NEX-7 発売からしばらく NEX-7 のインプレッション記事を連投していました。当時も書きましたが、あれは友人からの借り物でした。それなりに気に入って買おうか迷いつつも一度はスルーの方向だったのですが、結局 NEX-7 を買ってしまいました。
思う存分いじり倒したあとですから、改めて購入したところで全く新鮮味もありませんし、“繋ぎ”とか“お試し”的な意識が(今のところ)強いのですが、最近の新製品を見て、当面のあいだ自分が遊ぶ・学ぶのに良いカメラと思って購入しました。
正直なところ、CP+ に向けた新製品群には興味はあっても購入を考えたくなるカメラは1つだけであり、ぶっちゃけ
という感じで購入した面もあります(^_^;)
X-Pro1 や OM-D は絵作りやスペック的に惹かれるものがあるのですが、X-Pro1 のサイズ、OM-D のデザインは買う気を起こさせるところまでいきませんでした。それにマイクロフォーサーズ機は三度手放してからまだ2ヶ月も経ってないので、さすがにすぐには…という感じです(^_^;)
この NEX-7 にしても、借りて操作性や EVF の良さを体験しなければ、おそらく買うことはなかったでしょう。NEX のレンズラインナップやレンズサイズその他を考えると購入気分が大きく削がれるのも事実ですし、NEX-7 は低感度はともかく高感度画質はダメダメですしね。
そのあたりを思い直して NEX-7 購入に至った理由については次回記事に述べるとして、まずは借りるだけでは判らず、
を、まずひとこと言っておきたい。それが表題です。
改めて NEX-7 について書くこと、書けることは多くないのですが、自分で購入してこの件を知って「さすがに、これはないわー」と驚きました。NEX-7 購入から1週間経っても「アホか、ソニー」という気分が変わらないので、NEX に対する率直な感想としてブログに記しておきます。
思う存分いじり倒したあとですから、改めて購入したところで全く新鮮味もありませんし、“繋ぎ”とか“お試し”的な意識が(今のところ)強いのですが、最近の新製品を見て、当面のあいだ自分が遊ぶ・学ぶのに良いカメラと思って購入しました。
正直なところ、CP+ に向けた新製品群には興味はあっても購入を考えたくなるカメラは1つだけであり、ぶっちゃけ
SIGMA DP2 Merrill 発売は数カ月先だろうから待てないなぁ
という感じで購入した面もあります(^_^;)
X-Pro1 や OM-D は絵作りやスペック的に惹かれるものがあるのですが、X-Pro1 のサイズ、OM-D のデザインは買う気を起こさせるところまでいきませんでした。それにマイクロフォーサーズ機は三度手放してからまだ2ヶ月も経ってないので、さすがにすぐには…という感じです(^_^;)
この NEX-7 にしても、借りて操作性や EVF の良さを体験しなければ、おそらく買うことはなかったでしょう。NEX のレンズラインナップやレンズサイズその他を考えると購入気分が大きく削がれるのも事実ですし、NEX-7 は低感度はともかく高感度画質はダメダメですしね。
そのあたりを思い直して NEX-7 購入に至った理由については次回記事に述べるとして、まずは借りるだけでは判らず、
ユーザーにならなきゃ判らなかった点
を、まずひとこと言っておきたい。それが表題です。
改めて NEX-7 について書くこと、書けることは多くないのですが、自分で購入してこの件を知って「さすがに、これはないわー」と驚きました。NEX-7 購入から1週間経っても「アホか、ソニー」という気分が変わらないので、NEX に対する率直な感想としてブログに記しておきます。
ともあれ、ユーザーになって自分でパッケージを開封してみると、改めて自分のものにしただけで色々と目に付く点はあります。以前の記事でも書きましたが、パッケージングのチグハグさ、高級感を出そうとしての失敗感は感じざるを得ません。

(外側の包むだけの厚紙はダサいだけでなく、箱の開閉にも面倒)

(中身も引き出し状の部分に紙類をまとめて入れるのは良い。けれど…)

