花火大会もたけなわの今日この頃、いかがお過ごしのことでしょうか。また少しブログ更新の間隔が開いてしまいましたが、ブログのネタが切れたというわけではなく、むしろ円高にかこつけて、ちょこちょこと eBay その他の海外ショップ購入をしてたりします。
相変わらずの散財加減のなか、幾つかブログに散々ネタとして書く物もあって、あとは投稿するだけのモノもあるのですが、順不同でまずは先週末届いたばかりのコレを。
ソニー・エリクソン「XPERIA Mini Pro」
その昔、ガラケー時代に発売されて話題になった超小型ケータイ「Premini」というものがありましたが、それを彷彿させた「XPERIA X10 Mini / Mini Pro」の後継機がコレ。2週間ほど前に香港などの一部地域で発売されましたが、日本では発売予定が(今のところ)ありません。
実際手にしてみて、前モデルもそうでしたが、何故これを日本で売らないのか不思議でなりません。廉価機らしくチープな面はあるものの、スペック競争で大型化ばかりが進む Android スマートフォンにあって、このサイズ感は他にない素晴らしいもの。
(電源入れた直後に日本語を選択すれば、ほぼ完全日本語端末)
おまけに日本語化されてなかった前モデルと違って、今回の XPERIA Mini / Mini Pro は最初から完全日本語化されていて(日本語入力システム POBox Touch も入ってる)、中華仕様の漢字フォントを除いては、まるで国内モデルを使ってる感覚なのに、日本では売られないという…
相変わらずの散財加減のなか、幾つかブログに散々ネタとして書く物もあって、あとは投稿するだけのモノもあるのですが、順不同でまずは先週末届いたばかりのコレを。
ソニー・エリクソン「XPERIA Mini Pro」
その昔、ガラケー時代に発売されて話題になった超小型ケータイ「Premini」というものがありましたが、それを彷彿させた「XPERIA X10 Mini / Mini Pro」の後継機がコレ。2週間ほど前に香港などの一部地域で発売されましたが、日本では発売予定が(今のところ)ありません。
実際手にしてみて、前モデルもそうでしたが、何故これを日本で売らないのか不思議でなりません。廉価機らしくチープな面はあるものの、スペック競争で大型化ばかりが進む Android スマートフォンにあって、このサイズ感は他にない素晴らしいもの。
(電源入れた直後に日本語を選択すれば、ほぼ完全日本語端末)
おまけに日本語化されてなかった前モデルと違って、今回の XPERIA Mini / Mini Pro は最初から完全日本語化されていて(日本語入力システム POBox Touch も入ってる)、中華仕様の漢字フォントを除いては、まるで国内モデルを使ってる感覚なのに、日本では売られないという…
さて、元々私はこの夏にはガラケー機能付きの Android スマートフォンを購入する予定でした。しかし
と。
同時に、現状では「ガラケー機能はガラケーのままで良いんじゃね?」という思いを乗り越えられませんでした。なにせ面倒くさがりの私にとっては「おサイフケータイの移行が面倒すぎ〜」だったりしますしね。
そんなわけで、「まだしばらく iPhone +ガラケーで安定で良いかな」と考えつつも、それではやはり物足りないこともあり(主に物欲の面で :-)
と思っていました。別に XPERIA へのこだわりはないのですが、手頃な値段で手に入れて色々と(主にマニアックな方面で)遊べるという点から、適当な時に買おうと思っていたのです。
んが、しかし…
となって、XPERIA Mini Pro を購入した次第。
旧 X10 Mini / Mini Pro は少々驚けるくらい小ぶりで魅力的なのですが、液晶解像度が 320x240 pixels という解像度で(IDEOS と同じ)利用できるアプリに制約があったり、利用できるメモリも極めて少なく、またメニューその他は日本語化はされていません(日本語は扱えます)。
そういうものをチマチマと環境構築するのも Android の醍醐味なのですが、やはり+1万円で現行 Android 機と遜色ない性能のものを手に入れられるのは魅力的でした :-)
前述のとおり、新しい XPERIA Mini / Mini Pro は最初から日本語化されていて、国内モデルの XPERIA でも標準搭載されている日本語入力システム POBox Touch が最初から内蔵されていて、紙のマニュアルやサポート面を除けば、まるで国内モデルを使ってる感覚です。
■ Xperia™ mini | Android™ powered smartphone - Sony Ericsson
■ Xperia™ mini pro | Android keyboard smartphone - Sony Ericsson
ただ、「ハードウェア・キーボード付きの Mini Pro にするか、キーボードなしの Mini にするか」は、かなり迷いました。価格差が千円程度でしたし、サイズ的にも大差ない。
