今回の記事も前回に引き続き、前回記事で紹介した「Mobile Bluetooth Keyboard for iPad 2」という持ち運び時には iPad のカバーになるキーボードを使用して記事を書いています。

iPad に外付けキーボードを組み合わせると、ノートパソコンそのままとは言いませんが、ブログ更新や仕事の資料作りの一定部分までは iPad だけでも作れると思わせてくれますが、比較的安定したキーボードでありながら、iPad と一体になって持ち運べるのは、本当に便利です。

iPad_MobileBTKeyBoardScene02


さて、そんな「Mobile Bluetooth Keyboard for iPad 2」ですが、前回記事の最後で述べたように、元々は「Logitech Keyboard Case by ZAGG for iPad 2」という製品があり、そのパクリです(中華製のよくある話)。

そして、パクリ製品のレビュー記事を1週間ほど寝かしている間に、本家 ZAGG / Logitech の「Logitech Keyboard Case by ZAGG for iPad 2 TK700」がロジクールより国内で発売するという発表がありました。

LOGICOOL キーボードケース For iPad TK700
LOGICOOL キーボードケース For iPad TK700

(Amazonの予約価格は6千円台。直輸入品が1万円前後だったので十分リーズナブル)


ロジクール、ケースにもなるiPad 2専用Bluetoothキーボード
ロジクール、保護ケースとスタンドにもなるiPad 2専用キーボード
Logicool Keyboard Case For iPad 2(公式サイト)

今回は、パクリ製品は安くてそれなりに良いけど、やっぱり本家を買った方がいいよ、国内販売するんだし、是非本家「ロジクール キーボードケース For iPad2」をお勧めしたい、という話。


さて、国内でも販売されるようになった Logitech Keyboard Case by ZAGG for iPad 2 ですが、社名が米国では Logitech なのが日本ではロジクールであることもあり(日本には同業種でパソコン黎明期以前よりロジテックという会社があります)、製品も少し変わって「Logicool Keyboard Case For iPad 2」となっています。

日本の製品名になった際に抜けたby ZAGG瓩任垢、この製品は元々初代 iPad 用に ZAGG という会社が作ったもので、それを iPad 2 用からは Logitech が販売するようになったという経緯があります。

それゆえ、今回は国内発売になるのは iPad 2 用ですが、

海外では初代 iPad 用も存在する


ので、「欲しいけど iPad 2 じゃないし…」という初代ユーザーは Amazon や eBay その他を探してみると良いでしょう。初代 iPad 用 ZAGG mate の公式サイトは、こちら

かっこいい!ZAGGmate ipadカバー☆アイパッドアルミカバー
Amazon の初代 iPad 用 ZAGGmate 販売ページ

(さすがに在庫は少なくなってきた…初代用は折畳式の背もたれがある)


初代製品もそうですし、前回記事で紹介したパクリ製品も、今回国内で発売となる本家の「ロジクール キーボードケース For iPad2」も、目的や使い方はほとんど同じであり、特長もまた同じです。

  • iPad 2 のカバー(蓋)になるので、iPad 2 本体と一体で持ち歩くことができ、キーボードを別途持ち歩く必要がない。

  • 折り畳み式ではないことと、iPad の自重でキーボード面が多少押さえられることで、比較的安定してタイプできる。折り畳み式のようにタイプ時に微妙に揺れたりしない。

  • キーボード一体型レザーケースのように iPad 本体をケースに入れ込んでしまうわけではないので、iPad 単体での利用が普通に(手軽に)できる。

  • デザイン的に iPad や Apple デザインに沿った雰囲気しようというのが感じられ、見た目に違和感が少ない。
    (キーボード一体型レザーケースによくある安物感は多少マシになる…と思う)

  • Smart Cover 同様の、カバーの開閉によるスリープ・解除に対応している。

  • 分厚くなるけれど、元の厚みの2倍程度。キーボード付きでこれくらいなら…と許せるレベル(と私は思う)

  • iPad, iPhone 向けの機能キー(ホームボタン、液晶照度調整、ボリューム調整その他)があるので、非常に便利!

  • カーソルキーが上三角形状に配置されて使いやすい。


こういった特長は「ロジクール キーボードケース For iPad2」でも同じですので、中華製パクリ製品でも気に入った私としては、国内で正式に発売される製品を薦めない理由がありません。

もちろん、iPad に外付けキーボードを組み合わせた際の特長である、

  • 仮想キーボードが表示されない分、画面が広く表示されてノートパソコン感覚で書類作成できる。

  • テキストエリアや漢字変換時にカーソルキーが機能するのは便利。

  • Command + Z/X/C/V/A や Control + A/E/K/J などの各種ショートカットキーが機能するのも便利!


といった点も当然同じです。

iPad_MobileBTKeyBoardScene01
(MacBook Air より1回り以上小さく、サッと出して使えるので、狭い車内で広げるのも楽)


しかし、中華製パクリ製品を前回記事で褒めて気に入ってる私としても、

断然、本家「ロジクール キーボードケース For iPad2」を薦める理由がある


のです。単に国内で正式に発売されるというだけではありません(勿論それも大きな理由ですが)。

とにかく、

中華製パクリ製品にあった使いづらさ、不満点の多くが
本家「ロジクール キーボードケース For iPad2」には存在せず、使いやすい!


