判ってましたけどね、所詮ミラーレス機ですから。値段が値段でも期待なんかしてませんでしたし、落胆してるとかはないです(ってか、借り物ですし…)。
ないですけど、AF-C において AFの遅さが速くないことや迷いやすい、というミラーレス機に共通する問題だけじゃなく、
のは、ちょっと泣けました(公称値は AF-S 時という但し書きがあります)。

離着陸時の飛行機なら AF-C で撮れないことはない…サッカーは無理だけど(^_^;)
(JAL B777-200 / E 18-55mm F4.5-6.3 OSS / 千里川)
《以下、一部を除いて画像クリックで twitpic 上のオリジナルファイルが閲覧可能です》
ハッキリ言って AF-C での AF速度その他を考えれば、パナソニックのマイクロフォーサーズ機の方が撮りやすいと感じます。ただ、撮りやすさは別として、撮った写真のジャスピン率は NEX-7 の方が歩留まりが良いと思いました。
それに NEX-7 には良質な内蔵 EVF があるわけで、結果的には
そんな方向にも行ってしまった NEX-7 で動きモノを撮った話をば。
ないですけど、AF-C において AF
公称3コマ/秒の連写速度が AF-C では半分になる
のは、ちょっと泣けました(公称値は AF-S 時という但し書きがあります)。

離着陸時の飛行機なら AF-C で撮れないことはない…サッカーは無理だけど(^_^;)
(JAL B777-200 / E 18-55mm F4.5-6.3 OSS / 千里川)
《以下、一部を除いて画像クリックで twitpic 上のオリジナルファイルが閲覧可能です》
ハッキリ言って AF-C での AF速度その他を考えれば、パナソニックのマイクロフォーサーズ機の方が撮りやすいと感じます。ただ、撮りやすさは別として、撮った写真のジャスピン率は NEX-7 の方が歩留まりが良いと思いました。
それに NEX-7 には良質な内蔵 EVF があるわけで、結果的には
AF-C がダメな時には MF で撮れるじゃないか
そんな方向にも行ってしまった NEX-7 で動きモノを撮った話をば。
NEX-7 の AF-C チェックは、私の主被写体である飛行機(民間機)とサッカーを対象に、飛行機は伊丹空港の定番撮影地である千里川、伊丹スカイパーク、スカイランド HARADA で、サッカーはガンバ大阪練習場にて紅白戦とテストマッチ(HONDA F.C.戦)で撮影しました。
これらを NEX-7 で撮った率直な印象は次の通り。
といったところ。特に3.の問題は厄介です。
他のミラーレス機でもこういった先読み AF 的な機能(プリ AF)はあります。ただし、それは必要な時にオプションで ON にする機能であったり、最低でもユーザーが OFF できる機能です。しかし NEX シリーズでは、そのプリフェッチ AF 機能を切ることはできません。
AF-S, AF-C に関わらず
わけです。レリーズを半押しするしない、というユーザーの意思は完全に無視です。
NEX 初代機から AF が少しでも速く感じられるようにそういった姑息な手段を取っているのですが、ちょっとレンズを動かしただけで AF が動作し、大きくデフォーカスしながら測距しなおすのは堪らんですね。
それに NEX の場合は、ちょっとしたことで大きくデフォーカスして戻りが遅いので、B787 が離陸するのを追いかけていても、あるところで突然

こんな感じになってしまって焦ります。ってか、こういうのがちょくちょくあると本気では使えませんね。ここ一発の勝負でこんな風になったら目も当てられません。
また、何度も書いてきたように高画素機ゆえに高感度画質はよくありません。高速シャッターが欲しい動体撮り、特にスポーツ撮りでは高感度でシャッター速度を稼ぐことが常ですから、そういった点も含めて
という当たり前の結論に行き着きます。ま、何度も書きますが、現状のミラーレス機にそれを求めるのは無茶と言えます。
ただ、全てが全て悪いわけではなく、
のは一眼レフで親指 AF を常用している身としては有難いですし(親指 AF にしようと思うと MF モードにするというのが違和感ありますけれど)、
です。
そんななか、NEX-7 で動体撮りを突き詰めていくと
という結論になりました\(^o^)/
少なくとも、日没直後の飛行機撮りや AF-C が使い物にならないサッカー撮りでは間違いなく MF の方が良いですね。
暗くなってしまってからは EVF の画質が厳しいですが、どちみち高感度画質がお手上げなので撮れないのは一緒です(>_<)