新型 MIni / Mini Pro 発売を知って、購入決定までは 15分もかからなかったと思いますが、Mini Pro にするか Mini にするかは、購入確定ボタンを押す瞬間まで1時間以上悩みましたね(^_^;)
結局、ハードウェア・キーボード付きの Mini Pro に比べてキーボードなしの Mini は、重さは4分の3(136→99g)と断然軽いが、厚みは 2mm しか違わないことと、
こともあって、ハードウェア・キーボード付きの Mini Pro の方を購入しました。ちなみに 136g という重さは、ほぼ iPhone 4 や XPERIA acro と同じです。
そんな過程を経て、香港のショップ(お馴染み 1ShopMobile)で購入、個人輸入しました。値段は $299、送料が $25。合わせて $324 ですが、ちょうど 1$ 76円台に一瞬足を突っ込んだ日(8/3)の夜に「円高だし、なんか輸入しとくか…」と考えての購入したので、送料込みで2万5千円弱でした。
そんな先週水曜日深夜に注文し、EMS で日曜日に到着。香港からだったので、早かったですね。土曜関空着でしたが、日曜に税関も通過でき、その日に自宅に到着しました。
ちなみに税関は一発通過、今回は消費税は取られませんでした。ネットを見てると税関で差し戻しされて時間がかかっていたり、消費税を取られている人が多かったようですが、私はラッキーだったようです。
型番は SK17i で中国語キーボード仕様、色はホワイトにしましたので(これもちょっと悩んだ)ピンクのスペアカバーと液晶保護フィルムが付いていました。
Mini Pro はハードウェアキーボード付きであり、香港販売のものですからキーボードが中国語キーボードとなっています。中国語キーボードは今回初体験ですが、全く気にならないですね。
中央上の6文字分のキーだけ、キートップに中国語用の印がありますが、完全スルーですね。日本語キーボードの「かな」に比べれば、可愛いもんです :-)
反面、フォントがいわゆる中華フォント(CJK 共用フォント)のために、文字によっては日本語の文字とは若干異なるため、それなりに違和感があります。気にならないという人もいますが、漢字が普通に読み書きできる日本人なら気になるでしょう。
それゆえ、いずれ root を取ってフォントをきちんとした日本語フォントに差し替える予定です。記事執筆時点では、ブートローダー・アンロック→ /System 書き換えで root を取ることはできるようです。
(iPhone 4 と XPERIA Mini Pro)
さて、前モデルの XPERIA X10 Mini / Mini Pro は Premini を思わせるほど小さかったのですが、新しい XPERIA Mini / MIni Pro は画面サイズが 2.5インチ→3インチと拡大された関係上、驚くような小ささはありません。
また、サイズが小さい反面、厚みはかなりあり、iPhone 4 の倍近い厚みがあります。
昨今氾濫しまくりの“板状のスマートフォン”とは見た目、持った感じもかなり異なり、
と言っていいでしょう。その点からしても iPhone モドキのスマートフォンではないので、自分的には満足感が大きいです。
何かと薄さ重視の私としては、分厚い点が大きくマイナスになると思ったのですが、
と感じました。まぁ普通の板状スマートフォンとは入れる場所も少し変わってきますが(例えばジーンズの尻ポケットに入れるには相応しくない形状)、これはこれで悪くない、厚みがあってもマイナスではないと感じました。
スマートフォンの場合、画面サイズは大きい方が良いのは間違いないのですが、男性としては手が小さい方の私としては最近大きすぎると感じるスマートフォンも少なくないので、この小ささは余計に好感が持てます。
まだ数日しか触っていませんが、なんというか
が素晴らしくて、正直なところオモチャとして買ったのに本気で愛用しそうです。
というか、手が小さめな女性向けとしてもピッタリなのに、なぜ日本で売らないんだ…と、手元に来てから余計に思いますね。
(iPhone4 の倍近い厚みはあるけど、持った感じは悪くない)
さて、良いことばかり書いてきましたが、実際にはネガティブな面は出そうといえばいくらでも出ます。例えば
…挙げていけば、ホント色々あります。
でも、所詮2万5千円買い切りの廉価機ですし
と思っています。コストパフォーマンスはかなり良いです。
(コネクタ剥き出しを防ぐためでしょうが…嫌ですねぇ)
Android 機にありがちなメモリの少なさ、RAM 512MB(ビデオメモリ共有)、内蔵ストレージ 320MB という仕様も XPERIA arc / acro と同じと思えば、価格を考えると納得以上。メモリは少ないけど使えないわけでもないし、おサイフケータイがない分だけメモリ周りは楽かもしれません。
処理速度的にも XPERIA arc / acro と同じ世代ですから、現行機種としては並レベルであり、arc / acro の価格を思えば、十分リーズナブルです。
おサイフケータイ機能やカメラ周り、液晶サイズ・解像度などは違うものの、この夏の大ヒット・スマートフォンである XPERIA acro と基本部分は同等レベルでコンパクトなスマートフォンがこの価格というのは、満足度が高いですね。