と思えることです。

特に

中華製パクリ製品にあった、意味不明のキー配置の右シフトがない


この一点だけでも「国内で本家製品が発売されるなら、安くても中華製パクリに手を出さずに本家製品を買え」と言い切れます。

iPad_MobileBTKeyBoard03keyboard
(中華製パクリ製品の意味不明に右シフトされたキーボード)

iPad_MobileBTKeyBoard14Logicool1
(少々判りづらいが本家製品のキーボード)


上記の写真を見比べてもらえれば、特にスペースキーとその上の列のキー配置を見れば判るように、本家はそれなりに真っ当でキー配列、無意味な右シフトがないのがわかります(自身のパソコンのキーボードと比べれば明らかなはず)。

よって、前回記事で書いた中華製パクリ製品「Mobile Bluetooth Keyboard for iPad 2」の不満点のうち、

  • 肝心要の2〜4列目が意味不明に右シフトしていて、手を置く位置をズラさないと、まともにタイプできない。なのに、スペースキーが通常位置にあるから、たちが悪い。

  • キーが右シフトしている上に、左側の Caps Lock、シフトキーなどが大きいくせして、右の Enterキー、シフトキーが異常に小さい。

  • 機能キーが揃っているのに、インターナショナルキーだけがないのは不便…


こういった欠点が本家製品にはありません

キー配置が真っ当なだけでも断然使いやすいですし、インターナショナルキーがあることで、英語・日本語入力の切り替えもワンキーでできるのも良い上に、カット&ペーストの機能キーがあるのも便利!です。

また、本家「ロジクール キーボードケース For iPad2」では

  • ケース四隅内側に衝撃吸収用のパッドがある。
    (中華製パクリにそんな気の効いたものはない…安心ですね)

  • 縦置き可能を謳っている


のも利点です。

中華製パクリ製品でも縦置きできなくはないのですが、iPad 2 を立てるために引っ掛ける爪の部分が

iPad_MobileBTKeyBoard12verticalPick


縦置きだとこんな感じで、割とギリギリだったりします。本家製品では爪の部分がこのように一部だけあるのではなく、横に長く取られているので、縦置きでもギリギリということはないと思います。

が、縦置きはバランス的にあまり良くないと感じたので、本家製品でも縦置きより横置きの方が安心して使えるとは思います。書類作成などでは断然 iPad 縦置きで打てると便利ですけどね。パクリ製品の方では縦置きすると、キーボードの手前面が若干浮きます(^_^;)



さて、「ロジクール キーボードケース For iPad2」を勧めたい理由を書き連ねてきましたが、もちろん欠点もあります。

特に、

キーボード付ケースで蓋をする形になるので、背面側に保護ケースを付けられない


というのは、背面に傷がつくと嫌だ!という人には耐えられないでしょう。私みたいに元々「保護ケースを付けて厚くなる方が嫌」という人は少数派のようですしね。

どうしてもこの製品と背面保護を両立したい場合は、背面側の保護シートを貼るしかありません。まだ国内製品はみていないですが、海外では背面に貼るガードスキン製品はいくつかありますので、eBay その他で探してみると良いと思います。

ちなみに、本家本元の ZAGG では専用の液晶・背面保護シートを売っています(→ ZAGG | Apple iPad 2 (Wi-Fi Only) Screen Protector | invisibleSHIELD by ZAGG)。

SGP プレミアム プロテクティブ スキンガード for iPad 2 【 カーボン 】
SGP プレミアム プロテクティブ スキンガード for iPad 2 【カーボン】

(Amazon だとこんな製品があるようですが…自分で調整する必要はあるかも?)


その他にも

  • 底面側に滑り止めがないので、置く机の材質によっては滑りやすくなるので、タイプする時に固定度が足りないかもしれない。
    (底面側がデザインもクソもなくて、完全に弁当箱の底なのは中華製パクリと同じ)

  • 通常のキーボードの ESC キーの位置が機能キーでホームボタンに相当するものになっているので、よく間違えてアプリ終了させてしまう。

  • Command キーなどのサイズが小さいことや Aキーの左が Caps Lock キーなのは中華製パクリと同じ。

  • 漢字変換の候補一覧の選択方法やスクロールに関する処理など、iOS に依存する外付けキーボードへの最適化がされていない部分は、このキーボード・ケースでも同じ。


という点はあります。

それでも中華製パクリ製品を使った経験上からも「ロジクール キーボードケース For iPad2」はオススメだと言えます。

【追記】中華製パクリ製品の優位点としては、若干軽いこと(実測 297g、ロジクール製品は公称 345g)、機能キーにファンクションキーとしての刻印および Fn キーがあることくらいでしょうか。

どうしてもお気に入りのケースがあるとか、背面保護が心配だとか、そういうことに拘りがなく、iPad 2 でタイピング作業をすることがあるならば、ロジクール キーボードケース For iPad2は十分に検討する余地のあるキーボード付きケースでしょう。

というか、1ヶ月早く発表してくれれば、私も「ロジクール キーボードケース For iPad2」を買っただろうに…。ってか、買いなおそうかな?(^^;) 割と真剣に本家製品をまた買おうか悩む今日この頃です…

LOGICOOL キーボードケース For iPad TK700
LOGICOOL キーボードケース For iPad TK700

(6千円台だから買ってもいい気はするけど…悩む ^^;)