【2011/12/20 追記】iPhone も au Wi-Fi SPOT に対応しましたので、そちらを利用するようになりました(Wi2 300 の利用は 2012年3月末までとなっています)。

iPhone で au Wi-Fi SPOT を利用する方法などについては、以下の記事をご参照下さい。

au版 iPhone 4S で au Wi-Fi SPOT 利用可能に!早速設定!【追記:接続してきた】

【追記終わり】

iPhone 4S 発売から1週間が経ちました。au版 iPhone 4S を1週間使っての感想は、また週末のうちに書くとしますが、買う前は地雷かもなぁ…とすら思っていましたが、私自身は良い印象で使えています。

当面サービスに不備がある問題も、ここ数日書いているような代替措置もあって、個人的には致命的に使いづらいと感じることもありません。少なくとも私は、ソフトバンクへ戻りたい気持ちは今のところ皆無です。むしろ、戻りたくない。結局、一番のサービスは通信品質ですからね。

もちろん現状では「au の iPhone の方が良い」なんて言えませんが(○問題もあるし)、au の iPhone 4S を契約するか迷っている人には、そっと背中を押せるくらいではあります。ドーン!と背中を蹴飛ばせるほどではないですけど(^^;)

とはいえ、au は iPhone 導入にあたって最低限の使える環境を急ごしらえで整えただけな印象はあり、それが幾つものサービス非対応という形で現れています。無線LAN スポットサービスも、その一つです。

iPhone4S_Wi2_00


au も他社にかなり遅れて、ようやく今年から「au Wi-Fi SPOT」という公衆無線 LAN サービスを開始し、au スマートフォンユーザーが無料利用できるようにしています。しかし、au版 iPhone では現在利用できません(年内利用開始予定)。

その代わり、当面の代替措置として

au版 iPhone ユーザーは公衆無線 LAN サービス「Wi2 300」を無料利用できる


ようになっています。

んが、しかし、

au版 iPhone 4S ユーザーへの Wi2 300 利用案内が発売後だった上、
店頭で Wi2 300 サービス案内のチラシすら配らないところがある


ので、未だに au版 iPhone 4S で無線LAN サービスを無料提供受けられることを知らない人もいます。慌ててやっているのか iPhone 4S 発表以降、なにかと情報が出てくるのが遅いですね>au。

ということで、またまたお節介に設定のポイントやら何やらを記しておきたいと思います。

後述するように結構使える度が低いし、「電波の安定してる au だから別にイマイチ使えない無線 LAN スポットに頼らなくてもいいや」と思うことも多いんですけど、

無料だし、ないよりはマシ


ですから、機会があれば使うのが良いかと思います。


au版 iPhone 4S で「Wi2 300」を使う方法をについては、au の iPhone 公式ページから設定マニュアルの PDF を閲覧することができます。

iPhone 4S 「公衆無線LANご利用お試しキャンペーン」ご利用手順 (PDF)

上記 PDF 通りに設定すればよく、設定手順はヒジョーーーに簡単。ソフトバンク Wi-Fi よりも遥かに設定が簡単なのは素晴らしいし、この点は高く評価されていいかと。

ただ、設定・利用するにあたってのポイントが3つあります。

  • 上記 PDF マニュアルには Wi2 300 の設定方法として、「無線 LAN スポット現地で iPhone 4S 本体で登録する方法」「予めパソコンで ID、パスワードを取得する方法」の2つの方法が載っていますが、前者の

    無線 LAN スポット現地で iPhone 4S 本体で登録する方が断然簡単!


    です。パソコンで予め ID とパスワードを取得する方法もありますが、こと au版 iPhone 4S で Wi2 300 を使う場合には殆ど無意味です。

  • 上記 PDF マニュアルにあるように、au版 iPhone 4S の無料サービスで使える Wi-Fi ネットワーク名(SSID)は「Wi2」と「Wi2premium」のみ。bbmobilepoint などの本来 Wi2 300 で利用できるネットワーク名を選択しても使えない。

    同様に、Wi2 300 の接続ツールアプリ「Wi2 Connect」を使うと認証できなくてハマることがある。とにかく au 公式サイトの PDF マニュアル通りにやることが重要。Wi2 300 本来の手順・設定は無視すべきです。

