数日前から iPad 2 の Google アプリで音声検索がどうやってもできなくなったと思ったら、昨日 iPad 2 のマイクが壊れていたことに気づき、今日早速アップルストアで修理交換してもらってきたわけですが、いい機会ですので初めて「iCloud から復元」を試しました。

出先で復元してから既に新しい iPad 2 をガシガシ使い続けていますが、まだアプリの復元途中で多分明日朝くらいまでかかりそうなので、この件はまた稿を改めて書きたいと思います。

でも、色々と発見、注意点がありました。やっぱり、試してみないことには判りませんね。といっても、復元なんてあまりやりたくない、できればしない方が良い類のものですが X-)



さて、前回の記事「迷うなら5まで待てばいい 〜 au 版 iPhone4S セカンドインプレ【iPhone 4S 買い替え編】」では iPhone 4S に対して否定的なスタンスで書いた形になってしまいましたが、あくまで iPhone 4 → 4S の買い替えという視点で述べたもので、もちろん iPhone 4S 自体がダメなわけではありません。

iPhone 4S というハードウェアの進化は前回記事でも書いたように、

 ・処理速度 (パフォーマンス)
 ・カメラ(フル HD 動画含む)

この2点に集約されます。

どちらも iPhone 4 では最新のハイエンド Android スマートフォンと比べると《スペック上では》見劣りしてきた点ですので、それらを最新世代に引き上げたという点では順当進化のモデルチェンジと言えます(スペック上で見劣りしても使い心地は違いますが)。

反面、iPhone 4 の時のような他端末と比べて「おぉ〜っ」と思う進化はないので、iPhone 4S 発表時に書いたように興奮させる要素は皆無であり、Android ハイエンド機種への追従感は否めないのも確かです。コモディティ化が進むスマートフォンですし、今後はそうなって行くのでしょう。

などと、すぐにネガティブっぽい文章になってしまいますが(^_^;)、iPhone 4S 自体はサクサク感の高い、心地よい端末であることは間違いありません。カメラの進化は、ハードウェアだけでなくソフトウェア処理にも感じられます。

そして今回から追加された 64GB は、私には待望の容量。

au 発売と 64GB モデルの両方があったから買い換えたし、その価値があった


と言えるモデルチェンジでした。au にしても 64GB にしても、もう過去に戻る気が起きません。

というわけで、iPhone 4S の機能面での進化について、10日あまり使用してきた雑感を述べていきたいと思います。


【処理速度の向上】


CPU & GPU の向上は iPhone 4S の発表会でも強調されていたことの一つでもあり、確かに iPhone 4 と比べるとサクサク感はあります。日常利用の中では特に

ウェブブラウズ時の速さは大きな進歩


だと思います。

4S がマイナーチェンジだの何だのと言ってる私も、ウェブブラウジング中のストレスは大いに減りました。複数タブを開いている時の再レンダリング時のストレスは、au 回線のレスポンスの良さと合わせて随分減って快適になりました。

また、iPhone 4 ではカメラの起動がやたら遅くなることが多くなっていたのですが、iPhone 4S ではそんなこともなく、サクッと起動し、処理してくれます。HDR を使った時の待たされ感も殆どなくなりました。改良された 4S のカメラでは HDR を使う場面が減りましたが…(^^;)

さらに当たり前のことですが、写真レタッチや動画編集が楽になりました。動画編集時のモッサリ感が軽減されたのはもちろん、

動作が重かった写真編集アプリをメインで使う気になれる


のが嬉しいところ。

4までは「Photogene」のような初期の頃からある(機能十分ながらも)軽快なレタッチアプリを常用していましたが、4S では「Iris Photo Suite」「Snapseed」といった、自分が本当に使いたかった重量級アプリをメインで使えるようになりました(Snapseed はさほど重くないですが)。

なんと言いましょうか、昔まだ超軽量ノートパソコンが Libretto やら VAIO 505 やらの時代、

「持ち歩いているノートパソコンでも Photoshop を使いたいけど、重くて無理だから機能少なめだけど◯◯で代用しとくわ…」

という状況だったのが、今では

「モバイルノートでは Photoshop を使うのが無理だった? いつの時代の話?w」

な感じですから、それと似てきたかもしれません。きっと、モバイル OS 上でフル機能 Photoshop が普通に使える時代も遠くないでしょう。

もちろん、iPhone 4 だと遅くて困るというアプリは珍しかったですし、今も iPhone 4 は殆どストレスなく使えているわけですから、前回記事でも書いたように、処理速度一つで「4S の方が断然いい!」とは言えませんが、

速さは力


ということは、過去のモデルチェンジ同様に実感しています :-)

まぁでも、最初に iPhone 4S を使い始めた時に「同じ A4 → A5 プロセッサ進化でも初代 iPad → iPad 2 の時ほど劇的な体感速度の向上はないなぁ」と率直に思ったわけですが、考えてみれば初代 iPad → iPad 2 ではメモリ容量の倍増がありましたから、思えばそれが一番効いていたのかな、と思わなくもなかったり。