…まぁ、使えば使うほど画面解像度だけはもう一声欲しいと感じますが、480x320 pixels ですから殆どのアプリは使用できるのは満足しています。前モデル XPERIA X10 Mini / Mini Pro や IDEOS のような 320x240 pixels 機では、使えるアプリにも制約がありますからね。
(キーボードを出した時の背面のプラスチックむき出し感は… ^^;)
というわけで、国内 Android スマートフォンで買いたいものがなくて、つい買ってしまった XPERIA Mini Pro。最初の印象は◎。「こりゃ、良い買い物をしたぜ」そういう気分です。
正直なところ、刷新と進化が激しい Android 機はまだ高い端末代や2年縛りで買う気になれないので、しばらくは中古を買ってお茶を濁すつもりでしたが、予算は1万円ほどオーバーしたものの、満足度は遥かに高い結果となりました。
ぶっちゃけ、
と思うくらい、初期印象は良いです(メイン端末とするには足りない部分も多いですけど)。
ただ iPhone を使ってきているので、XPERIA Mini Pro に限らず Android 機では色々と満足できない部分も多いので XPERIA Mini Pro もサブデバイスになりますが、国内で売られている普通の Android 機を購入してもここまで気に入ることはなかったかもしれません。
良い商品というのは“欠点が色々あっても、それを上回る魅力”がある物だと思っていますし、XPERIA Mini Pro もそうであり、本当に良い商品だと思います。
携帯の個人輸入に関しては推奨できかねる部分がありますから、人に勧めることはできませんが、つくづく、日本で売らないのが不思議であり、残念です。最初の電源入れた時から全部日本語化されているのですから…
【追記1】
XPERIA Mini / Mini Pro の内容詳細に関しては、ググればたくさん情報が出てきますので、ここでは割愛致します。申し訳ありません。
【追記2】
本体とは別に注文してあった、別売りバッテリーなどのアクセサリーキットが到着しました。
XPERIA Mini / Mini Pro はサイズの関係上どうしてもバッテリーは小容量になるので、バッテリーの保ちは心配になります(バッテリーを節約するための工夫、アプリは幾つもあって使っていますが)。
なので、本体注文とともに予備バッテリーも買おうと思ったのですが、GOKI という香港で各種携帯・スマートフォンアクセサリーキットを出しているメーカーのものが、非常にリーズナブルな価格で出ていたので即購入しました。
・互換バッテリー
・バッテリー充電器
・USBーmicro USB リールケーブル
・ポーチ
がセットになっています。予備バッテリーを使い始めると、単独でバッテリーを充電できる充電器が何気に便利だったりします。
私の場合、micro USB のケーブルは気が付けば5〜6本あって、リールケーブルも3本目という状況ですので、micro USB リールケーブルは特に嬉しくないのですが、あると嬉しい人もいるでしょう。
で、お値段は 1,300円+送料 500円。新製品発売直後ということもあって、互換バッテリーだけでも似たような値段が多い、下手するともっと高い状況ですので、これだけセットになってこの価格なら十分納得できる値段で、これまた良い買い物をした気分です :-)
このアクセサリーキットは「電脳中心買物隊 in 香港」で購入しました。今は品切れになってしまったようですね。
■ 電脳中心買物隊 in 香港/SonyEricsson Xperia mini pro/mini用バッテリ&USB充電台お得セット
【追記3】
1ヶ月経っての感想レビュー記事を掲載しました。
■ XPERIA mini pro (SK17i) と1ヶ月 − オモチャのつもりがすっかり愛機に…
2年縛られてまで欲しい Android 機がないなぁ…
と。
同時に、現状では「ガラケー機能はガラケーのままで良いんじゃね?」という思いを乗り越えられませんでした。なにせ面倒くさがりの私にとっては「おサイフケータイの移行が面倒すぎ〜」だったりしますしね。
そんなわけで、「まだしばらく iPhone +ガラケーで安定で良いかな」と考えつつも、それではやはり物足りないこともあり(主に物欲の面で :-)
「初代 XPERIA の中古が1万円台前半でゴロゴロしてるから、それを買って b-mobile イオン SIM で 980円運用しながらカスタムファーム入れて色々遊ぶか〜」
と思っていました。別に XPERIA へのこだわりはないのですが、手頃な値段で手に入れて色々と(主にマニアックな方面で)遊べるという点から、適当な時に買おうと思っていたのです。
んが、しかし…
初代 XPERIA の中古を1万円台前半で買って遊ぼう
↓
同程度の価格で XPERIA X10 Mini か X10 Mini Pro が輸入できるなぁ(円高だし)
↓
iPhone モドキより特徴ある機種の方が買う気になるから、それだな
↓
おっ、ちょうど後継機が発売されたところか。でも高…くない!