諸般の事情を鑑み、こちらはボカシ入りで…
(E 55-210mm F4.5-5.6 OSS)
正直なところ、サッカー撮りについては AF-C で撮るのは論外レベルですし(豆粒写真レベルで撮るなら別ですが)、飛行機撮りについても一眼レフほど快適に、かつ信頼をおいて撮れるわけではありませんが、
という感じはあります。
このあたりはPanasonic マイクロフォーサーズ機を使ってた時と同じ印象で、逆に言えば、
という気もします(^_^;)
上記写真のような離陸滑走直後とかタキシング中(ターミナルから滑走路への行き帰り)なら、安価な望遠レンズ E 55-210mm を使って撮っていても特に困るほどのことはなく、連写速度や AF の遅さもあまり問題にならないと思います。
それゆえ、本気で飛行機を撮るのに使えるようなカメラではないものの、
かなぁ、という印象です。特に AF-C の精度は良いので、あとから撮った写真を見て甘いピントで凹むことが少ないのは良いですね(ないわけじゃない)。
ただ、コンティニュアス AF の能力を試すには一番良い場所とも言える千里川(すぐ頭上を着陸機が通過することで有名)で試すと、「撮れないことはないけれど、撮ってみないと判らない」レベルですので、遠目から狙うのは良いけど接近戦は厳しいです。

(ANA B767-300 / E 55-210mm F4.5-6.3 OSS / 伊丹スカイパーク)

(J-AIR ERJ-170 / E 55-210mm F4.5-6.3 OSS / 伊丹スカイパーク)
また、APS-C 2,400万画素という高画素機なのでブレにはシビアで、慣れてない機材とはいえ、いつもならブレないシャッター速度で軽く流し気味に撮っても甘かったりして、「いやー、もっと腕を磨かないといかんなー」と感じさせてくれます。
しかし逆に高画素機ゆえにトリミング耐性はありますから、換算 315mm しかないレンズで上空を飛ぶ飛行機を撮った時、
こんな豆粒にしか写らないわけですが(伊丹のヒネリと呼ばれる写真は超望遠で撮る世界)、これを等倍で見ると

(前写真の等倍切り出し)
このくらいで見えるのは高画素機ならでは、と思います(この写真に意味があるかどうかは別にして)。遅いけど精度は割としっかりしている NEX-7 の AF-C ですので、等倍でも記録写真としては一応見れてしまいます。
ただしまぁ、何度でも言いますが、
のだけはホント困りものです。最初は何か設定ミスかと思いました。
AF固定の“なんちゃって連写”は別として、連写速度の公称値は秒3コマ、しかし仕様表にもちゃんと AF-S 時という但し書きがあります。あるとはいえ、
と思います。いやホントに。
あとはもう現在のコントラスト式 AF の難点である、照度が落ちると一気に AF 速度・精度が落ちていく問題でしょうか。コントラスト式 AF では AF-C 自体がかなりシビアな状況なのに、条件が悪くなれば如何ともし難いのでしょう。
色々とミラーレス機が登場し、進化が進んでいるように見えても、こういったところは未だブレイクスルーがありませんので、当分は変わらないのでしょうね(Nikon 1 のように位相差式 AF 採用のミラーレスは別)。

(JAL B777-200 怪物くんJET / E 55-210mm F4.5-6.3 OSS / スカイランドHARADA)

