一昨日の記事で使った新型 iPad は一晩だけ試して既に友達のところへ収まり、SIM ロックフリー版を手に入れるまで、再び iPad 2 の生活に戻っています。一晩だけでしたので美麗な新型 iPad の画面に慣れきることなく iPad 2 に戻っても画面の落差に凹まずに済んだのは幸いです :-)

見た目も変わらないので新旧の差を意識しなくて済むのは、旧型ユーザーには優しいところです(逆に新型買っても新鮮味が薄いわけですが ^^;)。友達とは「新旧変わらない iPhone / iPad と何が新型判らない Android、どっちが良いだろうね」なんて話もしていたり…

さて、新型 iPad 発売日に使ってみて感じた印象を下記の記事にしました。

たぶん、じわじわ、来る、新型 iPad

と同時に、手元にある iPad 2 用のアクセサリー類も使えるかどうか、幾つか試してみました(私も新型 iPad は買いますからね)。

スタンド類は一番シビアな純正 iPad スタンド新型 iPad(第3世代)でも利用可でしたし、もう1つのも問題なく流用できました。iPad 2 からの乗り換えの場合にスタンド類は流用できることが多いのではないかと思います。

ただ、背面ケース類は某ショップで試した時も含めて 0.6mm 増の厚みが効いているようで、一部のシリコンケース以外は iPad 2 用の流用は厳しいのではないかと思います。

でもって、このブログでは iPad 用キーボード内蔵アルミケースを何度も取り上げてきましたので、それらの製品について新型 iPad で使えるかどうか試してみました。


iPad 用キーボード内蔵カバーケースそのものについては、過去に何度か記事にしていますので、以下の過去記事を参照して下さい。

ネタで買ったのに実用的!? $40のカバー兼用 iPad 2用キーボード「Mobile Bluetooth Keyboard for iPad 2」
iPad2 用 Bluetooth キーボードケース「ロジクール TK700」と同種格安品を改めて比較

iPad 本体をキーボードと一緒に気軽に持ち歩け、かつ簡単に分離できるのが良いところで、私自身ずっと愛用しているため流用できないと辛いところですが、結論から言うと

手元にある2つの iPad 2 用キーボードケース(TK700&中華製)は
一応、両方とも新型でも使えました


ただし、一応です。というのも、

どちらもオートスリープ機能が使えない


ので、「ケースに入れたら自動スリープ、ケースから外したらスリープ解除」というのができなくなっています。

手元にある他のカバー付きケースや新型 iPad を買った友達の経験からすると、非純正のカバー類ではオートスリープが効かなくなってるものが多いようですので、キーボードケースに限らず、その点は注意が必要かと思います(手動で電源ボタンを押すなり、一定時間でスリープさせれば済むことですが)。

元々 Smart Cover の利点の一つであるオートスリープ機能は、Apple が公式に外部へ公開している機能ではなく、各製品とも試行錯誤で対応していたようですので、少しマグネットの位置が変わって使えなくなった製品が少なくないようです。

また、

ケース厚が薄い中華製キーボードケースでは
新型 iPad(第3世代)の収まり具合が若干微妙


になっています。

iPad 2 の時にはそこそこ収まっており、iPad 2 本体を下側に向けても iPad 2 が抜け落ちることはなかったのですが、厚みが若干増した第3世代モデルでは本体を下側に向けて揺らしたりすると抜け落ちることがあったので、使えることは使えますが、取り扱いには注意が必要だと思います。

ケース本体の厚みがかなりあるロジクール TK700 の方は新型 iPad でもガッシリと収まるので、オートスリープが使えないことを除けば新型 iPad(第3世代)でも安心して使えると思います。

iPad3rd_withKeyCase01
(ロジクール TK700 に新型 iPad を横向きに立て掛けた状態。全く無問題)

iPad3rd_withKeyCase03
(TK700 に新型 iPad を縦置きした状態。こちらも問題なし)

iPad3rd_withKeyCase04
(新型 iPad では 0.6mm 厚みが増えたものの、差し込みに違和感はありません)

iPad3rd_withKeyCase05
(微妙に立て掛ける角度が変わっていますが、殆ど気づかないレベルだと思います)

iPad3rd_withKeyCase06
(TK700 はカバー厚がある分だけ、新型でもスッポリしっかり収まり、安心です)

iPad3rd_withKeyCase07
(こちらは中華製に新型 iPad を立て掛けたところ。横向きなら変わらず無問題です)

iPad3rd_withKeyCase09
(TK700 より立て掛ける溝が細く浅いのですが、新型でも問題ありません)

iPad3rd_withKeyCase10
(しっかりと爪がかかっていて、中華製の方も横向きである限りは安定して使えます)

iPad3rd_withKeyCase11
(中華製はケース厚が薄いため、新型では若干収まりが浅めになります)


というわけで、手元にある2つのキーボード・ケースは両方とも新型 iPad で使えるのですが、

・オートスリープが効かない
・中華製の薄い製品は新型 iPad の収まりが微妙に浅い

という2点だけは気をつける必要があります。

過去の記事では

「縦置きでも十分使えるほど安定安心だけど、分厚く重めの TK700」
「キーボード配置が微妙で縦置きは厳しいが、薄くて軽い中華製」

と書いてきて、好みに応じて買うべきだと言ってきましたが、こと新型 iPad で使うなら、ロジクール TK700 を薦めておきます(中華製キーボードケースもそのうち新型用が出てくると思いますが)。

もちろん、「いや気をつけて使うし、持ち運び時の薄さ軽さ最優先だから!」という人は中華製の薄く軽い製品を選ぶのもアリだと思います。そこはそれ、人それぞれのスタイルはありますし、最近は TK700 ばかりの私も、時々「もう少し薄ければなぁ…」と思ったりしますから(^_^;)

というわけで、どれだけの人の役に立つか判りませんが、過去に何度か記事にしてきた iPad 2 用キーボード・ケースの新型 iPad(第3世代)対応情報でした。

iPad 2 はお気に入りだし、大きな不満はないのだけれども、私も早く新型欲しい…(´・ω・`)

LOGICOOL キーボードケース For iPad TK700
LOGICOOL キーボードケース For iPad TK700

(やや厚めのケースだが、その分厚さが新型に対しては安心感を生んでいるかも…)

【HAIKAU】 iPad2 bluetoothキーボード内蔵アルミケース 【USキーボード】 ブラック 日本語操作説明書付き
【HAIKAU】 iPad2 bluetoothキーボード内蔵アルミケース ブラック 日本語操作説明書付き

(0.6mm 厚くなった新型 iPad では若干厚み不足気味だけど、安いし気をつけて使えば…)