↓
+1万で買えて、ずっと実用的に使えそうだから新型 Mini Pro にしよう
↓
同程度の価格で XPERIA X10 Mini か X10 Mini Pro が輸入できるなぁ(円高だし)
↓
iPhone モドキより特徴ある機種の方が買う気になるから、それだな
↓
おっ、ちょうど後継機が発売されたところか。でも高…くない!
↓
+1万で買えて、ずっと実用的に使えそうだから新型 Mini Pro にしよう
となって、XPERIA Mini Pro を購入した次第。
旧 X10 Mini / Mini Pro は少々驚けるくらい小ぶりで魅力的なのですが、液晶解像度が 320x240 pixels という解像度で(IDEOS と同じ)利用できるアプリに制約があったり、利用できるメモリも極めて少なく、またメニューその他は日本語化はされていません(日本語は扱えます)。
そういうものをチマチマと環境構築するのも Android の醍醐味なのですが、やはり+1万円で現行 Android 機と遜色ない性能のものを手に入れられるのは魅力的でした :-)
前述のとおり、新しい XPERIA Mini / Mini Pro は最初から日本語化されていて、国内モデルの XPERIA でも標準搭載されている日本語入力システム POBox Touch が最初から内蔵されていて、紙のマニュアルやサポート面を除けば、まるで国内モデルを使ってる感覚です。
■ Xperia™ mini | Android™ powered smartphone - Sony Ericsson
■ Xperia™ mini pro | Android keyboard smartphone - Sony Ericsson
ただ、「ハードウェア・キーボード付きの Mini Pro にするか、キーボードなしの Mini にするか」は、かなり迷いました。価格差が千円程度でしたし、サイズ的にも大差ない。
新型 MIni / Mini Pro 発売を知って、購入決定までは 15分もかからなかったと思いますが、Mini Pro にするか Mini にするかは、購入確定ボタンを押す瞬間まで1時間以上悩みましたね(^_^;)
結局、ハードウェア・キーボード付きの Mini Pro に比べてキーボードなしの Mini は、重さは4分の3(136→99g)と断然軽いが、厚みは 2mm しか違わないことと、
ハードウェア・キーボードは殆ど使うことはないだろうけど
iPhone とできる限り差別化できるものを買いたかった
iPhone とできる限り差別化できるものを買いたかった
こともあって、ハードウェア・キーボード付きの Mini Pro の方を購入しました。ちなみに 136g という重さは、ほぼ iPhone 4 や XPERIA acro と同じです。
そんな過程を経て、香港のショップ(お馴染み 1ShopMobile)で購入、個人輸入しました。値段は $299、送料が $25。合わせて $324 ですが、ちょうど 1$ 76円台に一瞬足を突っ込んだ日(8/3)の夜に「円高だし、なんか輸入しとくか…」と考えての購入したので、送料込みで2万5千円弱でした。
そんな先週水曜日深夜に注文し、EMS で日曜日に到着。香港からだったので、早かったですね。土曜関空着でしたが、日曜に税関も通過でき、その日に自宅に到着しました。
ちなみに税関は一発通過、今回は消費税は取られませんでした。ネットを見てると税関で差し戻しされて時間がかかっていたり、消費税を取られている人が多かったようですが、私はラッキーだったようです。
型番は SK17i で中国語キーボード仕様、色はホワイトにしましたので(これもちょっと悩んだ)ピンクのスペアカバーと液晶保護フィルムが付いていました。
Mini Pro はハードウェアキーボード付きであり、香港販売のものですからキーボードが中国語キーボードとなっています。中国語キーボードは今回初体験ですが、全く気にならないですね。
中央上の6文字分のキーだけ、キートップに中国語用の印がありますが、完全スルーですね。日本語キーボードの「かな」に比べれば、可愛いもんです :-)