  • Wi2 300 のログイン画面から認証にかけてが異常に重たい時がある。「ログインするのに何分かかっとんじゃ、ゴルァ!」という感じで、なんのための無線 LAN サービスなのか意味ねえ、という時がある。

    今日は先ほど試したところ軽かったのですが、昨日は3箇所で試したところ重すぎて、検証テストでなかったら 100% 使ってなかったと言えるほどでした。

    au版 iPhone 4S ユーザーが大量に使い始めたせいで、サーバー負荷が急増しているのかもしれませんが、今後はそのようなことはないようにして欲しいものです。


注意すべきは、これらの通り。2点目は通常のユーザーには関係無いでしょうが、過去に Wi2 300 ユーザーだったり、Wi2 300 ユーザーからアドバイスされると逆にハマる元になります。まぁ、マニュアル通りにやれ、ということです。



さて、実際に私自身がやった際の手順を紹介しておきます。公式 PDF マニュアルとログイン関連の画面手順が違っていたので、公式の方を十分参照しながら、こういう場合もあったという事例として挙げておきます。

  1. まず、「Wi2」「Wi2premium」の SSID(ネットワーク名)が出ているスポットへ行きます。Wi2 300 対応の無線 LAN スポットは以下の公式ページから検索できます。

    公衆無線LANサービス Wi2 300 |ご利用可能エリア

    スポットで、以下の画面のように iPhone の設定アプリ→ Wi-Fi と進んだところに「Wi2」または「Wi2premium」の Wi-Fi ネットワークがあれば利用可能です(もちろん、Wi-Fi を有効にしておく必要がある)。

    iPhone4S_Wi2_01


  2. 公式 PDF マニュアル通りに Safari を起動すると

    iPhone4S_Wi2_02


    こんな感じで接続できる無線 LAN ネットワークのダイアログが出てきます。ここで「Wi2」または「Wi2premium」を指定(タップ)します。

    ダイアログが出てこない時は、適当にどこかブックマークしてるサイトへ飛ぼうとしたり、なにか適当な語句で検索すると出てくるはずです。それでも出ない時は一度、機内モードをオフ・オンしてみると出てくるはずです。

    なお、ネットワーク名が「Wi2」ですので、無線 LAN ネットワークが多すぎる場合は

    iPhone4S_Wi2_03


    こんな感じで Wi2 が表示されていない場合もありますが、この時はネットワーク名リストを下へスクロールすれば「Wi2」が出てきます。


  3. 無線 LAN ネットワーク名で「Wi2」「Wi2premium」を選択して、すぐ or 少しすると、以下のようにログイン画面が開こうとします。ログインサーバーが重い時には、ここで結構待たされますが我慢です。

    iPhone4S_Wi2_04


  4. ログインサーバーが応答すると、以下のようなログイン画面になります。

    iPhone4S_Wi2_05


    公式 PDF マニュアルと少々画面が異なっていますが、公式マニュアルにあるように「au ユーザーの方はこちら!」というボタンが上部にある時には、そちらをタップして下さい。

    私の場合は「au ユーザーの方はこちら!」というボタンがなかったので、「新規登録」をタップしまた。au版 iPhone 4S ユーザーの Wi2 300 サービス登録作業はコレだけです。


  5. 利用規約画面になり「同意する」ボタンをタップして、その後サービス登録処理が終わると、以下のようなログイン画面になります。

    iPhone4S_Wi2_06


    既にログイン ID とパスワードが入力された状態で表示されますので、何も入力する必要がなく「ログイン」のボタンをタップするだけです。

    パソコンで事前登録処理をすると、ここでログイン ID とパスワードをいちいち入力する必要があるので逆に面倒です。断然、iPhone だけでやった方が楽。


  6. ログインが正常に終了すると

    iPhone4S_Wi2_08


    とか

    iPhone4S_Wi2_07


    といった画面に切り替わります。と同時に、画面左上には Wi-Fi に繋がっているマークが出ます。これで全て終わりです。

    Wi-Fi ネットワークの詳細項目で確認すると

    iPhone4S_Wi2_09


    で、ちゃんと繋がっていることも確認できます。


さて、一度「新規登録」処理が終わっていれば、二度目からは登録処理は不要ですので、上記手順の2〜3を行い、ログイン画面が出ると

iPhone4S_Wi2_11


こんな形で二度目からはログイン ID とパスワードが入力された形で表示されるので、二度目からは「ログイン」ボタンをタップするだけです。Wi2 300 のログインサーバーが軽ければ簡単・快適です。