(ANA B767-300 / E 55-210mm F4.5-6.3 OSS / 伊丹スカイパーク)
現在 17時半ごろに日没を迎えますが、かなり陽が西に傾いて色温度が高くなる 16時すぎから NEX-7 の AF-C は迷う頻度が増えてきます。それまでは殆ど迷うことのなかったシーンでも、迷い始めるのを実感します。
離陸便を撮っていると、この時間から先に示した B787 でのデフォーカスと同じことが離陸1回につき1度のペースで出てくるようになります。
そして上記の写真のようにピントに甘さが出てきます。それまでは AF速度は遅くとも割とジャスピン頻度が高かった NEX-7 の AF-C が、どんどん甘々ピントになっていきます。同時に感度も上がるのでノイズも増えていきますが…
日没直後あたりの写真。縮小で見てもピントが甘いのが判るレベルになってきます。コントラスト式 AF 採用のミラーレス機で AF-C 使っての動体撮りだと、このあたりが限界ですね。
ここでは ISO 3200 に上げてテストしていますが、

こういうのを見ると、やっぱりちょっと使えないなぁ…と思います。EOS 7D みたいに細かいノイズでザラザラならまだ良いのに、なんかこうマダラ模様になっていますので(特に空)、後からレタッチもしにくいのは困りもの。
AF-C での撮影を諦めて E 55-210mm の DMF や MF でマニュアルフォーカスで撮っていましたが、今一つフォーカシングしにくいので、135mm F1.8 ZA に変えて MF 撮影。
やはり、重くて太いフォーカスリングが良い。微小な操作で追って行かなきゃならないから、レンズ重要ってことを実感。とにかく NEX-7 を借りて使って、初めてマニュアルフォーカスの楽しさを知らされた感があります。
しかしせっかく良いレンズなのに、NEX-7 のどうしようもなくヘボいノイズリダクションのせいで、汚いマダラ模様が見るに耐えない。

飛行機撮りの実戦で使ってみて実感したのは、昼間は何とか AF-C & JPEG でも良いけれど
ということ。
真っ暗にならなければ、動きものがきちんと捉えられる EVF なので AF-C より自分の目に頼って、カメラ内ノイズリダクションに頼らず自分で RAW 現像する、と。
初期のミラーレス機ではカメラを速く振ると EVF が追従しきれない代物でしたから、それを思えば NEX-7 の EVF はそれに頼って撮影する方が良い感じです。

これもちょっとエフェクト処理入りで…
( LA-EA1 + Sonnar T* 135mm F1.8 ZA )
サッカー撮りについても、最初に試した紅白戦では AF-C に頼ってジャスピンで撮れている写真は殆どなく(ややピン甘程度ならそこそこ)、それを踏まえて後日のテストマッチでは MF で撮っていました。
そして、そちらの方はジャスピンで撮れている写真が多く、これはもう NEX-7 でのサッカー撮りは断然 MF だな、と。
もちろん、NEX-7 でサッカー撮りを本気でやるつもりはないのですが、自分にとってはなかなか新鮮な体験で、NEX-7 を借りていた中で本当に色々と勉強させてもらった感じです。
MF アシストも使うことはあるのですが、NEX用 Eマウントレンズでは“必要なときだけ拡大する”というのができないのが使いづらいと感じました(マウントアダプターを使った時のように、ソフトキーBで拡大・通常の切替になればいいのですが)。
というわけで、長々と書いてきましたが、NEX-7 を飛行機&サッカー撮りを試してみての結果は
そんな印象でしょうか。AF-C に頼ることなく MF で撮っていける点が大きいです。
NEX-7 での MF はまだ慣れてるとは言い難いのですが(設定も毎日変えて試してた)、もう少し慣れたら飛行機撮りもサッカー撮りもライトな撮影には行けそうな気がします。
と言っても、もうそろそろ NEX-7 は返さなきゃならないのですが…(ToT)