(他の部分にスカスカなところがあったりして…微妙 ^^;)
マニュアルも引き出し上の内箱に入れているのは良いアイデアだと思うのですが、SONY 公式サイト上にある PDFを見ると3種類あるのに、実際に入ってるのは2種類。
一番マニュアルを必要としそうなレンズ交換式カメラ初心者、初級者向けの「αハンドブック」が紙冊子として入っていません。NEX-7 を買う人間にはそんなもんは必要ない、ということでしょうか。
その割には、ユーザー登録後のアンケートは他の NEX と同じようで、内容は初めて NEX を、レンズ交換式カメラを買う人向けのもので正直困った点もあったりと、購入してじっくりパッケージの中身を見ても
を感じることがあります。
添付マニュアルも必要最小限のこと、カメラ内部で表示されるヘルプガイド程度のことしか書いておらず、この機能はモードによってどう制限を受けるのか?みたいなことは見ても書いてなく、結局自分で試さないと判らないことが多かったように思います。
今はおおよそ機能を把握しているので添付マニュアルを見ても戸惑うことはないのですが、最初に手にした頃から判らないことを調べようと NEX-7 の添付マニュアルを開いて役立ったことは皆無でした。かといって、初心者向けのマニュアルは添付されずに PDF で配布されている状態ですからね…
まぁしかし驚いたのが、
ということ。いやー、考えた奴は馬鹿なの?と思ってしまいます。
なぜ、シリアル番号入力じゃダメなんでしょう。もしかして偽のシリアルでの登録対策でしょうか?まさか、シリアル番号を入力する手間を省くため、などという間抜けた答えではないと思いますが…
それにしても
真剣に問いたい。
これはユーザー登録に添付ディスクからソフトウェアのインストールが必須になってるメーカー全てに言えることですが(ソフトから登録がガイドされていても多くはウェブからも可能だ)、それにしてもカメラを USB ケーブルで繋がせて“認証”させるとは驚きましたね。
むかし Cybershot を使っていた時期はありましたが、以前はこんなことはなかったと思うんですが、いつからこんなアホ仕様になったのでしょうか。まぁ何というか、
的に変な納得をしてしまいました。
今さら私が書かなくても、今や別にパソコンがなくてもデジタルカメラなんて十分使っていける時代なわけで、それを当のメーカー、それも SONY が判っていなくて、どうするんだと。
iPad にカメラコネクションキットで吸い上げて、そのまま Flickr なり Facebook なり SkyDrive なり Box.net なり Minus なりに全部ブチ込んで、それをブラウザその他で見たり、必要なものだけ iPad に入れたり編集したり印刷したり…
いや、Eye-Fi などを使ってカメラから直接クラウドへ送り込んだっていいし、編集も印刷ももうウェブブラウザから可能な時代。スマートフォン1つあれば良いくらいです。
デジカメに Wi-Fi 搭載の流れも始まっているし、いよいよスマートフォンだけでなくカメラの画像の置き場所も変わっていく時代が本格的に始まるのでしょう。
なのに、パソコンに添付ディスクを入れないとユーザー登録できない、挙げ句の果てにはパソコンとカメラを接続しないとユーザー登録できない、って有り得ない仕様だと思います。

こういった件についてはソニーだけじゃなくて、たとえばキヤノンなら Digital Photo Professional などのソフトが添付ディスクからしかインストールできない仕様はどうにしかしろ、と常々感じてます。
どこのメーカーに対してもそうですが
と言いたいところがあります。
MacBook Air やネットブックが出てもう何年も経ちますし、Air 丸パクで Ultrabook というコンセプトのノートパソコンが増えてきて、今後も増えるでしょうから、カメラメーカーも添付ソフトやドライバについては、そろそろ時代に追いついてほしいものです。
というか、ソニー自身もタブレットを鳴り物入りで Sony Tablet とか出したのですから、判らない訳がないはずなんですがねぇ。想定してない、で終わりなのでしょうか…
そういや Sony Tablet って、どこ行ったんでしょうか。未だ街中で使ってる人を見たことがありませんが、それは首都圏じゃないからですかねぇ(>_<)


