CP+ の喧騒が終わって今週はノンビリ…というか、ちょいと仕事の絡みでバタバタしていて、ようやく区切りがついたかと思ったら、アレコレと気になるニュースが。

前回記事で書いた IIJmio の新しいモバイルサービスも気になりますが、昨晩は次期 OS X 「Mountain Lion」も発表されました。

【西田宗千佳のRandomTracking】新Mac OS「OS X Mountain Lion」新機能プレビュー -AV Watch
iPhoneやiPadと一体感 新MacOSが示す新次元:日本経済新聞
朝日新聞デジタル:マックにもっと「iOSの良さ」を! 新OS X、10の新機能 - 斎藤・西田のデジタルトレンド・チェック
ASCII.jp:新OS「OS X Mountain Lion」 ― ポストPC時代に合わせ、Macの進化を加速させるアップル
アップルが新OS「Mountain Lion」、iOSとの親和性を高めた10のポイント - 日経トレンディネット
林信行が語る“攻め”の新OS:「OS X Mountain Lion」は絶好調なMacをさらに加速させる - ITmedia +D PC USER

わざわざ次期メジャーアップデートの OS X として発表するくらいですし、バージョン番号も 10.8 とアップするわけですが、Lion から1年程度でのアップデートということもあり

メジャーアップデートだけど、中身はマイナーアップデートという印象


ですね。あくまで私個人の受けた印象ですが。

もちろん、iCloud との深化はありますし

Mac や OS X が向かう方向性が、より明確になった


という点で興味深いですが、100個以上の新機能といっても、幾つかの機能以外は細かい部分ばかりですし、内部も Snow Leopard の時のような構造変化はなさそうです。基本的に現行の MacOS X 10.7 (Lion) の順当進化でしかないと感じます。

といっても、それが悪いわけではなく、かなり安定性と実用性が高まった Tiger から Leopard → Snow Leopard → Lion と進化してきて

今の MacOS X に、そう大きな不満はないよなぁ


と思えるようになりましたし、これ以上付け加えるところも、そうないように感じます。

それゆえ、従来の MacOS 的進化は行き着くところまで行った感じであり、むしろ、

iOS では使えるのに、なんで Mac では使えんのやろ?違うのやろ?
という点が徹底的に改善されたのが Mountain Lion


と言えるでしょう。その一つが iMessage の Mac版「Messages」であり、それだけは現行 MacOS X 10.7 Lion でも利用可能です。ので、早速使ってみました。


iMessage の Mac版「Messages」の MacOS X 10.7 向けβ版は、以下のページからダウンロードできます。

Apple - Mac OS X - Download the free Messages Beta.(英語)

上記ページの「Download Messages Free Beta」ボタンをクリックすれば、インストール用ファイルがダウンロードでき、ダウンロードしたファイル MessagesBeta.dmg を開いて、その中にあるインストールファイル MessagesBeta.pkg を開けば「Messages」がインストールされます。

なお、

  • MacOS X 10.7.3 以降が必須

  • Messages インストールにはシステム再起動が必要


という点にはご留意下さい。

MacOS_Message1


インストールしてシステム再起動が終わると、上記のように Dock に Messages アプリが追加されています。使い方は iPhone, iPad と、ほぼ同じ。

新規メモと同じようなアイコンで開始して、宛先欄の右にある+ボタンで住所録からチャット先を選択。ただし、iPhone の Messages アプリでは SMS, MMS が可能な相手を選べたが、Mac版の Messages はそれらは利用できない。

代わりに iChat や AIM、Google Talk、Jabber、Yahoo! のメッセージングサービスも利用可能になっている(このあたりは現行の iChat と同じ)。

MacOS_Message2


そういうこともあって、色は iOS 版の Messages アプリとは異なる。iOS 版では「iMessage でやってくるメッセージは青、MMS なら緑、SMS なら白」という規則があったが、Mac 版ではないようだ。