ソニー Eマウント用レンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」
(タイの洪水の影響で品薄気味な望遠ズーム。友人から借りて結構使い込みました…^^;)
これらを NEX-7 で撮った率直な印象は次の通り。
- AF-S の速度も現行ミラーレス機の中では速い方ではないのに AF-C では更に遅くなるので、晴天昼間の飛行機(民間機)撮りなら何とかなるが、サッカーは論外。
- 度々、大きくデフォーカスするのに、その時の戻りはかなり遅い
- NEX はレリーズを半押ししなくても常時勝手に AF が働くので(おまけにオフにできない!)、それが動体撮影にはかなり不利になる&ストレスが溜まることが多い。
(「インテリジェントAF」というらしいが、インテリジェントでも何でもねぇよ…) - 公称値 AF-S 時の秒3コマの連写速度も速くないのに、AF-C では秒 1.5コマ程度になる。これは動体撮りには辛すぎる劣化…
- 他のミラーレス機同様、夜間はもちろん、少しでも照度が落ちてくると一気に AF 精度が落ちて、日没以降は残照があっても使い物にならない
- ただし、照度がある晴天昼間の飛行機程度なら、合焦すれば AF 精度は高い(合焦して撮ったのにピンボケ気味の確率は低い)
- やっぱりファインダーで撮れるのは良い!
- 浅く軽いレリーズは良いね!
- AF-C を使うくらいなら MF で撮った方が良いのでは!?(レンズに依る)
といったところ。特に3.の問題は厄介です。
他のミラーレス機でもこういった先読み AF 的な機能(プリ AF)はあります。ただし、それは必要な時にオプションで ON にする機能であったり、最低でもユーザーが OFF できる機能です。しかし NEX シリーズでは、そのプリフェッチ AF 機能を切ることはできません。
AF-S, AF-C に関わらず
構図を少しでも動かせば、問答無用で AF が勝手に動作する
わけです。レリーズを半押しするしない、というユーザーの意思は完全に無視です。
NEX 初代機から AF が少しでも速く感じられるようにそういった
それに NEX の場合は、ちょっとしたことで大きくデフォーカスして戻りが遅いので、B787 が離陸するのを追いかけていても、あるところで突然

こんな感じになってしまって焦ります。ってか、こういうのがちょくちょくあると本気では使えませんね。ここ一発の勝負でこんな風になったら目も当てられません。
また、何度も書いてきたように高画素機ゆえに高感度画質はよくありません。高速シャッターが欲しい動体撮り、特にスポーツ撮りでは高感度でシャッター速度を稼ぐことが常ですから、そういった点も含めて
NEX-7 は動体撮影に向かない
という当たり前の結論に行き着きます。ま、何度も書きますが、現状のミラーレス機にそれを求めるのは無茶と言えます。
ただ、全てが全て悪いわけではなく、
遅い AF ながらも親指 AF が使える
のは一眼レフで親指 AF を常用している身としては有難いですし(親指 AF にしようと思うと MF モードにするというのが違和感ありますけれど)、
内蔵ファインダーで撮れる良さは、動体撮りに強い味方
です。
そんななか、NEX-7 で動体撮りを突き詰めていくと
AF-C 時のヘタレさと内蔵 EVF の良さを考えれば
AF-C にイライラするより MF で撮った方が快適な気が…
AF-C にイライラするより MF で撮った方が快適な気が…
という結論になりました\(^o^)/
少なくとも、日没直後の飛行機撮りや AF-C が使い物にならないサッカー撮りでは間違いなく MF の方が良いですね。
暗くなってしまってからは EVF の画質が厳しいですが、どちみち高感度画質がお手上げなので撮れないのは一緒です(>_<)