反面、フォントがいわゆる中華フォント(CJK 共用フォント)のために、文字によっては日本語の文字とは若干異なるため、それなりに違和感があります。気にならないという人もいますが、漢字が普通に読み書きできる日本人なら気になるでしょう。
それゆえ、いずれ root を取ってフォントをきちんとした日本語フォントに差し替える予定です。記事執筆時点では、ブートローダー・アンロック→ /System 書き換えで root を取ることはできるようです。
(iPhone 4 と XPERIA Mini Pro)
さて、前モデルの XPERIA X10 Mini / Mini Pro は Premini を思わせるほど小さかったのですが、新しい XPERIA Mini / MIni Pro は画面サイズが 2.5インチ→3インチと拡大された関係上、驚くような小ささはありません。
また、サイズが小さい反面、厚みはかなりあり、iPhone 4 の倍近い厚みがあります。
XPERIA Mini | 88.0×52.0×16.0 mm | 99g |
XPERIA Mini Pro | 92.0×53.0×18.0mm | 136g |
iPhone 4 | 115.2×58.6×9.3mm | 137g |
XPERIA acro | 127.0×63.0×11.8〜12.3mm | 135g |
昨今氾濫しまくりの“板状のスマートフォン”とは見た目、持った感じもかなり異なり、
スマートフォンというより折り畳み式ガラケーっぽい感触
と言っていいでしょう。その点からしても iPhone モドキのスマートフォンではないので、自分的には満足感が大きいです。
何かと薄さ重視の私としては、分厚い点が大きくマイナスになると思ったのですが、
これだけ小さいと、むしろ厚みがあった方が持ちやすい
と感じました。まぁ普通の板状スマートフォンとは入れる場所も少し変わってきますが(例えばジーンズの尻ポケットに入れるには相応しくない形状)、これはこれで悪くない、厚みがあってもマイナスではないと感じました。
スマートフォンの場合、画面サイズは大きい方が良いのは間違いないのですが、男性としては手が小さい方の私としては最近大きすぎると感じるスマートフォンも少なくないので、この小ささは余計に好感が持てます。
まだ数日しか触っていませんが、なんというか
手の中にすっぽり収まる安心感・手に馴染む感じ
が素晴らしくて、正直なところオモチャとして買ったのに本気で愛用しそうです。
というか、手が小さめな女性向けとしてもピッタリなのに、なぜ日本で売らないんだ…と、手元に来てから余計に思いますね。
(iPhone4 の倍近い厚みはあるけど、持った感じは悪くない)
さて、良いことばかり書いてきましたが、実際にはネガティブな面は出そうといえばいくらでも出ます。例えば
- コンパクトなのは良いけど、この画面サイズはスマートフォンでは実用ギリギリレベル
- 画面解像度も 480x320 pixels は Android の基準解像度だけど、今となっては荒く感じて、やっぱりギリギリレベル
- ハードウェア・キーボードは予想していたけれど、このサイズだと大して打ちやすくなくてフリック入力と入力速度は大差ない。また、スライドした上部パーツとの間隔がなさすぎて、最上段のキーが打ちにくい
- 3つのボタンのうち、ホームボタンだけ下端にズレていて、おまけに固めのハードウェアボタンなので押しづらい、使いづらい
- 持った時に、指がカメラレンズにちょうど引っ掛かりやすい
- micro USB 端子の蓋が取りにくい。というか邪魔。というか、使っているうちに取れちゃいそう
- 廉価機とは言え、端々に安物感全開(もうちょっと…と思う部分がある)
- バッテリーが小さいので、電力軽減のための運用は色々と工夫する必要がある
- 日本語化されてるけれど、フォントは日本のフォントじゃないので違和感がある
- 【追記】ATOK とハードウェア・キーボードの相性が悪くて、ATOK が使いづらい
…挙げていけば、ホント色々あります。
でも、所詮2万5千円買い切りの廉価機ですし
この価格・サイズなのに、結構やるじゃん!