代わりにメッセージングする相手毎に色が変わるようである。間違わないための工夫なのかもしれないが、むしろ iOS版と規則が違う方が困りものな気もするけれど…

MacOS_Message4


また、当たり前の機能だけれども画像添付、ファイル送信なども可能。メッセージ入力欄へファイルをドラッグすれば OK。そして、右上のビデオアイコンをクリックすれば FaceTime へそのまま移行できる。

このあたりはメッセージングサービスなら当然の機能であり、特筆することは何もありません。

MacOS_Message3


スマートフォン同志だけだと「iMessage?なんでそんなものが要るの?MMS で良いじゃん、LINE で良いじゃん、Viber で良いじゃん」となりますが、データー通信 only の iPad や、さらにはパソコン(Mac)も含めて可能になると、Mac & iOS ユーザーならどれでも受けられて便利になります。

MMS や LINE / Viber だと、パソコンの前にいる時でも
受けて書くのはスマートフォンになってしまう


という欠点があります。iMessage (元々 Skype も)ではパソコンの前にいる時にはパソコンでメッセージを読んだり書けたりするので、その点は便利かと思います。

どちらにせよ、この iMessage (Messages) が広く普及する、なんてことはないでしょうけれど、Mac / iOS ユーザー間同士には便利なこともあるので、少しは使えるようになるなぁ…と思っています。

そして、こうなると

au の iPhone 4S が、とっとと iMessages 対応しやがれ


って感じですが、Apple 側の iOS アップデートの都合もあるのでしょうね。iOS 5.1 リリースの暁にはすぐにでも使えるようになって欲しいところです。

個人的に、iMessage が Android で使える時は永遠に来ないとは思いますが、iTunes 同様に Messages くらい Windows 用があっても良いんじゃないかなぁ、と思います。

あとは

iOS 版とはできるだけ統一して欲しいというか
iOS 版は MMS, SMS との使いわけ、区別が難しい


ので、何とかして欲しいですね。



とまぁ、Message アプリが先行して Mac で使えるようになっているわけですが、

なんでこれが Mac で使えんの? Mac と同期できんの?


というものが Mountain Lion (OS X 10.8) で可能になるのは素直に喜ばしいことです。

Twitter や Game Center あたりはともかく、リマインダーやノート、AirPlay Mirroring などなど…今まで「いやいや、これは Mac と同期させて当然でしょ〜」というものが、ようやく可能になるようです。特に

ノートの Mac/iOS 間同期なんて遅きに失した


くらいですし、リマインダーなんて iOS 5 の登場時から Mac とも連携・同期すべきだったでしょう。それがあれば、使えない・使わないアプリと言われることもなかったでしょうに…

どちらも今後 Mac と iOS と同期されるなら、私は使おうかな?と思ってます :-)



Mountain Lion (OS X 10.8) に関して思うところは、他にも GateKeeper 導入で

「Windows 8 もアプリ配布ルールが厳しくなるし、Apple も MS も同じ方向むいてるねぇ」

と思ったり、逆に

「アップル認証済み開発者のアプリは自由にインストール可、というルール作りは、将来 iOS でも行われる可能性があるかもしれないなぁ」

と思ったり、また Notification Center(iOS の通知機能)の導入を見て、

これで Growl 死亡か…長い間ありがとう Growl (´Д⊂


と思ってみたり、

「Documents in the Cloud はどんどん対応ソフトが増えて欲しいなぁ」

と思ったり、色々思うことは色々ありますが、とりあえずは

Lion の時と同じく、OS X の iOS 化が進むなぁ


という印象の Mountain Lion (OS X 10.8) 発表でした。

そうそう、

10.8 からは MacOS X じゃなくて、唯の OS X


になるそうです。これが何を意味しているのか、将来どうなるのかは興味深いですねぇ…


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(最近5万円を切りそうな mini。買い換えたい…)