(Mac版ソフトは申し訳程度に入っていますが、これがまた酷い…ソニーなら入ってるだけマシか)
「ソニーは所詮家電屋」などと揶揄されることもあり、それについては今の時代、家電屋のカメラよりカメラ屋のカメラが良いなんて言える時代でもないと思っていますが、NEX-7 を見ていると…そう言いたくなるのも判る気がします。
今回 NEX-7 を実際に購入して、ユーザーになって最も強く印象に残ったのはこのことでした。こんなことで印象に残っても仕方ないのですが、個人的には「うーん、有り得ん」なので、どうしても記しておきたくなりました。
この先の改善を望みたいと思いますが、わざわざこんな仕様を取り入れるところですから、あまり期待もできないのかもしれません。なんかまぁ、ピント外れな仕様だと思いますけどね…

ソニーα NEX-7スーパーブック
(マニュアルが糞だからこういう本が売れるのか、それとも…)

(外側の包むだけの厚紙はダサいだけでなく、箱の開閉にも面倒)

(中身も引き出し状の部分に紙類をまとめて入れるのは良い。けれど…)

(他の部分にスカスカなところがあったりして…微妙 ^^;)
マニュアルも引き出し上の内箱に入れているのは良いアイデアだと思うのですが、SONY 公式サイト上にある PDFを見ると3種類あるのに、実際に入ってるのは2種類。
一番マニュアルを必要としそうなレンズ交換式カメラ初心者、初級者向けの「αハンドブック」が紙冊子として入っていません。NEX-7 を買う人間にはそんなもんは必要ない、ということでしょうか。
その割には、ユーザー登録後のアンケートは他の NEX と同じようで、内容は初めて NEX を、レンズ交換式カメラを買う人向けのもので正直困った点もあったりと、購入してじっくりパッケージの中身を見ても
どっちを向いて作っているのか判らない商品設計
を感じることがあります。
添付マニュアルも必要最小限のこと、カメラ内部で表示されるヘルプガイド程度のことしか書いておらず、この機能はモードによってどう制限を受けるのか?みたいなことは見ても書いてなく、結局自分で試さないと判らないことが多かったように思います。
今はおおよそ機能を把握しているので添付マニュアルを見ても戸惑うことはないのですが、最初に手にした頃から判らないことを調べようと NEX-7 の添付マニュアルを開いて役立ったことは皆無でした。かといって、初心者向けのマニュアルは添付されずに PDF で配布されている状態ですからね…
まぁしかし驚いたのが、
ユーザー登録するのに添付 CD-ROM をパソコンに入れるだけでなく
NEX をパソコンと繋ぐ必要がある
NEX をパソコンと繋ぐ必要がある
ということ。いやー、考えた奴は馬鹿なの?と思ってしまいます。
なぜ、シリアル番号入力じゃダメなんでしょう。もしかして偽のシリアルでの登録対策でしょうか?まさか、シリアル番号を入力する手間を省くため、などという間抜けた答えではないと思いますが…
それにしても
ソニーは今どき、デジタルカメラはパソコン必須とか考えてるんですかね?
真剣に問いたい。
これはユーザー登録に添付ディスクからソフトウェアのインストールが必須になってるメーカー全てに言えることですが(ソフトから登録がガイドされていても多くはウェブからも可能だ)、それにしてもカメラを USB ケーブルで繋がせて“認証”させるとは驚きましたね。
むかし Cybershot を使っていた時期はありましたが、以前はこんなことはなかったと思うんですが、いつからこんなアホ仕様になったのでしょうか。まぁ何というか、
SONY が時代において行かれ気味なのも、さもありなん
的に変な納得をしてしまいました。
今さら私が書かなくても、今や別にパソコンがなくてもデジタルカメラなんて十分使っていける時代なわけで、それを当のメーカー、それも SONY が判っていなくて、どうするんだと。
iPad にカメラコネクションキットで吸い上げて、そのまま Flickr なり Facebook なり SkyDrive なり Box.net なり Minus なりに全部ブチ込んで、それをブラウザその他で見たり、必要なものだけ iPad に入れたり編集したり印刷したり…
いや、Eye-Fi などを使ってカメラから直接クラウドへ送り込んだっていいし、編集も印刷ももうウェブブラウザから可能な時代。スマートフォン1つあれば良いくらいです。
デジカメに Wi-Fi 搭載の流れも始まっているし、いよいよスマートフォンだけでなくカメラの画像の置き場所も変わっていく時代が本格的に始まるのでしょう。
なのに、パソコンに添付ディスクを入れないとユーザー登録できない、挙げ句の果てにはパソコンとカメラを接続しないとユーザー登録できない、って有り得ない仕様だと思います。