諸般の事情を鑑み、こちらはボカシ入りで…
(E 55-210mm F4.5-5.6 OSS)
正直なところ、サッカー撮りについては AF-C で撮るのは論外レベルですし(豆粒写真レベルで撮るなら別ですが)、飛行機撮りについても一眼レフほど快適に、かつ信頼をおいて撮れるわけではありませんが、
NEX-7 の AF-C でも晴天昼間の民間機撮りなら何とかなるかなぁ
という感じはあります。
このあたりはPanasonic マイクロフォーサーズ機を使ってた時と同じ印象で、逆に言えば、
動体撮りに関してはミラーレス初号機 DMC-G1 から相変わらず変わってないなぁ
という気もします(^_^;)
上記写真のような離陸滑走直後とかタキシング中(ターミナルから滑走路への行き帰り)なら、安価な望遠レンズ E 55-210mm を使って撮っていても特に困るほどのことはなく、連写速度や AF の遅さもあまり問題にならないと思います。
それゆえ、本気で飛行機を撮るのに使えるようなカメラではないものの、
旅カメラとして持って出て、旅先の空港でちょっと撮るだけなら許容範囲内
かなぁ、という印象です。特に AF-C の精度は良いので、あとから撮った写真を見て甘いピントで凹むことが少ないのは良いですね(ないわけじゃない)。
ただ、コンティニュアス AF の能力を試すには一番良い場所とも言える千里川(すぐ頭上を着陸機が通過することで有名)で試すと、「撮れないことはないけれど、撮ってみないと判らない」レベルですので、遠目から狙うのは良いけど接近戦は厳しいです。

(ANA B767-300 / E 55-210mm F4.5-6.3 OSS / 伊丹スカイパーク)

(J-AIR ERJ-170 / E 55-210mm F4.5-6.3 OSS / 伊丹スカイパーク)
また、APS-C 2,400万画素という高画素機なのでブレにはシビアで、慣れてない機材とはいえ、いつもならブレないシャッター速度で軽く流し気味に撮っても甘かったりして、「いやー、もっと腕を磨かないといかんなー」と感じさせてくれます。
しかし逆に高画素機ゆえにトリミング耐性はありますから、換算 315mm しかないレンズで上空を飛ぶ飛行機を撮った時、
こんな豆粒にしか写らないわけですが(伊丹のヒネリと呼ばれる写真は超望遠で撮る世界)、これを等倍で見ると

(前写真の等倍切り出し)
このくらいで見えるのは高画素機ならでは、と思います(この写真に意味があるかどうかは別にして)。遅いけど精度は割としっかりしている NEX-7 の AF-C ですので、等倍でも記録写真としては一応見れてしまいます。
ただしまぁ、何度でも言いますが、
NEX-7 の連写速度が AF-C だと秒 1.5コマ程度に落ちる
のだけはホント困りものです。最初は何か設定ミスかと思いました。
AF固定の“なんちゃって連写”は別として、連写速度の公称値は秒3コマ、しかし仕様表にもちゃんと AF-S 時という但し書きがあります。あるとはいえ、
コンパクトデジカメでも AF 追従で秒2コマ出る時代で
十数万のカメラが秒 1.5コマはないやろ…
十数万のカメラが秒 1.5コマはないやろ…
と思います。いやホントに。
あとはもう現在のコントラスト式 AF の難点である、照度が落ちると一気に AF 速度・精度が落ちていく問題でしょうか。コントラスト式 AF では AF-C 自体がかなりシビアな状況なのに、条件が悪くなれば如何ともし難いのでしょう。
色々とミラーレス機が登場し、進化が進んでいるように見えても、こういったところは未だブレイクスルーがありませんので、当分は変わらないのでしょうね(Nikon 1 のように位相差式 AF 採用のミラーレスは別)。

(JAL B777-200 怪物くんJET / E 55-210mm F4.5-6.3 OSS / スカイランドHARADA)