そういう意味では今後、“5”が出るまでに「いやー、4S 買って良かったわー、このアプリは 4S じゃないと無理だわー」というお気に入りアプリがどれだけ出てくるのかな?という気はします…

iPhone4S_03


【64GB】


何度も書いてますが、今回のモデルチェンジでスペック的に私自身が最もありがたかった進化が 64GB モデルの登場です。とにかく

  最近はデカいアプリは増えるし
  音楽は全然入りきらないし
  動画撮影すると容量食いまくりだし

ということで、とにかく 3GS の頃から「ぎぶみー 64GB!ぎぶみー128GB!」でしたから、よーーーーーやく待望の 64GB です\(^O^)/

いま手元の iPhone 4S の設定→一般→使用状況を見てみると

STEINS;GATE → 2.2GB
MapFan → 1.7GB
DearDrops → 1.4GB
FIFA 12 → 1.0GB
RAGE HD → 782MB
CHAOS RINGS Ω → 778MB



などと 1GB 前後のアプリが幾つもあるだけでなく、500MB 前後のアプリもゴロゴロしています。殆どがゲームですから不要不急のアプリではありますが、とにかく

アプリだけで 10GB くらいあっという間


のご時世です。

となると、本来 “iPod” も兼ねてるはずなのに音楽が削られていく始末でした。32GB の iPhone 4 では徐々にアプリに圧迫され、最近では音楽が 8GB くらいになっていました。

写真や動画をかなり撮ることもあって空き容量は最低 5〜6GB を確保したいため、アプリに写真に各種データーに…となれば、音楽はその程度になっていました。

私の iTunes 上で管理している音楽ライブラリが 40GB 弱(動画などを除く)ですので、8GB となると手動の取捨選択が大変です。それゆえ、32GB ではプレイリスト、スマートプレイリストを作成して、それを元に曲を自動選択して iPhone に入れていました。

しかし

取捨選択が面倒だからと、いつものプレイリストや
スマートプレイリスト中心だと曲単位で聴くことが多くなっていた


のも事実。iTunes のスマートプレイリストは曲単位を標準に作られていて、アルバム単位でのプレイリスト作りには向いてませんでしたからね。

iPod & iTunes を使い始めてからは、昔は拒否していた曲単位のリスニングにも慣れきっていたわけですが、それだけを続けていると

曲単位のリスニングだけでは、どこか物足りない


そんな気がしていました(レコード世代、CD 世代だからかもしれません)。

それが 64GB モデルになって、ようやく一定の満足が得られるだけの音楽ライブラリを iPhone に突っ込めるようになり、

64GB iPhone 4S では昔のようにアルバムを選択して聴くことが多くなった


と変わりました。これが 64GB にしたことで最も iPhone 利用スタイルが変化した点です。なんというか、音楽の原点回帰ができた気がしています。

さすがにまだ 64GB では 40GB 全部を同期してしまうと容量に余裕がなくなるので、一部の曲・アルバムはチェックマークを外して同期しないようにしていますが、基本は全ライブラリ同期なので、なんか

iPod を取り戻した!


そんな気分です。

以前、音楽容量を確保するために iPhone とは別に iPod を持とうとしたこともありました。別途 iPod を買い直したこともありましたが、結局 iPhone を持っているのに別途 iPod を持ち歩く気になれませんでしたから、本当に 64GB は嬉しいです。

もちろん、64GB では十分とは言えないので

次は 128GB モデルよろしく!


という感じです。いつになるかは判りませんが、そうなれば本当に余裕が出てきますし、一部のアルバムはロスレス圧縮することも視野に入ってくるでしょう。

でも今回、16/32GB モデルの価格が iPhone 4 と大差なかった分、64GB は更に1万円プラス!の価格でしたから、128GB モデルは欲しいけれど、これ以上高くなるのは辛いですね。

というか、iPhone 5 以降も 64GB モデルを買い続けるとなると、ますます高くつくなぁ(´Д`)ハァ…


【Air Play Mirroring】


iPhone 4 時代からもビデオや写真再生時には可能だった Air Play が、iOS 5 の iPhone 4S / iPad 2 では進化して Air Play Mirroring が可能になりました。その名の通り、無線 LAN & Apple TV を通して、iPhone 4S / iPad 2 で表示されてる画面がテレビにミラーリングされる機能です。

「今までも動画や写真再生はテレビに映せたし、ミラーリングできて何かメリットなことがあるかなぁ」と思って、すぐ浮かんだのがブラウザ。

iPhone4S_17


微妙といえば微妙だけど、Air Play 未対応のアプリでプレゼンする時や iPhone 4S の画面をみんなでワイワイ見る時なら悪くない。悪くないけど、限られた条件でしかないのも事実。

おまけに iPhone 4S ならともかく iPad 2 だと、iPad 2 の画面を見る方が楽なことも多いと思う。老眼の父親がブラウジングする時に便利かも?と思って薦めてみたが、iPad を見て操作する方が楽だと言う。まぁ当たり前。

ぶっちゃけ、iPhone 4S / iPad 2 の AIr Play Mirroring でブラウザを使うくらいなら PS3 のブラウザを使う方が良いとすら思うし、何よりも

Apple TV 本体だけでウェブブラウズできるようにしてくれ


と思いましたね。iPhone 4S とも Air Play とも関係無いですけど(^_^;)

他にも使い道が見つかるかもしれないですが、今のところはさほど自分にはメリットを感じない Air Play Mirroring でした(^_^;)



さて、この後カメラについて述べるところですが、ちょっとまだサンプルが全部用意できていないので、カメラについてはまた日を改めて記事にしたいと思います。

そろそろ iPhone 4S も“日常の道具”になっていますし、長々と iPhone 4S ばかりで引っ張るのも飽きてきますが、ご容赦のほどを。