ソフトバンク Wi-Fi スポットの利用にあたってはプロファイルをダウンロードしなければならず、登録処理はそれなりのハードルがあったのですが、それに比べると簡単だと思います(反面、利用開始後のログイン処理はソフトバンクの方が簡単ですけどね)。



とまぁ、au版 iPhone 4S では簡単に利用できる「Wi2 300」なのですが、使ってみれば判るように

ソフトバンク Wi-Fi のスポット数に比べると Wi2 300 ショボっ!


となること請け合いです。

この点だけは、自社の 3G 回線網が厳しい事情があったとはいえ、ソフトバンクがいち早く無線 LAN スポットを拡充していったことは素晴らしいことだったと実感します(ソフトバンク Wi-Fi スポットも、実はソフトバンクの Ultra Speed モバイルルーター置いてるだけという微妙な低速無線 LAN スポットが少なくないですけど)。

なにせ、郊外で周辺の Wi2 300 で利用できるスポットを検索してみると

使えるトコは au ショップと、トヨタと、マクドナルドしかないやん!


となったりします。

スポット数では半分程度のドコモ「Mzone」と比べても現状の使えない感じがします。だいたい、auショップとトヨタのディーラーに多数あったところで、使える人なんて限られすぎでしょ… (´・ω・`)

都心部に行けば、それなりにスポット数はありますが、

現状「au Wi-Fi SPOT」≒「Wi2 300」


ですから(※)、来春には 10万スポット利用可能!とか言ってる au Wi-Fi SPOT を年内に使えたとしても現状は大差ないわけです。

これを思うと、先にも書いたように現状は“ないよりはマシ”程度ですから、

au Wi-Fi SPOT も相当気合入れて整備してもらわないと、このままじゃ…


という感じですね。いやホント、au にはアレもコレも頑張ってもらわないとね! 頼みますよ。

(※)au の「主なご利用可能スポット | au Wi-Fi SPOT/a>」にある、主な利用可能なエリアのリンク先が Wi2 300 であることからも、現状はまだ Wi2 300 のエリアと大差ない。

Eye-Fi Mobile X2 8GB EFJ-MB-8G
Eye-Fi Mobile X2 8GB EFJ-MB-8G

(無線LAN + iCloud フォトストリームで Eye-Fi が更に便利に!)


ちなみに、イマイチ使いどころのないトヨタ・ディーラーさんの au Wi-Fi SPOT ですが、ディーラー近くの路上でも Wi-Fi の電波は十分届くことが多いので、そこで繋いで iPhone で撮影した写真を一気に iCloud のフォトストリームへ流し込んでしまう、なんてことは良いかもしれません。

まだ6〜7箇所試しただけですが、マクドナルドは店内でも電波や回線速度がイマイチなことが多々ありますし、au ショップなどと比べても、トヨタのディーラーから出ている電波は安定かつ空いてることが多いので、フォトストリームのアップロードには最適だったり…(笑)

デジタルカメラの写真も SD カードに Eye-Fi を使って iPhone にダイレクトモード転送すると、

デジタルカメラ→ (Eye-Fi ダイレクトモード)→ iPhone →(iCloud フォトストリーム)→ PC/Mac/iPhone/iPad 等々…

という流れができます。そういう時には 3G じゃなく Wi-Fi、それも質の良い高速な Wi-Fi に限りますから、トヨタ・ディーラーさんの Wi-Fi に繋ぐのが良いかなー、なんて思ったりする「Wi2 300」です。

とはいえ、Wi2 300 を使った結論は

au はもっと頑張れ、色々ちゃんとやれ


なんですけどね(^_^;)。ホント、もうちょっとユーザーにちゃんと告知しようぜ。