(ANA B767-300 / E 55-210mm F4.5-6.3 OSS / 伊丹スカイパーク)
現在 17時半ごろに日没を迎えますが、かなり陽が西に傾いて色温度が高くなる 16時すぎから NEX-7 の AF-C は迷う頻度が増えてきます。それまでは殆ど迷うことのなかったシーンでも、迷い始めるのを実感します。
離陸便を撮っていると、この時間から先に示した B787 でのデフォーカスと同じことが離陸1回につき1度のペースで出てくるようになります。
そして上記の写真のようにピントに甘さが出てきます。それまでは AF速度は遅くとも割とジャスピン頻度が高かった NEX-7 の AF-C が、どんどん甘々ピントになっていきます。同時に感度も上がるのでノイズも増えていきますが…
日没直後あたりの写真。縮小で見てもピントが甘いのが判るレベルになってきます。コントラスト式 AF 採用のミラーレス機で AF-C 使っての動体撮りだと、このあたりが限界ですね。
ここでは ISO 3200 に上げてテストしていますが、

こういうのを見ると、やっぱりちょっと使えないなぁ…と思います。EOS 7D みたいに細かいノイズでザラザラならまだ良いのに、なんかこうマダラ模様になっていますので(特に空)、後からレタッチもしにくいのは困りもの。
AF-C での撮影を諦めて E 55-210mm の DMF や MF でマニュアルフォーカスで撮っていましたが、今一つフォーカシングしにくいので、135mm F1.8 ZA に変えて MF 撮影。
やはり、重くて太いフォーカスリングが良い。微小な操作で追って行かなきゃならないから、レンズ重要ってことを実感。とにかく NEX-7 を借りて使って、初めてマニュアルフォーカスの楽しさを知らされた感があります。
しかしせっかく良いレンズなのに、NEX-7 のどうしようもなくヘボいノイズリダクションのせいで、汚いマダラ模様が見るに耐えない。

飛行機撮りの実戦で使ってみて実感したのは、昼間は何とか AF-C & JPEG でも良いけれど
日没前くらいからは MF & RAW 撮影に限る
ということ。
真っ暗にならなければ、動きものがきちんと捉えられる EVF なので AF-C より自分の目に頼って、カメラ内ノイズリダクションに頼らず自分で RAW 現像する、と。
初期のミラーレス機ではカメラを速く振ると EVF が追従しきれない代物でしたから、それを思えば NEX-7 の EVF はそれに頼って撮影する方が良い感じです。

これもちょっとエフェクト処理入りで…
( LA-EA1 + Sonnar T* 135mm F1.8 ZA )
サッカー撮りについても、最初に試した紅白戦では AF-C に頼ってジャスピンで撮れている写真は殆どなく(ややピン甘程度ならそこそこ)、それを踏まえて後日のテストマッチでは MF で撮っていました。
そして、そちらの方はジャスピンで撮れている写真が多く、これはもう NEX-7 でのサッカー撮りは断然 MF だな、と。
もちろん、NEX-7 でサッカー撮りを本気でやるつもりはないのですが、自分にとってはなかなか新鮮な体験で、NEX-7 を借りていた中で本当に色々と勉強させてもらった感じです。
MF アシストも使うことはあるのですが、NEX用 Eマウントレンズでは“必要なときだけ拡大する”というのができないのが使いづらいと感じました(マウントアダプターを使った時のように、ソフトキーBで拡大・通常の切替になればいいのですが)。
というわけで、長々と書いてきましたが、NEX-7 を飛行機&サッカー撮りを試してみての結果は
飛行機やサッカーを本気で撮るようなカメラじゃないけれど
良い EVF のおかげで他のミラーレス機より可能性は広がる
良い EVF のおかげで他のミラーレス機より可能性は広がる
そんな印象でしょうか。AF-C に頼ることなく MF で撮っていける点が大きいです。
NEX-7 での MF はまだ慣れてるとは言い難いのですが(設定も毎日変えて試してた)、もう少し慣れたら飛行機撮りもサッカー撮りもライトな撮影には行けそうな気がします。
と言っても、もうそろそろ NEX-7 は返さなきゃならないのですが…(ToT)

ソニー Eマウント用レンズ「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」
(タイの洪水の影響で品薄気味な望遠ズーム。友人から借りて結構使い込みました…^^;)