こういった件についてはソニーだけじゃなくて、たとえばキヤノンなら Digital Photo Professional などのソフトが添付ディスクからしかインストールできない仕様はどうにしかしろ、と常々感じてます。
どこのメーカーに対してもそうですが
いい加減、光学ドライブレスの環境も考えろよ
と言いたいところがあります。
MacBook Air やネットブックが出てもう何年も経ちますし、Air 丸パクで Ultrabook というコンセプトのノートパソコンが増えてきて、今後も増えるでしょうから、カメラメーカーも添付ソフトやドライバについては、そろそろ時代に追いついてほしいものです。
というか、ソニー自身もタブレットを鳴り物入りで Sony Tablet とか出したのですから、判らない訳がないはずなんですがねぇ。想定してない、で終わりなのでしょうか…
そういや Sony Tablet って、どこ行ったんでしょうか。未だ街中で使ってる人を見たことがありませんが、それは首都圏じゃないからですかねぇ(>_<)


(Mac版ソフトは申し訳程度に入っていますが、これがまた酷い…ソニーなら入ってるだけマシか)
「ソニーは所詮家電屋」などと揶揄されることもあり、それについては今の時代、家電屋のカメラよりカメラ屋のカメラが良いなんて言える時代でもないと思っていますが、NEX-7 を見ていると…そう言いたくなるのも判る気がします。
今回 NEX-7 を実際に購入して、ユーザーになって最も強く印象に残ったのはこのことでした。こんなことで印象に残っても仕方ないのですが、個人的には「うーん、有り得ん」なので、どうしても記しておきたくなりました。
この先の改善を望みたいと思いますが、わざわざこんな仕様を取り入れるところですから、あまり期待もできないのかもしれません。なんかまぁ、ピント外れな仕様だと思いますけどね…

ソニーα NEX-7スーパーブック
(マニュアルが糞だからこういう本が売れるのか、それとも…)
コメント
コメント一覧 (4)
MF専用機としてはなんだかんだ言いつつ現時点においてかなり優れたカメラであることは間違いないですので、優秀な方に使いこなされるとどうなるのか、とても楽しみです。
ソニーのやることがピント外れ全開なのは正直、いつものこと、ですので、覚悟が必要ですw
色々悩んだのですが、買ってしまいました。
メインマウントではない分だけ、遊んでもいいかな、と。
最近ちょっとコンサバってたかもしれないので(笑)
ユーザーになってみると改めて、ソニーにはもうミノルタの人も心もなくなっちゃったんですかねぇ…という気は、ますますしますね。
マイクロフォーサーズ機のパナと比べてもカメラメーカーっぽさがしなくなっていたり(^_^;)
ご心配?いただき有難うございます。
でも、わたくし SONY のデジカメを買うのはたまにしかありませんが、以前は VAIO を結構買っていたり(自分が使う分だけでも5台は買ってます)、ハンディカムなども持っているので、ポイント&クーポンの罠(笑)はよく知ってます。
で、今まで殆どの場合、あらゆるクーポンもスルーして、ポイントも失効させてきた経緯があるので、今度もきっと大丈夫だと思います(*^_^*)
ポイントやクーポンを使わせる気になるようなカメラを出してくれればいいんですが、その前に NEX-7 のフォローアップをどうするか見させてもらってからですねぇ。