と思っています。コストパフォーマンスはかなり良いです。
(コネクタ剥き出しを防ぐためでしょうが…嫌ですねぇ)
Android 機にありがちなメモリの少なさ、RAM 512MB(ビデオメモリ共有)、内蔵ストレージ 320MB という仕様も XPERIA arc / acro と同じと思えば、価格を考えると納得以上。メモリは少ないけど使えないわけでもないし、おサイフケータイがない分だけメモリ周りは楽かもしれません。
処理速度的にも XPERIA arc / acro と同じ世代ですから、現行機種としては並レベルであり、arc / acro の価格を思えば、十分リーズナブルです。
おサイフケータイ機能やカメラ周り、液晶サイズ・解像度などは違うものの、この夏の大ヒット・スマートフォンである XPERIA acro と基本部分は同等レベルでコンパクトなスマートフォンがこの価格というのは、満足度が高いですね。
…まぁ、使えば使うほど画面解像度だけはもう一声欲しいと感じますが、480x320 pixels ですから殆どのアプリは使用できるのは満足しています。前モデル XPERIA X10 Mini / Mini Pro や IDEOS のような 320x240 pixels 機では、使えるアプリにも制約がありますからね。
(キーボードを出した時の背面のプラスチックむき出し感は… ^^;)
というわけで、国内 Android スマートフォンで買いたいものがなくて、つい買ってしまった XPERIA Mini Pro。最初の印象は◎。「こりゃ、良い買い物をしたぜ」そういう気分です。
正直なところ、刷新と進化が激しい Android 機はまだ高い端末代や2年縛りで買う気になれないので、しばらくは中古を買ってお茶を濁すつもりでしたが、予算は1万円ほどオーバーしたものの、満足度は遥かに高い結果となりました。
ぶっちゃけ、
iPhone を使っていなければメイン端末として使ったかもなぁ
と思うくらい、初期印象は良いです(メイン端末とするには足りない部分も多いですけど)。
ただ iPhone を使ってきているので、XPERIA Mini Pro に限らず Android 機では色々と満足できない部分も多いので XPERIA Mini Pro もサブデバイスになりますが、国内で売られている普通の Android 機を購入してもここまで気に入ることはなかったかもしれません。
良い商品というのは“欠点が色々あっても、それを上回る魅力”がある物だと思っていますし、XPERIA Mini Pro もそうであり、本当に良い商品だと思います。
携帯の個人輸入に関しては推奨できかねる部分がありますから、人に勧めることはできませんが、つくづく、日本で売らないのが不思議であり、残念です。最初の電源入れた時から全部日本語化されているのですから…
【追記1】
XPERIA Mini / Mini Pro の内容詳細に関しては、ググればたくさん情報が出てきますので、ここでは割愛致します。申し訳ありません。
【追記2】
本体とは別に注文してあった、別売りバッテリーなどのアクセサリーキットが到着しました。
XPERIA Mini / Mini Pro はサイズの関係上どうしてもバッテリーは小容量になるので、バッテリーの保ちは心配になります(バッテリーを節約するための工夫、アプリは幾つもあって使っていますが)。
なので、本体注文とともに予備バッテリーも買おうと思ったのですが、GOKI という香港で各種携帯・スマートフォンアクセサリーキットを出しているメーカーのものが、非常にリーズナブルな価格で出ていたので即購入しました。
・互換バッテリー
・バッテリー充電器
・USBーmicro USB リールケーブル
・ポーチ
がセットになっています。予備バッテリーを使い始めると、単独でバッテリーを充電できる充電器が何気に便利だったりします。
私の場合、micro USB のケーブルは気が付けば5〜6本あって、リールケーブルも3本目という状況ですので、micro USB リールケーブルは特に嬉しくないのですが、あると嬉しい人もいるでしょう。
で、お値段は 1,300円+送料 500円。新製品発売直後ということもあって、互換バッテリーだけでも似たような値段が多い、下手するともっと高い状況ですので、これだけセットになってこの価格なら十分納得できる値段で、これまた良い買い物をした気分です :-)
このアクセサリーキットは「電脳中心買物隊 in 香港」で購入しました。今は品切れになってしまったようですね。
■ 電脳中心買物隊 in 香港/SonyEricsson Xperia mini pro/mini用バッテリ&USB充電台お得セット
【追記3】
1ヶ月経っての感想レビュー記事を掲載しました。
■ XPERIA mini pro (SK17i) と1ヶ月 − オモチャのつもりがすっかり愛機に…