume) at Tsukigase - 4
(NEX-7 + APO-LANTHER 90mm F3.5)


他には一応 EOS マウントアダプターも買いました。ひとまずはヤフオクで2千円弱の絞り環なしのマウントアダプターを買って付けて遊んでますが、一応 METABONES 製 SONY NEX Eマウント用 電子接点付キャノン EF マウントアダプターも注文してあります。

初期ロットは話題になって即完売し、私が NEX-7 を買った頃には売り切れだったのですが、しばらくして受付を再開したセカンドロットがそろそろ入荷予定なので、今月内にでも届く頃だと思います。まぁ

4万円もするマウントアダプターを買ったら後に引けません(笑)


手持ちの EFマウントレンズで一番小さなレンズは、撒き餌レンズとして有名な EF 50mm F1.8 II ですが、このレンズのフォーカスリングは殆どないに等しいだけでなく物凄く軽いので、さすがにちょっと使えないですが、EF マウントのパンケーキレンズの噂も出てるので、それが出てきたら即買いして NEX でも使いたいところです。

NEX7_2nd15EF50

NEX7_2nd16EF50
(EF 50mm F1.8 II with NEX-7 + Mount Adapter)


NEX に限らずミラーレス機ではアシスト機能がある分、近接では EOS 7D や初代 5D よりマニュアルフォーカスでの綿密なジャスピンが取りやすいのは事実です。

ただし、望遠ではピーキング機能は全く役立たずな上(ピーキング機能の合焦判定が広すぎる)、動き物相手では拡大機能は使えないので、いつも一眼で撮ってるような動き物&望遠では厳しいですね(元より使う予定もないですが)。

とか言いつつ、

NEX7_2nd17SIGMA50-500
(SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM with NEX-7)


こんなことをして遊んでいたり、4万円もする電子接点付キャノン EF マウントアダプターを買っていたりするのですから、言行不一致というか、自分でも何やってんだか…と思いますね。試したい衝動だけで突き進む性分は、救いようがないです(>_<)

でも、NEX-7 で久しぶりに内蔵 EVF のミラーレス機を使っていて、そして以前よりはずっと良い EVF であるにも関わらず、

やっぱりファインダーは光学ファインダーが良いなぁ…


と、実感しているのもまた事実。当たり前ですが、目の疲れも全然違うんですよね…

at OSAKA STATION CITY
(NEX-7 + EF50mm F1.8 II)


さて、マニュアルフォーカスのお遊び機として NEX-7 を買ったと言いつつ、1本は Eマウントレンズを買いました。タムロンの 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011) 。

18-200mm VC は保険のレンズ


として買いました。

マニュアルフォーカス遊びに飽きた時のため
せっかく買った NEX-7 を広い範囲で利用するため


「マニュアルフォーカス遊びのために NEX-7 を買った」とか言っても、私の場合、いつ飽きてもおかしくないですからね。さすがに 10万円近く、レンズも含めれば 20万前後投入してすぐ飽きた、というのではマズいわけで。

そんな自分の性格を判っているからこそ、保険として普通に使えるレンズも買っておこうと思った次第。結果的には、正解かな、と思います。

NEX7_2nd13B011

NEX7_2nd14B011
(TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC with NEX-7)


というのも、昨秋 EOS 7D 用に買った同じタムロンの 18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008) の AF 精度・描写にイマイチ信頼できず、焦点距離的に短く&高感度がイマイチでも NEX-7 + 18-200mm (B011) の方が画質的にも信頼できるかなぁ…という感じで、出番が増えています。

本来動きモノ相手では NEX-7 より EOS 7D の方が断然良いはずなのに、EOS 7D + 18-270mm (B011) の組み合わせでは AI Servo 時の精度が悪すぎて(迷いすぎて)、NEX-7 + 18-200mm (B011) でも大差ないんじゃないかというほどの体たらくで…

個人的に 400mm 域を普通に使うことが多い人なので換算 300mm では物足りないのですが、2400万画素を生かしてトリミングすれば何とか、なので、高倍率ズーム持ち出しの場合は EOS より NEX-7 が増えつつある今日この頃です。こんなはずじゃなかったんですが

タムロン 18-200mm Di III VC (B011) が思いの外、良画質だった


というのもあります。もちろん、高倍率ズームとしてはという注釈付きですが、今まで使ったことのある高倍率ズームの中では一番好印象です。

TAMRON 18-200mm F3.5-6.3 Di3 VC ブラック
TAMRON 18-200mm F3.5-6.3 Di3 VC ブラック

(このレンズも供給不足がアナウンスされました。Eマウントレンズはそんなのばっかりですね…)


ぶっちゃけ、こんな高倍率ズームを持ち出すとなると一眼レフだろうが、ミラーレスだろうがサイズ的に大差なくなるんで、本当はボディとして信頼のおける一眼レフの方を持ち出したいのですが、前述のとおり B008 が個人的な評価ガタ落ち & B011 が好印象なため、高感度必要時以外は NEX-7 + 18-200 を持ち出すことも多くなっています。

保険のためのレンズとして買ったわけですが、なんか保険でも何でもなく常用している気がします。NEX には似合わないデカさですけれど…

skiers in the snowstorm
(NEX-7 + 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC)


というわけで、NEX-7 を思い直して買った理由をダラダラと述べてきました。

そんな NEX-7 は発売直後から1ヶ月くらいはどんどん値下がりしていましたが、案の定しばらくすると品不足になっているようです。タイの洪水の影響がまだあるとはいえ、ボディもレンズも物がない状況では…という感じです。

シグマからEマウント、マイクロフォーサーズ用に DN レンズが発表されたものの、マイクロフォーサーズだけ発売してEマウント用は発売未定ですしね…

私自身は、あまり時間を置くと NEX-7 自体も、また同時購入を予定していたタムロン 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC (Model B011) も品不足になりそうだと思っていたので、1ヶ月ほど前に本体が9万円台半ばになった時点で手を打ちました(久しぶりに色々と頑張って、当時としては安く買えたと思います)。

実際に使ってみて NEX-7 の本体価格はボディ単体で8〜9万円が妥当なところだと感じています。少なくとも(初期価格の)12万は吹っかけすぎだろ、と思います。



糞の役にも立たない呟き系記事でしたが、NEX-7 についてはもう1回記事にする予定で、改めて使ってみての感想についてはそこで書きたいと思います。

が、

動画ボタンだけは何とかしろや!


と改めて言っておきたいと思います。直るまで何回でも毎記事でも言います。ガンバは山本(強化本部長)をクビにしろや!と同じレベルで実現するまで言い続けます :-)

SONY E 50mm F1.8 OSS SEL50F18
SONY E 50mm F1.8 OSS SEL50F18

(このレンズも買おうとしたんですけどね…やっぱりサイズが…)